【新卒向け】自己分析を簡単に行うやり方が知りたい!自己分析を行う目的や就活での活かし方を解説!

【新卒向け】自己分析を簡単に行うやり方が知りたい!自己分析を行う目的や就活での活かし方を解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

 

はじめに

就活のイベントなどでことあるごとに重要性を解かれる自己分析ですが、実際にどう行ったら良いか詳細な手順まで教えてもらえる機会は多くありません。

具体的なやり方が分からないと、何となく複雑で面倒な行為のように思えて足が遠のいてしまいます。

そんな自己分析ですが、きちんとやることに何かメリットはあるのでしょうか。

この記事では、自己分析のメリットや簡単なやり方などについて解説しています。

自己分析に取り掛かる気が起きないという人や、どうやって行うか悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

【自己分析の簡単なやり方】自己分析は本当に必要?

何かと面倒なイメージの付きまとう自己分析ですが、そもそも本当にやる必要はあるのでしょうか。

結論から言えば、自己分析は就活において必須です。

企業研究などで相手について詳しく知ることも重要ですが、それ以上に自分について詳しく知っておかなければスタート地点にも立てません。

自己分析を疎かにし、自分のことを理解していない状態で就活を行うことにはデメリットしかないのです。

自分について理解できていない状態とは、自分に何ができるのか分かっておらず、やりたいことも見つかっていない状態のことを指します。

その状態では、行きたい企業を探すこともままならず、選考においてもうまく自分の良さをアピールすることはできないでしょう。

これを回避して自分の将来を確かなものにするためにも、自己分析が必要です。

企業とのミスマッチを防ぐことができる

就活で企業を探し、行きたいところを選ぶために重要なポイントは、自分と企業との相性です。

自分のことをしっかり理解できていないと、その相性を測るためのものさしが得られません。

つまり、自己分析を疎かにして就活を行うと、自分と合っている企業は見つけられないということです。

仮に待遇面での条件が良い企業に入れたとしても、就職後にミスマッチに気付いてしまい、どうしても合わなければ早期退職につながる可能性もあります。

早期退職は、就活にかけた時間が無駄になるうえ、企業にとっても採用と教育に関するコストの無駄になるため、双方にとってメリットのない行為です。

相性の良い企業に入って長く働き続けるためにも、自己分析でまず自分がどのような人物か把握することが重要になります。

【自己分析の簡単なやり方】自己分析を行うメリット

自己分析について、もっと具体的なメリットを知りたいという人も多いでしょう。

自分について深く理解するということは、就活を有利に効率良く進めていくために不可欠な行為です。

自己分析では、自分がどのような性格をしているのか、今できることは何か、やりたいことややれるようになりたいことは何か、逆に絶対に嫌なことは何かなど、就活でどのようなことを大切にしていきたいかが分かります。

これらの情報が分かることで就活にどう活用できるのか、その利点について確認しておきましょう。

自分の価値観を知ることができる

就活においては、自身の価値観にもとづいた「大切にしたいこと」「譲れない条件」といった芯が重要になります。

自己分析によって自分の価値観を理解すれば、どのような業界で何を目指す企業に入り、どういった仕事をするために就職したいのかという目指すべき方向、目標などの就活の軸がはっきりするでしょう。

