はじめに
IT業界は、大きく発展を遂げる業界の1つであり、新卒であってもIT営業の仕事に興味があるという人は大勢いるでしょう。
「どうせ働くならやりがいの大きな仕事に就きたい。」「注目される業界で、最新のビジネスに携わりたい。」と考えるのはごく自然なことです。
この記事では、新卒でIT営業を志す人におすすめの志望動機の書き方について解説しています。
IT営業の細かな職種から、求められるスキルを理解したうえで、志望動機の例文を3つご紹介します。
志望動機に悩んでいる、IT営業に興味があるという方はぜひ参考にしてください。
【新卒向け!IT営業の志望動機】IT営業の種類
まずは、IT営業には具体的にどのような職種があるのかについて見ていきましょう。
IT営業の種類は大きく分けて以下の4つです。
・ハードウェア営業
・SaaS営業
・SIer営業
・ブロックチェーン営業
いずれも、同じIT営業のくくりに入るものです。
しかし、それぞれの仕事において営業が売るものや、営業の立ち位置が若干異なるのは大きなポイントです。
志望動機を書くなら、まずはそれぞれの仕事の違いについてきちんと理解しましょう。
ちなみに、職種についてよりくわしく知りたいという方は以下の記事をご覧ください。
ハードウェア営業
IT営業におけるハードウェア営業とは、主に電子機器などの商材(物体)を売る仕事です。
ハードウェアとは、スマートフォンやパソコンに内蔵された機械本体そのものを意味します。
ハードウェアが内蔵されていることにより、電子機器はさまざまな処理を行っているのです。
IT業界におけるインフラ環境はすべて、ハードウェアがなければ成立しません。
そのため、ハードウェアについては一定の需要があると言えます。
IT営業の働き方も、新規を獲得するというよりは、既存顧客のフォロー営業がメインになります。
ルート営業をこなしながら、一部では代理店営業もこなすといった働き方があるようです。
ハードウェア営業は、電子機器におけるメリットとデメリットをきちんと理解しておかなければなりません。
自社製品だけではなく、業界全体・競合他社の製品についても深い知識が必要となります。
SaaS営業
SaaS営業とは、ソフトウェア営業の一種です。
SaaSとは「Software as a Service」の略称です。
クラウドサーバーが登場したことにより、新しく誕生したサービスの1つで、IT業界の中でも大きな注目を集めるジャンルであると言われています。
日本では、国がSaaSを導入したことで大きな反響を呼びました。
いわゆる「サブスク」と呼ばれる動画や音楽の配信サービスは、SaaSが提供するサービスの一種です。
SaaS営業は、クライアントの課題に対して、最適なソフトウェアを提案することが主な仕事です。
クライアントが抱える課題を引き出す能力や、問題解決に向けた適切な提案ができる提案能力は必須と言えるでしょう。
また、クライアントは法人・個人いずれのケースも想定されます。
クライアントの要望を取り入れながら、事業規模に応じた最適な提案をしなければなりません。
SIer営業
SIer営業とは、システム開発を主導するトータルコーディネーターの役割を担う仕事です。
SIerとは、システムインテグレーターの略称です。
ITシステム開発には、さまざまな技術を持ったシステムエンジニアが関与します。
仕事を分業し、それぞれのプロフェッショナルが業務を遂行することで1つのITシステムを完成させるのです。
SIer営業は、これらのプロジェクトチームを導く、先導役を担います。
クライアントからの要望に応えながら、コンサルティングのような仕事をしているのが大きな特徴です。
SIer営業には、アカウント営業とソリューション営業の2種類があります。
アカウント営業がクライアントの事業や経営課題にアプローチするのに対し、ソリューション営業はエンジニアの派遣や外部委託を通じて、業務の円滑化をはかるのが大きな違いです。
ブロックチェーン技術営業
ブロックチェーン営業とは、IT業界の中でも次世代の技術を売る仕事のことを意味します。
ブロックチェーンとは、仮想通貨の取り引きを支える重要なシステムの1つです。
データ管理を複数のネットワークで行います。
1つのサーバーやネットワークに、データの管理を依存しません。
ブロックチェーンを破壊(改ざん)するのは難しいというメリットがあり、この特性を活かした事業が複数展開されているのです。
