建設営業の志望動機が書けるようになりたい!求められるスキルや年収もわかる!

建設営業の志望動機が書けるようになりたい!求められるスキルや年収もわかる!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

建設業界において、職人の仕事についてはイメージしやすいですが、建設営業がどういった仕事をしているのかは、いまいちイメージできないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな建設営業の仕事について詳しくご紹介していきますので、建設営業の志望動機作成の参考にしてみてください。

【建設営業の志望動機】建設営業とは

建設営業というのは、建設業界における営業職のことを指します。

主な仕事としては、自社で取り扱う建設工事の契約を結ぶことです。

お客様に建設の提案をし、契約を結んで会社の利益を伸ばしていくことが求められています。

また、公共工事の場合もあります。

公共工事の場合、入札で施工業者が決まるので、建設や入札についての深い知識が必要です。

建設業界では、いくら素晴らしい職人がそろっていても、建設工事ができる現場そのものがなければ成り立たないため、建設営業の仕事は建設業界において重要なポジションとなっているのです。

建設業界の現状

建設業界の現状は、東京オリンピックの影響もあり、順調に業績が伸びている状態と言えます。

現在のコロナ禍においても、需要は増えています。

ただ、建設需要が増えていても、それを担う人材が不足していることも事実です。

特に若い人が少なく、建設業界の高齢化は深刻となっています。

10年後には、今いる職人の多くが引退となるため、今から若い人たちの参入を図らなければなりません。

「建設バブル」と言われている一方で、深刻な人材不足という問題を抱えているというのが、建設業界の現状です。

建設業界の将来性

深刻な人材不足を抱えている建設業界ですが、その分高収入を得られやすいということも事実です。

コロナ禍が落ち着いてきた今、新たな観光施設の建築や既存施設のリニューアル、2025年の大阪万博など、建設業の需要はまだまだあります。

これからさらにその需要が増えてくると予想できる今、人材不足に陥っている建設業界は、一人ひとりの給与が増えることが予想できるのです。

深刻な人材不足の状況も見方を変えれば、プラスになる部分があります。

こうした理由から、将来的に高収入を得られる建設業界が転職先の有力候補に挙がっています。

【建設営業の志望動機】建設営業の仕事内容

建設業界は人材不足に陥っている一方で、仕事の需要は増大しているといった状態にあります。

そんな建設業界において、建設営業の仕事はどういった役に立っていけるのでしょうか。

ここからは、建設営業が具体的にどういった仕事内容なのか紹介していきます。

建築の提案

まず、建設営業の仕事のひとつに民事工事での営業があります。

新規開拓の場合はマンションやアパートの建築提案を、既存顧客の場合は改築の提案などをするのが基本です。

建設営業の場合、ほかの営業職と比べて非常に高額なものを提案することになり、当然顧客は慎重になります。

そのため建設営業は、非常に営業力が問われる仕事だと言えます。

また、うまく営業していくためにも建設業の知識は必須です。

常に情報をアップデートし、最新の提案をできるようにしておくことも仕事のひとつであると言えます。

公共工事の入札

建設営業の仕事には、公共工事の入札もあります。

公共工事の入札の場合、顧客とコミュニケーションを取ることはありませんが、入札の準備をしていくために、入札に関する情報を調べていきます。

営業職となると、顧客と関わることが主な仕事と思われがちですが、建設営業の場合はそうではありません。

特に公共工事の場合は国や都道府県が行うものなので、そのための入札や工事の申請書類といった細かな作業も建設営業の重要な仕事です。

【建設営業の志望動機】建設営業のやりがい

建設営業の仕事では顧客に営業するだけでなく、公共工事の入札など、深い知識が必要になることもあります。

顧客に対して建設の提案をするだけではなく、国や都道府県の行う公共工事にも関わっていくのです。

