【例文あり】ガス会社の志望動機!営業職の志望動機の書き方を徹底解説!

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日々の暮らしを支えるインフラ業界に興味をもっている人もいることでしょう。

今回はインフラ業界の中でも特に「ガス会社の営業職」をお考えの方向けに、例文も2つ交えて具体的な志望動機の書き方を解説します。

「志望動機の書き方がよくわからない」「どんな志望動機が好まれるのか」といった疑問や、不安をお持ちの方はぜひ最後までお読みいただき、ガス会社の営業職へ向けた就職活動の参考にしてみてください。

【ガス会社の営業の志望動機】ガス業界とは

ガス業界は電力業界や鉄道業界と同じく、私たちの生活にはなくてはならない生活基盤を取り扱う、代表的なインフラ業界の1つです。

ガスは国民生活に必須であり、決して需要がゼロになることはありません。

業界的には寡占の状態で、将来的な安定という面からも就活生に人気の業界でもあります。

しかし、最近はエネルギーの自由化により、民間においても新規参入の企業が増え、業界内における競争の活性化が見られるようになっています。

ビジネスモデル

ガスは基本的に海外からの輸入に頼っています。

主な原料である「天然ガス」を輸入して製品化し、需要者である個人や企業などに届け、基本料と需要に応じた使用料を徴収するというシンプルなビジネスモデルとなっています。

輸入した天然ガスの約7割は電力用として使われ、残り3割が家庭用として使用されています。

輸入するガスの原料の価格が低ければ低いほど、需要者である契約者とガス使用量が増えれば増えるほど、利益が出る仕組みです。

輸入価格は世界各地の紛争や、さまざまな国際情勢、また為替の影響を大きく受け、需要者のガスの使用量は天候に大きく左右されます。

ガス業界は主に3つに分けられ、個人向けである「家庭用ガス」と、法人向けである「電力用ガス」「産業用ガス」に主に分けられます。

家庭用ガス

家庭で使うガスの供給が主な業務です。

家庭用ガスは主に2種類に分けられます。

1つ目はガス会社が管轄地域にガスを供給する「都市ガス」、2つ目は導管の通っていない地域にガスボンベを設置してガスを供給する「LPガス」に分けられています。

家庭用ガスの分類

現在、一般家庭で使われているガスは、大きく分けて都市ガスとLPガスの2種類です。

市場規模は都市ガスが約5兆円、LPガスが約4兆円で合計約9兆円、事業者数はそれぞれ約200社および約2万社となっています。

都市ガスの売上高とシェアのランキングを見てみると、上位3社で全体の約8割弱を占めているという調査結果もあります。

また、2011年の東日本大震災以降、全国の原子力発電所が停止されました。

その影響で、火力発電へのシフトが鮮明になり、燃料となるガスの供給は増加傾向が続いています。

しかし、近年では天然ガスの輸入価格が高騰し、加えて世界情勢の変化なども相まってガス業界の収益は、昨今特に不安定であると言えるでしょう。

電力用ガス

火力発電に使われるガスの供給が主な業務です。

具体的には、火力発電の原料である「液化天然ガス」の供給を行います。

産業用ガス

産業用として使われるガスの供給を行います。

具体的には、酸素ガスや水素ガス、窒素ガスなどの供給を行い、これらは製造業などにおいて溶接や、製品の加工、保存などに用いられます。

将来性

オール電化や世界的な気候変動にともなう暖冬の影響で、ガス業界の市場規模は減少傾向にあります。

しかし、日本は東日本大震災以降、原子力発電の停止により火力発電を主たる電力源としてきました。

そのため、火力発電の原材料として使われるガスは近年高い需要が続いています。

ただし、今後も安定的な需要がずっと続いていくかといえば、そうとも限らない理由が2つあげられます。

1つは地球温暖化問題への対応です。

ガス業界は温室効果ガスである二酸化炭素をたくさん排出するため、業界として二酸化炭素の排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルに取り組んでいます。

