【大学1,2年生向け】電話営業のインターンってキツい?向いている人や成功ポイントまで徹底解説!

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はじめに

就職活動を前に、インターンで社会人に近い経験をしておくことには大きな意味があります。

営業・事務などさまざまな職種でインターンが募集されていますので、自分の志望にマッチしたものを選びましょう。

営業を志す方は、電話営業のインターンも候補先の一つになります。

キツいというイメージを持つ方も多い電話営業インターンについて、実際の業務内容や成功のポイントなどを紹介します。

どんな方がこのプログラムに向いているかも、簡潔にまとめました。

そもそも電話営業とは

電話営業は、営業の中でも新規開拓営業に分類される仕事です。

電話で仕事をする職種といえばカスタマーセンターなども思い浮かびますが、電話営業はお客様の意見を聞くのではなくこちらから商品・サービスを売り込むのが仕事になります。

新規開拓営業の中でも、本当に最初の一手が電話を使った営業です。

電話をかける相手は、基本的に今まで一切商品・サービスを利用したことのない方であると考えてください。

相手が紹介する商品・サービスに必ず興味を持ってくれるわけではなく、コツコツ仕事をすれば誰でも結果が出るという仕事ではありません。

営業といえばノルマ・歩合といったイメージを持つ方も多いですが、電話営業の仕事をする方も多くが歩合制の給料でノルマに向けて仕事をしています。

電話営業インターンが辛いと言われている理由と対策

多くの方が、電話営業のインターンに「つらい」「厳しい」といったイメージをお持ちです。

電話営業はアポイントなしで電話をかけるので、相手が電話に出たくない気分である・忙しくて電話などしている場合ではないこともあります。

話を聞いてもらうことなくガチャ切りされてもおかしくありませんし、心ない方が暴言を吐いてくることもあるでしょう。

こうした経験から、ストレスを溜めたり無力感を感じたりする方は非常に多いです。

学生の場合、社会人と話す経験がなく電話のビジネスマナーに不慣れなことでさらに仕事が難しいと感じることもあります。

電話営業インターンに向いている人

続いて、電話営業のインターンに向いているのはどんな方か見ていきましょう。

営業はコミュニケーション能力が求められる仕事で、向いている人・向いていない人がかなりはっきり出やすいです。

もしインターンを受けてみて、自分が電話営業に向いていないと感じた時は、別の職種で就職活動することをおすすめします。

一方で、営業ならではの利点も多いので、ストレスがあることだけを理由に簡単にあきらめてしまうのは早計でしょう。

インターンを通して、仕事のメリット・デメリットを見極めてください。

電話でのコミュニケーションが苦ではない人

電話営業は、相手の声だけを頼りにコミュニケーションを図らなければいけません。

マニュアルや想定問答集といったものも用意されてはいますが、実際に仕事をすると個々人のセンスで話さなければいけないシーンも多いです。

相手の顔が見えない中、何時間も電話で話し続けるというのはそれ自体がストレスになることがあります。

電話でのコミュニケーションが苦手な方だと、どうしてもつらいと感じてしまうでしょう。

一方、電話自体がそれほど苦ではない方・知らない方と会話するのに抵抗感が少ない方は電話営業に向いています。

もちろん、自社の商品・サービスを相手にわかりやすく声だけで伝える能力も必要です。

身振りや写真・グラフなどを使わず、言葉だけで相手に説明する・提案するのは授業のプレゼンとまったく違った難しさがあります

ストレスに対しての耐性が高い人

電話営業は、どうしても成約件数などの目標・ノルマを背負って仕事をしなければなりません。

インターンの学生でも、目標を持つようにと言われることが考えられます。

給料を貰うわけですから、インターンの方も企業に貢献しなければいけないのは当然です。

しかし、電話営業のほとんどは、話を聞いてもらう前に「忙しいので」などと電話を切られて終わってしまいます。

クレーム対応に迫られる局面も多いです。

目標が遠いと、失敗するたびにストレスを感じてしまうこともあるでしょう。

電話営業の仕事をするにあたっては、上手にストレスマネジメントができるストレス耐性の高さが求められます

仕事中のストレスをいかに軽減するかも大切ですが、オンとオフを上手に切り替え仕事のストレスを次の日に持ち越さない工夫もしていきましょう。

歩合制で働くことに抵抗がない人

歩合給であることが、仕事をしていくうえで大きなストレスになる方も珍しくありません。

競争が苦手な方だと、他の方がインセンティブでしっかり稼いでいる中で自分が結果を出せないと劣等感に苛まれることがあります

一方、向上心の強い方・負けず嫌いな方は歩合制を前向きに捉え、他の社員より高い給与を得られる可能性が高いです。

結果が売上などの数字でわかりやすく見えることから、その数字を励みに仕事を頑張れる方も多くいらっしゃいます。

営業は基本的に結果主義・能力主義なので、若い方が先輩よりも高い収入を稼いでもなんら不思議はありません。

コミュニケーション能力が高く成功する自信の高い方は、自分のスキル次第で給料が変わる営業職に魅力を感じるのではないでしょうか。

初めて電話営業をする人に適した練習法

次に、インターンで初めて電話営業を経験する方におすすめの練習法を紹介します。

令和の時代は家族・友人同士のコミュニケーションがLINEなどで完結することが多く、電話そのものに慣れていない方も多いです。

友達と電話で話すことが多い方にとっても、ビジネスで電話をかけるのはまた違った緊張感があります。

仕事に不安のある方は、事前に練習をしておくだけでも初日の緊張感がかなり緩和されるのでおすすめです。

マナーについてわからないことがあれば、事前に調べておきましょう。

自分の電話営業を録音して分析

自分の声をそのまま聴くのと、録音された自分の声を聴くのでは印象が大きく違います。

自分の話を客観的に聞くため、ぜひ自分の電話を録音して分析してみましょう

ただ声を録音するのではなく、営業電話の練習を録音するのがおすすめです。

録音された声を聴いてみると、声の印象が違うこと以外にもさまざまな発見ができることがあります。

話す速度が速い・遅い、アクセントがおかしい、活舌が思ったより悪く聞き取りにくいといった課題が明らかになることも多いです。

対面でのコミュニケーションに強い方でも、活舌や声質などで電話があまり得意でない場合は珍しくありません。

自分で録音された声をチェックしたり、インターン先の社員にチェックしてもらったりして改善点を見つけていきましょう。

うまい人のトークを参考にする

インターン先で1日2日仕事をしてみると、きっと「この人はすごいな」と思える先輩社員が見つかるはずです。

電話営業の上手な社員を観察し、どんな特徴を備えているか洗い出してみてください

自分とどこに差があるかを考えてみるのもおすすめです。

話をする機会があれば、普段から気を付けていること・大事にしているコツなどを聞いてみましょう。

インターンは企業にとって、学生に職場の良さを理解してもらう機会です。

受け入れ先の社員の方も、自分たちの印象が学生の就職先選択に大きな影響を与えることをよく理解しています。

参加した方が社員に質問すると、多くの方は丁寧に対応してくれるでしょう。

仕事がうまくいかない時、マニュアルにないことで悩んでいる時は遠慮せず周りの方に質問してください

電話営業では事前準備が大事!

