公務員のキャリアチェンジ!コンサルタントへの転職を成功させる方法とポイント

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・「公務員からコンサルタントに転職をしたい」

・「公務員の経験を生かしつつ、コンサルタントの職種を知りたい」

・「公務員からコンサルタントに転職をするときに気をつけるポイントを知りたい」

今回は、このような声に応え、コンサルタントへの転職を成功させる方法とポイントを紹介します。

安定した仕事のイメージが強い公務員ですが、数年間働くことで、世間のイメージと実際の仕事内容にギャップを感じ、転職を考えられている方も多いと思います。

コンサルティングファームは、中途採用を積極的に行っている業界でもあるので、本記事の内容を読んで転職を有利に進めましょう。

 

転職を決意した理由と背景

民間企業と比較すると、雇用が安定している公務員。

その安定した雇用を捨ててまでコンサルタントへ転職するのには理由があります。

ここでは、公務員の方が転職を決意された理由と背景について紹介します。

公務員からコンサルタントへ転職をお考えの方は、ぜひご一読ください。

コンサルティングファームへの転職を実現する上で必要なマインドや正しい動機が分かります。

公務員としての不満

雇用が安定しているイメージが強い公務員ですが、実際の仕事内容に不満がある方も多くいます。

国民の役に立ちたいと意気込んで国家公務員になったとしても、気がつくと組織(上司)の出世争いの道具として働いているケースもあります。

本来の目的が実現できないことに加え、組織を内部から変えていくことも難しいため、不満を感じてしまうのです。

また、国家公務員の場合は異動も多く、自分が意図するキャリアパスを描きにくいことも不満の原因です。

ほとんど転職に近い人事異動を経験すると、組織に振り回されることに不満を感じ、「未経験でもコンサルタントへ転職した方がよいのでは」と考えてしまう方もいます。

日本の産業を活性化させて国民の役に立ちたいという目的があるにもかかわらず、組織内の人間関係や思わぬ人事異動が公務員としての不満になっているのです。

 

コンサルタントに対する憧れ

地頭のいい優秀なメンバーがそろい、さらに高収入を目指せることから、コンサルタントに対する憧れを持っている方もいます。

コンサルティングファームによっては、官公庁の仕事や大規模なプロジェクトに携われ、やりがいもあります

もちろん、コンサルタントはクライアントから高いコンサルフィーをいただくため、高いスキルを求められます。

そのスキルを身に付けるためには並々ならぬ苦労が伴いますが、クライアントが抱える課題を解決することに直接携われます

自分が貢献したクライアントが業績を改善し、成功を収めれば社会により良い好循環が生まれることに魅力を感じ、コンサルタントへの転職を考えることも多いようです。


 

公務員からコンサルへのスキル移行

公務員からコンサルタントへ転職する際、どのようなスキルが求められるのでしょうか。

公務員時代に培った経験やスキルを転職後に生かすことができれば、早い段階でコンサルティングファームやクライアントに貢献できます。

結論から言うと、公務員からコンサルタントへのスキル移行は可能です。

公務員時代に培ったスキルが、コンサルタントとして働く際、どのように役立つのかも併せて解説しますのでぜひご覧ください。

 

公務員で培ったスキル

公務員として働いてきた方は、資料作成スキルや組織内での調整業務を通じて、「相手に話を分かりやすく伝える力」や「相手のニーズ(課題)を汲み取る能力」が身に付いていることが多いようです。

特に、国家公務員の幹部候補生(キャリア)の方は、国全体を動かす政策に関わることが多いため、コンサルタントとして働く際、マクロ動向に関する調査分析や資料作成において頭一つ抜きん出ることが可能です。

また、公務員の方は、企業や社会に対する貢献意識が高いことも、立派なスキルです。

コンサルタントは、クライアントへの貢献意欲が高く、それ故に、クライアントに対して良い提案を実現しているのです。

社会に貢献して日本の産業を盛り上げたいという貢献意識は、コンサルタントへ転職しても役立つスキルです。

 

コンサルタントに必要なスキル

コンサルタントにもさまざまな種類がありますが、どのようなコンサルタントになっても役立つスキルは以下の3つです。

 

