食品営業のインターンシップって何をするの?インターンシップの内容や仕事内容を解説

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はじめに

インターンには短期インターン・長期インターンとありますが、食品メーカーの営業職を志望するなら長期インターンがおすすめです。

営業は相手と話したり交渉したりする仕事がメインで、それは長い時間をかけて上達していく必要があります。

短期インターンでは、どうしてもそうしたスキルを磨く段階にいたる前にインターン期間が終わってしまう可能性が高いです。

ぜひ長期インターンに申し込み、営業の仕事を実際に体験できる企業で働いてみましょう。

【食品営業のインターン】インターンとは

まず、インターンシップの区分について簡単に解説します。

最近は多くの企業がインターンシップを実施するようになり、そのスタイルが多様化してきました。

そのため、就活生は業種・職種だけを見るのではなく、自分に合ったプログラムを提供してくれる企業を選ぶ必要があります。

期間別に見た区別

インターンは、主に期間の長さで区別されています。

1日で完結する、説明会に近いインターンシップを実施する企業もあります。

一方、数ヶ月かかるプログラムを実施する企業もあり、このような長期インターンに参加する場合は、事前にしっかりスケジュールを空けておかなければなりません。

短期インターン

短期インターンシップは、1~3日程度で終わります。

セミナー型・職場体験型のプログラムを実施する企業が多く、どちらかというと仕事を体験してもらうというより企業の雰囲気を知ってもらうことが目的と言えるでしょう。

企業研究・業界研究をしたい方、その企業に興味があり詳しく話を聞きたい方におすすめします。

ただし実際に社員と一緒に働くわけではない短期インターンは、給与をもらえないことの方が多いので、就活セミナーや企業説明会に出席するつもりで参加しましょう。

中期インターン

中期インターンは、1週間程度職場に入って社員から話を聞いたり、簡単な仕事を任せてもらえたりするプログラムです。

ビジネススキルを磨くには、さすがに少し時間が短すぎるでしょう。

しかしビジネスマナーを覚えたり、社会人が仕事をするルーティンを体験できたりするのは大きな収穫です。

中期インターンは長期インターン・短期インターンのメリット・デメリットを両方持ち合わせており、一定期間学業やアルバイトができなくなることもあるので、インターン期間中の予定をしっかりチェックしておきましょう。