そんな建設営業の仕事で、やりがいを感じる部分は主にどういった部分なのか紹介していきます。

成功したときの達成感が大きい

建設営業の仕事は、他の営業職と比べて提案するものが非常に高額です。

顧客は契約するかどうか慎重に考えるので、建設前に念入りに下調べをし、顧客を納得させる提案をしていく必要があります。

さらに、顧客に寄り添い、十分なコミュニケーションを取っていくことも重要です。

顧客は大金を払うので、非常に悩むことになりますが、そんな顧客に対して契約へと導いていくのが建設営業の仕事です。

さまざまな努力を行い、最終的に契約を結べたときの達成感は非常に大きなものとなるでしょう。

成果主義で評価が可視化できる

建設営業の仕事は、成果によって報酬が変わります。

成果主義の仕事なので、自分の出した結果がそのまま報酬に反映するのです。

契約を結んだ分だけ報酬になるため、十分にやりがいを感じることができるでしょう。

目に見えて自分の成果が報酬となるので、モチベーションも刺激される仕事となります。

顧客とコミュニケーションを取るだけではなく、建設業界の深い知識も必要となるため、決して簡単な仕事ではありませんが、その分やりがいは十分に感じられる仕事です。

【建設営業の志望動機】建設営業の年収

建設営業の年収は、平均で400〜500万前後となっています。

成果主義なので、契約を勝ち取った分だけ報酬は増え、年収は上がります。

一般的な営業職とは少々違う部分が多々あるので、難しいことも多い仕事ではありますが、その分契約を取れたときのリターンは大きいです。

努力した分収入が上がっていくシステムなので、頑張りがいがあります。

営業力や知識も十分に必要になり、決して簡単な仕事ではありませんが、より多くのお金を稼ぎたいと思っている方にはぴったりな仕事でしょう。

【建設営業の志望動機】建設営業に求められるスキル

成果主義で、自分が成果を出した分だけ報酬がもらえる建設営業の仕事は、もちろん簡単な仕事ではありません。

しかし、求められているものがわかれば、挑戦していくこともできます。

ここからは、そんな建設営業の仕事で求められているスキルとは具体的にどういったものなのか紹介していきます。

コミュニケーション力

営業職となるので、やはりコミュニケーション力は必須です。

基本的に営業職は、顧客と十分にコミュニケーションを取りながら契約へ導いていく必要があります。

また、顧客の信頼を勝ち取るためにも、最新の知識を持っていることも必須です。

そして、常に最新の情報をアップデートし、質問されたらすぐに答えられるよう準備しておく必要があります。

建設営業の場合、顧客は大金を払うことになるため、不安も大きいでしょう。

そのため、顧客に寄り添って話を続けていくことが重要となります。

ヒアリング力

コミュニケーション力に加え、ヒアリング力も重要です。

こちらから情報を伝えるだけでなく、顧客の要望や不安要素を聞きながら契約へと導いていく必要があります。

顧客の要望が曖昧なままでは、こちらも提案しにくい状況になってしまうので、まずは顧客の要望や不安に思っている部分を聞き出していきましょう。

そうすることで、顧客もこちらに心を開いてくれやすくなります。

営業は、話す力よりも聞く力が大切なので、まずは聞くことを意識するようにしてください。

課題発見力

建設営業では、課題発見力も求められます。

顧客にヒアリングを行い、顧客が不安に感じている点を把握できないと、どういった部分が課題となっているのかがわかりません。

顧客が抱いている不安を把握し、それを解消できるような提案をしていくと、契約につながりやすくなります。

また、課題となっている部分について、顧客自身が気づいていないケースも少なくありません。

顧客とのコミュニケーションの中で課題となっている部分を自ら発見し、その課題を解消するための提案をして顧客からの信頼を得るようにしましょう。

【建設営業の志望動機】志望動機作成のポイント

ここからは、建設営業の志望動機作成の際に必要なポイントを紹介していきます。

あなたがどのように企業に貢献していけるのか、ここまで紹介した建設営業の仕事の特徴や建設営業において求められるスキルなどを参考にし、しっかりとアピールしていきましょう。

