【例文付き】転職する際の営業職の面接のポイントや注意点をまるっと解説!

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【転職者の営業職の面接のポイント】はじめに

多くの方にとって、転職活動における最大の悩みは面接でうまくアピールできるかです。

面接次第で合否が決まるだけでなく、面接時に自分が有能であることを印象づけられるほど、入社後の待遇がよくなる可能性もあります。

営業職への転職を目指す場合、面接で気をつけるべきポイントはどこでしょうか。

こちらの記事では、営業職への転職活動で役立つ面接のポイントについてまとめました。

面接に苦手意識を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

【転職者の営業職の面接のポイント】面接官は何を見ているか

まずは、面接において面接官が志望者のどこをチェックしているかを知りましょう。

面接官は、志望者が営業マンとしてどれだけ能力があるか・どれだけ会社にマッチしているかを見たいと考えています。

そのためにチェックされているポイントはどこでしょうか。

以下の見出しで、コミュニケーション力など4つのポイントを紹介しています。

こちらで紹介するポイントをしっかり満たしている方は、業種にかかわらず採用してもらえる可能性は非常に高いです。

①コミュニケーション力

コミュニケーション力は営業マンの必須スキルであり、面接という直接志望者と対面で会話できる試験が課されるのは当然のことといえます。

少なくとも面接の場でひどく緊張して、ほとんどしゃべることができない方を営業マンとして採用してくれる企業はありません。

面接では会話の流れを上手にくみ取り、面接官と行き違いのないコミュニケーションが取れているかをチェックされています。

何を聞かれるかわからない状態で、どんな質問にもアドリブを利かせて対応できるかという点も、面接マンのコミュニケーション力が問われるシーンです。

社交的でトークが上手である・ビジネスシーンでも緊張せず会話が楽しめるという印象をしっかり残せるようにしましょう。

②傾聴力

コミュニケーション力は自分から話す・伝えるだけの能力ではありません。

相手の話にしっかり耳を傾け、相手の伝えたい内容を受け止めたうえで答えを返す、傾聴力も重要です。

営業職となれば、質問の文章をそのまま受け取るだけでなく、その質問で何を知りたいのかという相手のニーズに気づける方が求められています。

質問された内容に相手が欲しい回答を返せるかどうかで、面接官は志望者の傾聴力をテストしていると考えてください。

相手が何を知りたいかをくみ取る力は、伝える力にも大きく影響を及ぼします。

話すときには結論・相手の知りたいことを最初に述べ、そのあとに補足となる理由や具体的なエピソードを続けると相手に伝わりやすくなるでしょう。

傾聴力をアピールしたいのなら、相手の話をただ聞いているだけではいけません。

面接官の方がその質問から志望者の何を引き出したいのか、その場その場で答えを導き出せる人物であるとうまくアピールしましょう。

③論理的思考力

論理的思考力も、営業マンにとって非常に重要なポイントです。

話の内容が主観的なものばかりでなく、客観的な事実に基づいているか・複数にまたがる質問で回答に矛盾がないか・自己分析ができているかといった点を問われます。

正確な自己分析に基づいて、自分の長所を論理的に組み立てて話せることは、営業トークのうまさにもつながっているためです。

自社製品やサービスのよさ・相手の抱えている課題を整理し、事実やデータをもとにしたメリット・デメリットを伝えることができる営業マンはどの業種でも必要とされています。