ロジカルシンキング

公務員時代の業務を通じて身に付いている方も多いスキルです。

物事を構成する要素に分解し、筋道立てて物事を説明する力です。

クライアントが悩んでいる問題を分析し、真の原因を効率的に特定することや、わかりやすいプレゼンをすることに役立ちます。

 

戦略策定

企業の将来あるべき姿と現在のギャップを示し、あるべき姿を達成するまでの道のりを考えることを意味します。

経営コンサルタントや戦略コンサルタントなどで特に必要となるスキルです。

コンサルタントは、職業柄、経営者や役員、幹部クラスのクライアントと接する機会が多く、彼らとともに企業のあるべき姿を考え、実現のサポートをする必要があります。

そのときに、戦略策定スキルは重要となるので身に付けておきましょう。

 

データ分析

コンサルタントは、クライアントや、クライアントの業界についてリサーチと分析を行い、価値ある提案を考えなければなりません。

その上で、データ分析は重要なスキルです。

ロジカルシンキングと非常に相性のいいスキルです。

例えば、クライアントの業績が悪化した問題を分析する際、競合他社製品の価格データを調査し、価格競争で負けていることが原因と特定するなどの例があります。

 

紹介した3つのスキルは、それぞれが相互に関わり合いを持つものなので、バランスよく身に付けておきましょう

 

転職活動で重要なポイント

ここでは、公務員からコンサルタントへ転職する際に重要となるポイントを解説します。

自己分析で内面を掘り下げて好きなことや得意なこと、将来どのようなキャリアを歩みたいのかを考え、さらにキャリアを実現できるコンサルファームの調査分析が重要になります。

それぞれ詳しく解説します。

 

自己分析とキャリアプラン

転職することがゴールではないことに注意しましょう。

今後の人生をどのようなものにしていきたいかが重要なので、転職は目指す姿へのファーストステップと捉えることが大事です。

これまでの経験を振り返り、それをベースに今後の具体的な選択肢を考えましょう。

具体的な方法としては、自分史を年表形式やマインドマップでまとめるなどがあります。

公務員時代にどのような仕事を経験し、何を感じたかで自分自身の価値観がわかります。

重視している価値観を洗い出し、自分の将来の方向性を模索しましょう。

また、実務経験で身に付けたスキルも洗い出しましょう。

身に付けたスキルを整理することで、コンサルタントとしてどのような活躍ができるかをイメージできます。

コンサルティングファームは、募集を増やしているとしても、求める能力の高さは変わりません。

コンサルタントとしてどのように活躍したいのか、今までの経験を生かしてどのようにクライアントに貢献できるのかをチェックしているので、自己分析とキャリアプランの作成は丁寧にやりましょう。

 

コンサル業界の知識習得

自己分析とキャリアプランの作成と同時に、コンサル業界についても詳しくなりましょう。

コンサルタントにも、さまざまな種類があります。

戦略系のコンサルタント、事業再生コンサルタント、会計関連のコンサルタント、ITコンサルタントなど、コンサルティングファームによって得意とする領域が異なります。

コンサル業界の領域区分を調べ、自己分析とキャリアプランの作成で整理した好きなこと、得意なことが生かせるものを選びましょう。

カオスマップをベースに、気になる領域やコンサルティングファームを調べると効率的です。

 

 

また、ネットの情報が実態と異なる不安がある方は、ネットワーキングイベント(異業種交流会)への参加をおすすめします。

ネットワーキングイベントに参加することで、人脈が広がり、実際にコンサルティングファームで働いている方と直接会話する機会を生み出せます。

生の声を聞くことで、業界に対する理解が一段と高まりますし、入りたいコンサルティングファームが見つかるかもしれません。

積極的にネットワーキングイベントに参加し、業界への知見を深めましょう。

 

面接対策の重要性

コンサルティングファームは、優秀な人材を求めているため、面接の方法も通常の企業とは異なり、難易度が高いです。

どれだけ優秀なビジネスパーソンでも、事前に面接の対策を実施していなければ、面接を通過することはできないでしょう。

ここでは、コンサルティングファームの面接について詳しく解説します。

事前に対策して面接に合格できるよう準備しましょう。

 

