外資系企業への転職時面接とは?よく聞かれる質問や面接対策について徹底解説!

外資系企業への転職時面接とは?よく聞かれる質問や面接対策について徹底解説!

目次
  1. はじめに
  2. 外資系企業の転職時面接の流れ
  3. 外資系企業の転職時面接で見られていること
  4. 外資系企業の転職時面接で落ちる人の特徴
  5. 外資系企業の転職時面接でよく聞かれる質問
  6. 外資系企業への転職時面接の対策方法
  7. おわりに

はじめに

転職活動を行っている方の中には、外資系企業への就職を目指している人も多いと思います。

外資系は給与が魅力的ですが、日系企業と比べてさまざまな点に違いがあるため注意が必要です。

そこで今回は外資系企業の面接の流れや、面接で見られていることについて解説します。

また、面接でよく聞かれる質問をピックアップし、それらへの答え方も紹介します。

ぜひ本記事を参考にし、万全の対策をしてから面接に臨むようにしてください。

外資系企業の転職時面接の流れ

まずは、外資系企業の転職時面接の流れと、そのポイントを解説します。

外資系企業といっても、基本的な面接の流れは通常の企業とあまり変わりません。

主に自己紹介→転職理由や志望動機→現在までの実績→ビジョンや会社独自の質問→逆質問といった流れです。

この流れを頭に入れたうえで、次に何が聞かれるのかを考えながら話すことを考えられると良いでしょう。

では、各段階における注意点や気をつけるべきことを解説するので、参考にしてください。

①自己紹介

入室したら明るくハキハキとした態度で挨拶をし、促されたらお礼を言って着席しましょう。

人間は第一印象に大きく影響を受けるので、ここで良い印象を与えることが重要です。

その後自己紹介として、名前や志望動機、具体的なスキルを軽く話しておきます。

自分がどんな人間で、なぜその会社を志望したのかざっくり知ってもらうと、面接の見通しが立ちやすくなります。

ただし、後から面接官に深掘りされることを想定して、あまり話しすぎないようにしましょう。

②転職理由や志望動機

次に、転職理由や志望動機について詳しく聞かれることが多くあります。

転職理由として、「人間関係が悪かった」「給与・待遇が悪かった」などのネガティブな内容は避けましょう

現状に不満を言ってばかりで、改善努力をしようとしない人間だと思われてしまいます。

また志望動機においても、「楽しそうだから」など抽象的すぎるものにならないようにしましょう。

転職理由・志望動機どちらにおいても、今後のキャリアプランと整合性が取れるように話す必要があります。

③現在までの実績

多くの面接では、志望動機の後に現在までの実績を聞かれることになります。

ここでは前職での実績や、取得している資格、その他業務に活かせる経験などをアピールしましょう。

数値としてわかりやすいものが望ましいですが、決して目を見張るような実績の必要はありません。

面接官が注目するのは、実績を持っていることではなく、自社で活躍してくれることだからです。

そのため結果だけでなく、その結果を獲得するための過程や努力もアピールしましょう。

④将来のビジョンや会社独自の質問

実績を話した後は、将来のキャリアビジョンや、応募先企業で成し遂げたいことを聞かれます。

独りよがりな目標ではマイナス評価になってしまう可能性が高いので、自分と企業がWin-Winな関係だと感じてもらえるような内容にしなくてはいけません。

これは、自分が企業に利益をもたらせる人材であることのアピールとも言えます。

採用担当者に好印象を与えるには、入念な企業分析が必要になると言えるでしょう。

また、企業の理念やミッションに基づいた独自の質問をされることもあるので、やはり企業研究は欠かせません。

⑤逆質問

面接では、「最後、何か聞いておきたいことはありますか」と逆質問をされるのが一般的です。

このときに「特にありません」と答えると、志望度が低いと思われてしまうのでNGです。

逆質問はもはや面接の定番となっているので、事前に質問を考えておきましょう。

ただし、ホームページや説明会でわかりそうなことを聞いてしまうと、「企業研究が足りない」と思われるので避けた方が無難です。

ネタが思いつかない場合、「これまで一番やりがいを感じた仕事は何ですか?」など、面接官に対する質問をしても良いでしょう。

外資系企業の転職時面接で見られていること

次に、外資系企業の転職時面接で見られていることとして、代表的なものを5つ紹介します。

外資系企業は、日系企業と比べて社風に特徴があることが多く、評価されるポイントも独特です。

特に多様性のある職場の中で、自立して積極的に協力できる人材が評価されやすくなります。

もちろんこれらの項目において、何を重点的に評価するかは企業によってそれぞれ異なります。

企業のホームページや説明会などを活用して、企業がどんな人材を求めているのかチェックしましょう。

積極性

外資系企業の面接の際、まずチェックされるのは積極性です。

自分で何をやらなければいけないかを考えて、主体的に行動できるかどうかが問われています。

これは、外資系企業の多くが「ジョブ型雇用」を導入していることが大きな要因でしょう。

