【例文あり】ガクチカでスポーツはアピールできる?受かるガクチカの書き方も紹介!

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はじめに

エントリーシートを書く際や面接を受ける際にガクチカは必ず必要になります。

スポーツ経験のある人でスポーツをテーマにガクチカを作成したいと考えている人はたくさんいるでしょう。

しかし、「ガクチカでスポーツをアピールできるの?」や「スポーツの経験をどこをアピールすればいいのか」「そもそもガクチカの書き方がわからない」と悩みを抱えている人も多くいるでしょう。

この記事では「ガクチカでスポーツはアピールできる?」「企業がガクチカを聞く理由」「目立った結果を残せていないけど大丈夫」「ガクチカでスポーツをアピールするポイント」「例文」の5つの項目に分けて悩みを解決していきます。

この記事を参考にして魅力的なガクチカを作成しましょう!

【ガクチカでスポーツ】ガクチカでスポーツはアピールできる?

まず、大前提としてガクチカでスポーツは十分にアピールすることができます。

チームスポーツであれば上下関係から礼儀を学んでいることやコミュニケーション能力が高いことは企業という組織でも活かせるとされており、十分に評価されます。

そして、スポーツは困難な目標をたてたり挫折や課題にぶつかることが多いため目標をやり遂げ、挫折を乗り越える体力と根性があることもアピールポイントとなります。

また、チームでキャプテンや主将をしていた人はリーダーシップ・マネジメント力も企業が評価するポイントとなります。

【ガクチカでスポーツ】企業がガクチカを聞く理由

企業はガクチカを聞くことで学生がどういう人間性、価値観を持っているか、企業にマッチする人材かを判断します。

スポーツ経験者なら目標や課題にどう立ち向かったかを聞くことで仕事で困難な課題にぶつかっても簡単に逃げ出さず、解決までやり遂げる忍耐力があるか、チームスポーツならチームのなかでどのようなキャラクターだったかを知ることで入社後に企業にどのような影響を与えてくれるかをイメージしているのです。

【ガクチカでスポーツ】目立った結果を残せていないけど大丈夫?

スポーツで目立った結果がなくてもガクチカでアピールすることは十分に可能です。

企業はスポーツの目立つ結果ではなく、学生がスポーツ経験の中でどのような目標をたて、ぶつかった課題に対しどのような行動をして、その経験から何を学んだか、そして企業でどう学びを活かせるかを聞きたいのです。

そのため、目立つ結果があったとしても結果ばかりを強調するのではなく、目標達成や課題解決への行動、そこから得た学びを中心にガクチカを作成しましょう。

【ガクチカでスポーツ】ガクチカでスポーツをアピールするメリット

続いてスポーツをテーマにガクチカを作成する際にどのようなメリットがあるかを紹介します。

メリットは主に「チーム・組織での学び」「明確な目的や課題」「困難や挫折を乗り越える力」「リーダーシップ・マネジメント力」の4つが挙げられます。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

チーム・組織での学びを活かせる

企業では基本的にチームで動くことが多いため、スポーツで得たチームの経験は仕事で生かすことができます。

チームスポーツは企業同様、組織で結果を出すものが多いため「チームワークの大切さやチームでの動き方を理解している」「協調性のある人材である」という印象を与えることができます。

