【訪問営業】営業に最適な訪問時間はいつ?訪問時間や到着時間のマナーについて解説!

【訪問営業】営業に最適な訪問時間はいつ?訪問時間や到着時間のマナーについて解説!

目次
  1. はじめに
  2. 企業を訪問する際に適した時間
  3. 一般家庭を訪問する際に適した時間
  4. 遅刻しそうなときはできるだけ早急に電話で連絡する
  5. 訪問する際には身だしなみや挨拶について気をつける必要がある
  6. まとめ

はじめに

営業マンとして働き始めた新人の方にとって、すべてが新鮮で緊張することかと思います。

顧客である企業へ訪問するのもドキドキではないでしょうか。

慣れていないと、まず気になるのは訪問する時間です。

アポイントを取った約束の時間の何分前に到着すべきなのか、ご存じない方も多いでしょう。

早ければ良いというものではないでしょうし、遅刻は厳禁です。

そこで今回は、営業マンが訪問する最適な時間やマナーについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

企業を訪問する際に適した時間

実際に訪問するときもそうですが、アポイントの段階でも最適な時間帯は気になるのではないでしょうか。

相手企業によっても若干異なりますが、基本となる時間帯は理解しておくべきです。

飛び込み営業では、そもそも相手の予定を無視することになりますが、最低限避けるべき時間帯というものは存在しています。

午前と午後で、それぞれに最適な時間帯がありますので、しっかりと把握したうえでマナーを守った時間帯に訪問しましょう。

午前の場合

まず午前の場合の訪問や提案に適した時間帯では、「始業1時間後〜11時半」となります。

始業時刻自体は企業によって異なるものの、多くの場合9〜10時ごろであることが多いでしょう。

営業マンとしては、朝からさっそく商談をしたいと思うかもしれませんが、企業側にとっては迷惑な時間帯となってしまいます。

始業直後は朝礼やルーチンワークを実施していることが多く、その時間帯の訪問は業務に支障を与えてしまう可能性も考えられるのです。

実際、その時間帯でアポイントが取れたとしても、内心では迷惑だと思っており、商談に影響が出てしまうことも少なくありません。

またお昼休憩が12時からの企業も多いので、商談の時間次第では逆算してアポイントの提案をするようにしましょう。

午後の場合

午前の場合の訪問や商談に適した時間帯は、「お昼休憩後〜終業の1時間前」となります。

12時がお昼休憩の企業であれば、13時以降からということです。

午前に比べて若干ではありますが、午後のほうが時間帯は広いので、アポイントの候補もあげやすくなります。

午後の訪問時間帯に関するポイントは、終業時間を意識するというところです。

終業前には業務日報の作成や、翌日への準備などをする必要があるため、終業時間いっぱいまで商談をしてしまうと残業などの影響が出てしまう恐れもあります。

遅くとも、終業時間の1時間前までには切り上げられる時間に訪問するのがおすすめです。

あらかじめ企業ごとの終業時間を確認しておくといいでしょう。

約束された時間の15分前には到着しよう

まず到着時間ですが、約束時間の15分前がベストです。

その理由としては、交通状況による影響がまずあげられます。

車での移動であれば渋滞に巻き込まれてしまうこともありますし、工事や事故などによって迂回せざるを得ないこともあります。

それがいくら想定外の事態であっても、遅刻は許されないのです。

電車での移動であってもそれは同様です。

人身事故や、何かしらのトラブルによって遅延してしまうことがよくありますので、15分前に到着するように行動すれば余裕も生まれます。

到着後の時間の使い方も重要です。

移動中に届いているメールのチェックや、これから行う商談の内容について最終確認をしたり、気持ちの準備をしたりできるのです。

訪問する時間は5分前がベター

到着後、どのタイミングで訪問するのかということですが、約束した時間の5分前がおすすめです。

訪問先も来客のための準備をするのですが、直前にバタバタするケースもあるため、早く訪問してしまうと慌てさせてしまうことになりかねません。

5分前行動をするように、学生時代に集団行動するうえで指導されたことがある方も多いのではないでしょうか。

それは営業マンにとっても同じで、早すぎず遅すぎず絶妙な時間帯となります。

企業の場合は5分前に受付を済ませれば、実際に応接室や会議室に案内されるころにはちょうど約束の時間になっていることでしょう。

前もって到着しているのであれば、時間ちょうどの訪問で問題ないのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。