コンサル業界特有の面接形式

コンサルの面接で頻繁に実施されるのが、ケース面接です。

ケース面接とは、面接官が出したテーマに対する解決策をディスカッション形式で回答する面接です。

コンサルティングファームで重視されている能力は、先ほど紹介したロジカルシンキング(論理的思考力)や、問題解決力であり、ケース面接でそれらを評価します。

ケース面接で出されるテーマの中で有名なものにフェルミ推定があります。

「1台のバスの中に、ピンポン球は何個入るか」や「日本の道路にマンホールはいくつあるか」などの問題が出されます。

また、フェルミ推定だけでなく、ビジネスケースのテーマもあります。

例えば、「地方の洋服店の業績を改善するにはどうすべきか」などです。

ここで重要となるのは、正しい答えを出すことではなく、推論を働かせて答えを導き出せることです。

現時点ではわからないことに対して推論を働かせ、答えを導き出す姿を見せることで、論理的思考力や問題解決力があることをアピールできます。

 

ケース面接の攻略法

ケース面接では、正確な答えを出すことは求められていません。

重要なことは、分からないことに対して考え続け、答えを導き出すことです。

もちろん、実態とあまりにもかけ離れた答えを出してはいけませんが、現時点で知っている情報をベースに推論をスピーディーに働かせ、面接官が納得する説明ができれば評価を得られます。

コンサルタントは、クライアントから難しい相談を受けることが多いので、分からないことを考え続ける知的体力や、思考の柔軟性、論理的思考力などを見ています。

普段から、経済ニュースやコンサルタントが執筆した書籍を熟読し、さまざまな業界の課題やコンサル流の思考方法に詳しくなりましょう。

また、単に詳しくなるだけでなく、問題の解決策を自分なりに考えておくことで、面接をスムーズに進められるでしょう。

 

内定獲得までの苦労と成功体験

公務員からコンサルタントへ転職を進める上で、内定獲得までにどのような苦労があるのでしょうか。

ここでは、内定獲得の苦労と成功体験を紹介します。

 

転職活動での挫折と成長

コンサルティングファームから内定を獲得するには、ケース面接などの難しい課題を乗り越える必要があるため、並々ならぬ苦労を伴います。

面接の対策として、模擬面接の練習が必要ですが、最初はうまくいかないことが多いでしょう。

自分の伝えたいことを整理できていないと志望動機が伝わらず、面接官によい印象を与えることはできません。

転職エージェントを活用するなどして、自分の良いところも悪いところも両方フィードバックしてもらうようにしましょう。

コンサルティングファームは、前職に対して色眼鏡を使わず、フラットな目線で面接してもらえますが、求めるスキルが高いため、採用基準を満たさない場合はどんどん不採用になります。

国家公務員として輝かしい経歴を持っていたとしても、不採用になるケースはあり、心が追い込まれてしまい、挫折を経験します。

仕事の合間に面接を受ける必要もあるため、精神的な余裕はさらに削られますが、何度も模擬面接で練習しましょう。

過去問でケース面接の対策をすることで徐々にスムーズな受け応えができるようになると成長を感じられます。

次第に面接官の表情がよくなるのを実感すると精神的な負荷もなくなっていきます。


 

内定獲得の喜びと決意

公務員から未経験のコンサル業界へ飛び込む際は、右も左も分からず、不安だらけです。

しかし、模擬面接やコンサル業界の調査を通して少しずつ前進することで、次第にコンサル業界に対する理解が深まっていきます。

コンサルティングファームによりさまざまな特徴があり、自分と相性がいい企業を探し出せるようにもなりました。

コンサルティングファームの内定を獲得できたときは、今までの苦労が報われた思いがします。

コンサルティングファームからの内定を獲得するには、必要なスキルを身に付けるのはもちろんですが、コンサルティングファームとの相性も重要です。

自己分析とコンサル業界の分析、そして面接の練習を通じて相性のいい企業の内定を獲得できます。

 

公務員とコンサルタントの働き方の違い

公務員とコンサルタントは働き方が異なるため、その違いにも注意しましょう。

公務員は、職業柄全国の支援が可能です。

国家公務員ともなれば法律や政策動向の策定に関わることも可能なため、日本全土の財務的な支援ができます。

一方、コンサルタントはクライアント企業への貢献を仕事としているため、貢献の仕方が国家公務員と異なります

ここでは、公務員とコンサルタントの働き方の違いについて解説します。

特に、コンサルタントはどのような働き方をしているのかを知ることで、転職後の実際の働き方を具体的にイメージしましょう。

 

