受かるコールセンターの志望動機の書き方は?営業向けの例文と書き方を紹介

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はじめに

ESの中でも1番入社意欲を伝えることができる志望動機。

自分の志望動機は十分なのだろうかと悩んでいませんか?

「給料が高いから、服装が自由だからなど志望動機に書く事ができる志望理由が思いつかない」「志望動機は浮かぶけれど構成に悩む」など様々な不安があるでしょう。

この記事では、コールセンターの営業志望の志望動機の書き方やポイントをご紹介します。

是非、自分にあった志望動機が書けるように参考にしてみてください。

【コールセンターの志望動機】コールセンター業界とは

まずは、コールセンターの業界についてみてみましょう。

コールセンターとは、顧客に対する電話対応の業務の代行を、事業として請けている部署・企業のことをいいます。

主に金融、保険、小売、製造、サービスなど様々な業種の企業が設置しています。

また、コールセンター業務を専門的に行う会社もあります。

仕事内容は、顧客から電話を受ける「インバウンド」と顧客に電話をかける「アウトバウンド」の2種類に分かれています。

コールセンターの市場規模や将来性

コールセンターの市場規模は年々拡大し続けています。

労働力や人手不足の為、問い合わせ対応を外注している企業が増えている事が背景にあげられます。

コールセンターの企業は首都圏に勤務先を置く企業が多かったですが、コストを減らすために地方に拠点を移す企業が増え、事業が大きくなると、海外に拠点を移動させる企業も多いため今後も市場規模は大きくなっていくと考えられます。

一方でコールセンターの仕事は将来なくなる仕事にランキングされています。

コールセンターの仕事が将来なくなると言われている理由としては、AI化が進んでいることがあげられます。

その為難易度の低い簡単な受け答えの業務は近いうちにAI化してしまうでしょう。

しかし、コールセンターの業務の中でも人の心に寄り添ったり、共感をするクレーム対応や、意思決定を伴う業務はAIに行う事はできません。

そのため、無くなることのない業務といえます。

将来性を考えた上で適切な業務を行う企業を選択すると良いでしょう。

【コールセンターの志望動機】コールセンター営業の仕事内容

コールセンターは電話対応により顧客とやりとりを行う窓口です。

電話対応の種類は、主に2種類に分かれています。

顧客から電話を受けて対応をする「インバウンド業務」具体的な業務内容は、クレーム対応、商品に対する問合せやキャンペーン対応、商品受付などを行います。

コールセンター側から顧客に対して電話をかけて対応する「アウトバウンド業務」具体的な業務内容は、新規顧客の開拓、製品やサービスの案内や告知、アンケート調査、既存の顧客に向けた顧客満足度調査などを行います。

今回はコールセンターの営業と言われる「アウトバウンド業務」”テレフォンアポインター”と”テレマーケティング”に注目して説明をしたいと思います。

アウトバウンド業務

アウトバウンド業務とは、コールセンター側から顧客に対して電話をかける業務全般を指します。

アウトバウンド業務の中でも業務は2つに分かれます。

取引がない新規の顧客に対して商品・サービスの提案を行い商談や訪問を約束する”テレフォンアポインター”、商品・サービスを実際にしようしてもらっている既存の顧客からアンケート等を回収する”テレマーケティング”の2つです。

それぞれの具体的な業務内容について説明していきたいと思います。

テレフォンアポインター

新規顧客拡大のために今まで商品やサービスを利用したことのない顧客に向けて紹介を行い、購入・導入を促す電話の営業職です。

リストに沿って電話をかけ、商談や訪問などのアポイントをとります。

アポイントをとることが出来たら担当の営業者に引き継ぎを行い業務は完了です。

テレフォンアポインターの仕事は主にインセンティブ制度を導入している企業が多いです。

インセンティブ制度とは、成果報酬型の給料制度であり、アポイントメントの件数が多い分基本給プラスアルファで給料が上乗せされる仕組みです。

テレフォンアポインターは商材に興味を持ってもらうことが大切なので商材の理解が重要になります。自分が興味がある商材を取り扱っている会社を選択すると商材理解がしやすいでしょう。