長期インターン

長期インターンは、1ヶ月以上の長期にわたって行われるものを指すことが多いです。

実際に社員の方と一緒に働くことでスキルアップを期待でき、その業種・職種の特徴も十分理解できるでしょう。

営業の部署だと、最終的には社員の方と同じように営業活動を任せてもらえる・自分の力で契約を取ってくるよう要求される場合もあります。

また、近年はインターンを採用活動と直結させる企業が珍しくありません。

たとえば優秀な結果を出した方に一般と異なるコース(一次面接などを免除)で就職のチャンスを与えることがあります。

就職活動を有利に進めたい方ビジネススキルを高めたい方就活前に社会人と同じ仕事を体験しておきたい方に、長期インターンはおすすめです。

内容別に見た区分

次に、内容別にインターンシップを分けて考えてみましょう。

以下の項目で紹介するプログラムのうち、食品営業志望の方におすすめするのは長期の実務型インターンです。

もちろん、そのほかのインターンにもメリットがありますので、自分の目的に合ったものへ応募しましょう。

職場体験型インターン

職場体験型インターンは、数日で職場の各部署を見学させてもらうタイプのプログラムです。

実際に仕事をさせてもらえることも多いですが、期間が短いインターンだとなかなか重要な仕事まで任せてもらえることは少ないでしょう。

体験できるのは仕事の一部(簡単な書類作成など)に限られますが、それでも企業がどのような雰囲気でどんな仕事の進め方をしているのかはわかります。

志望業界の企業を一度自分の目で見てみたい方は、ぜひ応募してみましょう。

セミナー型インターン

セミナー型インターンは、企業の方から企業や仕事について説明を受けたり、グループディスカッションを行ったりするタイプのプログラムです。

企業によっては、セミナー形式のプログラム実施後に職場を見学させてもらえる場合もあります。

こちらは短期インターンで実施されることが多く、1日でプログラムが完結することも珍しくありません。

企業研究の第一歩として企業の話を聞いてみたい方学業やアルバイトの合間に参加できるインターンを探している方におすすめです。

実務型インターン

実務型インターンは、社会人の方と一緒に実際の仕事をさせてもらえるタイプのプログラムです。

仕事を覚えるのには時間がかかるため、長期インターンでないと実務型は難しいでしょう。

働いた日数・時間に応じて給料が出ますので、しっかり最後まで参加するとアルバイト以上の稼ぎになります。

また、企業によっては責任のある仕事を任されることがあります。

特に営業では、最初は営業社員について営業の手法を学ぶことが多いですが、プログラム後半では一人で営業活動をさせてもらえるかもしれません。

プロジェクト型インターン

プロジェクト型インターンは、主に講義形式で実施されるプログラムです。

一回の募集人数が多く、実務型のように厳しい選考を受けることなく参加できます。

企業の概要や目的、求める人物像などについて現役社員が話をしたり、一部の部署を見学させたりすることで、企業への理解を深めてもらうのが主な目的です。

セミナー型と同じく短期インターンが中心なので、長期インターンに参加できない方も1日~数日予定を空けられれば参加できます。

興味を持った企業が募集していれば、こちらへの参加も検討してみましょう。

【食品営業のインターン】食品営業の仕事とは

次に、食品営業の仕事について解説します。

食品メーカーはいかに販路を広げるかが重要な業種で、そのためには営業社員の活躍が欠かせません。

自社の食品が多くのお店で取り扱われるようになったときに、仕事のやりがいを感じられる職種であると言えるでしょう。

卸会社やメーカーへの営業

食品メーカーにおいて、卸会社・メーカーへの営業活動をする営業マンは非常に多いです。

挨拶や新商品の紹介などをして良好な関係を築くために、多くの会社を訪問します。

大口の取引先なので、契約が取れれば一件でも企業に大きな利益をもたらすことになるでしょう。

しかし、その分契約してもらうハードルは高く、幅広い営業スキルが不可欠です。

特に新規開拓は難しいですが、もし成功すれば営業マンの手腕が高く評価され、成果給やインセンティブといった形でリターンが得られます。

スーパーや量販店への営業

一般消費者向けの食品を作っているメーカーの場合、スーパーマーケットや量販店へ営業をかける営業マンも非常に多いです。

どんなに良い商品を開発・製造しても、まず店頭に並ばなければ消費者に知ってもらう機会がありません。

新商品をどれだけのお店に置いてもらえるかは非常に重要です。

挨拶や新しい商品の紹介をすることは変わりませんが、スーパーマーケットの相談に応じて配置を工夫する・キャンペーンを提案するといった仕事もこなす必要があります。

飲食店向けの営業

個人飲食店に売り込みをする営業マンも多いです。

この場合、大手企業と違い営業相手がそのまま決定権を持っていることが多く、人間関係が特に大切になってきます。

顔を覚えてもらうだけでなく、店舗経営などについて相談できるようになる・友人のような関係になれると営業が成功しやすいでしょう。

個人飲食店と結ぶ一件あたりの契約金額は決して高くありませんが、一度契約してもらえると末永く関係を続けてもらえることも多いです。

良いお客様と出会い感謝の言葉をいただけたときに、仕事のやりがいを感じると話す営業マンも少なくありません。

【食品営業のインターン】食品営業のインターンは大変?