なぜ建設業界を志望したのか

まず、なぜ建設業界を志望しているのか端的に書きましょう。

これを最初に書くことによって、企業の採用担当者に伝わりやすくなります。

建設業界ならではの特徴を踏まえ、明確に述べましょう。

たとえば、建設業界の現状や将来性について、自身がどう感じているのか、そしてどのように業界に貢献していけるのかといった内容を書きます。

そのためにも、業界の現状や将来性をしっかり把握している必要があります。

そして、数ある業界の中でなぜ建設業界なのかといったことも明確に書きましょう。

建設業界は、人々の暮らしに直接関わってくる重要な仕事ですが、これはほかの業界にも当てはまります。

建設業界に魅力を感じるポイントを述べ、自分の考えに独自性を持たせるようにしてください。

なぜその企業なのか

続いて、なぜその企業を選んだのか具体的に書きましょう。

建設業界において、なぜその企業を選んだのか、企業独自の強みや特徴を踏まえて明確に伝えることが大切です。

この場合、しっかりと企業の採用担当に志望度の高さが伝わるように記載しましょう。

そのためにも、企業についてしっかりと下調べし、企業独自の強みや取り組みなどがあれば、それについて感じたことを伝えると効果的です。

仕事に対する意欲や気持ちだけでは、あなたがどういった人間なのかまではわかりません。

自身の強みも伝えることで、企業との相性の良さも伝えていきましょう。

この企業でなければならないということを、採用担当者がわかるよう端的に伝えることが重要です。

自分がどのように貢献できるか

最後に、あなたが企業に入社後どのように貢献していけるかを述べましょう。

ここではあくまで企業目線で、あなたの長所をアピールしていくのが大切なポイントとなります。

あなたが企業に入社することによって、企業側にどういったメリットがあるのか、明確に伝えていきましょう。

建設業界においてあなたがどのように感じているのか、それを踏まえてどう貢献していけるのかということを書かなければなりません。

そして、管理職として部署全体を率いるリーダーになるなど、将来的に自身がどうなっていきたいのか、自分が描いているキャリアプランを伝えることも重要です。

自分の強みを明確に伝え、企業側に入社後の活躍ぶりをイメージさせるよう、具体的にアピールしていきましょう。

【建設営業の志望動機】志望動機を書きやすくするために

ここからは、志望動機を書きやすくするために重要なポイントを紹介していきます。

誰もが使うような内容や言い回しだけでは、あなたの人物像が企業側に伝わりにくくなってしまいます。

大事なポイントを押さえ、しっかりと企業側にあなたの意欲や強み、長所などをアピールしていきましょう。

自己分析

長所や短所などをきちんと伝えるために、まずは自分のことを深く知る必要があるので、志望動機を作る前に自己分析を行ってください。

まだ気づいていない自分の良さを見つけ、それらを紙に書き出しましょう。

簡単に行える方法として、「家族や友人など身近な人物に自分自身のことを聞いてみる」というものがあります。

これにより、今まで知らなかった自分の性格などが見えてくるでしょう。

過去の成功体験や失敗体験をもとに、自分自身がどう成長してきたかを振り返ることで今の長所が鮮明になります。

業界研究

自己分析と同様に、業界研究も重要なポイントです。

業界のことを知っているということを志望動機の中でうまく伝えることができれば、企業に与える印象も良くなります。

時間をかけて業界研究を行うことで、より深い志望動機にしていくことができるのです。

また、誰もが知っているような内容だけではなく、専門的な部分についても深掘りしておきましょう。

これにより、企業側からの質問にもしっかりと答えることができるようになります。

【建設営業の志望動機】例文

ここからは、建設営業の志望動機の例文を紹介していきます。

建設営業で必要となるコミュニケーション力・ヒアリング力・課題発見力をテーマにした例文を記載しましたので、志望動機を作成していく際の参考にしてみてください。

例文①

私は学生時代、バスケットボール部に所属し、そこでキャプテンを務めていました。

チームワークが必須となる競技なので、厳しい練習に加え、チーム全体で話し合いをする機会を設けていました。

メンバー一人ひとりに意見があり、それをまとめてひとつの答えを出すことに苦戦しましたが、こうした話し合いを繰り返していくことでチームワークはさらに磨かれていったと思います。

また、普段何気ない会話をする中でも、相手が今感じていることをコミュニケーションを通じて察知できるよう努めました。

メンバー一人ひとりが相手のことをしっかり意識し、強い信頼関係を築き上げていけたことで、結果的に大会で優勝することができました。

貴社に入社した暁には、バスケットボール部で培ったコミュニケーション力を活かし、貴社の売上に貢献できるよう努めていきたいと考えています。

例文②

私は、コールセンターで営業の仕事をしていたことがあります。

基本的にはマニュアル通りに進めますが、話を聞いてもらう前にお客様からのクレームが入ってしまうこともありました。

その際に、ただマニュアル通りにこちらから謝罪するだけではなく、冷静にお客様が不満に感じたこと、そして今後どうしていってほしいのかということを丁寧にヒアリングし続けました。

そうすると、丁寧に話を聞いてもらえたことでお客様も落ち着きを取り戻し、結果こちらの商品を購入していただけることになったのです。

まずはお客様の声にしっかりと耳を傾けることで、こちらの意図も着実に伝えることができるということがわかり、お互いにとって良い結果につなげることができました。

貴社に入社した後は、コールセンターで培ったヒアリング力を活かし、貴社の売上に貢献していきたいと思っています。

例文③

私は大学での定期試験の際、いくら勉強しても成績が上がらない時期がありました。

どうして成績が上がらないのか、疑問を持ったことで自己分析を行うことにしました。

自分の理想や目標と現在の自分とのギャップをひとつずつ書き出していくことになります。

この結果、成績が上がらないのは、勉強量が不足しているわけではなく「自分が何が理解できていないのか」ということが明確ではなかったからだと気づきました。

自分の課題を見つけ出し、そこから正しい努力をすることで、自身の目標となる点数を得ることができるようになったのです。

それからも、勉強に関することだけではなく、問題に直面したときには現状の課題を分析するようになりました。

貴社の仕事でも、私の課題発見力を活かし、お客様のニーズや不安などを察知して解決につながる提案をしていきたいと考えています。

【建設営業の志望動機】建設営業に就職したいなら、就活エージェントを利用しよう

建設営業の仕事がしたいと考えている場合、専門的な知識なども必要になってくるため、自分に務まるかどうか不安になることもあるかと思います。

また、周りが順調に就活を始めている中、自分だけが置いていかれているように感じてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、就活エージェントを活用してみてください。

就活エージェントは、就職先の紹介だけではなく、就活に関するさまざまな情報を発信しています。

専属のアドバイザーがさまざまなサポートをしてくれるので、気になる方はぜひ会員登録をしてみてください。

まとめ

建設営業の仕事は、職人の仕事と違ってあまり多くの方に知られていません。

しかし、今回の記事を通じて、建設業界を支えていくうえで非常に重要な仕事だということがわかっていただけたかと思います。

今回紹介した建設営業の仕事内容や、建設業界の状況や将来性など、そしてそこで必要になってくるスキルなどを踏まえて志望動機を作るようにしてください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます