【営業職の見極め方】自分に合った営業って何だろう?営業職を見極めるための軸と方法

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はじめに

営業職は、好みがわかれやすい職種のひとつです。

人と接することが好きで、成果を上げるための競争が燃えるという方もいれば、ノルマがあるのが苦手な方や避けたい人もいます。

「新卒は営業からのスタートだから、自分にできるか不安」という方も多いのではないでしょうか。

一方で、「営業をやりたいけれど、将来性のある営業職を選びたい」と悩んでいる方もいるはずです。

この記事では、営業職選びに必要な自分に合った職種を見極めるための軸と企業を見極めるための軸、見極める方法をご紹介していきます。

【営業職の見極め方】営業職にもいろいろある!

営業職というと、1人でバンバン駆け回って交渉して成果を上げてと達成感がありそう、と思う方もいれば、ノルマが課せられて、部署で成績を競い合うなど大変そうと思っている方もいるはずです。

「営業=きつい」とイメージして、敬遠している方もいるでしょう。

ですが、営業といっても働き方はさまざまで、最初に少しでも経験しておくことで、その後の仕事の奥行きが広がるケースも少なくありません。

職種が理解できていないと、志望する企業も選べませんので、営業職について、以降で理解を深めていきましょう。

【営業職の見極め方】職種を見極めるための軸

職種を見極めるための軸を得るためには、まず、職種の理解とともに、自分を理解することが大切になります。

職種が決まってくれば、見るべき企業も決まってくるので、まずは職種を見るときの軸を抑えましょう。

営業職を見極める軸は、大きく3つあります。

・toBかtoCか ・新規開拓かルート営業か ・有形商材か無形商材か です。

①「toB」法人・事業者向けか、「toC」一般顧客・消費者向けか
②新規に顧客を得ていく必要があるのか、既存ユーザーをメインに対応していくのか
③目に見え触れる形のある商品なのか、形のないサービスや、保険商品のような目に見えない無形商材なのか

どの様態が合っているかを見極めるために、自己理解をしなくてはなりません。

より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【営業職の見極め方】企業を見極めるための軸

ひとつは「私生活を大事にしたい」のかで、もうひとつは「スキルをつけて成長したい」のかです。

ワークアンドライフバランスが重要とか、働き方改革が推進されていますが、実際にはこの2つを両立することは難しいのが現状です。

そのため、自分に合った企業を見極めるためには、自分はどちら派なのか、ある程度決めておく必要があります。

私生活を大事にしたい人が見るべきポイント

では、企業を見極めるための軸として、私生活を大事にしたい人が見るべきポイントはどんな点でしょうか。

それは、大きくわけて「福利厚生が充実しているか」と「安定して給与が支払われるか」の2点です。

福利厚生が充実しているか

企業を見極めるための軸として、私生活を大事にしたい人にとって、「福利厚生が充実しているか」は重要なポイントです。

働きやすい環境が整っているか、給与以外にプラスαの待遇が用意されているかは、働くことばかりに価値を見出せない私生活重視派には、その企業で仕事を続けていくうえで外せない要素です。

見境なく営業職にエントリーする人にありがちなのが、激務がつらくて早期離職し、転職せざるを得なくなることです。

エントリーする前に、企業の福利厚生への取り組みや、実際の残業時間を調べてみましょう。

安定して給与が支払われるか

営業職は、成績に応じて収入がアップするなど高給を狙えるといわれています。

もっとも、成果を上げ続けるには、業務時間外にも顧客をフォローしたり、顧客の都合に合わせて土日や夜間も問わず商談に出向いたりするなど、労働時間が私生活にまで及ぶことも少なくありません。

結果として、時給換算すると、1000円ほどしかないケースもあります。

とくに新規開拓がメインの場合、成果のために時間が必要になり、私生活がないがしろになってしまうおそれもあるので、ルート営業を選択するなど営業職種の選び方が重要になります。

決められた月給で営業ができる、基本給や保証給があるなど、給与体系もよく確認しておきましょう。

成長したい人が見るべきポイント

企業を見極めるための軸として、成長したい人が見るべきポイントはどんな点でしょうか。

それは、大きくわけて「どんなキャリアを歩めるか」と「どんなスキルを身に着けたいか」の2点です。

どんなキャリアを歩めるか

仕事で成長したい人にとっては、キャリア形成も重要な目的です。

営業職からスタートしてのキャリア形成といっても、営業のトップになって部下や営業所を束ねるといったキャリアのほか、営業で得たスキルを活かして、他の職種で成果を上げるという方法も考えられます。

自分が目指したいキャリアを明確にしたうえで、興味をもつ企業に、実際にそういうキャリアが歩めそうな環境かや、自分がイメージするキャリアを開拓した人がいるかをリサーチしておきましょう。

どんなスキルを身に着けたいか

営業職として活躍、成長する中で、どんなスキルを身に着けたいかを明確にしましょう。

営業職として磨けるスキルとしては、コミュニケーション力や提案力、プレゼン力や交渉力、話術や話法、クロージング力などが挙げられます。 こうした営業職全般に必要なスキル以外に、身に着けたいものはありませんか。

たとえば、顧客に寄り添ってサポートする力をつけたいなら、ルート営業や無形商材のカスタマーサクセス実現がオススメです。

さまざまな顧客と関わって経験を蓄積したいなら新規開拓など、身に着けたいスキルによって、ふさわしい営業のスタイルも変わってきます。

【営業職の見極め方】営業職を見極めるための方法

営業職を見極めるための方法は、ここまでに説明してきた「福利厚生が充実しているか」、「安定して給与が支払われるか」、「どんなキャリアを歩めるか」、「どんなスキルを身に着けたいか」を見極めるための方法です。

どのようなことから、見極めが可能なのかをご紹介します。

企業説明会に参加する

企業説明会では、企業の取り組みや大事にしている文化、キャリアパスを知ることができます。

実際に実現できているかは別として、企業として目指している方向が自分の価値観とマッチしているかを確かめる機会として最適です。

興味をもつ業界を絞ったら、営業職を募集している企業や、希望職種を任されるためには営業職からスタートする企業の説明会に、積極的に参加していきましょう。

先輩社員が自分の入社後の活躍ぶりや働き方、職場環境などについて説明してくれる機会もあるので、私生活重視派も成長派にも、見極め基準が得られます。

なお、そもそも業界も絞れていない方は、次の記事でイメージを形成してください。

OBOG訪問をする・座談会に参加する

OBOG訪問や座談会では、企業のHPや会社説明会で感じた疑問を先輩社員に直接ぶつけて、実態を確認することが可能です。

企業説明会は良い面ばかりを強調したり、企業があるべき姿や理想論を展開したりしているケースもあるので、説明会の内容が本当かどうか確かめるのも、入社後のミスマッチを防ぐためにも効果的です。

座談会を実施していない企業の場合は仕方ありませんが、座談会があるなら、第一志望か否かを問わず、積極的に参加して本当のところを探りましょう。

参加して積極的に質問をすることで熱意が伝わり、企業側にいい印象を与えられる可能性もあります。

座談会が用意されていない場合は、自らアポイントを取るOBOG訪問にもチャレンジして情報を得ましょう。

OBOG訪問って何?という方は以下の記事をご確認ください。

企業のクチコミを見る

座談会に参加したり、OB、OGを探したり、アポイントが取れた人がいても、自分が目指す職種の人とは異なる場合、見極めの軸となる情報が得られない可能性があります。

この場合には、自分が目指す職種の社員さんがどんな働き方をしているのか、ネットのクチコミサイトで確認するのもひとつの方法です。

顧客や取引先といった企業の取引相手からの評価だけでなく、現役の社員や転職した元社員のクチコミが掲載されているサイトもあるので、検索してみましょう。

まとめ

自分に合った営業職が何かを見極めるために、職種を見極めるための軸、企業を見極めるための軸、営業職を見極めるための方法をご紹介してきました。

スムーズに見極める前提として職種理解と自分理解が大切です。

自分への理解が足りない人は、そもそも向いている営業職を選べません。

そのため、この記事の内容を実践する前に、まず自己分析を行いましょう。

自分が何を大切にしたいのかきちんと見定めることが、自分に合った営業職を見つけることにつながります。

自己分析の方法については、以下の記事が参考になるでしょう。

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