営業のネクタイはどう選ぶ?営業マンにオススメの色と柄をシチュエーション別に解説!

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はじめに

スーツ姿がビシッと決まっていると、それだけで仕事ができるように見えます。

顧客の元へ足を運ぶ機会の多い営業マンなら、なおさら服装には気を遣いたいところです。

スーツといえばネクタイとのコーディネートが欠かせません。

しかし、スーツ店でたくさんのネクタイを前にすると、何を選べば良いか迷うものです。

結局、いつも同じような色や柄を選んでしまうという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、まず見た目から「できる営業マン」になるための、ネクタイの選び方について解説します。

【営業のネクタイの選び方】ネクタイの選び方

営業マンの着るシャツは、ほとんどが白です。

白は、人に好印象を与えやすい色だと言われています。

清潔感があり、誠実なイメージを持たせることができるので、顧客と会う機会の多い営業マンにはピッタリなのです。

白はどんな色とも合います。

ですから、ネクタイを選ぶときにはスーツに合うかどうかを考えると良いでしょう。

スーツは黒やグレー、ネイビーが多いです。

ダークな色に合わせるので、実はネクタイ選びはそれほど難しいものではありません。

「ワインレッド」と「ブルー」を持っておくと合わせやすいです。

ネクタイ選びに悩んでいる人は、まずこれらの色を1本ずつ揃えると良いでしょう。

基本の色を押さえておけば、大きく印象を落とすことはないです。

しかし、ネクタイの柄はたくさんの種類があり、色との組み合わせを考えても相当な数になります。

選び方のポイントを知っておかなければいけません。

年齢やシーンに合わせてネクタイを上手に選び、顧客に良いイメージを持ってもらえるようにしましょう。

【営業のネクタイの選び方】おすすめな柄

さまざまな種類の柄の中から、絶対に外さないおすすめの柄を紹介します。

ネクタイにも流行があり、好みも人によって異なりますが、仕事で身に着けるものだということを忘れないでください。

ネクタイは、顔の次くらいに目に入るものです。

ダークカラーのスーツ、白シャツに合わせるのに、悪目立ちするようではいけません。

まずは基本の無地と王道のストライプがおすすめです。

ちょっとおしゃれな感じに見せたいときには、水玉や小紋柄を選ぶと良いでしょう。

無地

どんなスーツにも合わせられる最も無難な柄で、誰に見せても不快感をもたれない柄です。

非常に汎用性が高いため、営業としてはどの営業先にも着用していける、いわば勝負ネクタイといえるでしょう。

模様が主張してこないおかげで、色が相手にもたらす精神効果を余すところなく出せるのも長所です。

生地の良し悪しを柄でごまかせないことや、勝負ネクタイであることなどを踏まえたうえで、しっかりした生地のものを買いましょう。

おすすめの生地は絹100%で、なおかつ厚地のものです。

同じ絹100%のものでも使用する原料(繭)の質によって、質感も変わっていきます。

絹100%というだけで選ぶのではなく、上質なものを選ぶことが大切です。

ストライプ

無地と並ぶネクタイ定番の柄です。

定番のため、営業で着用するどのスーツとも相性はよいといえます。

また種類も多いため、着る人の個性に応じたものを選択できるでしょう。

ストライプは洗練された印象のため、見た人にクールで知的な印象を与えます。

使用されている色数が多いもの、ストライプの幅が大きいものはカジュアルな感じになりやすい特性があります。

ビジネスシーンで着用する場合は多くても、3色くらいで構成されているものを選ぶようにしましょう。

水玉柄

ストライプ柄と同様、比較的着用シーンを選ばない柄です。

ドットが大きいとカジュアルな印象を与えるため、ドットは小さいものを選ぶのがよいでしょう。

少しポップな印象を与えるため、軽やかさを上品に演出できるネクタイです。

小紋柄

花や幾何学模様など、同じ柄がいくつも並んだものを小紋柄といいます。

こちらもビジネスシーンで着用する場合は、小さめの柄が並んだものを選んでしてください。

柄の種類にもよりますがおしゃれな雰囲気のため、見た人にソフトで知的な印象を与えられるでしょう。

大きなプレゼンをするとき

大きなプレゼンをするときは赤色のネクタイがおすすめです。

赤色のネクタイは、相手に「情熱」「リーダーシップ」「力強さ」や、また「アクティブ」というイメージを与えられます。

積極的に自分の力量、存在感をアピールできるでしょう。

グレー系・ブラック系・ネイビー系と、一般的なスーツの色にも合わせや

NGな柄

ベーシックなネクタイを選ぶと、印象に残りにくいという可能性は確かにあります。

しかし、風変わりなものを選ぶのはあまりおすすめできません。

特に、目がチカチカするようなデザインは避けるべきです。

キャラクター柄は、お子さんのいる家庭に訪問する際などは、アイスブレイクのきっかけになることがあるでしょう。

けれども、真面目な商談をするシーンには合わず、中にはキャラクターものを避けている親御さんもいます。

そう考えると、やはり定番の柄を選ぶのが無難です。

また、ブランドロゴの入ったものは好まれないことがあるので注意しましょう。

よほど打ち解けた顧客相手でない限りは、基本的に上述した無地やストライプ、水玉、小紋柄から選ぶのが正解です。

【営業のネクタイの選び方】シチュエーション別おすすめのネクタイ色

営業マンが顧客に会うシチュエーションとして、次のような場面が考えられます。

まず1つ目は、大きなプレゼンをする時です。

仕事の中でも重要な場面と言えます。

そして2つ目は、初めて営業をかける時、つまりほとんどの場合が初対面の相手です。

また、3つ目の謝罪が必要なときも、顧客に誠意を伝えるという意味で大切な場面でしょう。

4つ目は営業の研修やセミナーに参加する時です。

社内外の人と会う場面では、それぞれのシチュエーションに合う色があります。

はじめて営業をかけるとき

はじめて営業をかけるときは青色のネクタイがおすすめです。

青色のネクタイは、相手に「さわやかさ」「誠実さ」というイメージを与えられるからです。

また「論理性」「知的さ」「冷静さ」も印象づけられるので、ビジネスで有利に働くでしょう。

老若男女問わず愛される日本人好みの色である点も、はじめて営業に行くと考えれば無難だといえます。

赤色のネクタイと同じく、どのような色のスーツとも合わせやすいネクタイカラーです。

謝罪が必要なとき

謝罪する必要がある場合は茶色のネクタイがおすすめです。

茶色のネクタイは、派手さがないため相手に「落ちつき」「穏やかさ」「堅実さ」や、また「真面目さ」というイメージを与えられます。

場の緊張を緩和させる効果も期待できます。

茶色のネクタイはグレー、あるいはブラウンのスーツと組み合わせるのがよいでしょう。

また、ネイビーのスーツに茶色のネクタイを合わせると「アズーロ・エ・マローネ」という、イタリアでよく着られているおしゃれな組み合わせになります。

合わせるシーンによって選ぶとよいでしょう。

営業研修・セミナーに参加するとき

営業研修・セミナーに参加するときは、緑色のネクタイがおすすめです。

緑色のネクタイは、相手に「若々しさ」「安らぎ」「落ちつき」「平和的」というイメージを与えられます。

研修先の方々に、話しやすさや安心感、協調性を感じてもらえるでしょう。

「緑は着用しにくい」と思ってしまう人は、濃い色であれば目立つことなく緑のもつイメージを活用できます。

緑はアースカラーに含まれるので、季節を選ばずつけられるのも魅力です。

【営業のネクタイの選び方】ネクタイを扱う際のポイント

ネクタイの生地は厚めのものが多いとはいえ、シャツの襟やスーツとの摩擦で傷みやすいです。

傷んだネクタイを気づかずに身に着けていると、顧客に見すぼらしいと思われます。

仕事のできる営業マンは、身だしなみが整っているものです。

顧客はそういうところもしっかり見ているので、営業成績に響いてしまいます。

傷んできたと思ったら、なるべく早めに買い替えるべきです。

また、ネクタイの扱い方のポイントを押さえて、長持ちさせるようにすると良いでしょう。

ネクタイを1本使う際の寿命は1~2年

ネクタイ1本の寿命はだいたい1~2年と言われています。

ネクタイは毎回同じ位置で結ぶため、どうしてもその部分が早く傷みがちです。

また、シャツやスーツと擦れて、生地の端からほつれてきてしまいます。

飲食でシミが付くのもあるあるです。

目立つ部分がほつれてきたり、優しく手洗いしても汚れが落ちなくなったりしたら、買い替えてしまいましょう。

気になる傷みがなくても、ある程度経つと生地の光沢感が薄れてきます。

そういう場合も買い替えたほうが良いです。

長持ちさせるコツ

ネクタイを長持ちさせるコツは、複数用意してローテーションで使うことです。

週5日勤務でそれぞれ別のネクタイを使用する場合、なんと10年もつこともあります。

そのほかのコツは、ネクタイ専用のハンガーを使うことです。

1本ずつ絡まず掛けられるようになっているため、選ぶ際に無駄な摩擦が起きません。