ブロックチェーン営業は、ブロックチェーンを活用した、新しいシステムを商材として顧客に売り込みます。
まだまだ新しい技術に該当するため、ブロックチェーン営業は、ブロックチェーンのメリットとデメリットを熟知したうえで営業活動を行わなければなりません。
自社が提供できるソリューションで、クライアントの課題を解決できるよう応用力が試されるでしょう。
【新卒向け!IT営業の志望動機】IT営業で求められるスキル
IT営業に求められるスキルは、ほかの営業職全般にも通じます。
営業所なら、有形・無形いずれのサービスを扱う場合でも心得ておいて損はないでしょう。
・コミュニケーション能力
・プレゼンテーション能力
・俯瞰的な視点
・協調性
・情報収集力
自分から魅力的に自社製品をPRするには、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力は欠かせません。
営業として、チームで働くなら協調性も大切です。
何より、俯瞰的な視点と情報収集力についてはIT営業として特に求められるスキルです。
それぞれを詳細に見ていきましょう。
コミュニケーション能力
IT営業において、必ず求められる能力の1つがコミュニケーション能力です。
営業職に必要なコミュニケーション能力と聞くと、自分から発信する力をイメージしてしまいます。
しかし、実際は、以下の2つの能力についても含まれているのがポイントです。
・相手からの課題を引き出すヒアリング力
・問題を解決へと導く課題解決能力
最適な提案とは、相手が抱える困りごとを解決するソリューションです。
つまり、相手が何に悩んでいるのかは、営業として必ず把握しておかなければならないのです。
また、問題が複数に及ぶ場合、課題解決の優先順位を付けて提案する力も求められます。
単に自分の言いたいことだけを、大きな声で言うだけが営業の仕事ではないのです。
プレゼンテーション能力
IT営業には、提案内容を魅力的に語るプレゼンテーション能力も必須です。
まず、規模の大きい契約の場合、IT企業はコンペに参加してクライアントへの提案を行います。
クライアントはたくさんあるのIT企業の中から、パートナーとなる1社を選ぶのです。
このとき、魅力的な提案ができていることは絶対条件となるでしょう。
しかし、プレゼンテーションの内容以外にも、以下のような項目でクライアントは営業に対して期待を抱きます。
・プレゼン資料の完成度が高い
・提案内容を紹介するだけに留まらない聞いておもしろいプレゼン
・話し方に抑揚があり、要点がわかりやすい
このよう項目はすべて、営業マンのプレゼンテーションスキルにかかっているといっても過言ではありません。
俯瞰的な視点
IT営業には、ものごとの全体を見渡せる俯瞰的な視点も欠かせません。
基本的に、営業マンが売る商材にはメリットとデメリットがあります。
「〇〇の点において優れてはいるが、××の点においては劣る」というのが一般的です。
有無を言わせず、誰にでも選ばれるような業界トップの商材を売っている場合は別です。
つまり、商材をより良いものにするのは営業マンの仕事と言えるでしょう。
「××といったデメリット・弱点はあるものの、〇〇といったメリットを享受するために、ぜひ買ってほしい」と伝えられると信頼度が高まります。
自社の商材についてしっかりと理解し、その商材がもっているデメリットをきちんと伝えられることほど、相手から信頼感を得られるものはありません。
協調性
IT営業は、会社の利益とクライアントの要望をうまく調整する橋渡しの役目も担います。
協調性は、社内メンバーで一致団結する際に必要なスキルです。
たとえば、自分の取り扱う案件でトラブルが発生したとしましょう。
トラブル発生時に、営業マンに求められる行動は以下の通りです。
・問題点/現状の把握
・クライアントへ連絡
・クライアントへ謝罪
・社内に現状を報告
・売り上げダウンに備えた解決策の提示
営業が携わる仕事でなんらかのミスが起きると、会社には何かしらのマイナスが生じてしまいます。
これらの損失をカバー・補填するには、営業マン同士の協働が欠かせません。
協調性をフルに発揮して、売り上げダウンに備えた新規売り上げを立てられないか考えます。
情報収集力
IT営業には、IT関連の新着情報をいち早くキャッチする情報収集力も必要です。
IT業界では、日々新たな技術が登場し、トレンドも刻一刻と変わっています。