そして、その目標を達成するために今からどんな努力をするべきなのかが見えてきます。

何も分からないまま、がむしゃらに手当たり次第行動を起こすよりも、やるべきことを理解してしっかり道筋を組み立て段階を踏んだ方が効率的です。

自分がやりたいこと、行きたい業界や企業を明確にするためにも、自己分析によって価値観を明らかにすることが重要だと言えるでしょう。

自分の人柄や考え方を言語化できるようになる

何となく自分のことが分かったような気でいても、自分がどのような人物かを言葉ですらすら説明できる人は少ないです。

自己分析を行っていく中で、自分の人柄や考え方への理解が深まり、それに当てはまる言葉がどのようなものか分かれば、それらを言語化するのが前よりも簡単になります。

そうすれば、選考書類で文章を書くのが楽になったり、面接などで自分の特徴や強みについて聞かれた際もすぐ言葉にして説明できたりするになるでしょう。

明瞭な言語には、それだけの説得力が生じます。

自分がどういう人物かの説明にすら戸惑う人物より、はっきりと自身の強みについてアピールできる人物の方が企業にとっても有用です。

したがって、自己分析で自分について説明できるようになるまで理解することには大きなメリットがあります。

どの職種が一番スキルを発揮できるのか分かる

行きたい業界や入りたい企業が決まっていても、どんな職種が良いのか悩むこともあるでしょう。

その企業にある職種が1種だけなら話は簡単ですが、現実にはそうも行きません。

就活で志望動機を考える場合は、たくさんある職種の中から自分がやりたい仕事、力を発揮できそうな仕事をしっかりイメージしておく必要があります。

希望の企業に入れても、就きたい職種について伝えきれなかったがために、向いていない仕事に配属されたのでは意味がありません。

自己分析を行い、自分の価値観や人柄、そしてできることやスキルについて理解を深めれば、どの企業が自分に合っていて、どんな職種が自分の力を一番発揮できるのかも予想できるようになるでしょう。

自分の力を存分に発揮できる企業や職業を見極めるためにも、自己分析が重要なのです。

【自己分析の簡単なやり方】簡単にできる自己分析のやり方

自己分析に面倒そう、複雑そうなイメージがあるのは、具体的なやり方が分からないからという面もあるのではないでしょうか。

やり方さえ分かってしまえば、案外簡単に自分に対する理解を深められるようになるものです。

そこで、自己分析を簡単に行えるやり方を4つのステップに分けてご紹介します。

重要なのは、自分を偽ることなく素直に向き合うことです。

簡単なやり方を覚えて、自分のやりたいことやできること、人柄について分析してみましょう。

自分の過去経験を書き出す

自己分析では、自分の過去の経験をもとに価値観などを分析していきます。

そのために、まずは自分の過去のエピソードを書き出してみましょう。

この段階では、なるべく色々な経験について数多く洗い出すことが大切です。

その中からとくに印象深いものを選び、頑張った経験や苦しかった経験など、自分が力を入れたエピソードをさらに書き出します。

数が多ければ多いほど、自分の中での比較対象が増えるため、今後の分析において深掘りするのが楽になるでしょう。

より過去の経験を思い出しやすいように、テーマやジャンルを絞ってきっかけを作ると、数を効率的に増やせます。

印象に残った経験を選ぶ際も、さらにテーマを具体的にして強く印象に残った順に並べておくと振り返りやすいです。

自分の好き嫌いを書き出す

次に、書き出したエピソードに関わる物事に対して感じた「これは好き」「これは嫌い」という感情を整理しましょう。

自己分析の内容は、まだ他人に見せるようなものではありません。

したがって、表面を取り繕うようなことはせず、素直に本当にそう思っている好き嫌いについて書き出しましょう。

また、エピソードには関わりのない部分でも、どうしても譲れない好き嫌いがあれば別枠で書き出しておくとそれに関しても分析できます。

この好き嫌いは、自分が本当にやりたいこと、就活で譲れない条件を考えるときの基礎となる情報です。

マッチしている企業を探すための必須事項とも言えるため、なるべく具体的に書き出しておくと良いでしょう。

好き嫌いに関しても、テーマごとに分類しておくと見返しやすくなります。

「なぜ」「なに」で深堀をする

上記で書き出した過去のエピソードや自分の好き嫌いについて、今度は「なぜ」「なに」という観点から深掘りしていきましょう。

「なぜそれを選んだか」「どうしてそう行動したか」といった抽象的な深掘りから始め、一段落ついたら次は「そう感じた理由はなにか」「何の変化があったか」という具体的な深掘りをしていきます。