テレマーケティング

既存の顧客や、取り扱う商品やサービスに関心を示している見込み顧客に対して、電話や電子メールなどで自社商品やサービスの説明を行い、購入を促進する仕事です。

電話を掛ける・受けるの両方を行いますが、基本的には電話を掛けるほうが多くなりやすいです。

テレマーケティングは新規顧客の獲得という面ではテレフォンアポインターと同じですが、商品・サービスの販売促進や市場調査も業務に含まれます。

知識は、商品・サービスを実際に使用している顧客にもアプローチをするため、専門知識がテレフォンアポインターより必要とされます。

【コールセンターの志望動機】コールセンター営業職の年収

コールセンターの平均年収は300から400と言われています。

月給で換算すると25〜33万が相場、時給で換算すると1300、1400円程度になります。

この平均年収は、日本の平均年収に比べると低い傾向にあります。

しかし、全体の給料の幅としては300〜750万と振り幅が大きく経験値やスキルによって大きな差があると考えられます。

ある程度経験を積み役職についたりテレマーケティングなどに就けると平均年収が400万から上がっていきます。

また、コールセンターの給料制度は成功報酬型(インセンティブ)がある事がほとんどなので比較的給料は上がりやすいです。

【コールセンターの志望動機】こんな人がコールセンター営業に向いているかも

次にどんな人がコールセンター営業に向いているか考えてみましょう。

コールセンターは特別高いスキルや資格を持っていなかったり、過去にコールセンター業務の経験がなくても比較的始めやすい事が魅力だといえます。

営業の仕事は、性格で向き不向きがはっきりと分かれます。

以下であげる特徴に当てはまるタイプの方はコールセンターの営業に向いている可能性が高いと考えられるでしょう。

デスクワークが得意

主にコールセンター業務は座って行います。

マニュアルを見ながらお客様と会話をして、必要な情報を調べ電話対応を行います。

集中力が途切れづらかったり、単純作業が苦にならない、長時間座っていることのできるデスクワークが得意な人に向いています。

競い合う環境が平気な人

コールセンターでは、営業職と同じ様にインセンティブがあったり個人のノルマが設定されている所が多いです。この様な競い合う環境が平気、得意とする人に向いています。

切り替えが早い人

お客様に商品やサービスを断られた時などうまくいかない時も多い業務なので、気持ちの切り替えが早い人が向いています。

また、クレーム対応などは疲れやストレスを感じる事もあるでしょう。

その際に次も頑張ろう!と気持ちを切り替えることが大切になってきます。

この様にすぐ気持ちの切り替えができる人はコースセンター業務に向いているといえます。

【コールセンターの志望動機】志望動機作成のポイント

次にコールセンターの志望動機についてです。

志望動機はESの中でも企業に興味を持ったきっかけになったことを記載します。

採用担当者が志望動機のどこをみているのかポイントは様々です。

その中でも以下2点が主にあげられます。

適性があるか

上記に記載した様なデスクワークが得意や気持ちの切り替えがはやいなどコールセンターに向いているポイントをクリアしているか。

コミュニケーション能力があるかなどその人の適性を見ています。

長く続ける事ができるか

コールセンターは人の入れ替わりが激しい為長く続けてくれる人を求めています。

実際に継続力をアピールできるエピソードや長い期間をかけて達成した事等のエピソードを入れると良いでしょう。

【コールセンターの志望動機】志望動機の例文

コールセンターについてや志望動機のポイントについて見てきました。

志望動機を1から作成するのは大変です。

是非例文を参考に自分らしい志望動機を作成してみてください。

例文① 飲食店アルバイト経験

御社のアウトバウンドの仕事に魅力を感じ志望しました。
まずはテレフォンアポインターから将来は、マーケティング調査を行うテレマーケティングを行いたいと考えています。

飲食店のアルバイトでは、通常のメニューだけでなくその料理にあうお酒を記載したおすすめメニューを置くことを提案しました。記載する場所を固めることで、探していたものと一緒に好みのお酒を注文してもらえるのではと考えたからです。1か月後、お客様一人に対する客単価は上がり、売り上げの20%向上に貢献することができました。施策が、目に見えて売り上げにつながったことにやりがいを感じました。

御社では、この経験を活かしてより多くのお客様にアンケートに協力していただけるような電話対応を行ったり、商品理解を深めよりお客様に伝わりやすい営業を行います。

例文② 留学経験

私は、問題を解決する事でお客様を満足させたいと思い御社を志望しました。御社はインバウンド事業だけでなくアウトバウンド事業にも力を入れています。
多くの商品や多様なお客様と触れる事でより一層コミュニケーション力を磨きたいと考えています。
大学時代には、アメリカに1年間留学しコミュニケーション力と英語力、広い視野を身に付けました。
この経験を活かして、御社では、広い視野を持って様々な観点からサービスを利用しているお客様の現在の問題に対応すると共に、今後の利用満足度をあげ貢献していきたいと考えています。

まとめ

この記事では、コールセンターの志望動機のポイントや例文を紹介してきました。

コールセンター業務は非対面という普通の営業とはまた違った難しさがありますが、慣れればとても働きやすくやりがいのある仕事です。

志望動機ではどの様な経験やスキルが活きるのか具体的なエピソードを入れることが大切です。

また入社後の自分のビジョンを入れることでより説得力のある志望動機になるでしょう。

是非この記事を参考に自分の入社意思を最大限に伝えられる志望動機を書けるよう頑張りましょう。

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