食品営業の長期インターンは、基本的に社員の方と同じ働き方をすることになります。

そのため、慣れないうちはかなり大変と感じられる可能性があるでしょう。

具体的には社員の方に同行して商談に参加する(見学させてもらう)・新人インターン生の教育をする・報告書作成の手伝いをするといった仕事を担当することになります。

営業は、いきなり一人で「やってください」と命令されてもできる仕事ではありません。

最初は社員の方に同行したり、研修を受けたりして仕事のやり方を覚える時期が続きます。

営業未経験のうちから一人で飛び込み営業をさせられるといったことはないので、過度な心配はいりません。

社員に近い仕事をするのは大変ですが、インターン生は基本的に休日出勤・残業をすることがなく、仕事だけで疲労困憊してしまうケースは少ないです。

ただし、学業と並行して続けるとなればかなり大変で、卒業論文・卒業制作が大変な方はフルタイムでインターンに参加するのは難しいでしょう。

【食品営業のインターン】インターンの注意点

続いて、食品営業のインターンに参加する際の注意点を紹介します。

長期インターンとなれば一度参加が決まるとかなり長い期間仕事に拘束され、簡単に抜けられません。

応募・参加前に確認すべきポイントを、しっかり押さえておきましょう。

スケジュールを確認する

インターンは、夏休みを利用したサマーインターンが多いですが、それ以外にもさまざまな期間に実施されています。

自分のスケジュールに合った期間を探し、できるだけ多くの日程で参加できるようにしてください。

やむを得ない事情があれば休むことは認められますが、学業が理由でもたびたびインターンに出られないとなれば、企業も良い顔をしないでしょう。

長期休業の時期にアルバイトを休んで参加する・授業のない曜日に参加できるインターンを探すなど、自分に合ったスケジューリングをしておくことが大切です。

応募要項を確認する

インターンの応募要項には、応募条件や採用したい人物について書かれています。

長期インターンは、人気企業だと参加するだけでも大変です。

就職活動並みの倍率になっている選考をクリアし、参加する権利を得なければなりません。

応募要項を読み、アピールの参考になることが書かれていないか確認しましょう。

また、企業や職種によっては年齢資格といった参加条件が設定されていることもあります。

条件を満たせない企業に応募しても意味がないので、基本事項にもしっかり目を通しておくようにしてください。

目的を明確にしておく

インターンの前に、自分が何をやりたいか明確にしておくことも大切です。

自分が何を目的に参加するのかわかっていないと、インターンに参加する意味が半減してしまいます。

将来のスキルアップのためなのか、ガクチカで話す材料にするなど就職活動を有利にするためなのか、社会人の方と実際に仕事をする体験をしたいのかはっきりさせましょう。

また、インターンに選考があり、エントリーシートを出したり面接を受けたりしないといけない場合は、専攻対策も兼ねてさらに自分の目的をもう1~2段階深掘りしておくことをおすすめします。