自分をアピールしようと躍起になると、ついあれもこれもとアピール内容は飛躍してしまい、まとまりもなくなってしまいがちです。

何を自分の長所とするか軸を作り、矛盾や飛躍のないアピールができるようにしましょう。

④営業力

最後は営業力です。

新卒と違い、中途採用の面接ではこれまでの職歴で、営業という仕事とどのように関わってきたか・どの程度前の会社に貢献してきたかを問われます。

前職も営業をしていた方であれば、契約件数や金額など具体的な数字を出すのが一番のアピールとなるでしょう。

その数字を出すために努力した取り組みも、一緒に紹介してください。

前職が営業以外の職種の方も、営業力が問われていることは変わりません。

事務や開発・広報などの部門でも、間接的に営業部門の売り上げに貢献しています。

前職で会社の利益のために自分が工夫したこと・貢献できたことを積極的にアピールするようにしましょう。

マーケティングの知識やスキル、業種によっては資格のアピールが有効になります。

【転職者の営業職の面接のポイント】面接の流れ

つぎに、面接の基本的な流れを6つのパートに分けて紹介します。

採用面接は1人あたり15~20分ほどが平均的です。

かなり短い時間で自分という人間を知ってもらわなければなりません。

そのため、6つのパートは5分未満で次々と切り替わります。

自分が今どこのパートに差し掛かっていて、そこでは何に気をつけなければならないのかを意識しながら面接に臨みましょう。

以下の見出しで6つのパートについて詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください。

①自己紹介

最初は自己紹介です。

着席する前に、名前・出身大学・現在の会社名・役職名などを手短に紹介します。

緊張していると、最初の自己紹介は早口になりやすいです。

面接で緊張するタイプの方は、ややゆっくりと感じる程度の速さで話し始めるようにしましょう。

自己紹介の最後に

「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます」

といった、面接のチャンスをもらえたことへの感謝を添えるとスマートです。

相手にさりげなく感謝の言葉をかけられることも、営業マンにとって大切な資質となります。

②転職理由

続いて、転職理由に関して確認するステップです。

志望理由と転職理由が前後することもあります。

ここでのポイントは、転職に前向きな姿勢で臨んでいることをアピールすることです。

本音では、拘束時間がとても長かった・人間関係が悪かった・上司からパワハラを受けていたなどネガティブな理由で転職を決意した方も多いでしょう。

しかし、そういったネガティブさを面接の場で出すことは好ましくありません。

「前職では年功序列色が強く、自分の希望する〇〇への異動はかなり長い勤務年数が求められる。自分のキャリアプランを考えると早めに転職したほうが有利になると思った」など前向きな理由を話してください。

「給料が安い」は「実績をもっとストレートに評価してもらえる会社へ転職したい」など、不満を上手に言い換えるテクニックも大切です。

③志望動機

志望動機を答えるときは、「なぜその企業でなければならないのか」を伝えられるかがポイントとなります。

志望先企業ならではの要素を具体的・簡潔にまとめるためには、事前に業界・企業研究をしっかりしておく必要があります。

同業種での転職の場合、志望先の企業と現在勤める企業にどんな違いがあるのかを伝えなければなりません。

現在の企業のネガティブキャンペーンにならないよう、上手に志望先企業に感じた魅力が伝えられる文章を考えておきましょう。

他業種から転職する場合、「業種」を選んだ理由と業界のなかで志望先の「企業」を選んだ理由どちらの理由も盛り込むことが大切です。

話が長くなりやすいので、こちらも簡潔にまとめられるよう事前に話す内容を考えておく必要があります。

④スキル・経験

つぎに、スキルや経験のアピールです。

履歴書にも過去の職歴や資格・技能を書く欄はありますが、面接ではそのスキル・経験を今後の仕事でどう活用できるかアピールすることが求められます。

効果的なアピールのためには、企業がどんな人物を求めているかチェックするのがおすすめです。

事業内容・社長のあいさつ・社訓・モットーなどからどんな人材が求められているか読み取り、自分の長所とすり合わせましょう。

今後企業が力を入れたいと思っている分野と、自分の持っている資格・スキルがマッチしているなら、非常に強力なアピール材料になります。

⑤キャリアプラン

営業の仕事は楽しいことばかりではなく、成果が出ないときでも仕事への強いモチベーションを求められます。

そのため、営業職の面接ではキャリアプランをたずね、志望者に長く働く熱意があるかどうかを判断することが多いです。

入社後はどのように働いていきたいか・最終的にどのようなポジションに就きたいかを明確に伝えるようにしましょう。

その際は単に「〇〇に挑戦したい」というだけでなく、「志望先の企業に貢献するため」という要素を入れることが重要です。

自分のやりたいことへの熱意が先行しすぎるイメージを与えないようにしましょう。

具体的には、「御社の〇〇事業を地域ナンバーワンに押し上げられるよう、働きながら××の資格を取得し、△△という責任あるポジションで仕事をしたい」といった答え方ができます。