ほんの少し前まで主流だった手法が、すぐ古くなることは多々あります。
IT営業として働くのであれば、これらの知識を常にインプットしておかなければなりません。
営業は、客先で新たなソリューションを求められた際に最善かつ最新の提案をします。
エンジニアのようにスキルをもっている必要はありません。
しかし、提案できる解決策のバリエーションが多いほど、営業として重宝されるのはたしかです。
また、さまざまな情報が頭に入っていると、ヒアリングの精度も上がります。
知識の引き出しがある数だけ、営業マンとしての存在価値が高まると考えて良いでしょう。
【新卒向け!IT営業の志望動機】志望動機の構成
ここからは、おすすめの志望動機の構成について解説します。
志望動機は、ぜひPREP法を意識して書いてみてください。
新卒向けの履歴書やエントリーシートに用意される志望動機の項目は、その多くが200文字~300文字で構成されています。
PREP法とは、具体的に以下の内容をあらわした文章構成法です。
・P(Point :結論)
・R(Reason:理由)
・E(Example:具体例)
・P(Point :結論)
PREP法を使うと要点をまとめやすいので、簡潔でわかりやすい志望動機が書けます。
PREPそれぞれの項目に書くべき内容について見ていきましょう。
Point(結論)
PREP法の冒頭は、Point(結論)です。
志望動機全体を通じて、結論をはじめに伝えてしまいましょう。
最初に結論を伝えておくことで、読み手はゴールを明確にイメージしながら志望動機を読めます。
志望動機のよくある失敗では、言いたいことがありすぎて、まとまりのない文章を書いてしまうことです。
企業に対する気持ちが大きければ、あれこれ書きたくなる気持ちもわかります。
しかし、結論の見えない文章は、読み手にストレスを与えてしまうので注意が必要です。
Reason(理由)
続いて、Point(結論)に続く項目はReason(理由)です。
理由とは、結論で伝えた内容を補完するパートにあたります。
志望動機とは、企業で働きたいと思った考えそのものです。
理由付けがあることで、読み手の理解も深まるでしょう。
よくある志望動機の失敗例に、理由を飛ばしてしまっているものがあります。
人の行動には必ず理由があるものです。
しかし、志望動機のようにあらためて文章に書き出すと、ついつい忘れてしまいがちな項目でもあるのです。
伝えたい内容の整理にもなるので、理由パートの内容はじっくり考えましょう。
Example(具体例)
理由を伝えたあとは、Example(具体例)です。
志望動機における、結論や理由はともすればほかの学生と似通ったものとなります。
IT業界を志望する学生は、そのほとんどがITに興味があり、ITが好きです。
仮に理由を「好きな仕事に携わりたい」という内容にすれば、ほかの学生と伝えていることはほぼ同じようなことになるでしょう。
そこで、重要になるのが具体例です。
具体例があると、志望動機に説得力がプラスされるだけでなく、スムーズにエピソードを読むことができます。
ほかの学生との差別化もはかれるため、必ず内容に盛り込みましょう。
Point(結論)
PREP法のラストは、冒頭でも伝えた結論です。
理由や具体的なエピソードを書いたあとに書く結論は、念押しの意味が込められています。
アピールしたい内容を印象付けるといった効果も期待できます。
このとき、注意したいことは以下の2つです。
1つは、文末の結論も冒頭で伝えた結論と内容がぶれないようにする。
もう1つは、まったく同じ言い回しにならないよう注意することです。
結論は内容こそ同じでも、まったく同じ文章を2度繰り返すようなことがあってはなりません。
【新卒向け!IT営業の志望動機】IT営業の志望動機を書くポイント
IT営業の、志望動機を書く際には以下の3つのポイントがあります。
・役立つスキルでアピール
・将来性のある内容
・業界研究・企業研究
これらの項目は、志望動機に必ず盛り込んでおきましょう。
志望動機は、自分だからこそ話せるオリジナル性も大切です。
しかし、IT業界に対する強い興味関心を背景とした、最低限の知識も問われると考えて良いでしょう。
志望動機には、IT企業で働く自分の姿について具体的なプランを考えて書く必要があります。
それぞれの項目に書くべき内容について見ていきましょう。