ジョブ型雇用は、入社してから業務を割り当てるのではなく、あらかじめ行う仕事が決まったうえで入社するのが特徴です。

仕事が決まっているので不要な仕事をしなくても良い反面、期待されている結果を残さないと居づらくなってしまうというデメリットがあります。

このため、自分の役割を認識し、結果を残そうと積極的に行動ができるかが強く見られます。

前職や学生時代に、自分から主体的に働きかけて行動を起こした経験がある人はそれをアピールしましょう。

コミュニケーション能力

外資系企業で次に重視されることとして、コミュニケーション能力が挙げられます。

これは、外資系企業では人種・国籍・宗教などが異なる人たちと協力して働く必要があるからです。

外資系企業はさまざまな国で人材を採用しているので、多様なバックグラウンドのある社員が集まります。

そのため、異なる背景を持つ人の考え方を理解して、受け入れることが求められます。

またプロジェクト単位で人員を集めるため、部署異動などの入れ替わりも多くなるでしょう。

さらに、社内公用語が英語やそれ以外の言語のことも多く、最低限の語学力も欠かせません

このように、ソフト面でのコミュニケーション力を発揮した経験があれば積極的にアピールすることをおすすめします。

リーダーシップ能力

リーダーシップ能力も、外資系企業の面接で重視されるポイントのひとつでしょう。

これは、役職についていなくてもチームを引っ張っていこうという積極的な姿勢のことです。

外資系企業では、才能のある人ほど難しい業務や役職に抜擢されることが多いとされています。

そのため、リーダーシップがある人は入社後に活躍できる可能性が高いと言われています。

また、部署全体を管理するだけでなく、部下に進むべき方向性を示すコーチングのスキルも重要です。

もし自分にリーダーの素質がある場合、それを裏付けるエピソードとともにアピールするようにしましょう。

前職で難しいことにチャレンジした経験があるなら、それをエピソード込みで話すことをおすすめします。

協調性

リーダーの素質だけでなく、協調性もチェックされています。

ここでの協調性とは、会社としての目標を達成するためにチームワークを発揮できるかを指します。

協調性と言われると、周囲の意見に同調して、穏便にプロジェクトを進行させる能力と考えがちです。

しかしそれは慣れ合いのもととなり、業績アップや目標の達成にはつながらない可能性があります。

企業の求める協調性とは、自分の業務上の責任を認識して、組織をより良くするために協力できることです。

そのためには、多少波風が立っても積極的な議論をいとわない姿勢が求められるでしょう。

なお、協調性を武器にするには、組織をあるべき方向に変えていける能力を持っていることをアピールする必要があります。

セルフマネジメントスキル

外資系企業においては、セルフマネジメントスキルがあるかどうかも重要なポイントになります。

特に実力主義の傾向が強い外資系企業において、セルフマネジメントスキルがないというのは致命的なデメリットです。

ひと口にセルフマネジメントスキルといっても、それにはさまざま要素が含まれます。

たとえば、時間通りに出勤する、会議に時間通り出席するなどの時間管理が挙げられます。

また、期日までに業務を完了させるため、必要なタスクを整理して遂行するスケジュール管理能力も必要です。

さらに、重要な場面で高いパフォーマンスを発揮する集中力、結果を継続して出し続けるモチベーション管理も重要でしょう。

外資系企業では結果を残すことが何よりも重要なので、日々の自己研鑽が欠かせません。

外資系企業の転職時面接で落ちる人の特徴

次に、外資系企業の面接時に落ちる人の代表的な特徴をご紹介します。

以下の特徴にあてはまる人は、企業にとって魅力的な人材に映らない可能性があるでしょう。

そうなると、たとえ必要なスキルや能力を備えていたとしても、内定獲得は難しくなってしまいます。

外資系企業は実力主義と言われていますが、だからこそ自分の意思や価値観を言葉にすることが大事です。

面接に臨む際にはこれらの特徴にあてはまっていないか、客観的に自分のことを分析してみましょう。

自分の価値観を伝えられない

まず、自分の価値観を伝えられない人は、面接で落とされる可能性が高いでしょう。

企業は応募者の能力やスキルにも注目しますが、価値観も大きな評価基準にしています。

同じ能力を持っていても、会社のビジョンに共感する、社風に合った人を採用したいと考えているためです。

応募者がどのような個性や価値観を持っているか以前に、それを伝えられなければ評価すること自体ができません。

特に外資系企業は個人を大事にしているので、個人に関する情報が乏しいと内定獲得は難しいでしょう。

また、海外の文化を汲んでいる外資系企業は、そもそも意見を伝えられない人には厳しいのかもしれません。

自己分析をしたうえで自分の価値観を言葉にして伝えられるよう、事前に練習しておきましょう。

入社意思が弱い

入社意思が弱く、面接で熱意が感じられない人も、外資系企業の面接では落とされるでしょう。

会社に対する思い入れや熱意が弱いと、入社しても「すぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまうからです。