⑥逆質問

面接では、ほとんどの場合志望者から面接官に質問がないか確認されるでしょう。

これは本当に疑問点がないかの確認の意味もありますが、志望者の志望度・熱意をはかる指標でもあります。

逆に志望者にとっては、効果的な質問をすることがアピールのチャンスになっているともいえるでしょう。

「特にありません」で終わるのはもったいないです。

せっかくのチャンスなので、積極的に活用することをおすすめします。

本当に質問がない場合でも、「面接で貴重なお話を聞くことができ、疑問点を解消できました」といった答え方をするだけで印象は変わるでしょう。

逆質問は事前に用意しておこう

逆質問を貴重なアピールのチャンスとして活用したいなら、事前に質問を用意しておくのがおすすめです。

営業職の場合、どんな業種でも使える質問として以下のような質問がよいでしょう。

・入社前にどんな準備(身につけておくべきスキルなど)をしておくとよいか
・優秀な成績を出している社員は、どんな取り組みをしているか
・どんな共通点があるか

募集要項や会社のパンフレット・ホームページなどからわかる企業情報・労働条件に関しての質問は逆効果となります。

福利厚生・待遇などの質問も同様で、仕事に対する熱意や志望度が低いのではと思わせてしまう可能性もあります。

逆質問は2~3個程度が適当で、それ以上質問すると長すぎる・空気が読めないといったマイナスイメージをもたれてしまうことがあるので注意してください。

【転職者の営業職の面接のポイント】質問の回答例

それでは、営業職の採用面接で使える具体的な例文を紹介します。

自己紹介、転職理由、志望動機、スキル・経験、キャリアプラン、逆質問それぞれのパートに分けて記載しました。

社会人経験年数に関係なく、ほとんどの業種に使える汎用性の高い例文にしていますが、一口に営業職と言っても金融・メーカー・不動産など業種はさまざまです。

アピールポイントがわかりやすい業種であれば、例文を参考に業種ならではの要素を上手につけ加えるようにしましょう。

①自己紹介の例文

最初に自己紹介の例文です。

「営業一郎と申します。
〇〇大学出身で、卒業してから××株式会社第一営業部でルート営業の仕事を任されておりました。
本日は貴重な面接の機会をいただきありがとうございます。
よろしくお願いします。」

自己紹介とともに、「自己PRもしてください」と言われることがあります。

その場合、名前・前職に続く自己PRは結論ファーストで述べましょう。

「私の強みは、難しい仕事でも粘り強く取り組むことができることです。
現在の仕事では、保守的で新規の提案を受け入れにくいと評判の企業であっても、時間をかけて情報収集し、ここ1年で3件の新規プラン提案を受け入れてもらうことができました。
新規顧客獲得が難しい御社の〇〇という分野でも、これまでの経験と諦めない強い気持ちを力に貢献したいと考えております。」

結論を話してからその理由・具体的なエピソードを添え、最後には「御社の力になりたい」という意思を伝えて締めくくる内容となっています。

②転職理由の例文

続いて、転職理由についての例文です。

前職でも営業をしていた方と、ほかの職種から営業職に転職したい方と分けて紹介します。

(前職でも営業職だった場合)

「前職では個人向けの保険販売を担当していましたが、仕事をしていくうちによりお客様の人生設計全般に関わる仕事をしたいと思うようになりました。
そのためファイナンシャルプランナーに加え、二種証券外務員の資格を取得しております。
御社では多彩な金融商品を取り扱っており、さらに自分の希望にそった仕事ができるのではと考えました。」

(前職は営業以外の職種だった場合)

「現在、私は総務部で資材管理などの仕事に就いています。
しかし同期で入社した営業の仲間たちの話を聞き、自分の足とセンスで成果をあげ、評価してもらえる営業という仕事に強い興味をもつようになりました
しかし現在の職場では、異動希望を出しても必ずしもその希望が通るとは限らないと言われています。
若いうちに経験を積むためには希望が通るまで待つより、転職したほうがよいと考えました。」


どちらも前向きな転職理由であることをポイントにしています。

③志望動機の例文

ここからは志望動機に関する例文です。

こちらも営業職から営業職への転職、他職種から営業職への転職で分けて紹介します。

(前職でも営業職だった場合)

「御社であれば、担当することになったお客様と長く良好な関係を築けると感じたためです。
御社は業界のなかでも、特に販売後のアフターフォローに力を入れていることでお客様から高い支持を得ていらっしゃいます。
私はこれまでの営業経験から、販売しただけでなく、その後のお客様との付き合い方が非常に大切だと学んできました。
御社に入社できましたら、販売後もお客様と積極的なコミュニケーションを図り、より満足度を高められる助けになりたいと考えております。」