【食品営業のインターン】就活の準備でやっておくべきこと

多くの企業はインターンと就職活動を分けて考えるため、インターンに参加してもほとんどの方はそのまま内定とはなりません。

インターンに参加したうえで食品営業の仕事を志望しようと思った方は、面接に向けて少しずつ準備を進めていきましょう。

自己分析・他己分析

就職活動の第一歩は、自分について知ることから始まります。

具体的には、自分史を作ってみるモチベーショングラフを書いてみるといった方法がおすすめです。

自分について見つめ直す自己分析も大切ですが、より深く自分について知りたいなら他己分析も並行して行っておきましょう。

家族や友人に、その方が感じている自分の長所や短所を教えてもらうだけでも参考になります。

自分でも気づいていない一面を、他己分析で他の方から指摘してもらえることはよくあります。

知らなかった自分の強みを教えてもらえることで、自分に自信を持てるようになることも多いです。

自分の性格や強みを知ることができれば、自分が何をやりたいか・どんな仕事が得意なのかといった考察にも進みやすくなります。

これは、食品メーカーの営業に限らずすべての業種・職種で共通することです。

自己分析をしっかりしておくと、食品メーカー以外の企業にも興味を抱くなど、複数の業界に応募する場合にも役立つでしょう。

必要な資格を取る

やりたい仕事の応募条件に必要な資格があったり、持っていると選考で有利になる資格があったりする業種もあります。

食品メーカーの場合、必須資格こそありませんが、プレゼン資料や営業報告書の作成でPCスキルを求められることが多いです。

たとえば、マイクロソフトオフィススペシャリストといった資格があれば、PCスキルがあることを客観的に証明できます。

また、海外赴任の可能性があるメーカーに就職するならTOEICの勉強をして高スコアを取っておくと良いでしょう。

企業分析

エントリーシートの志望動機などを書くときに、自己分析で自分が何をしたいか考えるだけではうまく書けないことがあります。

企業分析・業界分析で、自分のキャリアプランを明確にしたり、自分に合った企業を探したりすることも必要です。

自己分析と企業分析の結果を照らし合わせると、自分に合った業界や職種が見つけやすくなるでしょう。

また、企業の説明会や短期インターンに出席し、できるだけ多く直接社員の方と話をする機会を得るよう努力することも重要です。

PRできることを作る

面接対策のため、部活やアルバイトの経験を強みにした自己PRを考えておきましょう。

倍率の高い難関企業から内定を得るためには、具体的なエピソードを交えて説得力を持たせること・PR内容を企業に入社してからどのように活かせるかも説明できるようにすることが大切です。

「全国大会に出た」「●●で一位になった」という結果だけでなく、そこに至るまでにどのような努力試行錯誤をしたかを前面に出してアピールしましょう。

そこから何を学んだか、どのように成長できたかを企業の方は知りたがっています。

【食品営業のインターン】インターンに応募する方法

インターンに参加したい方は、以下の項目で紹介する3つの方法で応募してみましょう。

大学の就職課・キャリアセンターでインターンを紹介してくれることもありますが、より広くインターン先を探すなら自分でも探してみる必要があります。

内定に直結するような人気企業の長期インターンの場合、選考倍率が高くなりますが、競争にならず参加できるインターンも多いです。

なお、参加までの流れは簡単なので、特に心配することはありません。

Webから応募する

リクナビやキャリアアルバイトなどのサイトでは、就職活動のエントリーができるだけでなく、自分のやりたい職種のインターンを探して応募することもできます。

サービスに登録する必要がありますが、登録手続きは簡単なので、使い方に困ることはないでしょう。

大手のサービスを複数登録しておけば、検索できる企業の数が一気に増えます。

食品メーカーだけでも相当な数のインターン募集を見つけられるので、自分に合うものがあるかどうか探してみてください。

アプリで応募する

無料で利用できる、Wantedly(ウォンテッドリー株式会社)というアプリを使って応募する方法もあります。

簡単にキーワードを検索でき、自分のやりたい職種を探しやすいのが特徴です。

Wantedlyは、転職・副業まで幅広くカバーしている「ビジネスSNS」で、就職活動を終えても長く使えます。

プロフィールを公開しておくことで、プロフィールや経歴に興味を持った会社からスカウトをもらったり、興味のある企業の方に声をかけて話を聞いてみたりする目的で利用する方も多いです。

就活エージェントを利用する

就活エージェントサイトに登録しておくと、インターン先の紹介はもちろん、面接対策など幅広い形で就活生をサポートしてくれます。

インターンについても、自分に合った応募先について相談に応じてくれたり、おすすめ企業を紹介してくれたりと、頼りになるシーンは多いです。

インターンに参加したい方は、ぜひ就活エージェントサービスにも登録しておき、専属エージェントに話を聞いてみましょう。

以下のホームページにアクセスし、会員登録を行ってみてください。

まとめ

食品営業でインターン先を探すなら、最終的には営業活動の仕事そのものを体験させてもらえる可能性が高い長期インターンを検討しましょう。

営業に同行して実際の商談を見せてもらえたり営業前にどんな準備をしているか教えてもらえたりできるのもメリットです。

しかし、インターン期間中は多くの時間を仕事に費やすことになるため、そのほかの活動がしにくくなる可能性があります。

目的意識をはっきりさせ、少しでも実りあるインターン参加になるよう準備しておくことが大切です。

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