業務の自由度と多様性

公務員は官公庁の仕事が中心ですが、コンサルタントは違います。

案件によっては官公庁の仕事もあります。

また、担当するクライアントによって解決したい問題が異なることから、さまざまな業界に携われますし、関わる人の考え方も多様です。

クライアントごと、案件ごとに提案内容を変えるコンサルティングファームもあれば、主軸となる1つのサービスをパッケージ化して売るコンサルティングファームもあります。

コンサルティングファームごとに得意とする業界や強みも異なるため、選択肢が多い点も公務員と異なります。

コンサルタントは、担当するプロジェクトごとに動きます。

そのため、案件によっては数カ月で終わるものもあれば、数年単位で続く長期プロジェクトもあります。

素早くPDCAを回して高速でスキルアップをしたい方は、数カ月〜1年以内のプロジェクト、大きな仕事がしたいという方は、大規模かつ長期のプロジェクトを担当することも可能です。

 

ワークライフバランスの変化

公務員からコンサルタントに転職することで、ワークライフバランスも変化します。

コンサルタントは、高収入であることが多く、転職での年収アップが期待できます。

もちろん、入社後も日々スキルアップや、お作法の吸収と実践を愚直に積み上げていく必要はありますが、活躍できればさらに年収が上がります。

公務員の場合、国家公務員などの難関を突破できても、20代のうちは初任給が低い状態からスタートします。

そのため、コンサルタントへの転職が成功した際に、年収が上がるケースも存在するのです。

また、コンサルタントは実力主義(成果主義)で評価されることが多い職業です。

年功序列で評価される公務員とは異なり、実力次第では相当の年収アップが期待できることも大きく異なる点です。

もちろん、コンサルタントは難易度の高い仕事をこなす必要があるため、案件によっては忙しくなる時期もあります。

しかし、コンサルタントを目指す人たちは、成長意欲が強いことが多いため、仕事で成果を残せることが人生の幸福につながる場合が多いです。

 

転職したい人へのアドバイス

公務員からコンサルタントへ転職を検討されている方や、すでに転職活動中の方などさまざまな方がいらっしゃると思います。

未経験の領域に飛び込むことに対して不安を覚えることも多いでしょう。

ここでは、これから転職する方に向けたアドバイスを贈ります。

現在、公務員からコンサルタントへの転職を検討する方、転職活動中の方はぜひご覧ください。

 

転職を検討する公務員へ

現在、転職を検討中の公務員の方は、いま一度、志望動機を振り返りましょう。

転職を成功させるには、転職先のコンサルティングファームの基準を超えるスキルと、コンサルタントをやりたい理由が必要不可欠です。

「公務員が嫌だ」「忙しいのが嫌だ」「人間関係が不満」などの前職の不満だけでは、コンサルタントを目指す動機にはなりません。

コンサルタントも忙しい仕事ですし、プロジェクトチームで仕事を進めることが多いため、ストレスがなくなるわけではありません

前職の不満だけを理由にするのではなく、なぜコンサルタントになりたいのか、コンサルタントになることで何を実現したいのかを明確にしましょう。

自己分析とコンサル業界のリサーチを丁寧に行えば目指す理由が明確になるのでぜひ頑張ってください。

また、ロジカルシンキングを代表とするスキルは、早めに身に付けておくとよいでしょう。

普遍的なスキルのため、どの業界へ転職しても応用が利くからです。

たとえ転職の方向性が変わったとしても、使えるスキルは身に付けておいて損はありません。

どのようなことも何かを学ぶチャンスと捉え、将来を積極的に開拓する行動を心がけてください。

 

転職活動中の方へ

公務員からコンサルタントへの転職活動をすでに始められている方は、志望動機を整理して分かりやすく伝えられるよう、面接の対策を進めてください。

また、先ほど紹介したケース面接で出題されるような経営課題を調査し、自分なりの回答が柔軟に出せるよう模擬面接で練習を繰り返しましょう。

自分の中で志望動機がまとまっていることと、それを分かりやすくロジカルに伝えることは別物です。

同じ内容を聞いても、受け取り方は千差万別のため、少しでも正確に伝わるよう、言葉の表現や話す順序を少しずつミリ単位で修正しましょう。

普段から、経済ニュースやコンサルタントの思考法を身に付けておき、世の中で起きている問題に対する回答を用意しておくことで、さらに内定を獲得できる可能性が上がります。

