はじめに
ガクチカは就活の頻出の質問の一つですが、どのように書けばいいと悩む学生は多いです。
本記事では、営業職志望の学生向けに受かるカフェのアルバイトのガクチカの作り方を解説していきます。
カフェのアルバイト経験をガクチカで効果的にアピールしたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
【営業志望のカフェのガクチカ】企業がガクチカを聞く理由
ガクチカを書く前に、まず企業が学生にガクチカを聞く理由を確認しましょう。
ガクチカを聞く意図を確認することで、ガクチカの答え方のポイントを掴めるはずです。
あなたが働く姿を想像するため
ガクチカでは、あなたがこれまでどのように活動してきたのか、ということを伝えることができます。
例えば、企業はあなたがアルバイト中にどんな問題が起き、あなたがどう対処し、どんな結果が出たのかを聞くことで、その経験を入社後に生かせるとあなたのポテンシャルを評価します。
このように、あなたの入社後の活躍を見るために企業はガクチカを聞いているのです。
あなたの価値観を見るため
ガクチカからはなぜあなたが行動を起こした理由から、あなたが何をモチベーションにしているのかがわかります。
例えば、あなたがアルバイトでコミュニケーションを意識していた場合、雰囲気や周りの人への気遣いに重きを置いているのかなと企業は想像します。
このように、あなたのモチベーションや何に重きを置いているのかを聞き、あなたの入社後の活躍を想像しているのです。
【営業志望のカフェのガクチカ】カフェのガクチカでも受かる？
「学生時代はカフェのアルバイトくらいしかしていないけどガクチカにしても大丈夫かな？」と悩む学生もいるでしょう。
結論から言うと、ガクチカのテーマがカフェのアルバイトでも受かるガクチカは作れます。
しかし、いくつかポイントを押さえる必要がありますので以下で確認していきましょう。
主体的に動いた経験は受かるガクチカにできる
ガクチカはテーマよりもあなたが何をしたのかが重要になります。
そのため、実績や結果よりもそれまでの行動が重視されるのです。
「あなたが何に問題意識を持ってどう行動したのか」「あなたにどんな目標があり、どう試行錯誤してその結果に導いたのか」など、あなたが主体的に動いたという詳細を伝えることで評価に繋がります。
ガクチカに「凄さ」は必須ではない
ガクチカと聞くと、「部活で優勝経験がある」や「サークル長の経験がある」など肩書きや凄い成果を得た経験がないと評価されないのではと思いがちですが、そうではありません。
さきほども述べた通り、ガクチカでは、実績や結果よりも中身が重視されます。
そのため、むしろ肩書きや凄い成果のみでは評価されないので、注意しましょう。
【営業志望のカフェのガクチカ】営業に効果的なガクチカとは
ガクチカでは、あなたが企業で活躍できるポテンシャルを評価してもらえる内容が好ましいです。
そのため、ガクチカを作成する前に、まず営業職に求められる人物像を確認しましょう。
以下では、営業職に求められる人物像を解説していきます。
ただし、求める人物像は同じ営業職でも企業により若干異なりますので、企業ごとの求める人物像をしっかりと確認しておきましょう。
コミュニケーション力がある
営業職はご存じの通り、コミュニケーションが重要な職種です。
また、その中でも聞く力であるヒアリング力が重要になります。
例えば、接客を通じてお客様の要望を引き出したなどの経験はアピールできるでしょう。
分析力がある
営業職では失敗を成功に変えたり、成功率を上げたりするために試行錯誤することが求められます。
そこで重要となるのが分析力です。
例えば、お客様に求められているのは何かを考えて店内の装飾を工夫したなどの経験をアピールできるでしょう・
細かな気遣いができる
営業職では、お客様の細かな言動や仕草から、潜在的な悩みを汲み取ることも重要です。
また、あなたの気遣いがお客様に評価され、人柄を買われて契約に至るということもあります。
例えば、お客様に言われる前にお冷やコーヒーお代わりを注いだなどの経験はアピールできるでしょう。
【営業志望のカフェのガクチカ】受かるガクチカの構成
ガクチカは、どんなに良い内容でも伝わらなかったら意味がありません。
そこで重要となるのが構成です。
構成を意識することであなたのガクチカをより魅力的なものにすることができます。
以下でポイントを確認していきましょう。
結論
最初に質問の結論となる、あなたが学生時代に頑張ったことは何かを最初に伝えましょう。
この場合、「私はカフェのアルバイトに力を入れました」が結論になります。
話の結論を先に述べる結論ファーストにすることで面接官にわかりやすく話を伝えることができます。
エピソード
結論の次にどう頑張ったのかという根拠を伝えましょう。
エピソードを伝える際は、カフェのアルバイトをする上での目標や問題意識は何だったのか、それに向かいどう行動したのか、どのような結果を出したのかという順番に伝えると良いでしょう。
このエピソードの部分がガクチカの要となりますのでしっかりと練っておきましょう。
入社後にどう生かすか
最後にあなたが入社後にこの経験を生かして活躍できるのかをアピールしましょう。
ここでのポテンシャルをアピールすることが選考突破に繋がりますので最後まで手を抜かずに作成しましょう。
【営業志望のスーパーのガクチカ】カフェのガクチカの例文
最後にカフェのアルバイトのガクチカの例文を確認していきましょう。
例文でポイントを押さえ、あなたらしさのあるガクチカを作成してくださいね。
例文①：コミュニケーション力を発揮したガクチカ
アルバイトでは、よりお客様の好みに合った商品の提案を意識してきました。
具体的には、お客様が注文する際に、お客様の好みを聞き、お客様の好みにあうカスタムの提案を行いました。
その結果、提案を行ったお客様がまた来店された際に感謝の言葉をいただくことができ、またリピーターの獲得に繋げることができました。
私はこの経験を生かし、お客様の声を引き出すことに重点を置き、お客様に寄り添った営業を行いたいです。
例文②：細かな気遣いを発揮したガクチカ
アルバイト先のカフェは地域に根付いたカフェで、地域が居心地の良い空間を造ることを意識しておりました。
そのために、お客様を観察し、お客様の居心地がよくなる接客を心がけました。
具体的には、お子様連れのお客様が来店された際に、お子様用に注文された料理の香辛料を抜く提案や、お手拭きを多めに渡すなどの接客を行いました。
その結果、少しずつですが、リピーターの獲得に繋がり、お昼時には様々な年代の方が集う地域に愛されるカフェにすることができました。
私はこの経験を生かし、お客様への気遣いを忘れず、信頼される営業職になりたいです。
まとめ
本記事では営業職志望の学生に向けてカフェのアルバイトのガクチカの書き方を解説しました。
ガクチカは結果よりも中身が重要ということを念頭に置き、あなたらしさのあるガクチカを作成してくださいね。