そして、部活という先輩や後輩がいる組織での経験は多くの年代や役職の人と関わる企業でも活かせることも企業が評価しているポイントです。

また、その学生がチームでどのようなキャラクター・役割だったかを聞くことで企業はその学生がどのような影響をもたらしてくれるかをイメージしやすくなります。

明確な目的や課題がある

ガクチカでは目標を達成するための行動やぶつかった課題をどう乗り越えたかを書く必要があります。

スポーツ経験者は自分の技術を上げるために何をしたか、チームの問題をどう解決したか、大会で結果を残すために何をしたかなど目標や課題が明確に設定されています。

そのため、目標や課題に対する努力や対処方法の具体的で分かりやすいエピソードのあるガクチカを作ることができます。

困難や挫折を乗り越える力

スポーツ経験者は日々の厳しい練習を乗り越えた忍耐力や体力、タフさがあります。

また、スポーツ経験は大会で思った結果が残せなかったり、課題にぶつかるなど挫折する経験が多いため、その挫折や課題を諦めず乗り越えようとする努力や熱心さがあります。

挫折や課題を乗り越えたエピソードで企業は学生が入社後もタフさ、忍耐力を活かし課題に取り組んでくれると評価します。

スポーツ経験者は挫折や課題にぶつかる経験のエピソードが多いという点でガクチカを作りやすいのです。

リーダーシップ・マネジメント力

スポーツ経験者でチームのキャプテンや主将を務めた人はリーダーシップやマネジメント力をアピールできます。

企業は入社後に積極的にリーダーシップを発揮しチームを引っ張ったり、後輩が入ってからうまく指導をして育てることができる人材を高く評価します。

チームがうまくいってない時にどうやってリーダーシップを発揮し、チームをマネジメントして課題を解決したかの具体的なエピソードがあると好印象を与えられるガクチカを作成できるでしょう。

リーダーの経験から得たチーム全体を見てマネジメントする力、チームメートの話を聞く力、課題解決のため積極的に動く力をアピールしましょう。

【ガクチカでスポーツ】受かるガクチカの書き方

ガクチカを作成する際は自分が学生時代に行なったこととその経験から何を学んだかを分かりやすく伝えることが重要です。

ガクチカを作成する際は

1.結論 → 2.動機・理由 → 3.目標・課題 → 4.行動 → 5.結果 → 6.学び

の順番で作成することを重視しましょう。

結論

「中学から大学まで野球を続けていました」「陸上部に所属しインターハイに出場しました」というように学生時代に取り組んだことの結論を話の冒頭で書きましょう。

そうすることで読む人がこれから話す内容をイメージしやすく、分かりやすいガクチカを作成することができます。

動機・理由

面接官は動機・理由を聞くことで学生の人間性や価値観の背景を判断します。

そのため「なぜそのスポーツ、目標に学生時代に力を入れたか」の動機やきっかけ、理由を必ずガクチカで述べましょう。

目標・課題

次に「全国大会に出場したい」や「レギュラーになりたい」といったスポーツにおいて掲げた目標とその目標を達成する際にぶつかった課題を述べましょう。

面接官はガクチカを聞くことで学生が目標や課題に対しどのような行動を起こしたかを聞きたいため、どのような目標や課題があったかを理解させる必要があります。

自分が立てた目標やぶつかった課題を具体的に伝えましょう。

目標達成・課題解決のための行動

次に「チームのレギュラーを取るため自分が取った行動」や「全国大会に出場するという目的を果たすために行なった変化」のように目標を達成するために起こした行動や困難な課題にどのように対処したかを詳しく述べましょう。

企業は「学生が目標達成・課題解決のためにとった行動」を聞くことで積極的に行動を起こせるかや柔軟な対処ができるかを判断します。

その行動を起こした理由や考えを書くことでより明確にエピソードを伝えることができます。

行動の結果

次にその目標は達成されたか、また課題を解決することができたかを述べましょう。

「大会で◯位をとった」や「〇〇大会に出場できた」など具体的な順位や結果を盛り込むことで相手に伝わりやすくなります。

経験からの学び

最後にそのスポーツに取り組んだ上で課題を解決したり目標を達成したなどの結果を得てなにを学んだかを述べましょう。

そして、企業は入社後に活躍してくれる人材を求めているため、学んだことをどう企業で活かせるかも述べる必要があります。

【ガクチカでスポーツ】例文

例文1:サッカー

結論:私が学生時代に力を入れたことは小学校から大学まで続けたサッカーです。

動機・理由:小学校から高校までで一番力を入れていたサッカーを大学でも続けたいと思い、大学でもサッカー部に入りました。

目標・課題:小学校から高校までは常にレギュラーとして試合に出ていました。

しかし、大学に入り、周りの選手のレベルが上がっており同級生とのポジション争いに負け、初めて大会のレギュラーメンバーから外されてしまいました。

初めての経験でとても悔しく、必ずレギュラーの座を取り返すことを決めました。

行動:しかし、自分一人でがむしゃらに練習をしても非効率だと感じ、恥を捨ててレギュラーの同級生にどうやったらうまくなるかを聞いたら、同級生は自分の倍以上の努力をしていました。