電話営業はコミュニケーション能力が非常に大切ですが、その場のプレゼン・説明がうまければ必ずうまくいくものでもありません。

優秀な結果を出している方は、必ず電話をかける前の準備も大切にしています

インターンの前半であまり良い成果が出せなかったという方は、後半はこれまでの経験を踏まえて事前準備をしっかり行ってみましょう。

十分な準備をしたこと自体が自信につながり、これまで以上に緊張せず話しやすくなるのでおすすめです。

電話リストを作成する

電話をかける相手が上司から完全に指示されていないのであれば、事前に電話リストを作成することがおすすめです。

自社の商品・サービスに興味を持ってくれそうなクライアントがいないか事前にリストアップし、話を聞いてくれる可能性が高い相手を中心に営業をかけましょう。

事前にリストを作っておくのは、電話を効率的にかけられる・結果をメモして次に活かせるといった点でも意味があります

企業によっては、クライアントの感触をどのように評価するかもマニュアルで明示されていることがあるでしょう。

電話営業の結果は訪問営業をする社員に伝える大切な情報になるので、作成した電話リストや電話した結果のメモは他の方が見てもわかりやすいようまとめてください。

カンペを用意しておく

何度か電話営業を経験すると、相手からどんな反応・質問が返ってくるかもわかってくるはずです。

定型質問がはっきりしてきた場合、事前にカンペを用意してスムーズに答えられるようにしておくこともおすすめします。

企業の事業年数が長くノウハウが蓄積されている場合、マニュアルで想定される質問に対する答えが酔いされている場合もあるでしょう。

マニュアルにそうした記載がない場合でも、経験豊富な先輩社員が明確な正解を持っていることもあります。

カンペに頼りすぎると想定外な質問が来た時に対応できなくなることがありますが、決まった質問に同じ答えを返せることは大切です。

話した内容がクライアントによって変わってしまい、後からクレームが来ることのないように注意しましょう。

自社製品について理解を深めておく

売り込む商品・サービスについて理解を深めておくことも重要です。

どこに魅力のある商品なのか、同業他社と比較してどこが優れているのかなどを研究しましょう。

スペックや料金・アフターサポートなどについて聞かれてもすぐ答えられるよう、重要な数字は暗記するかカンペですぐチェックできるようにしておくことをおすすめします。

質問に対してすぐ正しい答えが返ってくるかは、クライアントからの信頼を得るために重要です。

クライアントは、ベテラン社員もインターン生も同じ「社員」としてみなします

可能であれば、自分自身が商品・サービスの利用客となってその特徴を体験するのもおすすめです。

自分が身をもって商材の魅力を知ると、説明により説得力が増します。

相手企業について調べておく

自社の商品・サービスについて調べるのと同時に、電話をかける相手企業についても調べておきましょう

相手企業の業種や提供しているサービス、競合他社について知っておくとスムーズに話をしやすくなります。

事前リサーチが不足していると、クライアントに思わぬ失礼をしてしまう可能性が少なくありません。

ライバル企業の話など、相手企業が嫌がる話題を出してしまう事態を避けられます。

逆にしっかり調べて電話をかけていることを理解してもらえれば、相手からの印象が良くなる可能性があるでしょう。

仕事の中でさまざまな企業についてリサーチするのは、自分の就活に向けた企業研究の一環と捉えることもできます。

時間のかかる作業ですが、前向きな気持ちで取り組んでみてください。

電話営業を成功させるためのポイント

最後に、電話営業を成功するためのポイントをいくつか紹介します。

以下の見出しで紹介するポイントは、いずれも初めて電話営業を経験するインターン生でも実践しやすいポイントばかりです。

特別な経験、スキルも必要ありません。

最初のうちは、ポイントを頭で理解していてもうまく実践できなくて当然です。