企業としては、コストをかけて採用した人材には、長期的に活躍してくれることを期待しています。

そのため、会社のビジョンに共感していて、入社意思の強い人を採用したいと考えているのです。

まず重要になってくることは、自分の入社意思がどれくらい強いかをきちんと確認することでしょう。

そして、その熱意を言葉にして、面接官にわかるよう、端的に伝える必要があります。

自分が会社の魅力を感じていること、入社して成し遂げたいことを語ることがポイントです。

外資系企業の転職時面接でよく聞かれる質問

次に、外資系企業の転職時面接でよく聞かれる質問を6つピックアップし、そのポイントについて紹介します。

これらの質問に関しては、その場で考えるのではなく、事前に答えを用意した状態で望みましょう。

事前に回答を用意しておくことで、面接の受け答え以外の部分に集中できるようになります。

特に意識したいのは、面接官とのアイコンタクトや面接中の所作などです。

模擬面接を繰り返し、相手の目を見て答えられるようにしておきましょう。

自己PRをしてください

まず、自己PRは必須の項目と考えましょう。

違った聞かれ方をすることもありますが、応募者のアピールポイントを知りたいという企業の意図は変わりません。

自分の強みを発揮した経験や、最も努力した経験などをもとに自分の特徴をアピールしましょう。

このときに、面接官の気持ちを掴めるかどうかは重要なポイントです。

志望する企業ではどんな人が評価されやすいのかを事前に調べておき、それに応じた自己PRを作成しておくと良いでしょう。

弊社を志望している理由を教えてください

志望理由も面接で聞かれる定番の質問となっています。

当然かもしれませんが、「事業内容が魅力的だったから」「ビジョンに共感したから」など、ありきたりな回答はしないようにしましょう。

事前に入念な企業研究を行い、その企業にしかない特徴と自分とのマッチングの高さをアピールします。

いかに独自性があり、なおかつ共感できる理由になっているかが重要です。

また、自分がその企業でどのように活躍できるかについてもアピールしておきましょう。

あなたの長所を教えてください

応募者が自分自身の長所をきちんと認識できているのかも、企業にとってのチェックポイントです。

自分という商品の最大のアピールポイントを売り込むことになるので、事前に回答を作っておくことをおすすめします。

この際には、あなたの長所と、根拠としてその長所が発揮された経験や実績をセットで話すことが重要です。

その長所が企業の雰囲気や特徴とマッチするものであれば、より高い評価を得られます。

ただし、すでに履歴書に書いてあるケースも多いので、この場合は文章では伝えきれなかった内容を述べるようにしてください。

どんな人とは働きたくないですか

この質問に対して、単に嫌いな人のタイプを答えてしまっては内定を得るのは難しいでしょう。

企業はこの質問を通じて、あなたが苦手な人とどのように関わるのかというコミュニケーション能力を見ています。

苦手な人とは、プライベートなら距離を取れるかもしれませんが、ビジネス上の関係ではそうもいきません。

このため、苦手な人ともし働くとなったらどう接していくかについても考えておくようにしましょう。

業務上の目標を達成するため、信頼関係を構築していけるかどうかがポイントになります。

争いごとの仲介をした経験を教えてください。

争いごとを解決する仲介の経験があるかどうか聞かれることも少なくありません。

もし社内で揉めごとが起こったとしたら、具体的にどのように対処していくかを見るためにこのような質問がなされると考えられます。

新しいことを生み出すプロセスでは、意見の食い違いや対立が起こるのはごく自然なことです。

解決のためには、揉めごとの当事者はもちろん、周りの人も積極的に動く必要があるでしょう。

