【業界研究のやり方】これから始める就活生のための業界研究決定版

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はじめに

「就職活動では業界研究が重要だ」ということを就活対策本で目にしたり、就職セミナーで聞いたことがあったりするという学生も多いでしょう。

たしかに、興味のある業界について深く知るために業界研究が大切であるということは、何となくは理解することができるでしょう。

しかし、実際に業界研究をやろうとしても「何から手をつけたらよいのかわからない」という学生も多いでしょうし、「そもそも業界研究って何?」という学生も少なからずいるはずです。

そんな学生のために、ここでは就活で失敗しないための業界研究のやり方や目的などについて、詳しく紹介しています。

この記事を参考に事前の準備や対策をしっかりと行い、悔いのない就職活動にしましょう。

【業界研究のやり方】業界研究の目的

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業界研究とは、その業界独特の特徴やビジネスモデル、働き方などに関して、さまざまな媒体から情報を集めて、理解する作業のことです。

就職先を世間的なイメージや知名度、給与水準などで安易に決めてしまうことも多いですが、正しい方法で業界研究を行うことで、業界研究の質を格段にアップさせることができます。

また、質の高い業界研究を行うことは、魅力的な志望動機を作成する際にも非常に役立つので、結果的には内定への近道にもなります。

業界研究で一番大切なこと

業界研究が大切だからといって、業界研究から就職活動をスタートさせるのはNGです。

というのも、研究しようとする対象というのは、基本的に自分が興味をもっている業界のみになるので、必然的に進路の幅を狭めてしまうことになってしまうからです。

正しいステップとしては、業界研究の前に自己分析を行い、自分の長所や特性などを理解して、「この長所や特性を最大限に活かせる業界はどこか」という基準で業界を絞り込むことです。

業界研究で一番大切なことは自分の進路を限定することではなく、自分に合った進路を選ぶために広い視野をもつことなのです。

自己分析のやり方については、こちらのページで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

業界研究の3つの目的

業界研究を有益なものとするためには、何となく取り組むのではなくて、目的意識を明確にもって取り組むことがとても大切です。

ここでは、業界研究を行うことの主な目的である3つのポイントについて詳しく見ていきます。

社会のことを知る

業界研究を行う目的の1つ目は、業界の全体像を正しく理解することです。

1つ1つの企業という単位で見ると、そこにはさまざまな形のビジネスモデルが存在しますが、それを業界という単位で全体的に見ることで、その業界特有のビジネスモデルが理解しやすくなります。

また、他業界とのつながり関係性などもあわせて研究することで、その業界の置かれている立ち位置や社会全体における役割なども、明確に理解することが可能になります。

仕事のイメージ

業界ごとの働き方を具体的にイメージできるようにすることも、業界研究を行うことの重要な目的の1つです。

たとえば営業職というのは、どの業界にもある職種ですが、住宅メーカーに勤務する営業職と医薬品メーカーに勤務する営業職とでは、その仕事のやり方も求められる資質や能力もまったく異なります。

業界研究を通じて具体的な働き方を知ることができれば、自分に合っている仕事かどうかを正しく判断することができるようになりますし、活躍する姿も明確にイメージすることができるようになるでしょう。

会社のピックアップ

「世間的に知名度のある一流企業に入社したい」というのは、多くの学生に共通した意見でしょう。

しかし、そのような企業が自分に合っているのかといえば、決してそうとは限りません。

学生は自分の知っている企業の中から就職先を選ぶ傾向が強いですが、世の中には数多くの企業があり、その中には、未知の企業もたくさんあります。

そういった企業の中に、自分にぴったりの会社が隠れていることもあるのです。

幅広い選択肢の中から自分に合った企業を見つけることも、業界研究の目的です。

【業界研究のやり方】業界研究の2ステップ

業界研究はありとあらゆる業界について「広く深く」研究を行うのが理想ですが、時間や手間を考えると、現実的には無理です。

では、多種多様な業界の中から自分に合った業界を見つけるためには、どうすればよいのでしょうか。

そこでオススメなのが、2ステップの業界研究です。

最初のステップとして、できるだけ多くの業界について広く浅く研究を行い、第2のステップとして、その中から気になった業界をピックアップして深く研究するというやり方です。

ステップ①「広く浅く」

ステップ1の広く浅い業界研究では、さまざまな業界に関してビジネスモデルや働き方、将来性などの情報を多角的な手段で収集することで、それぞれの業界の全体像を把握することが目的となります。

情報収集には、次のようなものが利用できます。

新聞・ニュースアプリ

業界研究のための情報収集に、新聞やニュースアプリを利用してみましょう。

とくに経済専門紙やサイトなら、気になる業界の情報はもちろんのこと、その業界と関連性の高い業界についての情報も入手することができます。

一般紙の場合は特定の業界や企業に言及する記事はそれほど多くないかもしれませんが、社会全体の動向などについて、幅広い知見を養うことができます。

面接などでは一般社会問題などについて質問を受けることもあるので、そのようなときにも役立つでしょう。

業界地図・就活サイト

さまざまな業界を幅広く知りたいなら、就活サイトがオススメです。

業界の詳しい情報だけでなく、セミナーなどのイベント情報も知ることができます。

ちなみに、このサイトは営業職の業界研究に特化しているので、営業職の業界研究について詳しく知りたいなら、以下の記事をご覧ください。

より詳しい業界情報が知りたいなら、就活生の定番アイテムともいえる会社四季報の『業界地図』もオススメです。

業界ごとの動向や基本情報がわかりやすくまとめられていて便利です。

YouTube

最近はYouTubeにアップされている動画から、さまざまな業界の情報を入手している学生も多いようです。

視覚的な情報はインパクトが強く文字情報よりも理解しやすいので、上手に利用すれば、効率的に業界研究を進めることができるでしょう。

ただし、動画がすべて信用できるものであるという保証は、どこにもありません。

視聴者数稼ぎでデタラメな内容の動画もあるかもしれないので、信用できる情報源かどうかは、自分で判断しなければなりません。

ステップ②「狭く深く」

ステップ1で幅広く業界研究を行った結果、気になる業界が見つかったら、2番目のステップとして、その業界についてより深く徹底的に業界研究を行います。

業界の規模や魅力、詳しい仕事内容や平均年収、労働時間、さらには業界全体のトレンドや課題、将来性まで深堀することで「なぜこの業界でなければならないのか」という理由づけをしましょう。

インターンシップ

気になる業界の情報を自分自身で確かめたいと思うならば、インターンシップに参加するのもオススメです。

最近はインターンシップを実施する企業もかなり増えてきているので、情報サイトなどで検索すれば目当ての業界のインターンシップを見つけることができるでしょう。

インターンシップには、半年以上の期間で実施される長期インターンシップ、数日から一週間程度の期間で実施される短期インターンシップ、一日だけ実施される1dayインターンシップの3つの種類があります。

より深い企業研究を目的とするのであれば、長期、あるいは短期のインターンシップに参加しましょう。

長期、あるいは短期のインターンでは、実務体験ができるので、具体的な業務内容や職場の雰囲気などを、身をもって知ることができます。

会社説明会・OBOG訪問

就職活動の時期が近付くと、大学の就職課や就職情報サイトなどが主催する会社説明会や、業界セミナーが頻繁に開催されるようになります。

より深く業界について知りたいならば、こういったイベントを利用するのもいいでしょう。

企業の人事課の方に直接質問できる機会もあります。

また、OB訪問・OG訪問もぜひやっておくべきです。

会社説明会やセミナーは企業側の発信する情報となりますが、OB・OGからは、就活生の観点からの意見も聞くことができるのでとても有益です。

業界本

ステップ1で会社四季報の『業界地図』を紹介しましたが、これはさまざまな業界について幅広く扱っているものです。

すでに志望する業界が絞られているならば、その業界に特化した内容の書籍を読んでみましょう。

実際に業界で働いていた人の文章を読むことで、職種ごとの働き方や求められる人物像などが明確にイメージできるようになりますし、業界について長く研究してきた人の書いた文章を読むことで、業界全体の歴史や変化なども知ることができます。

【業界研究のやり方】業界研究をするときのポイント

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「業界研究のやり方がよくわからない」「実際にやってみたけれどどうしてもうまくできない」という学生のために、業界研究を行うときに、意識しておきたいポイントを紹介します。

このポイントを抑えて、業界研究を進めていきましょう。

「誰に」「何を」「どうやって」

業界の特徴を知るという意味では「誰に対して商売しているのか」「どんな商品を扱っているのか」「どのように販売しているのか」を整理することが、重要なポイントです。

たとえば繊維商社の業界であれば「アパレルメーカーに対して」「衣料品の原料となる化学繊維や天然繊維を」「海外から輸入して販売する」というのが代表的なビジネスモデルです。

このように整理することで、もし入社したときにどのような仕事をすることになるのかを簡単にイメージすることができるようになります。

自分なりの考えをもつ

ここでも紹介してきたように、業界に関する情報やネットや書籍、新聞、ニュースアプリなどでも簡単に入手することが可能です。

しかし、そこに書かれていることはあくまでも文章を書いた人や編集した人の意見であり、二次的な情報にすぎません。

つまり、その情報が絶対的に正しいという保証は、どこにもないわけです。

ですから、業界研究を行うときは入手したさまざまな情報をかみ砕いて、自分なりの意見に昇華させることが重要なポイントになります。

考えをアウトプットする

業界研究というと、たくさんの情報を集めるというインプットの作業が、その本質であると考える学生がほとんどでしょう。

しかし、その情報を最大限に活用するためには、アウトプットの作業も重要になってきます。

たとえば面接で志望動機を聞かれたときに「御社は業界の中でも○○な特徴があると考えているので、△△な仕事ができると考え志望しました」と回答することで、その企業や業界に対する研究がしっかりとできているという印象を与えることができます。

まとめ

ここまで、就職活動における業界研究の重要性について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

就職先の会社を世間の評判などで安易に決めてしまう学生も多いですが、就職してから「こんなはずではなかったのに」と後悔することがないように、正しい方法で業界研究を行うようにしましょう。

業界研究は、自分なりの就活の軸をしっかり定めてから行うことも、重要なポイントです。

自分のよさや特徴を理解せずに業界研究をはじめてしまうと、かえって進路の幅を狭めてしまうことになるので、自己分析はとても大切です。

自己分析と業界研究を並行して行うことで、新しい自分を発見できることもあるため、進路もより明確になってくるでしょう。

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