抽象的な深掘りと具体的な深掘りを繰り返していけば、いずれ自分の価値観の根底にあるものが見えてくるでしょう。

それが分かれば、自分が大切にしたいこととはどのようなものなのか、当てはまる条件とはどれかがはっきりします。

表層から深層に至るまで「なぜ」と「なに」の問答を繰り返し行い、自分の考え方の根本について理解しましょう。

自分の強みを見つける

分析が進んでこれ以上深掘りすることがないというところまで来たら、最後に自分の強みを見つけましょう。

深掘りを繰り返していくと、印象に残ったものとして選んだエピソードに共通点が見つかります。

その共通点は、自分が持っている価値観にもとづいて生まれたポイントです。

そのため、共通点に気付くことができれば、自分の価値観や強みを探る手がかりになります。

これまで分析してきた内容から、自分がやりたいことやできることをまとめ、アピールポイントとなる強みを見つけましょう。

その強みを言語化できれば、選考で自分を売り込むのに大いに役立ちます。

このように、過去の経験の洗い出しから始め、好き嫌いを書き出し、深掘りを進めて強みを見出すのが自己分析の一連の工程となります。

【自己分析の簡単なやり方】自己分析を行う際の注意点

自己分析は、ただ漫然と進めても、役に立つ成果は得られません。

分析を進めていく際は、いくつか注意しておかなければならないことがあります。

自己分析というものはそれ自体が目的なのではなく、就活を効率的に進めるためのツールや手段に過ぎないことは覚えておかねばなりません。

単にやれば良いというものでもなければ、やったら終わりというものでもないのです。

また、自分の良いところだけを可視化するものでもありません。

何を目的として自己分析をするのかや、自己分析の性質というものをしっかり覚えておきましょう。

目的を明確にする

自己分析を進めるうえで重要なのは、目的を明確に定めることです。

自分の強みを知るため、これまでの経験で成長できた点を知るため、価値観を理解するためなど、その時々に応じて何のために自己分析をするのかは自分で決めておかなければなりません。

目的が曖昧だと、途中で何について深掘りするべきかが分からなくなり、自己分析が進まなくなってしまいます。

まずは、最終的に何を知りたいかという目的や目標を定め、分析中もそれを見失わないようにすることが大切です。

「自分について知ること」の先にある、就職という目標のために必要なことを考えれば、自ずと目的も決まります。

自己分析を「やって終わり」にせず、得られた情報をしっかり活用するためにも、目標地点を明確にしておきましょう。

自分の短所から目を背けない

自己分析を進めるうえでもう1つ重要なのは、自分の短所から目を背けず直視することです。

自分の短所はあまり意識したくないものではありますが、ここから目を背けるとそこで自己分析が終わってしまい、深く理解するまでに至らない可能性が高まります。

短所も自分が備える特徴の1つであり、転じて長所にもできるような可能性を秘めた存在です。

面接などでも、自分の長所だけでなく、短所について聞かれる場合があります。

失敗談や挫折した経験など、マイナスなエピソードからも目を背けることなく、しっかりと深掘りして自己分析を進めていきましょう。

これまでに短所をどう克服しようとしたかや、これから何ができるかもあわせて考えてみるとより効果的に分析を進められます。

【自己分析の簡単なやり方】就活での活かし方

自己分析は就活のために行うものであるため、終わったら必ず結果を活用しなければなりません。

自分について深く理解できたことで、例えば「自分の長所は負けず嫌いです」「強みは集中力の高さです」といった具体的な自己PRができるようになります。

そして、どうしてそれがアピールポイントになると思ったのか、学びや気付きとあわせて過去の経験を根拠として述べることで、より説得力のある主張ができるのです。

自己分析の結果は、自己PR以外にも深掘りで明らかになった自分の大切にしたいことを、社風や現場の雰囲気、あるいは待遇面などから共に大切にしてくれそうな条件の合う企業を探すのに役立ちます。

自分もこの企業の方針を大切にできるという企業に巡り会えれば、相性の良い仕事に就職できる可能性が高まるでしょう。

おわりに

自己分析では、自分の過去の経験を整理したうえで、譲れない条件や大切にしたい軸、やりたいことや今できること、強みや長所などが分析可能です。

これらの情報をまとめることは、自分と相性の良い企業を探したり、選考で自分の特徴をアピールしたりする際に、根拠を明示して説得力を持たせることに貢献します。

簡単な自己分析の方法が分かれば、後は実際に自分のエピソードを当てはめて深掘りしていくだけです。

自己分析の重要性ややり方を覚え、就活のためのツールとして活用しましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます