【新卒向け】営業インターンの面接では何を聞かれるの?逆質問例や意識するべきことについて徹底解説!

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はじめに

インターンへの参加は、多くの就活生にとって必要不可欠なものとされています。

実際に、2023年卒業予定の大学生の8割以上がインターンに参加しているのです。

そのため、人気企業においては数千倍の倍率になることも珍しくなく、就活本番同様に綿密な対策を講じなければインターンの席にはつけないようになりました。

インターンと一言でいっても、夏季インターン、冬季インターン、1dayインターンなどさまざまな種類のものが存在します。

今回は、営業職を目指す方の長期インターンに絞って、面接の必勝法を説明していきます。

営業インターン面接においてよく聞かれる質問

選考ありのインターンシップでは、書類選考通過後に面接が控えていることはご存じでしょう。

しかし、インターンの面接に関する情報はまだあまり十分ではありません。

そのため、「採用選考の面接と聞かれる内容は異なるのか」「企業研究をどこまでやれば良いか分からない」など、疑問や不安を感じている方も多いようです。

さっそく、営業職のインターンの面接でよく聞かれる質問を4つピックアップしました。

スムーズに答えられるように準備をしておくと良いでしょう。

なぜ営業インターンを始めようと思ったのか

なぜインターンへ参加しようと思ったのか、いわゆる志望動機は必ずといって良いほど聞かれる定番の質問です。

志望動機で評価を左右するポイントは、具体性です。

面接官は志望動機から、学生がどのような目的を持っているか、熱意があるかを図ろうとしています。

抽象的な概念ではなく、自分の言葉でその目的意識について語れるかどうかが、志望動機の出来を決めるといっても過言ではありません。

どうすれば具体性を持って志望動機を述べられるかというと、自分の経験談を交えることが一番の近道です。

「御社の企業理念に共感した」という志望動機より、「御社の〇〇を使いそこから~」という理由の方が心に残ると思いませんか。

なぜ志望したのかを繰り返し自問自答し答えを見つけ、自分の強みを交えながら経験を語ると説得力を持たせられます。

なぜこの会社を選んだのか

志望動機は定番の質問ですが、その業界・職種の中で、なぜその企業を選んだのかも頻出の質問項目です。

なぜその企業を選んだのかという理由を明確に話せないと「うちではなくて同業他社でも良かったのではないか?」という懸念を抱かせる可能性があります。

そのリスクを回避するために、その企業を志望する理由をできるだけ明確に伝えるようにしましょう。

たとえば研修制度やビジョン、ビジネスモデルへの共感など、視点はさまざまで正解は一つではありません。

しかし、すべてにおいて共通していえるのは、業界全体の研究をしたうえで他社との違いを理解しなければならないということです。

その企業にしかない強みやシステムを理解し、望む理由を自分の就活の軸とあわせて語れるように準備しておきましょう。

どのような成長を期待しているか

営業マンとして、どのようなキャリアを目指しているかについても話せるようにしておきましょう。

自分のキャリアプランがしっかりと描けていることで、自主性があり、能動的に動ける人材だと採用担当者に印象付けられます。

その際、企業の求める人物像からかけ離れすぎないように注意してください。

企業が面接で最も重視しているのは、会社のカラーとのマッチングです。

ミスマッチが起こり早期離職されることは、非常に大きな損失だからです。

そのため、目指すキャリアや人物像がその企業で実現可能かは意識して考えることをおすすめします。

またその企業において、営業インターンを経て得たい学びを自分の将来のビジョンに絡めて話せるように準備しておくと良いでしょう。

自分の弱みや強みについて

志望動機と並ぶほどよく聞かれる質問に、自分の強みや弱みがあります。

なぜここまで重要視される質問かというと、一つは志望者が自社や営業職に合っているかを見極めるという目的があります。

先ほども説明したように、企業が採用活動において最も避けたいリスクは、ミスマッチによる早期離職につながることです。

学生がどのような性格かを把握することで、社風や業務内容に合っており、長期にわたり企業に貢献できる人材かを図ろうとしています。

強みや弱みを正しく把握するためには、自己分析が必須です。

自分の過去の経験から派生した感情、それにともなう学びや変化を客観的な視線で振り返ることで、自覚していなかった自分の価値観や能力が明るみに出てきます。

営業インターン面接時の逆質問例

「逆質問」という言葉を聞いたことはありませんか?

