【例文アリ】自己PRで協調性をアピールしよう!ポイントと注意点を解説

【例文アリ】自己PRで協調性をアピールしよう!ポイントと注意点を解説

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はじめに

「協調性って強みになるの?」と思っている方はいませんか。

協調性を強みにしたいけど、どうやって書いたらいいのかわからない方もいるかもしれません。

協調性があるというのは、企業にとってとても良い人材となり得る人材です。

そのため、積極的にアピールしましょう。

この記事では、協調性を強みとした自己PRのポイントや注意点、例文などをご紹介しています。

【自己PRで協調性をアピール】自己PRで協調性はアピールになる?

自己PRで協調性は十分にアピールすることができます。

企業は組織で動いているため必ず周りと合わせて行動する必要があります。

そのため、たとえ個人でどれだけ能力が高くても、周りとうまく付き合うことができない人は評価されません。

協調性がある人は、入社後も周りとうまく連携してチームを良い方向へ導いてくれると考えられます。

企業は協調性のある人を高く評価するので自信を持ってアピールしましょう。

​​【自己PRで協調性をアピール】協調性とは

協調性とは、自分とは異なる立場や考え方を持つ人とでも協力をして、1つの目標を達成するために行動できる能力のことです。

協調性がある人は、周囲を理解し、他人に共感できる能力が高いといえます。

そのため、意見の衝突が起こった際にも両者の意見を上手くまとめて対応し、人間関係を良好に保ってくれる貴重な存在です。

この能力は、企業でも必要とされる能力であるため、積極的にアピールしましょう。

協調性とコミュニケーション能力の違い

協調性というのは、コミュニケーション能力と似ているため、自己PRでどちらを主張して書けばよいのか迷うことがあるかもしれません。

協調性とコミュニケーション能力の違いは、自分が共感するか互いに理解するかの違いであると考えます。

協調性は、自分が相手を理解し、共感することで関係を良好に築くことができる能力です。

コミュニケーション能力は、相手の意見を理解し、自分の意見も相手に理解してもらえる能力のことをいいます。

どちらも対人能力であるため、大きな違いはありません。

しかし、エピソードを考える際に自分はどちらの方が優れているかが分れば、書きやすくなると思うので、チェックしてみてください。

企業が求める協調性とは

企業が求めている協調性とは、職場で誰とでも仲良く仕事ができるということではありません。

企業が求めているのは、仕事を円滑に遂行できるための対人能力を持っているかどうかです。

この違いは、ただイエスマンで他人に共感できる人ではなく、意見が対立した時や業務がとまってしまった時に行動ができる人を求めています。

営業職で求められる協調性とは

営業職で求められる協調性は、営業先のお客さんに対して円満に契約を結ぶことができることです。

営業職では社内の関係よりも社外の関係性が重視されます。

営業の仕事はお客さんとの利害関係があることが一般的です。

そのため、お客さんも納得し、自社にも利益が入ってくるような契約を結ぶ必要があります。

そのためには、お客さんの意見を取り入れた提案ができることや円滑に良い関係性を築ける協調性が必要となります。

【自己PRで協調性をアピール】企業は協調性をアピールする学生をどう思う?

