【例文あり】学業との両立はガクチカになる?ポイントや注意点を徹底解説!

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はじめに

「学業とアルバイトを両立した経験はガクチカで通用するの?」

「ガクチカで両立経験をアピールするときのポイントは?」

このような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

就活においてガクチカ作成は避けては通れない道です。

今回は、ガクチカにおける両立経験の魅力的なアピール方法を徹底解説していきます。

ガクチカ作成に行き詰まっている方や、企業から高評価を得られる書き方のポイントを知りたいという方は、是非参考にしてみてください。

【学業との両立経験のガクチカ】学業との両立はガクチカになる!

結論から述べると、学業との両立経験はガクチカになります

学業とアルバイト・部活動・趣味等の両立をした経験は多くの強みをアピールすることができるためです。

ただし、思い出話や苦労話になってしまわないように注意する必要があります。

学生時代に頑張った、その「両立経験」から自分はどんな強みを得てどんなことをアピールしたいのかに重きを置いて考えましょう。

例えば、学業との両立経験からは、「計画性」「自律性」「行動力」「ストイックさ」等をアピールすることができます。

あなたの強みと伝えたいことが伝わるように、その伝え方に注意してガクチカを作成していきましょう。

【学業との両立経験のガクチカ】ガクチカとは

そもそもガクチカとは、どんなものなのかから解説していきます。

ガクチカとは「学生時代に頑張ったこと」の略称です。

「学生時代に頑張ったことはなんですか?」という質問は面接で必ずといって良いほど聞かれる質問であり、志望動機や自己PRと同じくらい重要視される質問でもあります。

そのため、この質問に対して念入りに対策をすることは、とても重要なのです。

一般的に、学業やサークル・アルバイト・部活動・留学経験・ボランティア活動などを題材に書かれることが多いです。

どのような話題を選び、どう伝えていくかは就活生にとって大きな課題となっています。

【学業との両立経験のガクチカ】ガクチカを聞かれる意図

ガクチカでなにを求められているのかを知っているのと知らないのとでは、大きな違いがあります。

企業がどのような意図を持ってガクチカを聞いているのかを把握し、魅力的なガクチカを作成していきましょう。

以下で4つの意図をご紹介します。

企業の意図を把握する際の参考にしてみてください。

就活生の人柄と性格を知るため

学生時代に頑張った話から、「就活生がどんなことに関心があるのか」「問題が発生した際にはどんな対処法をとったのか」「どんな考えを持ち学生時代を過ごしたのか」を知りたがっています。

その考え方や行動には就活生の人柄や価値観が表れるためです。

事実を述べるだけではなく、そこに至るまでの過程の詳細を説明しましょう。

また、重要なのは成し遂げたことの華やかさや珍しさではなく内容の深さです。

結果を出すためにどんな努力をどれだけできる人なのかが見られているため、そこに重点を置いたアピールを心がけましょう。

入社後にその経験を生かしてどう活躍していくかも合わせてアピールできると良いでしょう。

企業とのマッチ度を知るため

企業が求める人物像はそれぞれ異なります。

学生時代に頑張ったことから見えてくる学生の人間性から、「自社にマッチした人材であるか」「自社の業務に適正のある人物であるか」等を判断しようとしています。

どれだけ優れたガクチカを書いたとしても、自社にマッチしていないと思われてしまったら意味がありません。

企業と学生のミスマッチは、就職後の企業への不満や辞職に繋がってしまいます。

企業にとっても学生とのミスマッチは不利益が生じるため、企業と学生のマッチ度は重要な観点となります。

そのため、企業分析は入念に行う必要があります。

会社の理念や業務内容を理解し、そこに沿ったアピールを心がけましょう。

熱意を確認するため

採用担当者は数え切れないほどのガクチカを読みます。

そのため、熱意の伝わるガクチカでなければ目に留まりません。

文章の上手い下手より、どれだけの熱意が伝わるかを意識しましょう。

熱意は文章の密度や企業分析の正確さから伝わります。

企業分析をしっかりと行い、的確なガクチカにしましょう。

【学業との両立経験のガクチカ】ガクチカの基本構成

論理的で筋の通った文章にしましょう。

伝わりやすくインパクトのあるガクチカにするために結論ファーストで「私は○○を頑張りました。」と言い切りましょう。

ガクチカの基本的なフレームワークは①結論②動機③課題・目標④取り組み⑤結果⑥学びの6ステップです。

この6ステップを学業との両立の観点から解説していきます。

結論

まずは結論から始めましょう。

ここを読んだだけで「学生時代なにに取り組んだのか」を採用担当者がイメージできるように、端的に分かりやすく述べる方が良いです。

「私は学生時代、学業とアルバイトの両立を頑張りました。」というように、これからなにを話し始めるのかが一目で分かるようにしましょう。

動機

次に、なぜそれを始めたのかという始めた動機を述べましょう。

採用担当者は学生がどんなときに頑張ることができるのか、なにをモチベーションに感じるのかということを見ています。

人から与えられた目的や仕方なく行ったことよりも、主体的に自らの意思で行っているかどうかが1つのポイントとなります。

なぜ学業とアルバイト・部活動・趣味を両立しようと思ったのか、両立する必要があったのかの説明が求められています。

目標・課題

その物事に取り組む上で掲げた目標は、仕事をする上での目標の高さに繋がります。

客観的に見て難易度の高い目標であると、採用担当者から「この人は高い目標を掲げ、そこに向かって頑張れる人だ」と評価も高くなることでしょう。

また、「なぜその目標を掲げたのか」「その目標はどれだけの難易度のものなのか」を具体的かつ論理的に述べましょう。

ここで目標をはっきりとしないと、真剣度が伝わりにくいです。

どのような思いを持ち、そこに取り組んだのかをアピールしましょう。

この際、掲げる目標は「個人的なことではなく、集団に貢献するための目標である事」「主体的に掲げた目標である事」「客観的に見て高い有意義な目標である事」が好ましいです。