(前職は営業以外の職種だった場合)

「現在私は営業職ではありませんが、営業職になってからも不動産という業界内で働きたい気持ちは変わりません。
一生で一番大きな買い物となる不動産販売に携われることに、大きなやりがいを感じています。
そのなかでも御社を志望したのは、多様化しつつあるお客様のニーズに対応した建売住宅を次々と販売してきた実績があるためです。
お客様のニーズを見極め、最適な提案をすることで多くの方に喜んでいただきたいと考えています。」

④スキル・経験の例文

以下はスキル・経験に関する例文です。

志望先の企業にとって役立つ内容に絞って、効果的にアピールするようにしましょう。

(前職でも営業職だった場合)

「私は入社後すぐからマイクロソフトオフィススペシャリストの勉強を始め、20xx年のx月に資格を取得しました。
私は営業で、事前の情報収集と説得力ある資料の準備が非常に重要と考えており、よりわかりやすい資料作りができるようPCスキルを磨きたいと思ったためです。
社内でも資料作りのスペシャリストという評価を得られ、同僚や先輩社員から資料作りの手伝いを頼まれることが多くありました。
御社でも新規の提案をする際、この資料作りとプレゼンのスキルをフル活用し戦力になりたいと考えております。」

(前職は営業以外の職種だった場合)

「営業職への転職を目指し、3カ月前に営業士の資格を取得いたしました。現在は休日にマーケティングの講座も受講し知識を磨いております。
前職での営業経験はありませんが、できるだけ早く一人前になれるよう入社後も勉強を欠かさず続けてまいります」

⑤キャリアプランの例文

ここからはキャリアプランの例文を2つ紹介しましょう。

熱意をアピールしつつ、熱意や自分の希望ばかりが先行しないように気をつけなければなりません。

「入社後はリテール営業で結果を出し、将来は企業や公官庁を相手にしたより専門性の高い案件を任される人材になりたいと考えております。
御社は近年個人向け商品に非常に力を入れていらっしゃるので、この商品販売の経験で少しでも自分の見識を広めたいです。」
「将来は企画の分野にも携わり、よりお客様にたくさんの選択肢を与える手助けができればと考えております。
そのためには商品やサービス・お客様のニーズについてより深く知る必要があるので、営業の仕事で得られる経験を少しも無駄にすることなく自分のキャリアの糧としていきたいです。」

ポイントとしては、単に希望を述べるだけにとどまらず「御社の役に立ちたい」「御社で頑張りたい」という熱意をいかに打ち出せるかでしょう。

自分が思い描くキャリアプランのために努力することが、会社にとってもプラスになるということを伝えられます。

⑥逆質問の例文

最後に、逆質問の例文です。

「入社までに勉強しておいたほうがよいことはございますか。」
「御社の営業活動で現在最重要だと感じている課題と、その課題解決に向けた取り組みがあれば教えていただけますか。」
「私のように中途採用の社員が入社した場合、最初に期待する具体的な数値目標などはございますか。」
「キャリアを積んでから経験をもとに新規事業を企画・発案した場合、その案が認められることはありますか。」

志望者のやる気が言外に感じられる質問、志望先の企業に強く興味をもっていることがわかる質問は非常に効果的です。

「御社で高い成果をあげている方に共通する能力や取り組みはありますか」といった質問で、自分も高く評価されるべく努力するつもりだとアピールすることもできます。

【転職者の営業職の面接のポイント】面接当日のポイント

続いて、面接当日に気をつけるべきポイントについて紹介します。

面接において一番の勝負どころは質問に対する回答内容とコミュニケーション能力ですが、採用されない方はそれ以外の部分で減点されていることも多いです。

身だしなみ・到着・受付という、減点されやすい要素を多く含むポイントについて確認しておきましょう。

営業は特に対人ビジネスのスペシャリストとも呼べる職業なので、見た目やビジネスマナーに基づく印象は合否に大きく関係します。

身だしなみのポイント

まずは身だしなみのポイントです。

本人があまり意識していないところでも、面接官の目から見て気になってしまう可能性はあるので、細部にまで気を配りましょう。

靴のつま先が汚れている・爪が長い・髪型が乱れている・ネクタイがよれているといったポイントは、気がつかずに悪印象を与えてしまう可能性の高い場所です。

面接前に化粧室で、到着するまでに思わぬ汚れがついていないか・髪や化粧が乱れていないかなど確認するようにしてください。

服装自由の場合は何を着ればよい?