逆質問とは、面接の最後に面接官から「何か質問はありませんか?」と問われることを指します。

この際、絶対に「とくに質問はありません」といってはいけません。

やる気がない、また本気度に欠けるような印象を与えます。

逆質問は、熱意と自分の企業研究の深さをアピールできる絶好の機会なので、必ず何かしら質問を述べてください。

インターンの面接でおすすめの逆質問を2つピックアップしました。

研修制度について

未経験だからこそ、研修制度については聞いておきましょう。

研修制度が充実しているかという質問や業務内容についての質問は、業務に対して具体的なイメージがある程度できている、やる気があると採用担当者に印象付けられます。

また、研修制度を詳しく確認することで、自分が成長できそうな環境であるか、目指すキャリアが築けそうか理解できるというメリットもあります。

ただし質問する際には、企業が採用ページで紹介している内容と重複しないように注意しましょう。

研修制度に関わらず調べればすぐ分かることを聞くのは、無礼に値するうえに企業研究ができていないことの証明にもなります。

HPを隅から隅まで読んだうえで、疑問に思うことを書き出して質問するように心がけてください。

労働時間の目安について

労働時間に関してはきちんと確認しておきましょう。

ベンチャー企業では、インターンの学生にも正社員と変わらないくらい責任感のある業務が与えられることも珍しくありません。

そのため、インターンへ割く時間が多くなり、本業である学業に支障をきたすケースも見られるのです。

就活へ向けた手段であるインターンで単位を落とし、留年して卒業できなくなれば本末転倒だと思いませんか。

インターンの就労時間の目安は、週に10-20時間といわれています。

この時間を踏まえたうえで、企業への移動にかかる時間や自分の履修のスケジュールなどを考慮し、参加することが現実的に可能かを見極めてください。

濁されるようでしたら、長時間勤務を強いられる可能性があると構えて良いでしょう。

営業インターン面接時に意識すること

質問する内容が同じでも、身だしなみや態度、話し方によって、与える印象は180度変わってきます。

いくら素晴らしい志望動機や自己PRを考えていたとしても、伝え方が悪ければ内容の大半が正しく伝わらないでしょう。

このようなリスクを避け、面接で好印象を与えるために意識してほしいポイントを2つまとめました。

緊張するかもしれませんが、これらを意識するだけで、採用担当者に与えるイメージがぐっと良くなりますので心がけてください。

ハキハキ話す

ハキハキと快活に話すように心がけましょう。

第一印象は、出会って数秒のうちに決まるといわれており、よほどのことがない限り覆ることはないとされています。

そして、その印象を決めるのは視覚と聴覚です。

そのため、面接では清潔な身だしなみと明るい態度や口調を心がけるだけで、採用担当者に良い印象を与えられるようになります。

さらに、営業マンを目指すのであれば、相手の利きやすい声で抑揚をつけて話すことは基本です。

語尾を伸ばさず、強調したいところは声のトーンを強めにする、必要に応じてボディランゲージを混ぜるなどの工夫をして、採用担当者に意図が伝わりやすいように話しましょう。

営業の素質があるとアピールするためにも、明るい態度は必要不可欠です。

結論ファーストを意識

話すときは、結論から述べましょう。

面接の場面では、PREP法という話し方が推奨されています。

PREPは

・Point(結論)

・Reason(理由)

・Example(例)