このカーボンニュートラルにかかるコスト増と、先述したオール電化におけるそもそものガス需要の低迷という課題にどう取り組むかという点です。

もう1つは2017年に始まったガスの小売自由化です。

これにより、ガス業界へも異業種が多数参入してきており、競争が激しい業界へと変わってきています。

脱炭素と自由化という2つの課題を乗り越えられるかどうか、ガス業界は難しい時代を迎えているのです。

【ガス会社の営業の志望動機】営業職

ガス業界を志望するにおいて、技術職を除くと主に考えられるのが「営業職」です。

具体的な志望動機の書き方の前に、まずはガス会社の営業職について触れておきましょう。

ガス会社の営業は公共インフラを取り扱う仕事ということもあり、ほかの一般企業の営業職に比べるとやや異なります。

需要者からの依頼を受けて訪問することも多く、ガスの供給というサービスを安全面などもふまえて、丁寧に説明する必要があるため、公共性の側面をもっていることがその要因です。

主な営業先の違いとして家庭用営業と業務用営業があります。

家庭用営業

家庭用営業は、新規開拓を目的とした一般家庭向けの営業です。

展示会などを通じて個人向けに直接サービスやガス機器の製品を案内する以外に、リフォームを行うハウスメーカーや地元の工務店などの法人に対しても営業を行います。

顧客がリフォームを行う際に、電気やプロパンガスから都市ガスに切り替えてもらえるよう提案をしたり、最新のガス機器の案内を行ったりして、ガスのあるより快適な生活が送れるよう性能面や経済面から提案を行います。

加えて、リフォーム会社にガス機器についての知識を持ってもらう必要があるので、自社にショールームを設置して勉強会を行ったり、モデルハウスで行われるイベントに参加または協賛したりすることもあるでしょう。

業務用営業

業務用営業は一般家庭以外の法人向けに行う営業です。

対象は飲食店やホテル・工場・マンション・大学・事務所ビル・公共施設など、実にさまざまです。

主に都市ガスを使ってもらうような提案営業が中心となります。

直接ガス契約のみの提案を行うだけではなく、都市ガスから電気と熱を作る発電機や、ガス空調・給湯・厨房などを組み合わせたエネルギーシステムについてトータルで提案することもあります。

交渉から工事完成、ガス契約まで一連の流れを担当することになるので、ゼネコンや設計事務所・工事会社・メーカーなど、多くの関連会社や自社の技術部門との連携が非常に大切なのです。