その日から同級生を追い越すべく、走り込みの量を増やしたり居残り練習をするだけではなく、他のメンバーに自分の弱点を聞いて改善しようと努力しました。

結果:その結果、大学2年の大会で初めて同級生とのポジション争いに勝ち、レギュラーメンバーに選ばれてスタメンとして試合に出場することができました。

学び:この経験からライバルと意識し競争しながら切磋琢磨して努力をし続けることの大切さと自分一人では成長の限界があり、他の人の意見を取り入れることの重要性を学びました。

この学びを活かし、入社後もチームで協力し合い努力をし続けることができると思います。

例文2:陸上

結論:私は大学時代に長距離の選手として全国大会に出場することを目標にしていました。

動機・理由:高校まではテニス部だったのですが、テレビで駅伝やマラソンの選手を見て憧れを持ち、大学で陸上部に入り大きな目標として全国大会に出場することを目的としました。

目標・課題:はじめは高校までテニス部で鍛えた体力を活かし、自己流の走り方でも簡単にタイムを縮めることができました。

しかし、大学2年生から段々と自己ベストを更新することができなくなっていました。

このままでは自己ベストを更新できず、全国大会出場はおろか県大会でもいい結果を残せないと思い自分に何が足りないか考えました。

行動:そこで長距離を走り切る体力はあっても今まで自己流のフォームとペース管理を行なっていたことに気づきました。

フォームとペース管理の改善をするため、先輩やコーチに指導してもらい正しいフォームに直し、自分にあったペース管理をすることを心がけました。

結果:その結果、全国大会出場は叶わなかったものの、引退前の最後の大会で自己最高のタイムを出し、県大会で入賞することができました。

学び:この経験から課題にぶつかった時、無我夢中に行動し続けるのではなく、一旦冷静に課題を分析する必要があることを学びました。

この学びを活かし、もし入社できましたら困難な課題であっても焦らず冷静に対処することができます。

例文3:野球

結論:私が学生時代に力を入れたことは野球部のキャプテンとしての活動です。

動機・理由:長年関東大会止まりで全国大会出場から遠ざかっていたチームをキャプテンとして出場に導きたいと考えていました。

目標・課題:全国大会に出場したい思いを強く持っているのは自分を含め、メンバーの一部だけでほとんどのメンバーは現状に満足していたり、関東大会常連であっても全国大会出場は無理だと諦めていました。

そこでメンバー全員を集めミーティングを行い、キャプテンの自分を含めメンバー数人で全国大会への強い思いを伝えるとメンバー全員が納得してくれ、全員の思いをまとめることができました。

その後、練習ではチームワークを重視した練習に重きを置くことで、チーム全体で団結し、連携を強めようと試みました。

結果:その結果、念願だった全国大会に出場することが叶い、大学としても初の準々決勝進出することができました。

学び:この経験からチーム全体で団結することとそれをうまくまとめるリーダーの重要性を学びました。

この経験を活かし、入社後もチームをまとめられるリーダーとして活躍したいと考えています。

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まとめ

以上、この記事で書いたようにガクチカでスポーツの経験をアピールすることは十分に可能です。

スポーツ経験から得たチームでの学びや忍耐力、リーダーシップは企業から大きく評価されるポイントとなります。

そして、企業はスポーツでの実績を求めているのではなく、学生がどういった行動をしたか、どういった学びを得て企業で活かしてくれるかを判断します。

そのため、たとえ目立った結果を残せていないとしても自分がスポーツ経験の中で何を目標にし努力したかや経験から得た学びという部分を自信を持ってアピールしましょう!






 

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