・Point(結論)の頭文字をとったものです。

最初に結論を述べることで、主旨を明確にし、聞き手の興味を惹きつけます。

その後その結論に至った理由を述べ、その理由に説得力を持たせるための事例を提示し、最後に要点をもう一度述べていいたいことを強調するのがPREP法の基本です。

聞き手のストレスを軽減するだけでなく、一度の説明で内容を効率良く伝えられるため、無駄な質疑応答がなくなるなどのメリットがあります。

ビジネスシーンでも重宝される話術なので、慣れておくと良いでしょう。

営業インターン面接の前日までにやるべきこと

営業職のインターンに臨む際のコツについてお伝えしてきました。

しかしこれらをすれば、必ず合格するとは言い切れません。

定番の質問や面接の際の話術、態度について理解して準備していても、予想外の質問が来ることは当然考えられるのです。

その際に頭が真っ白になってしまわないように、面接前日までに取り組んでほしいことを3つにまとめてみました。

面接の前日に焦ってやるのではなく、時間に余裕を持って一つひとつに丁寧に取り組むよう心がけてください。

企業や業界のリサーチ

企業だけでなく、その業界全体に対しても研究しておきましょう。

HPに書いてある情報だけではなく、売り上げの構成比や同業他社との比較などさまざまな角度から見て、自分なりの視線や言葉で企業の特徴を理解することが大切です。

企業研究は、本当に自分の目指すキャリアにマッチしているかを確認するためにも、志望動機に厚みを持たせるためにも必要不可欠なものです。

新聞やニュースに掲載されているものや、ビジネス誌の掲載情報に目を通すことで見解はぐっと深まります。

その企業で働いている社員にOB/OG訪問をして、働いている社員による企業の内部のフレッシュな情報についてリサーチするのもおすすめです。

企業に対する知識を豊富にして、志望動機や自己PRをブラッシュアップしていきましょう。

入念な自己分析

先ほども述べたように、自己分析は大切です。

自己分析は目標や価値観を見つめ直すためにも非常に重要な作業であり、その出来が就活の成功のカギを握るといっても過言ではありません。

自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析し、就活での「強み」を見出すことで、客観的な視点から自分を見つめられるようになるため、企業にアピールできます。

企業研究と自己分析の結果を照らし合わせ、自分のキャリアを目指すうえでの軸を明確にしておくのがおすすめです。

そうしておけば変化球の質問が来ても、軸に沿って答えることでブレずに自分の意思を伝えられます。

営業職を目指すうえで活かせる自分の強みを見つけ、どのように業務で貢献したいと具体的に述べられるようにしておきましょう。

時間や場所の確認

面接の時間や場所について確認しておきましょう。

リモートワークが定着して以来、面接もオンラインで実施されることが増えました。

遠方の学生にも交通費の負担などなくコンタクトを取れるメリットがあり、学生にとっても移動の時間やコストを削減できるという利点があるため、今後ますます浸透していくと思われます。

そして、現在はコロナウイルスの感染状況で予定が大きく変わります。

そのため、オフラインで予定されていた面接が、企業の都合でオンラインになるなどの状況も考えられるのです。

当日オフィスまで足を運んだのにオンライン面接だったなどのミスがないように、企業からの面接日程のメールについては、何度も確認しておくことをおすすめします。

おわりに

営業職のインターンを目指す方向けに面接のノウハウについて話してきました。

インターンの面接は、採用活動本番でも聞かれる定番の質問がいくつか投げかけられます。

そのため、早い段階で自己分析や企業研究を深くして回答の準備をしておけば、就活本番でもほかの学生よりもリードした状態でスタートが切れるでしょう。

インターンは、学生の立場でありながら、社会人同様に責任感のある業務に携われる非常に貴重な機会です。

面接を突破して、ぜひそのチャンスをものにしてください。

また、万全を期して就活に挑みたい方はぜひこちらの記事もお読みください。

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