【合同説明会とは】合同説明会を最大限活かす3つのコツとおすすめ質問集

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 はじめ

就活の合同説明会は、毎年6月にスタートする複数社の会社説明会です。

略して「合説」などと呼ばれますが、どのようなイベントなのかあまりよく知らないまま、とりあえず参加してみようという学生も少なくないでしょう。

6月以降は年間を通して開催されますが、時期ごとに内容には違いが出てきます。

どの時期に参加し、どのように就活に活用するかは、もちろん事前に自分で考えて決めなければなりません。

ただなんとなく参加しても、企業が多すぎてうまく動けないことも多いからです。

中には先輩などから、「1日費やしたにもかかわらず、魅力的な企業に出会えなかった」「合説はほぼ意味がなかった」などという否定的な声を聞くこともあるでしょう。

でも当然、合同説明会には意味があり、参加するコツを知ることで最大限活かせるようになることは間違いありません。

【合同説明会】そもそも合同説明会って何?

まず、合同説明会について情報をまとめておきましょう。

会社説明会にもいろいろな形式があり、それぞれの特徴を知って自分が参加すべき説明会を決めることが大切です。

合同説明会は、さまざまな業種業界の企業が一つの会場に集まり、ブースを設けて概要を説明する形式です。

同じ会場でセミナーが開かれ、ESの書き方や面接対策なども教えてもらえるので、かなり内容が濃い就活イベントと言えます。

もちろん無料で入場制限もほぼないですし、途中から参加することもできます。

合同説明会とは

それでは、合同説明会は何のために開催されるものかを考えてみましょう。

合同説明会は、就活生が企業を「知る」ためのものです。

そして企業にとってのメリットは、就活生に自社を知ってもらうことになります。

事業内容や募集職種、社内制度などを詳しく紹介することで、自社に興味を持ってもらい、本選考にエントリーしてもらえれば理想的です。

同一業界の企業のセミナーなどもありますし、就職情報サイトが主催するイベントではさまざまな業種の企業が一堂に会することもあります。

初めて参加する学生は、参加企業の多さや参加者の多さに最初は驚くのではないでしょうか。

単独説明会との違い

会社説明会は、新卒採用を計画している企業であれば、なんらかの形で実施することが多いでしょう。

もちろん合同説明会には参加せず、自社のみで単独説明会を実施する企業もあります。

一概に言えませんが、単独説明会の場合は事前予約が必要な定員制が多く、採用選考の最初の場として位置づけられることも少なくありません。

1dayの短期インターンシッププログラムの一環として開催されることもありますし、多くの場合、その企業へのエントリー後に参加できるものが多くなっています。

つまり単独説明会は、すでに本選考の先駆けになっている場合が多いと言えます。

自分の志望がまったく定まっておらず、広く情報を集めたいという学生向きではない点が大きな違いです。

【合同説明会】合同説明会の流れ

合同説明会はどのように進んでいくのかわからないという人のために、一般的な合同説明会の流れについて紹介します。

もちろんイベントごとに詳細は変わりますが、基本的には以下のような内容です。

オープニングセッション

午前の部

昼休憩

午後の部

クロージング

各社の持ち時間は30分程度で、主に自社の会社の事業などを説明します。

就活生から質問できるケースもありますし、各社の説明と並行して主催者が就活に関するセミナーを行うこともあるのです。

自由交流の時間が設けられている場合や企業から就活生へのPRタイムが別に設けられており、インターンシップの告知などが行われることもあります。

クロージングでは15分程度でアンケートの記入などが実施されることも少なくありません。

ブースツアーが実施される場合、1グループ数名から十数名に分かれて各企業のブースを回るパターンが多いです。

【合同説明会】合説を最大限活かす3つのコツ

冒頭でも触れましたが、合同説明会はただなんとなく参加しても、効果的に動けません。

うまく動くにはコツが必要ですので、これをしておけば参加学生の中でも上位に行けるというポイントを紹介します。

事前にしておくべきこともありますし、当日会場で実行すべきこともあります。

いずれにしても、「みんな行ってるし、とりあえず行くだけ行っておくか」という考えでは合同説明会を活かすことはできませんので、そこは覚えておきましょう。

合説に参加する目的を明確にする

シンプルなことですが、まずは合同説明会に参加する目的を明確にしておきましょう。

とはいえ、「わかってはいるけれど、その目的が定まらないから困っているんだ」という人も少なくありません。

そんな人が自分の目的を定めるときにおすすめなのは、以下の切り口から考えてみることです。

・知らない業界や企業の説明会に行って、業界の理解を深める
・志望度の高い企業の説明会に行って、会社の制度や募集職種を知る
・説明会に来ている社員を見て、企業とのマッチ度を確かめる