企業は協調性のある人材を求めています。

しかし、協調性と言っても漠然としすぎていてどのような特徴をアピールすればいいのか分かりません。

では、具体的に企業は協調性のどのような部分を評価しているのでしょう。

企業が求めている協調性を知り、より良い自己PRを作成しましょう。

周りと協力ができる

入社後は学生時代のように同年代だけではなく、色々な年代やバックグラウンドを持った人と関わることになります。

そのため、企業はどんな人ともうまく付き合い、協力して仕事をすることができる必要を求めています。

企業は協調性のある人は社交的であると考えます。

周りの人と協力しあって円滑に仕事を進めることができると考え好印象を与えられるでしょう。

マネジメント力がある

企業ではチームで仕事をすることが多いです。

そのためチームをうまくマネジメントできるリーダーが必要となります。

協調性がある人は周りをよく見てチームのメンバーを思いやり、周りが困っている時には積極的に課題解決へと動くことができます。

そして、相手の意見を正面から否定せず、耳を傾けることで周りの不満を解消しモチベーションを保つこともできます。

そのため、企業は組織をうまくマネジメントすることができる協調性のある人を求めています。

取引先と良い関係性を築ける

入社後は会社内の人だけでなく取引先の人と関わる機会があります。

そのような時にうまく付き合うことができず関係が悪化することは会社にとって最悪なことです。

そのため、企業は初対面であったり立場が違ったとしても取引先との関係を大事にするコミュニケーション能力のある人材を求めています。

協調性がある人であれば、長期的にうまく取引先と良い関係を築くことができるでしょう。

成長速度がはやい

企業はいち早く会社で活躍してくれる人材を求めています。

協調性のある人はよく人と話し、周りの意見を聞いて、良い意見を取り入れていくことで早く成長することができます。

また、自分が成長すると共に周りを巻き込んで会社自体の成長も促進してくれると考えることができます。

【自己PRで協調性をアピール】協調性はこうアピールする

自己PRで協調性をアピールする際、協調性というワードをそのまま使ってしまうと抽象的で漠然としたイメージになります。

そのため、協調性をアピールする際は必ず他の表現に言い換えましょう。

そうすることで、協調性をアピールできるとともにより具体的で相手に伝わりやすい自己PRを作ることができます。

周りをよく見ている

協調性のある人は周りをよく見ているため、洞察力があるという特徴があります。

周りをよく見ていることで悩んでいる人を素早く見つけたり、周りの雰囲気を感じ取ってその場に合わせた言動を取ることができます。

そのため、どのような相手でも不快な思いをさせず良好な関係を築くことができるでしょう。

社交的

協調性というワードは社交的とも言い換えることができます。

社交的な人は人見知りをせず初対面の人であってもすぐに打ち解けることができます。

企業で働く際には初対面の人と出会う機会が多く、良い第一印象を与えることが重要です。

そのため、明るく人当たりがよいため会社のチームでも取引先ともうまく付き合うことができる社交的な人を企業は強く求めています。

相手の意見を聞く力がある

社会人にとって相手の意見をしっかり聞く力があることは重要です。

自分の意見ばかり通すことなく、相手の意見を聞くことで周りと良い関係を築くことができるからです。

傾聴力があることで相手の心のうちの意見を聞き出し、チーム内の雰囲気を保ち、問題の早期解決に導くことができます。

そのため、相手の意見を聞く力があることは強みとしてアピールできます。

相手の意見を尊重できる

企業ではチームで仕事を行うため意見の交換をする必要があります。

そのような時に自分と違う意見を持っている人がいても、正面から否定するのではなく意見を尊重することができる人は協調性があると言えます。

相手の意見を尊重し、相手と自分の意見をうまく調和させ、より良い考えを生み出したというエピソードがあれば十分に協調性をアピールすることができる自己PRとなるでしょう。

自分の意見を主張できる

協調性のある人はただ相手の意見を聞き、肯定するだけではありません。

ただ相手を肯定して関係を保ったという内容では反対にマイナスイメージとなってしまいます。

YESマンではなく自分の考えをちゃんと持ち、チーム内で意見の交換をすることで議論を進められることをしっかり伝えましょう。

周りのために動ける

協調性のある人は相手をうまくサポートすることができます。

相手を思いやることができるため、チーム内で困っている人がいたら率先して周りのために動き、課題解決へと努めるためです。

自分に負担がかかっても相手を助けるボランティア精神があることは企業が高く評価するポイントです。

【自己PRで協調性をアピール】自己PRで協調性をアピールする際のポイント

自己PRで協調性をアピールしたいと考えていても、伝わらなければ意味がありません。

そのため、採用担当者に伝わりやすい自己PRの書き方のポイントをご紹介します。

結論を最初に述べる

自己PRは、まず最初に自分の強みは何かという結論から書くと良いでしょう。

その後、強みを活かしたエピソード、その強みを仕事でどう活かせるかを書きましょう。

自分の強み、エピソード、強みを仕事でどう活かすのかというフレームワークに気を付けて書くと、論理的になり、採用担当者に伝わりやすくなります。

エピソードは具体的に述べる

エピソードを書く時は、When(いつ)Where(どこで)Who(だれが)Why(なぜ)What(何が)How(どのように)といった5W1Hを具体的に書くようにしましょう。