また、さまざまな顧客の業務に応じた、最適なガス利用の提案を行うことも多々あります。

【ガス会社の営業の志望動機】ガス業界の営業職の平均年収

ガス業界大手4社の営業職は、平均年収700〜800万円がレンジです。

しかし、ガス業界には営業職のほかに技術職も存在しており、技術職の平均年収は500〜600万円程度となります。

そのため、ガス業界全体の平均年収は600万円程度になります。

しかし、民間のガス企業になると平均年収が440万円程度となり、大手4社に比べてかなり年収が下がる傾向です。

また、ガス業界は平均年収が高いだけでなく、福利厚生も整っているところが多いです。

育児休暇や長期休業など、仕事とプライベートを充実させられる業界の一つといえるでしょう。

【ガス会社の営業の志望動機】ガス業界の営業職のやりがい

ガス業界の営業職は、さまざまなやりがいを感じながら働けます。

ガス業界は他業界にはない特徴があり、仕事やプライベートも充実させながら働くことが可能です。

そこで、ここからはガス業界のやりがいについて紹介します。

ガス業界の変化を感じながら仕事に没頭できる

ガス業界の営業職のやりがいは、ガス業界の変化を感じながら仕事できる点です。

ガス業界では日々新しいエネルギーや環境に配慮したものが誕生しています。

そのようなエネルギーが誕生していることから、世間の注目度も高くやりがいを持って働けるでしょう。

ガス業界は安定した業界と呼ばれていますが、今後新しいエネルギーをもとに利益を追求しなければなりません。

そのため、新しいエネルギーでどのように利益を得られるかのアイデアを働かせる力も必要になります。

これまでのガス商材を販売することも大切ですが、新たなエネルギーを販売することにチャレンジできる人もやりがいを感じられる職種と言えるでしょう。

間接的に多くの人に貢献できる

ガス業界は、毎日を生きていく人にとって欠かせない業界の一つです。

そのため、ガス業界の営業職として働くことで、間接的に幅広い人たちに貢献できます。

ガスは多くの人が快適に過ごしていくために必要な資源で、ガスがなければ生活に支障をきたす方も多いはず。

それだけ、多くの人を支えるガス業界の営業職として働くことで、社会的貢献を得られることでしょう。

しかし、多くの人に快適な毎日を提供する分、大きな責任も付きまといます。

ガス業界は安定している業界ですが、ガスを契約している方に不良の事故が発生すると大きな被害につながります。

多くの人たちに貢献できる業界ではありますが、それと同時に責任もつきまとう業界です。

安定した企業で働くことができる

ガス業界は多くの人が契約している業界であるため、他業界に比べて安定している業界と言えます。

そのため、経営難に陥ったりするといったことは少なく、企業が潰れることを心配せずに毎日働くことが可能です。

かつてはガス自由化ということから、契約の競争が激しくなることが予想されました。

しかし、ガスを商材を扱うためには新規企業としては障壁が高く、新規参入する企業はそれほど増えていないことが現状です。

また、人が存在している以上、ガスというものには需要があります。

そのため、ガス業界が不安定になることはなく、これからも安定する業界として受け継がれていくでしょう。

しかし、中小のガス企業はそうともいきません。

ガスを契約する方たちはガスに関する知識が豊富とは言えず、リテラシーが低い方がほとんどです。

そのため、大手ガス企業に契約する可能性が高く、中小企業が淘汰されるかもしれません。

大手のガス企業に転職できれば問題ありませんが、中小のガス企業への転職の際は大手ほど安定していると考えないようにしましょう。

【ガス会社の営業の志望動機】ガス業界の営業職に向いている人の特徴

ガス業界の営業職に向いている人は、ある共通した特徴を持っています。

これから紹介する特徴を持っている人は、ガス業界へ転職してもギャップを感じることが少なく毎日働けることでしょう。

しかし、ガス業界に転職したくても共通する特徴に合っていなければ、活躍することが難しいかもしれません。

ここで紹介する特徴を確認し、自分はガス業界の営業職として活躍できるかどうか把握しましょう。

責任感を持って仕事ができる人

ガス業界の営業職として向いている人は、責任感を持って仕事ができる人です。

なぜなら、ガスは家庭や産業に利用され、万が一あると多大な影響を及ぼすからです。

そのため、影響力が大きいことから責任感を持って仕事ができる人が向いていると言えます。

反対に、責任感がなく雑に業務をおこなう人が携わってしまうと、取り扱いを間違えてしまい重大な被害を出してしまうかもしれません。

このようなリスクを起こさないためにも、ガスの取り扱いに注意しながら責任感を持ってお客様に提供できる人が活躍できるでしょう。

また、責任感を持って業務に携われる人、企業からも必要とされる人材になれる可能性があります。

責任感を持って業務ができる人材には自然と信頼が集まり、リーダーや部長といったキャリアも目指せるかもしれません。

このように、ガス業界の営業職は責任感ある人が活躍できる環境です。

協調性を持って仕事ができる人

ガス業界はさまざな人たちと関わり合って業務を進めていく業界です。

そのため、自分一人で進めていくのではなく、多くの人と協調しながら業務に携われる人材でなければ厳しいでしょう。

ガス業界では営業職をはじめ、技術職や事務職、生産管理、研究など、多岐にわたるメンバーが存在しています。

あらゆる工程を経てガスは作り上げられるので、一人の力だけでは業務が成り立ちません。

一人でも多くのお客様に信頼されるガス会社にしていくためには、メンバーである社員と協力しながら業務に励める人材が活躍できるでしょう。

インフラを通じて人々の生活に貢献したいと考えている人

ガス業界は生活インフラの代表といえる商材です。

そのため、インフラを通じて多くの人々に貢献したいと考えている方は活躍できる環境といえるでしょう。

ガス業界は大学で学べる学部などが存在していますが、大切なのは生活のインフラとしてどのようなビジョンを持っているのかが重要です。

なぜインフラ事業に関わりたいのか、なぜガス業界などを明確にしておくことで、おのずと仕事へのモチベーションにつながります。

また、ガスは契約している人々がどのタイミングで活用するかわからないものです。

そのため、安定したガスを提供し続ける想いがあることで、一人でも多くの人のためになる業務となります。

このように、ガス業界に向いている人の特徴として、生活インフラでどのように貢献したいのかが明確になっている人材が挙げられます。

【ガス会社の営業の志望動機】志望動機の書き方

ガス営業を目指すための、志望動機の書き方についてのポイントをご紹介します。

企業の採用プロセスにおいて、書類選考の志望動機の内容はとても重要です。

応募者の経歴も含め、なぜガス業界を志望しているか・その動機に矛盾がないか・熱意が感じられるかなど、採用担当者が重視している点はどこなのかを解説しましょう。

面接における質疑応答も志望動機と深く関わってくると言えるため、まずは徹底的に志望動機の書き方を研究してみるのがおすすめです。

志望理由

はじめに、なぜガス業界の営業を志望したのか、その理由を書きましょう。

まずは業界です。

電気や水道など、数あるインフラ業界の中でも特になぜ「ガス」に惹かれ、興味を持ったのかという理由について深掘りしてみてください。

次に職種です。

営業という職種に対する適性や、やりがい・ガスの営業を通じて自分は何がやりたいか・どんな価値を提供できるか、といった点を志望理由に落とし込んでいきましょう。

あいまいな理由ではなく「この業界でないとダメだ」という明確な理由であればあるほど、強い動機と受け止められやすくなります。

なぜその企業なのか

ガス業界と一口にいっても、企業によって取り組みや方向性が異なります。

「なぜその企業なのか」「企業のどこに惹かれたのか」をしっかりと整理しておきましょう。

入社後やりたいこと

入社後にやりたいことをあらかじめ考え、言語化できていると入社意欲をさらにアピールできます。

志望動機としての「なぜ」にプラスして、入社後の自身の将来プランや成長イメージがある応募者を、採用担当者は高く評価する傾向にあります。

漠然と就活を行っている就活生よりも、明確な目標や目的を持って働き場所や働きがいを探している就活生のほうが、魅力的に映るのは当然です。

自分が考えている興味・関心の中からいくつかのポイントを洗い出して、ガス会社でできることを考えてみましょう。

【ガス会社の営業の志望動機】志望動機のポイント

それでは、いよいよガス営業の志望動機の具体的なポイントをお伝えしていきます。

志望動機を考えるにあたっては、業界の研究が欠かせません。

まずはその業界がどんなものであるのか、俯瞰的な目線で全体把握しておくことがベースとなります。

収集情報としては、業界の動向や市場規模・関連企業・今後の見通しなどです。

次に個別の企業研究となります。

それぞれの企業の特徴や強みなどをおおむね理解しておきましょう。

それらをふまえ、根拠と結び付きを考えながら志望動機を構築していくのがセオリーです。

求められる人物像の確認

志望動機を書き始める前に、企業が求める人物像の確認をしておきましょう。

内定するには、あなたが企業が求める人物像であるというアピールが必要不可欠です

ガス会社に求められる人物像としては、例えば「責任感が強い「社会貢献意欲が高い」などが挙げられます。

企業により異なる部分もありますのでしっかりと押さえておきましょう。

根拠はしっかり

根拠を明確に書くと、伝えたい内容を際立たせてくれます。

根拠を考えるポイントとは「WHY」を常に考えることです。

なぜその業界を志望したのか・なぜその職種を志望したのかを徹底的に深掘りしていきましょう。

始めは単に「面白そうだから」「なんとなく安定してそうだから」という理由で興味をもっただけということもあるでしょう。

しかし、それだけでは単なる興味本位で終わってしまいます。

面白そうと感じたのなら、なぜそう感じたのか、一歩踏み込んで自分自身に問いかけてみることが大切です。

たとえば「業界研究をしていく中でガスの社会的役割をあらためて感じ、無限の資源ではないガスをいかに有効活用していくかということに社会的使命を強く感じた」などです。

自分とその企業の結び付きを考える

自分と企業の結び付きを考えることで、志望動機に一貫性が生まれ、まとまった志望動機になります。

災害時に感じたガスの大切さや、日常におけるガスの役割など、身近な事例でもかまいません。

普段は何気なく使っている社会インフラについて、ふとその関わりを感じた瞬間というものを思い出してみてください。

電気やガスが止まったら、私たちの社会生活は立ち行かなくなります。

当たり前を不備なく提供し続けることの重要性は、普段の生活の中で、感じることはなかなか難しいかもしれません。

しかし、その当たり前の上に私たちの日常生活が成り立っていると考えたとき、自身と社会インフラであるガスとの結び付きが強く意識されてくるのではないでしょうか。

【ガス会社の営業の志望動機】志望動機のポイント

実際にガス会社の営業の志望動機はどのような点に注意して書けば良いのでしょうか。

以下の内容に注目し、よりアピールできる志望動機を目指しましょう。

ガス業界でどのようなことを成し遂げたいかを明確にする

ガス業界へ転職に関する志望動機を書く際は、ガス業界でどのようなことを成し遂げたいのかをブラッシュアップすることが大切です。

ガス業界で活躍したい、多くの人のためになりたいだけでは動機が薄く、面接官に刺さらない可能性があります。

ガス業界への志望動機を書く際には、成し遂げたいことの理由づけとなる実体験を伝える必要があります。

例えば、「学生時代に〜〜のことに興味を持ったことから、ガス業界で働きたくなった」「小さいな頃に、〜〜な部分に感銘を受け今でもそれを思っている」といった実体験を組み合わせることで、面接官に刺さる志望動機になるでしょう。

このように、ガス業界へ転職する際には実体験を組み合わせて成し遂げたいことを伝えることが重要です。

転職エージェントを活用する

ガス業界への志望動機に困っている場合は、転職エージェントに頼るのも一手です。

志望動機を完成させても、第三者から見た時に意味が伝わらないといった捉えられ方をされてもおかしくないからです。

自分の中では完璧でも、他人から見た時に何が言いたいかわからないといった動機は多々あります。

そのため、転職エージェントに見てもらうことで、志望動機が変な風になっていないかどうかを確認できます。

また、転職エージェントは転職をサポートする立場の人間なので、面接官に刺さるような志望動機の書き方をレクチャーしてくれるかもしれません。

このように、ガス業界への志望動機の書き方がわからない場合は、転職エージェントに頼ることも大切です。

【ガス会社の営業の志望動機】例文

ここからはガス営業を目指す場合における志望動機の例文を2つご紹介します。

1つは家庭用営業、もう1つは業務用営業です。

ガス会社の営業という点では同じですが、営業の対象は個人または法人と異なります。

実際に書くべき志望動機としても、やや違ってくるところもあるため、ぜひ見比べて参考にしてみてください。

自身がどちらの営業を希望しているか、まだ悩んでいる方も、その動機から希望する営業を選択する基準にもなるかもしれません。

家庭用営業

ガスを通じて、お客様に豊かな生活を提供したいと思い、貴社の家庭用営業を志望いたしました。
以前災害に遭ったとき、電気を使えない状態でしたが、そのときにガスが大変役に立ち、日常生活をまかなうことができました。
そういった経験からも、ガスの必要性を強く感じております。
また災害時だけではなく、ガスは炊事や暖房など私たちが生活するうえで欠かせないものであるとあらためて知り、より多くのお客様にガスの大切さを知ってもらいたいと思うようになりました。
貴社の取り組みとして最近は月々のガス代をアプリで確認できるようになったり、さまざまなガス代節約の情報を提供されていたりと、消費者へのガスの重要性を啓発されている点などにも、非常に共感する部分が多いです。
ガスを通じてお客様に豊かな生活が送れるような提案営業をしていきたいと思っています。

業務用営業

社会に貢献できる仕事をしたいと思い、業務営業職を志望しております。
自分を育ててくれた、この地域を活性化すると共に、何か恩返しができないかと考え、インフラ業界を志すようになりました。
特に電気やガスなどの生活インフラを扱う企業は、社会貢献を通じて地域に貢献できるのではないかと思い、業界研究を続けております。
私は大学時代医療関係のアルバイトをしていました。
ある冬の寒い時期、院内で大規模な停電が起こってエアコンが止まった際、ガスストーブがスタッフや患者さんを救ってくれたことがありました。
そのときのガスの重要性とありがたみは、今でも忘れることができません。
そういった経験からも、ガスを通じて社会貢献ができる仕事をしたいと考えるに至り、貴社でガス営業に尽力していきたいと思っています。

【ガス会社の営業の志望動機】まとめ

ガス会社の営業職に就くための志望理由の大まかなポイントとして、「社会貢献がしたい」という漠然とした理由だけでは説得力としては弱いと言えます。

社会貢献を通じて何がしたいのか、どうして社会貢献がしたいと思うに至ったのかがとても重要です。

またインフラ業界の中でもなぜ電力や鉄道、または情報通信ではなくガスなのか、その理由も自身の経験や体験から説明できるようにしておくと、説得力のある志望動機が作成できます。

いずれにせよ、インフラ業界の中でもガス会社がどういった立ち位置にあり、どういった社会貢献をしているのかをしっかり理解したうえで企業研究を行い、自身の想いを志望動機に落とし込んでいきましょう。

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