半分程度の長さで軽く折った状態で掛けるので、型崩れしにくいのも魅力です。

お気に入りの色や柄のネクタイを少しでも長く使えるように工夫しましょう。

ネクタイピンを活用しよう

顧客と対面で仕事をする営業マンには、フォーマル感が求められます。

身だしなみが整っていないというだけで、とてもだらしなく映るものです。

お辞儀をするときなどにネクタイが垂れ下がってしまうと、良くない印象を与えかねません。

それを防ぐためにおすすめなのがネクタイピンです。

ネクタイピンは、ネクタイをシャツに留めて固定させておくことができるアイテムです。

留めてしまえば、スーツを脱ぐような夏場でもダラッと垂れることがありません。

おしゃれに見せることもできますが、華美なものは避けたほうが良いでしょう。

シンプルで控えめな装飾のものがおすすめです。

ただし、中には重いものもあるので、肩こりの原因にならないように注意して選びましょう。

【営業のネクタイの選び方】ネクタイのきれいな結び方

色や柄などに気を付けて、シチュエーションにふさわしいネクタイを選んでも、結び方が悪いと台無しです。

慣れないうちは意外と結ぶのに苦戦します。

上手に結べない場合は、鏡の前で何度も練習しておきましょう。

ビジネスシーンにおいて、営業マンが最も多く使う結び方はセンターディンプルです。

また、ネクタイの生地によっても型崩れのしやすさが異なります。

きれいに結んでもすぐ崩れてしまうのでは意味がありません。

ポイントを知って仕事のできる営業マンであることを演出しましょう。

ビジネスで使うのはセンターディンプル

最も一般的で、最初にマスターしたいディンプルです。

ビジネスシーンで用いられているディンプルですが、実は華やかな場所でも使用できる汎用的なものでもあります。

相手には誠実で真面目な印象を与えられるでしょう。

 型崩れしにくいのはシルク素材

同じように見えるネクタイですが、実は素材によって型崩れしやすさは異なります。

型崩れしにくい素材はシルクです。

なぜならシルクのネクタイには、シルエットを保つ芯地が含まれているからです。

芯地はシルエット作りに必要な、骨格形成をするために役立っている副資材のことを指します。

ただ表地と表地に挟まれているため、外からは確認できません。

芯地が使用されている例として、ワイシャツがあります。

ワイシャツの襟や袖、前立て部分はしっかりと形がついていて、なかなかしわがつきません。

あれは芯地が含まれているからです。

シルクのネクタイもそれと同じ理由で、型崩れしにくくなっています。

最も手軽なプレーンノットのやり方で、ディンプルを作るのがおすすめです。

きれいなディンプルの作り方

以下に手順を記しておきますので、参考にしてください。

  1. ループを作って大剣を通す直前までネクタイを結んでいってください。
  2. ループに大剣を通して下に引っ張っていきますが、そのときにノットの上に人差し指を横に通します。
    指はノットの上にあり、下に引っ張られる大剣で指が締められていく感じです。
    このとき指は地面と平行にするようにしましょう。
    大剣がノットと接触する部分を横一直線にするためです。
  3. 空いている手で大剣の中心付近にディンプル(くぼみ)を作ります。
    このとき片手だけでディンプルを作りにくい場合は、人差し指を使っている手の残っている指でネクタイを支えても問題ありません。
  4. 大剣を下に引っ張りつつ、ノットを締めていきます。
  5. ネクタイから指を抜いても上辺が平らになっているか確認します。
  6. ディンプルの形を整えながら、ゆっくりとノットを小さく締め上げていきましょう。
    一気に締めると形が崩れてしまいますので、数回繰り返して締めるのがよいでしょう。
  7. シャツの首もとにしっかり収まるようにネクタイを締め上げて完成です。

きれいなディンプルができていれば見栄えがよく、ビジネスシーンで好印象を与えられます。

まとめ

今回はネクタイに関するさまざまことをご紹介しました。

ネクタイに関するマナーは知っておけば失敗することはありません。

最初のうちは、忘れないように度々ポイントを確認するのがよいでしょう。

また営業先の相手も、マナーを理解しているはずです。

しっかりとスーツとともに着こなせていれば「この営業は、ネクタイの結び方をよく知っているな」と思ってもらえるはずです。

ぜひこのページを参考にして、隙のない営業になってください。

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