このように書くことで、エピソードの説得力が増します。

また、時間や人数など定量的なものはなるべく数値として表わすと、さらに説得力のある文章にすることができるでしょう。

入社後にどのように活かすのかを明確に述べる

採用担当者は自己PRで過去のことを知りたいのではなく、入社後に自社の為にどのような働きをしてくれるのかを知りたいです。

そのため、エピソードを書いて満足してしまうのではなく、入社後に自分がどんな働き方ができるのかを明確に示しましょう。

そうすることで、採用担当者は入社後のあなたを想像し、自社の業務や理念に合っているのかを予測することができます。

【自己PRで協調性をアピール】自己PRで協調性をアピールする際の注意点

協調性というのは様々な捉え方がされるため、誤解されやすい言葉となっています。

正しくアピールできなければ、採用担当者に良い印象を与えることができません。

そこで、協調性を自己PRに書く際の注意点をご紹介します。

協調性という言葉を使わない

協調性があるということ自体は評価の対象になりますが、「協調性」という言葉は抽象的です。

文章で見るとイメージがしにくいため、採用担当者からの評価が下がってしまうことがあります。

なので自己PRでは、協調性という言葉は使わずに、別の言葉で言い換えましょう。

例えば、「人と人とを繋ぐ役割ができる」や「周囲をよく見ながら行動が出来る」など、エピソードがその言葉から想像できるようなものにしましょう。

マイナスな印象に捉えられないようにする

ただ、協調性があるという事のみを伝えると、相手の顔色を伺って自分から行動することができないと思われてしまう可能性があります。

採用担当者は、積極的に入社したいと思っている人材を求めているため、そういった人は落とされてしまう可能性があります。

そうならないためにも、協調性のエピソードは必ず自分がどのような行動をしたかを具体的に書く必要があります。

また、それを入社した後にどのように活かし、行動することができるのかを示しましょう。

【自己PRで協調性をアピールする際のポイント・注意点】自己PRで協調性を書く際の具体例

ここからは、自己PRで協調性を書く際の具体例についてご紹介します。

自己PRは、企業によって文字数や求めていることが違う場合があります。

企業の理念や業務に紐づけて書くと、採用担当者から良い評価を貰える自己PRを書くことができるかもしれません。

例文①サークル活動と協調性

私の強みは、周囲を巻き込む力があることです。
私の大学には、バスケットボールサークルが存在していませんでした。
1人で趣味として行うだけでなく、サークルとして大人数で試合を行いたいと考え、バスケットボールサークルを作ろうと目標を立てました。
最初は、サークルと認められるための人数を集めることに苦労しましたが、SNSや大学内での呼びかけを行う事で、サークルと認めてもらえる10人という人数を達成することができました。
そして、大学2年生の時に、バスケットサークルを創設することができました。
このように、私は困難な状況でも周囲と協力して、新たな挑戦をすることができます。
この経験から、貴社に入社したら業務をこなすだけでなく、様々なことに挑戦していきたいと考えています。

例文②ゼミ活動と協調性

私の強みは、自分とは違う意見の人とでも協力して1つの目標を達成できることです。
私の所属するゼミでは、チームで分かれて研究をし、プレゼンテーションを行う活動をしています。
この活動の中で、意見が衝突してしまい、グループの方向性が定まらないまま、発表の2週間前になってしまいました。
そこで、意見をまとめるために議論を重ね、どちらの意見も取り入れた代替案を提示しました。
この行動により、チームの方向性がまとまり、プレゼンテーションも最高評価を得ることができました。
この経験から、自分とは違う意見でも否定せず、相手を理解することで協力して1つのことを成し遂げらえるということを学びました。
貴社に入社したら、様々なお客様がいらっしゃると思いますが、お客様にとってより良い案を考案できると考えます。

まとめ

協調性がある人というのは、企業にとって周囲との関係を良好に保つ企業にとって居なくてはならない人材です。

しかし、協調性という言葉は抽象的であるため、誤解を招きやすいです。

協調性という強みが正しく伝わるために、この記事のポイントや注意点を参考にしてみてください。

そして、自信を持って自分の強みを伝えられるようになりましょう。

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