役立つスキルでアピール
IT営業の志望動機を書くなら、仕事に役に立つスキルについてアピールするというのも1つの方法です。
志望動機には職務に対する熱意も必要ですが、即戦力になりそうな人材であることのアピールも有効と言えます。
たとえ新卒であっても、仕事に役立ちそうなスキルを取得していることは大きなポイントとなります。
IT営業にまつわるスキルではなくとも、パソコンをしっかりと操作できる、ビジネス英語の知識があるといったジャンル外のスキルでもかまいません。
仕事を見据えて資格取得を頑張ったという、行動そのものが評価されるからです
仕事に対する前向きな姿勢は、先輩社員や上司から信頼を得られるきっかけになります。
熱い想いを語るだけよりも、説得力があるのでおすすめです。
将来性のある内容
志望動機では、将来を見据えた内容について必ず書いておく必要があります。
学生であっても、社会人として企業で働くことについて考えを巡らせておかなければなりません。
就活は、内定をもらうことがゴールです。
しかし、いち社会人として意識しておくべきことは、自分のキャリア形成は入社後もずっと続くということです。
仕事を通じて、人はどこまでも成長できます。
就活生であっても、自分がどのように企業で活躍できるかは考えておきましょう。
志望動機には、こうした将来性も必ず盛り込んでおきます。
仕事に対する意欲、社会人として大成したいという前向きな姿勢をアピールできます。
仕事に対して並々ならぬ熱意を語られて、嫌悪感を示す面接官はいません。
業界や仕事内容に対する正しい理解は必要ですが、成長意欲を見せると高ポイントであることは間違いありません。
業界研究・企業研究
志望動機を書く際は、IT業界についての業界研究や企業研究もおこたってはなりません。
IT業界と一口に言っても、業界にも企業にもさまざまな種類があります。
たとえば、ITシステムの開発工程を例に考えても、ありとあらゆる企業がプロジェクトに参加するケースがあります。
企業によっては、1人の人材が広範囲の業務をカバーするケースもあるでしょう。
とにかく、IT業界の細かなゾーニングや企業活動については、くわしく研究していかなければなりません。
徹底的に調べることで、以下のようなエッセンスが自分の中でより明確になるでしょう。
・IT企業や業務の特徴をつかめる
・自分の気質に合うIT営業の種類がわかる
・仕事の特性を理解した説得力のあるアピールができる
企業の魅力発見に留まらず、業界研究や企業研究を深めれば深めるほどIT営業として重宝される人材に成長できるでしょう。
【新卒向け!IT営業の志望動機】IT営業で役立つ資格
ここからは、新卒が就活でアピールできる資格について解説します。
IT営業が持っていると、社内での評価や実際の業務に活かせる資格は以下の2つです。
・ITパスポート
・MOS
ITパスポートは、IT業界における基礎知識を問われる国家資格です。
MOSは、Microsoft社が提供するサービスにおける技術習熟度をアピールできる資格です。
いずれもIT営業として持っておけば、箔が付くことは間違いありませんし、ほかの就活生とも差別化ができます。
また、資格取得に向けた具体的な行動を示すことで、仕事に対する熱意も評価されるでしょう。
ITパスポート
ITパスポートとは、IT業界における業種・職種を横断して身につけておくべき基礎知識を問われる国家資格です。
これから社会人になる学生を対象に作られた試験ですが、社会人も受験できるというのがポイントです。
ITパスポートは、IT業界を志す人なら誰でも受けられます。
文系や理系といった大学の学部や、事務職や技術職といった社内での職種にも縛られません。
試験は、CTB方式といってインターネットを経由した形式で受験できます。
合格率は約50%(うち学生は37.9%)です。
そこまで難しい試験でもないので、IT業界に少しでも興味があるなら、受験していて損はないでしょう。
MOS
MOSとは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」の略称であり、Microsoft社がリリースするWordやExcel、PowerPointにおける操作技術や知識を問う民間資格です。
日本のみならず、国際的に名の知れた資格です。
IT営業に特化した資格というよりは、企業人としてパソコンを扱ううえで、一定のスキルがあることを証明できる資格だと認識しておいてください。
