【例文4選】ガクチカを150字で魅力的に書くには?高評価を受ける書き方を紹介

【例文4選】ガクチカを150字で魅力的に書くには?高評価を受ける書き方を紹介

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はじめに

一般的にESでガクチカを聞く際は、300字や400字で聞かれることが多いと思いますが、企業によっては150という短い文字数を指定して聞かれることがあります。

多くの学生が300や400字のガクチカなら書けても、150字だと上手く文章をまとめられず、魅力的にアピールすることに苦戦するでしょう。

そこで、本記事では、企業が150字でガクチカを聞意図を押さえた上で、魅力的なガクチカを作るためのポイントや文章構成などを紹介します。

100字で魅力的なガクチカを作るポイントや文章構成、テクニックなどを知りたい!という方は以下の記事を参考にしてみてください。

【150字のガクチカの書き方】企業がガクチカを150字で聞く理由

長い文字数でガクチカを聞いた方が、学生のことをより正確に、詳しく知れるのにも関わらず、なぜ150字という短い文字数設定をするのでしょうか?

その理由は、大きく分けて3つあります。

1,一度に多くの学生を採用するような企業では、膨大な数のESを読まなければなりません。
よって、できる限り読む文字数を少なくして、採用活動の効率化を行っていると考えられます。
2,150字のガクチカ大きく評価をするというよりかは、面接で深堀りをする材料として大枠だけ話を把握しておきたいという意図も考えられます。
そのため、もっと話を聞いてみたいと採用担当者に印象付けられるかが重要となります。
3,150字という短い文字数で説得力のある文章をまとめられるかという地頭の良さを見ているという理由も考えられます。

このような理由から企業は150字でガクチカを聞くのです。

【150字のガクチカの書き方】150字で魅力的なガクチカを作る4つのポイント

企業がガクチカを150字で聞く理由を理解した上で、150字で魅力的なガクチカを作る4つのポイントを解説します。

それら4つのポイントを押さえてガクチカを書くことで、150字に収まった魅力的なガクチカを作り上げることができるはずです。

また、それらのポイントの中で、150字でガクチカを収める際に使えるテクニックも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

では、それぞれのポイントを1つずつ詳しく見ていきます。

まず文字数を気にせず書いて後から削る

まずは、150字という文字数に縛られずに、何文字になっても良いので、内容の良さだけを考えてガクチカを作ってみてください。

なぜなら、ガクチカの中身が出来上がっていないのに、初めから150字で書こうとしてしまうと、一文一文にこだわりがなく、ただ経験の概要を短くまとめた文章になってしまいます。

そのような文章は、膨大な数のエントリーシートを読んでいる面接官から簡単に見抜かれてしまうでしょう。

よって、最低でも400字ほどのガクチカを書いてから必要な部分だけを抜粋して、それらの繋がりと全体の文章構成を意識しながらつなぎ合わせましょう。

そうすることで、150字でも良く考え抜かれた内容の深さが感じられる魅力的なガクチカとなります。

簡潔にまとめる

高評価を得るためには、150字でなるべく多くの情報を伝え、密度の濃い内容としなければなりません。

よって、無くても伝わる言葉や同じ意味合いを持つ言葉などは省き、一文一文にこだわって簡潔に伝えるようにしましょう。

その際に、使える2つのテクニックがあります。

1,文末を敬語を用いた「ですます調」ではなく、「である調」に変えましょう。

例えば、、、「高校野球部で甲子園に出場しました。」⇒「高校野球部で甲子園に出場した。」
2,同じ意味合いを持つ言葉であれば、できるだけ短い言葉・表現を使うようにしましょう。