これらの内容で、なんらか自分の場合に当てはまりそうなものから考えて、目的を絞り込むのがおすすめです。

たとえばまったく知らない業界があり、どんな事業をしているのかすらわからないという場合に、合同説明会で説明を聞くのは文字を読むより有効です。

逆にかなり志望が絞り込まれているなら、より詳しい働き方を知るために参加すると良いでしょう。

また、説明会のブースにいる人たちは、もちろんみんな実際にその企業で働いている社員です。

どんな人がいるのかは直接話してみれば人となりは一目瞭然ですし、社風も掴めるのは大きな収穫と言えます。

企業の下調べをしておく

就活でどこから手をつければ良いかわからないときに、合同説明会の参加企業の一覧を見ると、選びやすくなるというメリットがあります。

闇雲にインターネットで検索するのも非効率ですし、ある程度絞り込まれた中から事前に見てみたい企業にあたりをつけられるのは非常に助かります。

ただ、とてもたくさんの企業が参加していますので、どの時間にどの企業を見るかスケジューリングもしておきましょう。

そのうえで、説明を聞く予定の企業についてちょっとだけ下調べをしておくと、より効果的な説明会になります。

もし質問ができる合同説明会なら、どんな質問をするかも事前に考えておきましょう。

知らない企業も見てみる

事前にどの企業を見るか決めるときに、自分が知らない業界や知らない会社も含めるのが重要なコツです。

特に就活をスタートしたてのときには、それまで自分が知っている業界にしか頭が回らず、視野が極端に狭くなっていることが多いです。

「知らない業界は興味がないから、見ても無駄」というのは誤りの場合もあります。

実際に、まったく知らなかったけれど、こんな会社があるんだと目から鱗が落ちることもあるからです。

また、知らない業界や知らない会社の説明を聞いて、結果的にやっぱり魅力は感じなかったとしても、最終的に「その業界には興味がないことがわかった」と確定します。

より自分の志望を絞り込むことができるようになりますし、後々迷いが出ずに済むので就活を効率的に進めることが可能です。

【合同説明会】オンラインとオフラインの違い

ご存知の通り、2020年から合同説明会をオンラインで実施する企業が増えました。

コロナの影響でさまざまな就活イベントがオンライン化しましたが、この流れは今後も新しい形として定着し、オンラインとオフラインと、両方の就活イベントが開催されるようになる見込みです。

そこで就活生としては気になるのが、オンラインとオフラインの合同説明会は、どこに違いがあるのかという点です。

せっかく参加するなら効果的なほうへ参加したいものですが、それぞれにどのような違いがあるかまとめてみましょう。

  オンライン オフライン
企業の見方 幅広く企業を見られる 数社を深く知れる
企業へのアピール ほとんどできない 印象を残せるかも
参加のハードル 低い 中~高
持ち物 スマートフォン・PCのみ 筆記具・服装・カバン・スマートフォンなど

オンラインの合同説明会

オンラインの合同説明会は、何より自宅など自由な場所から参加できることが大きな特徴です。

公共交通機関などを利用してわざわざ会場まで行かなくても済みますし、コロナ禍にあってはリスクが大幅に下げられることが一番のメリットです。

企業の見方:幅広く企業を見られる

オンラインの良い点は、多くの企業を見られる点です。

前述した通り場所の縛りがありませんので、好きなタイミングで入室も退室も可能なうえ、複数の企業を同時に見ることができます。

社員が目の前にいるわけではありませんので、あまり興味がない会社だと感じたらすぐほかへ移っても失礼にはなりません。

インターネットで閲覧するときと同じようにサクサクと情報を集められますし、たくさんの企業を幅広く見られる点はかなり魅力的と言えます。

また、遠方に住んでいる場合、交通費や宿泊費もかからず参加先も選ばずに済むのは大変助かるでしょう。

時間やお金を無駄にしたくない学生にとっては、おすすめの形式です。

アピール:ほとんどできない

前述のメリットとは真逆になりますが、オンラインで企業の方からこちらが見えない分、一人ひとりに対する印象は薄れることになります。

相手から見えないからこそ、サクサクと次の会社に移れるわけですが、相手に自分の存在や意欲を知ってほしい場合にはそれがマイナスになるわけです。

たとえば、ブースで説明を聞きながら熱心にメモを取っている姿、積極的に質問する姿勢などをアピールすることはできません。

これはすでに志望企業が絞られていて、ささいなチャンスでもどんどんアピールしていきたいと考える学生にとっては、残念な仕組みと言えるでしょう。

オンラインでの持ち物

自宅でオンライン合同説明会に参加するなら、PCやスマホがあればほかにはほとんど何もいらないのが魅力です。

企業側からこちらが見えない仕組みなら、服装も身だしなみも一切関係ありません。

もし相手企業に自分の姿が見える機会があるなら、最低限の身だしなみはしっかり整えておくようにしましょう。

いずれにしても、忘れ物の心配がないのが一番の安心です。

オフラインの合同説明会

オフラインの合同説明会は、もちろんリアルならではのメリットが満載です。

移動時間がかかりますし、交通費や場合によっては宿泊費などもかかりますが、地理的制約を乗り越えてでもやはり参加する意義はあります。

企業の見方:数社を深く知れる

オフラインの場合、まず席についてしまったら、早々に立ち去ることはしにくくなります。

時間や場所に縛りがある以上、たくさんの企業を幅広く知るというより、事前にピックアップした数社に絞って深く知るというイメージになります。

逆に言えば、その数社については深く知ることができますので、そこがメリットです。

ただし、会える企業は限られますし、オンラインより事前準備がより必要になることは否めません。

すでに志望企業が決まっていて、そこにしか興味がないというなら、リアルのほうが向いています。

直接社員と話すのは緊張して気力を使いますし、意外に体力も使います。

費用をかけた分、元を取りたいと考えるかもしれませんが、あまり欲張らないことが大切です。

アピール:企業に印象を残せるかも

実際に会って話をするわけですから、企業側にとっても好印象の学生の印象は強く残ります。

社員から目の前で説明が聞けるチャンスなどそうそうありませんし、質疑応答もオンラインよりずっとしやすい環境なのはメリットです。

熱心さをアピールする機会もオンラインより多いですし、何より表情や話し方、空気感を共有できることで、意欲やモチベーションを伝えられることは大きなアドバンテージになります。