日中は、本業に従事しなければならず、時間は限られているため、有効に活用して転職活動を成功させましょう。

 

公務員からコンサル転職のメリット・デメリット

最後に、公務員からコンサルタントへ転職するメリットとデメリットを紹介します。

コンサルタントは、高スキルのビジネスパーソンであり、高収入でもあるため、憧れを抱く方は多くいます。

しかし、魅力的なコンサルタントへの転職は、メリットと同時にデメリットがあることもまた事実です。

以下で紹介する内容を読んでいただき、バランスのよい判断基準を身に付けて転職をスムーズに進めてください。

 

転職のメリット

公務員からコンサルタントへ転職するメリットは以下です。

 

ビジネスパーソンとして絶えず成長できる

コンサルタントは、難しい経営課題と向き合うため、ハードワークになりがちです。

しかし、高いレベルの仕事を日々経験するため、成長速度が高まります

難しい課題に対して誠実に取り組むことで成長し、やがては大規模なプロジェクトに携わり、最終的に国の経済発展に貢献することが可能です。

 

身に付くスキルの汎用性が高く、市場価値を高められる

ロジカルシンキングや仮説思考など、コンサルタントが編み出した思考法では有名なものがいくつかあります。

これらのスキルは汎用性が高く、身に付けばどの業界でも活用できるものです。

ロジカルシンキングや仮説思考は、業務の生産性を飛躍的に向上させられるので、コンサルタントを目指さなくとも身に付けたいスキルでもあります。

コンサルティングファームに転職すると、ロジカルシンキングや仮説思考を使う回数が多いため、コンサルタントのスキルを身に付けようとするだけで市場価値が自然と高まり、高収入への道が開けます。

 

幅広い多様な業界に関われる

コンサルタントは、日々さまざまな業界の経営者から相談を受けます。

担当するプロジェクトごとに業界や悩みが異なるため、幅広い業務経験が可能です。

プロジェクトも、数カ月の短いプロジェクトから数年の大規模プロジェクトまでさまざまですので、1年で多くの経験を積むことができます

 

転職のデメリット

公務員からコンサルタントへ転職する際のデメリットは以下です。

 

自分で仕事を生み出し、取りに行く主体性が求められる

コンサルタントは、クライアントに対して付加価値を生み出すことが強く求められます。

そのため、自分から積極的に仕事を生み出し、取りに行く主体性が必要です。

トップダウンの組織に慣れすぎていると、自分から仕事を取りに行けず、戦力外とマイナスな評価を受けてしまう可能性があります。


 

成果主義と向き合う

先ほども伝えましたが、コンサルタントは成果主義もしくは実力主義で評価されることが多く、自分が生み出した付加価値がどの程度のものかを厳しく見られます。

例えば、会議で何も発言しないと「あなたが生み出したバリュー(付加価値)は何?」と追求されてしまいます。

若手のうちは、上層部の発言に対してもの申すことはプレッシャーを感じると思いますが、コンサルタントは真逆です。

むしろ、納得できないことはたとえ上司の意見だとしても意見を伝えるべきです。

日々の仕事に積極的に参加しなければ、評価を得ることは難しいでしょう。

 

忙しい

コンサルタントはハードワークです。

クライアントから受けた相談に対し、的確かつスピーディーに応えることが求められます。

そのため、リサーチや分析、提案資料の作成などの仕事を短納期でこなす必要があり、業務負荷は常に高い状態です。

もちろん、働き方改革の影響もあり、過去と比較すると残業時間は少なくなりつつありますが、高レベルの成果が求められることは変わっていません。

ハードワークに耐えられるよう、普段からスキルアップを心がけましょう。

 

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

公務員からコンサルタントへの転職は、転職活動中も入社後もハードになりがちですが、やりがいがあることもまた事実です。

自分自身の市場価値を高めつつ、社会に貢献をしたいと思う方には非常に適した仕事です。

今回お伝えした内容を実践していただき、新たな可能性を切り拓いてください。



 

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