例えば、、、「副キャプテン」⇒「副将」、「売上を上げる」⇒「売上向上」

印象的な表現を用いる

150字では印象を残すことは難しいと思う方が多いと思いますが、実際、150字でも学生によって大きな印象の差があります。

もちろん、ガクチカで用いる過去の経験自体が全国大会優勝や起業といった珍しい経験であればそれだけで印象に残ります。

しかし、そのような稀なケース以外の場合は、印象的な言葉や表現を使うことで採用担当者の印象に残す必要があります。

この際に意識するべきことは、唯一無二の差別化されたガクチカを作ることではなく、下位半数と差別化されたガクチカを作ることです。

よって、あまりにキャッチ―な言葉や奇抜な表現を使う必要はありません。

無理に自分を偽ったり、背伸びしたりすると必ず面接でぼろが出ます。

ESの時点では、上位半数に入ることを狙い、面接というたくさんの情報を伝えられる場面でエピソードの深さや具体性などで差別化していきましょう。

では、印象的な言葉や表現にするための2つの方法を紹介します。

具体的な数字で表す

150字のガクチカで話す経験の規模や年数、実績などに関しては具体的な数字を用いて伝えるようにしましょう。

数字で伝えることで、その経験がイメージしやすくなり、その数字がインパクトのあるものであればあるほど印象に残りやすくなります。

例えば、「アルバイトで売上向上に貢献しました」よりも、「都内に12店舗ある居酒屋で、全店舗中1位を達成するのに貢献しました」の方が印象的です。

また、「野球経験で○○を学びました」よりも、「11年間の野球経験で○○を学びました」とするべきです。

このように、どのくらいの規模で達成したことなのかやどのくらいの期間行ってきた経験なのかなどといったことは、具体的な数字で伝えるようにしましょう。

強調したいところはカッコで囲う

150字という短い文章の中でも、特に強調したい部分を【】や『』といったカッコで囲うことで採用担当者の印象に残りやすくなります。

企業の採用担当者は、膨大な数のエントリーシートを読み、評価しなければならないため、一人一人の文章全てを覚えてはいません。

「バスケで県大会優勝してる子」や「リーダーシップが強みの子」というように「○○の子」というような覚え方をします。

つまり、採用担当者に150字のガクチカで与えることができる印象は、話の概要と最も強調されている1つのこと程度です。

したがって、その最も伝えたいことを【】や『』といったカッコで囲うことで、採用担当者に「伝えたい(アピールしたい)ことはこれなんだ」と印象付けましょう。

深堀り質問に備えた書き方をする

上記の「企業がガクチカを150字で聞く理由」で話したように、企業には、面接で深堀りをする材料として大枠だけ話を把握しておきたいという意図があると考えられます。

よって、150字のガクチカを書く際は、深堀り質問を想定した書き方をすることが大切です。

自分が最も伝えたい、アピールしたい話に誘導するようなイメージでガクチカを書くと、自分に有利に選考を進めることができます。

逆に言えば、ここ深堀られたら明確に答えられる自信ないというような内容に繋がることは、書かないようにしましょう。

また、深堀りを想定した書き方をすることで、面接官にとっても深堀りの質問がしやすくなるため、スムーズに面接が進み、印象が良くなるというメリットもあります。

【150字のガクチカの書き方】高評価を受ける文章構成

150字ではあまり多くの情報は伝えられないので、伝えたいことを絞る必要があります。

文章構成に絶対的な正解があるわけではありませんが、最低限伝えるべき内容を伝える際のおすすめのフレームワークを紹介します。

結論

自身の役割と具体的な取り組み

結果や学び

結論

「結論ファースト」とよく言われますが、150字でも「何に取り組み、どんな成果を達成したのか」という結論は初めに言うようにしましょう。

自身の役割と具体的な取り組み

結論で話した成果を達成する上で、自身は「どんな役割でどのようなことに取り組んだのか」というのをできる限り具体的に伝えましょう。

ただ、150字という短い文字数なので、最も自信があり、アピールしたい行いに絞って伝えると良いでしょう。

結果や学び

最後は、「自分の行いによってどのような結果が得られたのか」や「その経験から何を学んだのか」を伝えましょう。

文字数が短いので、伝えられるのはこれらのうちのどちらか1つになるかと思いますが、自分の伝えたい経験の内容に合わせて伝えるようにしてください。

【150字のガクチカの書き方】エピソード別例文4選

ここまで、企業が150字のガクチカを聞く理由や書く際の4つのポイント、文章構成などを解説してきましたが、ここからは実際にエピソード別で4つの例文を紹介します。

上記のポイント、文章構成に沿った例文となっているので、その点もぜひ意識して読んでみてください。

例文①部活動

高校バスケットボール部で都ベスト16から都3位になった。

私は副将として、選手の身体的数値や運動能力値を分析した結果、数人が強みを活かせないポジションでプレーしていたため、将来性も考慮した上でポジション変更を行った。

この経験から、『個の強みを引き出し、全体の成果を最大化させるリーダーシップ』を培った。

例文②アルバイト

アルバイト先の都内に8店舗展開する焼肉屋で、オープン以来伸び悩んでいた肉とワインの売上数において全店舗中1位を達成した。

私は、お客様へのアンケート調査から接客に問題点を見つけ、マニュアルにはない付加価値を与える施策を行った。

この経験で、『組織の課題の根っこを捉え、解決に向けて行動に移す力』を培った。

例文③留学経験

大学3年時に、ワーキングホリデーに参加する目的で、アメリカに1年間留学したことだ。

私は、強みのリーダーシップを自身の土壌でない環境でどこまで発揮できるかということに挑戦し、最終的にインターンをした会社の学生リーダーを務めた。

その経験から、『新たな環境でゼロから周囲を巻き込み、率いる力』を培った。

例文④ゼミ活動

地方創生の取り組みの一環で、○○村を訪れ、SNSを通してその村の魅力を発信した。

私は、都民・村人に対するアンケート調査から、都会で暮らす人々のインサイト・ニーズを捉える村の魅力の発信を行った。

その結果、Twitter、TikTokでいいね数○万、○万を獲得し、前年度比○%増の観光客数を達成した。

【150字のガクチカの書き方】相談には就活エージェントがおすすめ

ガクチカを書く際、決められた文字数の中で魅力的にアピールすることに悩んだら、就活エージェントを利用するのがおすすめです。

一人一人に合わせた手厚い対策を熱心に行ってくれ、的確なアドバイスをしてくれます。

その他にも、就活エージェントを利用すれば、ネットには載っていないような情報も手に入れることが可能です。

また、自己分析や企業分析などだけではなく、面接の模擬練習なども行ってくれるため、就活に行き詰まったり、効率よく対策を進めたい方は就活エージェントを利用するのがおすすめです。

まとめ

企業がガクチカを150字で聞く理由を押さえた上で、書く上でのポイントや文章構成、例文を参考にまずは真似して書いてみましょう。

150字でできる限り多くの情報を伝えることが大切であるため、一つ一つの単語・語句にまでこだわって、より短く端的に伝えられないか、印象に残る表現はないかを考え抜きましょう。

その時間が、ガクチカをより良いものとします。

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