直接ブースで話したり、座談会形式のイベントに参加したりする際には、ぜひ積極的にコミュニケーションを取ってください。

オフラインでの持ち物

移動を伴うため、忘れ物をしてしまうとかなり大きなダメージになります。

持ち物は事前にしっかり準備しておきましょう。

オフラインの合同説明会では、指定がある場合はスーツが必要ですし、指定がない場合でも社会的にきちんと整った服装と認識される身だしなみが必須です。

筆記具やノートも必要ですし、会場で資料が増えるので、それらを入れるためのしっかりしたカバンを用意しましょう。

もちろんスマートフォンなども忘れずに持っていってください。

【合同説明会】合説でのおすすめ質問・NG質問

大前提として、合同説明会では質疑応答の時間がない場合もあることは認識しておいてください。

特にオンラインのイベントでは企業からの会社説明だけになることも多いですし、そもそも企業側から学生は見えない仕様になっていることがほとんどです。

そのため、もし質疑応答の時間が設けてある合同説明会なら、それはとても貴重な機会だと捉えましょう。

それを最大限活かすためには、事前に適切な質問を考え、積極的にチャンスを掴みに行くことが大切です。

おすすめの質問例

いざ「質問はありますか?」と聞かれると、とっさに何を聞けば良いかわからず頭が真っ白になるのは、誰にでもよくあることです。

また、事前に用意しておいた質問をほかの就活生に使われてしまい、ネタがなくなってしまうこともよくあります。

ここではおすすめの質問例をいくつか紹介しておきますので、自分が聞きたいことと合わせて覚えておきましょう。

〇〇の仕事の一日の流れを教えてください

この質問は、志望する職種が具体的にある場合にとても有効です。

自分が入社後にその企業で働くイメージが具体的にできますし、聞かれた企業側としても志望度の高さや働く意欲を感じやすいので、印象に残りやすくなります。

営業の仕事の一日の流れを聞くのも良いですし、開発や製造について聞くのも良いですが、より印象深くするには、もう一歩踏み込んだ質問にするとより良いでしょう。

たとえば、「御社の業務用機器の法人営業の仕事について」、「御社の健康食品開発部署の仕事について」など、事前に企業研究を行ってきたことがわかる内容だとベターです。

御社が現在抱える課題はありますか?

いきなり初対面の社員相手に課題を聞くというのは、なかなかハードルの高いことではあります。

ただ、「今会社が特に取り組んでいること」「事業拡大においてクリアすべきこと」といった切り口は、仕事にやりがいを求めたい場合に有効な質問です。

業界にもよりますが、説明会に参加している社員が自社の課題を把握し、それをわかりやすく学生に説明できるようであれば、非常にレベルの高い企業だということは間違いありません。

そうした企業にはやる気ある社員が多いですし、業績が伸びる期待があります。

ただし、課題はマイナス面ですので、言葉選びには細心の注意が必要なことだけは忘れないでください。

これまでで苦労されたご経験はなんですか?

どの企業も自社の会社説明会で悪い話はしたくありません。

素晴らしい会社、魅力的な仕事という話に終始しがちなのは否めませんので、逆に大変だったことや苦労したことを質問するのは意義のあることです。

実際に自分が入社してその仕事に携わるなら、大変さも理解しておきたいというのは素直な心理です。

聞いておくことで入社後のミスマッチも防げますので、ここは勇気を持って質問してみてください。

NG質問例

いい質問があれば、当然してはいけない悪い質問もあります。

勘違いしてはいけませんが、本当のNG質問というのは企業にとって都合の悪い話ではなく、聞いた本人が自分の評価を下げてしまう質問です。

ここで挙げる例はほんの一部ですので、NGの本質を理解して、類似する質問は避けるようにしてください。

残業時間はどれくらいですか?

この質問は「やる気がない学生」という印象を与える可能性が非常に大きいです。

そもそも労働基準法の問題があり、万が一残業が多かったとしても合同説明会の場でそう答える企業はありません。

結局本当のことは聞けませんし、自分が損をするだけの質問です。

どうしても残業時間の実態を知りたかったら、インターネットでクチコミを調べることやOBOG訪問などを利用して、1:1でオフレコが可能な環境で聞きましょう。

お給料はいくらくらいですか?

これも単なるお金目当てのやる気のない学生だと捉えられがちです。

もちろん、給料は労働に対する対価ですので、雇用される側は前もって知る権利が当然ありますし、大切な事項であることは事実です。

ただ合同説明会の場で公に給料や年収の質問をしても、そこにいる社員が答えられる内容ではありません。

本選考で最終的に込み入った条件の話をする段階になれば別ですが、合同説明会で聞くのは社会人になる人のマナーとしてもアウトと心得ましょう。

御社の従業員数はどれくらいですか?

こちらは浅すぎる質問のためNGです。

大昔ならいざ知らず、今はインターネットで調べればすぐにわかることがとても多いです。

こんな質問をしたところで、「この学生は事前に何も調べていないのか」と呆れられます。

もちろん下調べをしっかりして、相手の会社のホームページも見て、それでもどうしてもわからないことがあるなら、こうした類の質問してもかまいません。

たとえば「御社の従業員数は1,000人と公式サイトで拝見しましたが、そのうちどれくらいの方が海外駐在をされているのですか」といった質問なら、逆に良い質問に変わるでしょう。

まとめ

合同説明会は、オンラインにしろリアルにしろ、目的なく参加すると単に時間を無駄にしてしまいがちです。

就活を始めたばかりで何から手をつければ良いかわからない、周りがみんな参加しているからなんとなく参加したほうが良いのではと考えている場合もあるでしょう。

まずは自分なりに目的を考えて、それに見合う事前準備をしてから臨むことで、効果が大きく変わることを理解してください。

意味がないといった声に惑わされることなく、自分の就活の道は自分で切り拓いていきましょう。

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