採用面接において、「服装は自由」と言われる場合があります。

しかし、「自由」と言われるとかえってどんな服装で行けばいいかわからず、困るという方は多いです。

もし服装自由と言われた場合、いわゆる「オフィスカジュアル」を意識した服装で面接に臨むことをおすすめします。

男性の場合、襟つきのシャツと黒など落ち着いた色のパンツというコーディネートが代表的です。

ただし、デニムパンツはカジュアルに寄りすぎているので避けるべきでしょう。

女性の場合も全体的に落ち着いた淡いカラーでまとめ、ピンヒールや目立つアクセサリーは避けるようにしてください。

スカート・パンツはどちらでも大丈夫です。

男性でも女性でも、オフィスにいて違和感のない服装を心掛けるようにしましょう。

到着までのポイント

面接に向かうときは途中で何らかのアクシデントが起こることも考え、最低でも10分前に建物に着いておくよう行動することが大切です。

できれば指定された時間の15分前には建物に到着しておきましょう。

面接前に社内や会社周辺の雰囲気などを感じられると、自然と心に余裕が生まれます。

来客が多い場合など、受付で思わぬ時間を要した場合でも遅刻を避けられます。

受付を済ませる前に、必ず化粧室で身だしなみを整え忘れないようにしてください。

歩いている際に鳥のフンなど予期せぬ事態でスーツに汚れがついていた・髪の毛にゴミがついていたという可能性もあります。

営業マンは第一印象も非常に大切なので、清潔感が損なわれていないかよく確認しましょう。

遅れそうなときは電話で連絡しよう

電車の事故など、やむを得ない事情でどうしても約束の時間に遅れてしまうのは仕方ありません。

しかし遅刻することが確定した時点で、すぐに相手へ連絡することが大切です。

到着時間が約束していた時間ぎりぎり、5分前以内になるときも連絡しておくようにしましょう。

電話で連絡するときは、遅刻する理由だけでなく、到着予定時刻を知らせることが大切です。

電車が完全に止まってしまったなど時間の目途がまったく立たないときは、事態が変化した際に改めて連絡する旨を伝えてください。

営業活動のシーンでも、諸事情でスケジュールが予定通り消化できないことは多々あります。

トラブル時の連絡・謝罪の仕方も営業マンの大切な資質なので、こうした点で評価を下げないように心掛けましょう。

受付のポイント

最後に、受付時のポイントについても確認しておきましょう。

最近は受付のカウンターに社員が常駐していない企業やビルで、内線電話や無人パネルなどが置かれていることも多いです。

さまざまなパターンで受付時に声をかける際の例文を紹介します。

まずは有人受付・内線電話の場合です。

「本日15時に面接の約束をさせていただいた〇〇と申します。
人事担当の〇〇様へお取り次ぎをお願いいたします。」

自分の名前だけでなく訪問目的・アポイント相手の名前を簡潔に伝えるのがポイントです。

もし受付が明確にない場合、入り口付近の方に声をかけましょう。

「お仕事中恐れ入ります。
〇〇と申します。
採用面接で15時に人事部の〇〇様とアポイントを取っておりました。
どちらでお待ちしていればよろしいでしょうか。」

約束には早めに着くのが基本です。

しかし、10分以上早く着いた際には「早めに着いてしまって恐縮ですが、こちらでお待ちしていてよろしいでしょうか。」と一言を添えるとベターです。

【転職者の営業職の面接のポイント】まとめ

営業職の採用面接に臨む際のポイントについて紹介してきました。

さまざまなコツを紹介してきましたが、ハキハキした聞き取りやすい声で話す・相手の顔を見ながら話すといった営業マンの基本を忘れてはいけません。

そういった基本的な部分で営業の適性がないという印象を与えてしまうと、まず採用を勝ち取るのは困難です。

可能であれば、事前に模擬面接をしておくと精神的に落ち着いた状態で本番に臨めます。

エージェントのサポートが手厚い転職サービスに登録しているのなら、事前に面接の不安な点を質問したり模擬面接のサービスを活用したりできるでしょう。

練習の様子を録音・録画し、自分が面接官だとしてよい印象を受ける態度であるかチェックしてみるのもおすすめです。

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