個人の意見や考えが重視される外資系企業において、仲介ができる人材は貴重だと考えられているので、トラブルを解決したエピソードがあればぜひアピールしてください。

未経験をどう補いますか?

応募した職種や業種が未経験であった場合、「未経験をどう補いますか?」という質問はほぼ間違いなく聞かれるでしょう。

未経験分野のハンデをどのように埋めていくのか、その熱意を見られていると考えましょう。

そもそも、転職での採用は新卒採用と違い、即戦力となる人材を獲得することがほとんどです。

企業にとって、未経験の人材を採用するメリットはほとんどありません。

そのことを認識して、1日でも早く会社に貢献できるよう、努力する姿勢を示しましょう

外資系企業への転職時面接の対策方法

質問対策も重要ですが、これはそもそも自分に合った企業を選んでいることが前提となります。

自分に合わない企業に入っても苦労するだけであり、場合によっては早期離職につながるおそれがあります。

一方、自分が働きやすい企業なら、多少大変なことがあっても勤め続けることができるでしょう。

最後に、外資系企業への転職時面接の対策方法を2つ紹介します。

以下の内容をチェックして、志望する企業の面接に臨むようにしてください。

自己分析を行う

基本的なことですが、面接の前にまずは自己分析を行いましょう。

自己分析を通じて、自分はどのような企業に合っているのかを知っておく必要があるからです。

新卒よりも即戦力が求められる転職面接では、いかに自分という人材を客観視できているかが重要になります。

いくら面接の受け答えの練習をしても、自分に合っていない企業を受けていては意味がありません。

自分の個性や強みをきちんと認識して、評価されやすい企業を選びましょう。

また、現職を続けながら転職活動をする場合、現職と両立させながら準備を行わなくてはならず、自己分析が甘くなりがちです。

準備不足で面接に臨んでしまうと、高い確率で落とされることになり、貴重な時間が無駄になってしまいます。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、自己分析は必ず済ましておくようにしましょう。

転職エージェントに相談する

自分一人で転職活動を進めることが不安な場合、転職エージェントを利用することを検討してみてください。

プロのエージェントだからこそ知っている選考対策や、非公開の企業情報を知ることができるからです。

時期によってやることがある程度わかる新卒の就活に比べ、転職活動のスケジュールは不確定な部分が多くなっています。

また、転職活動に関する選考や企業について知ろうとしても、膨大な情報をすべてチェックするのは大変です。

特に外資系企業への転職は難易度が高く、初めての転職活動となればわからないことばかりでしょう。

そのため、これまで多くの方を支援してきた転職エージェントに相談するのが有効と言えるのです。

模擬面接や履歴書の添削などのサポートを受けることができるので、「万全の状態で面接に臨みたい」と考えている方はぜひ一度利用してみてください。

おわりに

今回は、外資系企業での転職時面接で重要なポイントや、よく聞かれる質問について解説しました。

外資系企業は個人を重んじるので、積極性やコミュニケーション力、リーダーシップなどが特に重要視されています。

このため、面接では自分の価値観を言葉にして伝え、入社意思を強く示す必要があるのです。

また、面接でよく聞かれる質問については、あらかじめ回答を考えておき、本番では落ち着いて話すことを心がけましょう。

不安な人はエージェントを活用し、適時相談しながら転職活動を進めるようにしてください。

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