営業マンとしてはその認識でも、15分前に到着していることを知らない相手からすると、時間ちょうどに到着したと思われてしまう可能性があります。

 5分前の訪問であれば余裕を持って来たのだと理解していただけるので、そういう意味でも絶妙な時間となります。

一般家庭を訪問する際に適した時間

企業だけでなく、一般家庭を訪問することも少なくありません。

訪問するのに最適な時間帯は、企業と違って生活サイクルを意識しなければならない、というのが大きな違いとなります。

企業訪問とは別物と考え、最適な時間帯を理解しましょう。

時間帯を無視してしまうと空振りに終わってしまう確率も格段に上がります。

営業ができていない状態で、同じお宅を何度も訪問するというのは効率的でありません。

一度の訪問でしっかりと商談をできるようにしましょう。

午前9時から10時の間

一般家庭を訪問する際、午前であれば「午前9時〜10時の間」が最適な時間帯となります。

相手に特段の予定がない場合、この時間帯は在宅率が最も高くなるのです。

飛び込み営業ですと、居留守を使われてしまうことも多いのですが、朝のこの時間であればアクティブな状態であることが多いため、その心配も少なくなります。

平日はもとより、休日に関してもこの時間帯であれば話を聞いてくれる可能性が高くなりますので、訪問のチャンスといえるでしょう。

避けたほうが良い時間帯

一方で、避けるべき時間帯というものも存在しています。

それは早朝、昼下がりから夕方、21時以降の3つがあげられます。

まず早朝ですが、当然ながら睡眠中であることが多いので迷惑をかけてしまうでしょう。

起きていたとしても、平日であれば仕事に出かける支度をしている時間帯となるので迷惑です。

昼過ぎから夕方に関しては、買い物をされる方の多い時間帯となるので不在率が高いのです。

せっかく訪問しても空振りに終わってしまう可能性が高いので、はじめから除外しておくことをおすすめします。

21時以降に関しては夜間ですので、早朝と同じ理由で迷惑をかけてしまいますし、何より非常識です。

予定時間ぴったりに訪問しよう

一般家庭を訪問する際には、訪問予定時間ぴったりか、もしくは2〜3分後に訪問するのがマナーです。

一般家庭は企業とは違い、待合場所もなく受付担当者もいないため、準備が整う前に訪問してしまうと相手を困らせてしまう可能性があるからです。

また、人によっては2〜3分後の到着を時間に遅れたと捉える場合もあるため、できるだけ時間ぴったりに訪問するよう心がけましょう。

遅刻しそうなときはできるだけ早急に電話で連絡する

15分前到着を目指して行動していたとしても、やむを得ず遅刻してしまうという状況も存在します。

未来のことはわかりませんので、そうなってしまうのは仕方がないことでもあります。

大切なことはしっかりと相手に遅刻する旨を伝えることです。

メールなど連絡手段はいくつかありますが、遅刻連絡に関しては電話でしっかりと伝えることが大切です。

メールだと、必ずリアルタイムで確認してもらえるわけではないため、無断遅刻と思われてしまうかもしれません。

電話であれば即時に連絡できます。

あらためて到着時間を伝えることになりますが、見込みの時間+15分後で伝えましょう。

遅刻したので1秒でも早く到着することを伝えたくなってしまいますが、焦りは禁物です。

訪問する際には身だしなみや挨拶について気をつける必要がある

約束した時間の5分前をむかえ、実際にお客様と対面します。

その際にもマナーを守るように心がけましょう。

はじめてお会いする相手の場合には、第一印象がとても重要です。

相手も身だしなみからまずチェックします。

ネクタイが曲がっていたり髪型が崩れていたりする状態のままでは印象も悪くなってしまいます。

挨拶に関しても同様です。

開口一番にどんな挨拶をするかによって、営業マンの印象は決まります。

挨拶をしっかりとできれば、その後の商談も良い雰囲気でスムーズに進むでしょう。

すべては商談が見事に成功するためのものです。

身だしなみや挨拶などに気をつかって、契約の成立する確率を少しでも上げる努力が大切です。

訪問時のマナーに関して、詳しくはこちらをぜひご覧ください。

まとめ

営業といえば、商談の内容が重要と思ってしまいがちです。

しかし、実際は訪問時間に関しても気を配る必要があるのです。

相手に迷惑をかけてしまうようなことがあってはなりません。

しっかりと話を聞いていただけるように、今回ご紹介した最適な時間帯で、訪問やアポイントの提案をしましょう。

当日も時間の余裕をもって訪問すれば、その後の商談も抜かりなく落ちついてできるのです。

ぜひ、15分前到着を心がけて営業活動に励みましょう。

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