この3点を意識しましょう。

課題についてはその物事に取り組む際、大なり小なりはあると思いますが、少なからず壁にぶつかったことがあったことと思います。

些細なことで良いので大変だったこと・苦労したことを書き出してみましょう。

この課題への取り組みこそがガクチカでもっとも見られる重要な要素となります。

行ったこと

ここでは「目標達成に向けてどんな行動を起こしたか」「直面した課題にどのように対処したか」について述べましょう。

このポイントはガクチカにおいて重要です。

行った取り組みを具体的に、分かりやすく説明しましょう。

気がついた課題→その課題の根本的な原因→原因解決のために行ったことの順で説明すると分かりやすくなります。

結果

目標に向けて行動した結果、目標は達成することはできたのか」 「課題解決に向けて取り組んだ結果、その課題はそうなったのか」 について述べましょう。

あくまでガクチカで見られているのは、「どのような目標・課題を見つけ、そこに対してどんな行動を起こしたのか」であるため、必ずしも目標を達成したり、課題を解決している必要はありません。

学んだこと

最後にその経験から学んだことを書きましょう。

結果を伝えて終わりではなく、その経験を通してどう成長できたのかが重要です。

ここには人柄が表れるため、面接でアピールしたい強み・人間性に関連した学びを強調していきましょう。

さらに、学んだことを入社後どう生かしていくかも伝えられると良いです。

企業の特色・自身の強みに合わせてアピールができると良いでしょう。

【学業との両立経験のガクチカ】学業との両立経験を書くときのポイント

学業との両立経験について書く際に、魅力的にアピールするための2つのポイントをご紹介します。

効率的に仕事ができることをアピールしよう

優先順位をつけて効率よく仕事を回す能力は社会人になってからも必須なスキルになります。

同時にいくつもの仕事を抱えることも多々あるためです。

学生時代、学業とアルバイト・部活・趣味活動等を両立してきたあなたは、優先順位をつけて効率よく物事に取り組む能力が自然とついているはずです。

複数のことをこなすことが苦手な人はたくさんいるため、学業もその他の活動も手を抜かずに取り組んできたことは大きな強みになります。

また、計画性があることのアピールにもなります。

限られた時間の中でスケジュールを調整しながら両立できる計画性は、企業に高く評価されることでしょう。

効率的に仕事をこなすことができる能力・計画性をアピールしましょう。

ストイックに取り組めることをアピールしよう

学業との両立は、体力的にも精神的にも厳しかったはずです。

大半の学生はアルバイトや部活に熱中すると、学業がおろそかになりがちです。

学業も、アルバイト・部活動も両立させて頑張ってきた人は自分を律することができ、とてもストイックです。

両立をする上で大変だったことや、その時どんな行動をとったのかまで含めて話せると良いでしょう。

数値や周りからの評価など、客観的なデータ・意見を提示すると説得力が増します。

そのため、意識して述べることをおすすめします。

自分を律し、ストイックに取り組むことができる人を企業は求めています。

学生時代の両立経験から得られたその能力は、高く評価されることでしょう。

積極的にアピールしていきましょう。

【学業との両立経験のガクチカ】例文

ここまで、ガクチカを作成する上でのポイントや学業との両立経験をガクチカにする上でのポイントを説明してきました。

最後に、例文として学業とアルバイトの両立経験のガクチカをご紹介します。

ガクチカを作成する参考にしてみてください。

私が学生時代に頑張ったことは、「学業とアルバイトの両立」です。

学費の一部と生活費をアルバイト代から捻出する必要があったため、月10万円以上稼ぐことを目標にしていました

アルバイトをするにあたって、1番大変だったのが学業との両立です。
1年生の秋学期のとき、アルバイトに熱中するあまり学業がおろそかになってしまい、単位を落としてしまったことがありました。
私はアルバイトをしていて学業がおろそかになってしまっては本末転倒であると反省し、どれだけアルバイトで疲れていても授業の予習復習や課題提出を必ず行うことを心がけました。
具体的には、自身のスケジュールを細かく管理し、学業が忙しいときには学業に集中し、その分長期休み等の余裕があるときに稼ぐようにしました。

その結果、順調に単位を取得し、毎月目標の金額を稼ぎながらも学業に打ち込むことに成功しました。

私はこの学業とアルバイトを両立した経験から、優先順位をつけて効率的に物事に取り組むことの重要さと、気持ちを強く持つことの重要さを学びました。
社会人になってからもこの経験を生かし、活躍できる人物を目指していきたいと考えています。

まとめ

この記事では、「企業がガクチカを聞く意図」「ガクチカの基本構成」「学業との両立経験をガクチカにする際のポイント」を説明してきました。

企業に自身のアピールが最大限にできるよう、ガクチカを作成する際は今回紹介したポイントを参考にしてみてください。

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