IT営業の仕事に就くと、必ずといって良いほど資料を作る機会があります。
MOSを持っていれば、基本的な操作がわかり、入社してからの業務にもついていきやすいでしょう。
【新卒向け!IT営業の志望動機】例文
最後に、新卒向けのIT営業の志望動機について3つの例文をご紹介します。
新卒が目指せるIT営業の3職種は以下の3つです。
・SaaS営業
・SIer営業
・ブロックチェーン技術営業
同じIT業界とはいえ、営業が携わる業務内容については違いがあります。
たとえ新卒とはいえ、IT営業を志すなら、それぞれの営業が携わる業務について最低限の理解は必要でしょう。
先ほどご紹介したコミュニケーション能力・協調性・情報収集能力を絡めながら、それぞれの業務を志望する例文について解説していきます。
SaaS営業志望
私は、コミュニケーション力を武器にSaaS営業として活躍したいと考えています。
大学時代はテニス部に所属し、幹部として部をまとめる立場に立っていました。
部員数の多い部活であったこともあり、頻繁に他学年との意思疎通を取る必要がありました。
合宿や大会に向けた練習も、レベル別や学年別など分かれて行うことが多かったので、部としての協調性を保つためには橋渡しとなる幹部の存在が欠かせなかったのです。
それぞれのレベルや要望に合わせた練習方法を考え、実際に結果が出たときのやりがいはひとしおでした。
この経験から、社会人になっても他者同士を結ぶ役割のある仕事に就きたいと考えています。
貴社のSaaS営業であれば、非常に幅広い業種のクライアントが担当できるため、橋渡しの役割を担いながらプロジェクトが完成した際に大きなやりがいを感じられると考えています。
SIer営業志望
私は、強みである協調性を活かしてクライアントと協働しながらSIer営業で活躍したいです。
大学時代はアルバイトで居酒屋に勤務し、リーダー職についてアルバイトメンバーを引っ張る役割を任されていました。
それぞれ働くモチベーションの異なるアルバイト同士を協力させ合うことは難しかったのですが、一緒に働いて楽しいと実感できたときのやりがいは格別なものがあります。
この経験から、私は社会人になっても協調性を大切にしながら仕事を遂行したいです。
SIer営業の、さまざまなシステムエンジニアと手を取り合いながら、プロジェクトを成功させるという働き方に魅力を感じています。
貴社のSIer営業であれば、システム開発の上流から下流まで幅広く着手できるため、自分の理想と合致すると考えました。
ブロックチェーン技術営業志望
私は、得意とする情報収集能力を武器に、ブロックチェーン営業として貴社で活躍したいと考えています。
大学時代、イベントサークルの幹部として数々のイベントのプロデュースを担当してきました。
周辺地域にある大学のサークルと合同でイベントを開催するには、イベントの開催情報や他大学のサークルとのつながりをもてるよう徹底したリサーチが求められます。
情報を共有し合いながら、お互いのイベントが成功した際のやりがいが忘れられません。
この経験から、私は社会人になっても常に情報をインプットしながら仕事に活かせる、ブロックチェーン営業に大きな興味関心を抱いています。
特に貴社であれば、プロジェクトや開発事例がたくさんあるため、今までブロックチェーンに興味があったけれど、手を出せずにいたクライアントとの新たな出会いもあると考えています。
まとめ
新卒で、働くことを明確に考えられている学生はそう多くありません。
やはり、実際に働いてみないと企業人としての責任や、仕事におけるやりがいというものは具体的にイメージしづらいでしょう。
しかし、就活では必ず志望動機を聞かれます。
たとえ働いたことがなくとも、業務に対して想像力を発揮しながら自分がどのように活躍できるか考えなければならないのです。
IT営業は、どの職種もこれからも脚光を浴び、なおかつ業界としても伸びていく産業の1つに携われる仕事です。
覚えなければならない知識、業界の当たり前には慣れるまで大変でしょう。
それでも慣れた先に大きな仕事のやりがいがあることはたしかです。
志望動機を考えるには、IT業界について深く理解し、自分が働きたいと思えるモチベーションについてもしっかりと考えておく必要があります。
例文を参考に、よりよい志望動機を書けるように考えを巡らせてみてください。