なかなか結果が出せないからといって焦らず、慣れてくるまであきらめずにチャレンジしてください

努力を評価してもらえれば、結果を出せない時も周囲の社員がサポートやアドバイスをくれるでしょう。

声も大きさやトーンに気を付ける

電話営業は、普段の電話よりも大きめの声・高めのトーンで話すのが定石です。

顔が見えない電話営業なので、声で良い印象を与えられるようにしてください

低めのトーンは相手に落ち着いた印象を与えることもありますが、初めて話す相手への営業電話では「話しやすい」「こちらに好意的である」といった印象を与えるほうが有利です。

相手に「有益な情報を伝えるために電話しました」と理解してもらうために、普段より高めの明るい声を意識しましょう。

電話営業で成功しやすい声のトーン・話し方は、そのまま就活にも応用できます。

面接でも気持ち大きめの声・明るいトーンでの受け答えが好印象を与える可能性は高いので、インターンの機会にぜひ練習しておきましょう。

一文はできるだけ短く

電話営業では、一文をできるだけ短く結論を端的に伝える話し方が重要です。

商品のメリットについて伝えたいことが多い場合でも、短く区切って話しましょう。

一方的にこちらが話をしていると、相手が興味をなくしそれ以上の営業を聞いてくれなくなることがあります。

長い・しつこいと思われると、電話の途中でいきなり切られてしまうことも少なくありません。

そうした事態を避けるためには、一文を短くして適宜「いかがでしょうか」と相手の反応を窺うように会話を進めていく必要があります。

「〇〇という商品を紹介するために電話いたしました」と、最初に電話の目的(結論)を述べることも大切です。

結論ファーストで論理的に説明する力は、就職活動でも必須となります

相手に利益が伝わるように話す

電話営業は、今の話が相手にとって利益となることを理解してもらえるかが勝負です。

相手の目線に立った話し方を心がけてみましょう。

商品やサービスが単に優れているだけでなく、「御社に役立つと思ったから」紹介していると示してください。

具体的には、「このサービスは~~といった点で優れており、御社が~~といった業務を進めるうえで大きなメリットがあります」といった話し方が考えられます。

この話し方をするためには、当然商材・相手企業双方についてよく研究しておかなければなりません。

研究が足りていないと、的外れな売り込みで相手に悪印象を与えてしまう可能性があります。

相手企業によって強調するメリットを変えられるようになれば、電話営業がしっかり板についてきたと言えるでしょう。

繋がりやすい時間帯に電話する

電話営業は相手が話を聞いてくれなければ、まったく成功の見込みがありません

話を聞いてくれる可能性の高い時間帯を選んで電話することも、成功のコツです。

相手企業の業種・業界によって時間を考えてみてはいかがでしょうか。

話を聞いてもらえれば成功が見込めると踏んだ企業には、朝イチのミーティングが終わる10時前後を目安に電話をかけるのがおすすめです。

昼休み明けの午後1時頃も、多くの社員がオフィスにいて電話がつながりやすい勝負時と言えます。

しかし、営業職の方に電話をかける場合、午前10時・午後1時はちょうどクライアントを訪問するため外出したばかりでもおかしくありません。

営業の方に電話する場合、夕方以降のオフィスにいる可能性が高い時間を選んで電話するのも選択肢になるでしょう。

おわりに

電話営業はキツいと言われがちな仕事ですが、自分のスキル次第で成果を伸ばせることに魅力を感じる方も多いです。

ちょっとしたポイントやコツを心がけることで、状況が大きく好転することもあります。

インターンは必ずその業界に就職しなければいけないわけではないので、興味があればまずチャレンジしてみるのがおすすめです。

営業系のインターンはコミュニケーション能力・ビジネスマナーのスキルアップにも役立ちます。

経験した仕事が自分に合うかしっかり見極め、その後の就職活動に活かしましょう。

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