【例文あり】転職者向け面接で聞かれる自己PRの意図とポイント4つを紹介

【例文あり】転職者向け面接で聞かれる自己PRの意図とポイント4つを紹介

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転職面接時には、自己紹介だけでなく、自己PRを求められます。

自己PRは、自分の経験やスキルを面接官にアピールする良い機会です。

制限時間内に効果的に自分の強みを話せるよう、事前にきちんと準備しておきましょう。

この記事では、上手な伝え方のポイントや制限時間ごとの例文を解説します。

新卒の就職活動や転職のいずれにしても、面接の際に自己紹介および自己PRを求められます。

自己紹介と自己PRの違いはどのような点か疑問に思ったことはありませんか。

自分にはPRするポイントがないと悩む場合もあります。

上手に自己PRするためには、自己PRを求める面接官の意図を把握しておくことが大切です。

押さえておきたいポイントや例文をチェックして、不安や緊張を減らしましょう。

【転職】面接で聞かれる自己PR

業界や業種を問わず、大抵の企業では面接の際に自己PRを求められます。

自己PRという表現でなく「自分の経験や強みなどを話してください」といわれるケースも少なくありません。

その際に、自分にはアピールポイントがないと考えて「特にありません」と答えるのは避けましょう。

限られた面接時間内で「ぜひとも採用したい」と思ってもらえるような印象を与える必要があります。

これまでの経験を振り返り、転職希望先の企業で働く自分をイメージしながら自己PRを考えてみましょう。

この記事では、自己PRを聞く意図や押さえておきたいポイントを解説します。

基本的な例文を自分なりにアレンジしてみてください。

自己PRを聞かれる意図

企業が人材を募集する理由はそれぞれ異なるものの、自社の利益拡大や成長に貢献してくれる人材はどの業界・業種でも重宝されます。

書類選考や短い面接時間に必要な人材を見極めるのは難しい課題です。

面接担当者は、面接時にできるだけ多くの情報を得て、入社後に即戦力となったり活躍して貢献してくれたりする人材かどうかを確かめたいと思っています。

自己PRを聞く主な意図は、応募者の経験やスキルを知り、採用の判断基準を得ることです。

経験やスキルを知りたい

面接担当者は、応募者がこれまでどのような経験をしてきたのか、具体的な技術やスキルを持ち合わせているかに関心があります。

入社後に即戦力となってくれる人材確保のためです。

たとえ、すぐに役立つ技術やスキルがなくても、仕事に対する取り組み方や考え方が自社とマッチしているかも重要視しています。

業務の進め方やスタンスが自社の風土とマッチしていれば、すぐに溶け込み利益拡大や成長に貢献してくれるのではないか、などの期待を込めて自己PRを聞く面接担当官が多い傾向です。

そのため、自己PRを準備する際は、転職希望先の企業についてしっかり調査しましょう。求められている技術や人材をチェックします。

これまでの経験や持っているスキルを全て盛り込む必要はありません。

あくまでも応募先の企業にどのような貢献ができるかのアピールが目的です。

企業の求める人材や技術と自分の経験やスキルがリンクしているかを確かめながら準備しましょう。

採用の判断基準にしたい

企業にとって、採用した人材が入社後すぐに辞めてしまうのであれば損失となります。

転職希望者を採用する際、なぜ前職を辞めたのかに大きな関心を寄せる理由です。

転職理由について全てを知らないために、同じような理由で辞める結果にならないかを心配するのも無理はありません。

そのため面接担当官は、応募者が持ち合わせているスキルや経験だけでなく、仕事に対するスタンスや考え方を自己PRから知ろうと努めています。

前職における経験の幅や業務の進め方に加え、応募者が抱く今後のビジョンに関する理解は、自社にとって必要な人材かどうかの判断材料です。

また、自己PRを上手に行える人は、自分の意見を上手に表現できる人と評価されます。

前職で多少なりとも不満があっても、ネガティブな発言を控え、ポジティブな内容を自己PRに含めるようにしましょう。

異業種へ転職する際も、自分の仕事に対する積極的な姿勢をアピールできます。

自己PRの伝え方のポイント4つ

上手な自己PRとは、今までの職歴や経験での実績や持っているスキルの端的なアピールです。

事前にしっかりと準備していなければ、ただ漠然と話し、要点がぼやけてしまいかねません。

自分のことを短い時間で上手に伝えるためには、4つのポイントを押さえておく必要があります。

ひとつずつチェックして、自己PRを作成しましょう。

1.結論を先に話す

ビジネスの世界では、結論を先に話すのが基本です。

何をいいたいのかをきちんと伝えられない人は、業務を任せられない人とみなされかねません。

自己PRの場合、結論とは面接担当者にアピールしたい自分の強みや長所などです。

最初の出だしは、面接担当者の興味や関心をひきつけます。

できれば、もっと聞きたいと思うような言葉を選ぶのが効果的です。

自分の強みや長所を述べる際は、生来の能力よりも、これまでの経験や努力で培ったスキルを軸に話すほうが面接担当者に良い印象を与えます。

過度に謙虚さを示したり、だらだらと小話をしている印象を与えたりするような話し方は避けましょう。

2.根拠を持たせる

自分の強みなどの結論を最初に述べた後、なぜそう評価できるのか、根拠となる理由を述べます。

他の人から評価されたエピソードや置かれてきた背景などの根拠が示されなければ、面接担当者は本当かどうか信じられません。

最初に述べた自分の強みを信じてもらい、応募先の企業にとって有用な人材として評価してほしいとの気持ちを込めて根拠を述べましょう。

例えば、柔軟性がある点を自分の強みとして最初に挙げたとします。

その場合は、顧客のニーズや時代の変化に伴い、どのように臨機応変に対処し要望に応えてきたかのエピソードを続けて話すのもひとつの方法です。

3.具体的に話す

根拠を持たせると同時に、具体的に例を挙げると効果的です。

これまで培ってきたスキルや成果・実績を数値化して示せば、面接担当者は応募者の強みや長所をイメージしやすくなります。

可能であれば、固有名詞を使用したり、数字を挙げたりして具体的に話すようにしましょう。

苦労したことや頑張ったことなども、具体的に話さなければどのような場面で何を頑張ったのか、初対面の人にはきちんと伝わりません。

客観的な意見などを織り込むこともできます。

きちんと自己分析ができているか、独りよがりではないかを面接担当者は観察していることを覚えておきましょう。

4.どう活かせるかを話す

自己PRでは、これまでの経験やスキルを話すために、過去の話に重きを置きがちになる可能性に注意しましょう。

大切なのは、この先入社するかもしれない企業で自分の強みをどう活かせるかではないでしょうか。

面接担当者の関心事も同様です。

どのような活躍が見込まれるかの疑問に答えるべく、今まで培ったスキルや経験は〇〇の部署などで役立てられる、などと伝えられます。

その際も、企業が求める条件と自分のアピールポイントがマッチしていなければすれ違いになってしまいかねません。

そのため、企業研究を徹底的に行い、自分をどう活かせるかをイメージするのは大切です。

志望動機ともマッチした自己PRを準備しましょう。

自己PRに入れなければいけないこと

どの企業で面接を受ける際にも、自己PRに入れておくとよい点は共通しています。

それは、今まで何をしてきたのか・何ができるのか・今後何をしたいのかの3点です。

「経験・スキル・ビジョンについて教えてください」といわれる場合もあります。

質問されたときにすぐに答えられるよう、面接前までに考えをまとめておきましょう。

何をやってきたのか

これまで何をしてきたのかとの質問に対し、全ての学歴や経歴を話す必要はありません。

転職希望先の企業とマッチしている情報を取捨選択します。

ただし、ありきたりの内容ばかりを話さないよう注意しましょう。

転職時の面接では、新卒時の面接とは異なり、前職の業務内容に関心を寄せる面接担当者は多くいます。

同業種であれば、即戦力として期待できる人材です。

一方、異業種であれば、どのような点が似ているかを探しながら聞いている可能性があります。

場合によっては、業務内容だけでなく、行ってきた期間を話すのも効果的です。

経験値は高く評価されるケースが多いため、きちんと話すようにしましょう。

何ができるのか

経験値に加えて重要視されるポイントは、技術やスキルの内容です。

技術やスキルとは、国家資格のような特別なものばかりではありません。

計画性や柔軟性なども立派なスキルです。

例えば、転職希望先の企業が着実に仕事できる人を求めている場合、段取りよく仕事をできる計画性をアピールできます。

前職の経験を基に、優先順位を決めてスケジュール管理が得意なことや段取りの良さをアピールしましょう。

求められているスキルや技術を持ち合わせていない場合は、自己啓発や勉強に前向きな姿勢を伝えられます。

自己評価はもちろん、他の人からどのような評価を得ているかを自己PRに入れるのも効果的な方法です。

今後何をしたいのか

面接担当者が見るのは、応募者が企業にとって必要な人材かどうかがポイントです。

過去の実績や経験も参考になるものの、今後どのように自社に貢献してくれるかがイメージできれば採用の判断材料となります。

そのため、自己PRの終盤では、今後何をしたいのかやどのように貢献できるのかを具体的に示すことが大切です。

時折、応募者の自己PRを受けて、配属先や業務内容を決めるヒントになったなどのコメントを見聞きします。

大抵の企業は、公式ウェブサイトにて今後の方向性や企業としての目標を掲げているため、面接前にきちんと確認しておきましょう。

自分が抱いている今後のビジョンに調査して得た情報を加えるなら、面接担当者に好印象を持ってもらえます。

自己紹介と自己PRの違い

面接の際に聞かれる自己紹介と自己PRとは、どのような違いがあるのか気になるのではないでしょうか。

履歴書に書く際も悩む方は少なくありません。

自己紹介と自己PRでは、伝える目的が異なります。

違いを押さえて、さわやかな印象を与える自己紹介と自己PRを準備しましょう。

自己紹介とは

多くの面接では、最初に自己紹介から始まります。

氏名に加え、専門分野・特技・趣味などを聞かれることも一般的です。

話しやすい情報から始まるため、緊張した空気をほぐし、リラックスした雰囲気にする目的があります。

自己紹介の目的は、自分がどのような人物かの簡単な紹介です。

そのため、内容をじっくり掘り下げる必要はありません。

はっきりとした口調で、顔を上げて面接担当者の目を見ながら話すなど、話している様子にも注目されています。

これまでの職歴を聞かれる場合も、簡潔に伝える程度にとどめておいたほうが無難です。

集団面接の場合は、受けている人数を考慮に入れた時間配分を自分でも考慮しましょう。

自己PRとは

簡単に自分を紹介する自己紹介とは異なり、自己PRは経験やスキルなどを掘り下げて話します。

今まで培ったスキルや経験などを具体的に例を挙げて話し、自分の強みをアピールするのが目的です。

自己PRの内容を聞きながら、面接担当者は応募者が企業で活躍できるかはもちろん、自己分析力やスピーチ力を観察していることを覚えておきましょう。

例えば、面接担当者の質問に対して的確で掘り下げたエピソードを話せる人は、コミュニケーション能力に優れた人と評価されます。

企業の求める技術やスキルがなくても、成長に資する人材とみなされて採用されるケースもあるため諦めないようにしましょう。

ぜひこの企業で自分を役立たせたい、きっと貢献できるはずとの強い意志を伝えるのが自己PRの主な目的です。

自己PRの例文を紹介

自己PRを上手に話すためには、事前の準備が欠かせません。

時間を決めて行われるケースも多いため、文章を書き出して、時間を計りながら練習しましょう。

制限時間ごとの例文を下記項目以降で紹介します。

自分に合わせてアレンジしてください。

企業によっては、自己PRできる時間が自由な場合やその場で決められるケースがあるため、何パターンか用意しておきましょう。

30秒で自己PR

「短く30秒程で」と指定される場合は、要点を簡潔に述べます。

以下の例文を参考にしてください。

最初に結論を述べ、根拠や具体的な例を示し、今後どう活かせるかを話す流れで話します。

私は、〇〇会社で提案力を強みとし、〇年間勤務してきました。
消費者のニーズや顧客動向、他店舗の販売実績などを調査し、得た情報を共有するなど信頼関係の構築に努めてきました。
その結果、平均毎月〇件の新規契約を獲得でき、直近〇年間では売上高年間目標に対し〇%以上の実績を上げることに成功してきました。
このように、自分の強みである提案力を活かし、信頼関係を築いた経験は貴社でも活かせると考えております。

文字数にすると約150〜200文字です。

成果を示せる数字は説得力があるため省かないようにしましょう。

業務内容やプロジェクトの概要は、簡単に紹介できます。

1分で自己PR

時間を明確に指定されず「簡潔に」といわれる場合は、1分程でまとめましょう。

1分間の文章は、約300〜400文字です。

時間が変わっても基本的な流れは変わりません。

下記の例文を参考にしてください。

私の強みは、責任感の強さだと自負しています。
仕事する際は、周囲の人にも気を配りつつ、自分の責任を全うするにはどうすればよいかを常に考えて行動しています。
前職では、〇人程のスタッフリーダーを任されました。接客業でしたが、スタッフごとにスキルのばらつきがありました。
それに気づいた後は、定期的に接客勉強会や社内コンテストなどを実施し、スタッフ全体の接客スキルや意欲の向上に努めました。
チームとして努力した結果、どのスタッフも高い接客スキルを身に付けられるようになりました。
お客様からお褒めの言葉をいただくことも増えてうれしく思いました。
貴社でも、自分に与えられた役割に責任を持って、成果に結びつく貢献できるのではないかと考えています。

経験よりも成果や今後のビジョンに重きを置くようにしましょう。

携わったプロジェクトの規模・人数・予算など、具体的な数字を挙げて成果を強調できます。

3分で自己PR

時折、3分の制限時間を与えられ「自由に話してください」といわれる場合があります。

3分間の文字数は、800〜1,000文字程度です。

詳しく話そうとすると時間が足りず、簡潔に要点だけで済まそうとすると時間が余ります。

3分間与えられる可能性を思いに留めて、事前に考えをまとめておきましょう。

以下の例文を参考にしてください。

私の強みは、コミュニケーション能力や人とのつながりを大切にしつつ業務を遂行できる点だと感じています。
前職では、〇〇プロジェクトの〇人を統括する、プロジェクトリーダーとして進行管理の部署を担当していました。
同じ業務チームのスタッフは、それぞれ得意分野や仕事の進め方および考え方に違いがあります。
それぞれの特長を把握し、円滑に業務を勧められるようコミュニケーションをよく図りながら、仕事を割り振りしました。
また、丁寧な情報共有を徹底してまいりました。
例えば、顧客のニーズ動向やライバル業者の販売実績などを調査し、プロジェクトの進行方法に関する根拠を提示するなどの方法です。
プロジェクトリーダーとして業務の進捗状況を常に見守り、トラブルが発生しそうな状況を事前に察知し、スタッフそれぞれの意見に耳を傾けるよう努力しました。
時がたつにつれ、スタッフ同士も気兼ねなく意見を交換できる良い雰囲気のチームとなりました。
円滑なコミュニケーションを図ることを常に目指してきたため、早い段階で課題の解決や目標の達成ができたと感じております。
例として、毎月平均〇件の新規契約を受注でき、直近〇年間では売上高〇%向上という高い目標を達成できました。
「リーダーの指示なら実行してみよう」といってくれるスタッフが増えたり、お客様からの信頼も勝ち得たりしたのは自分にとっても大きな財産だと考えております。
このようにコミュニケーションの重要性や人とのつながりを大切にすることは、幼少期より相手の意見によく耳を傾け、相手の立場や状況を理解して協力しあう大切さを教えられてきたことが役立っていると思います。
今後は、これまで培ったコミュニケーション能力や良好な人間関係の構築を大切にしつつ、さらに専門分野での経験を積みたいと願っております。
そして、貴社のプロジェクトを遂行する際にも、コミュニケーション能力をいかんなく発揮し、協力の精神を持って事業の成長に貢献していきたいと思っております。

少し長めの自己PRを求められた場合は、根拠となるエピソード内容を膨らませると説得力のある内容になります。

仕事へのスタンスや価値観を織り交ぜた話は、熱意が伝わる好印象な自己PRです。

集中力を伝えたい自己PR

自分の強みを伝える際は、できるだけ的を絞ったほうが面接担当官の記憶に残りやすくなります。

例えば、集中力を自分のアピールポイントとして伝えたい場合の例文は、下記を参考にしてください。

私の強みは、集中力の高さや考える力です。
幼少期から将棋が好きで、将棋教室に通っていました。
将棋教室には練習相手がいましたが、自宅に帰ると練習相手がいません。
そこで、少しでも上達するためにイメージトレーニングをしました。
将棋教室に通いながら、自宅でのイメージトレーニングにも毎日励んだ結果、高校では県大会で優勝し、全国大会にも出場できました。
毎日積み重ねた将棋のトレーニングは、相手の先を読む考える力や集中力を養うことにつながったと考えております。
前職でも、集中力のおかげで不測の事態が生じた際も業務を遂行し、納期を守れました。
今後も集中力の高さや考える力を活かし、貴社でも状況に左右されず業務を遂行していきたいと思います。

積極性を伝えたい自己PR

転職希望先がサービス業や営業職の場合は、積極性や熱意をアピールすると好印象を持たれます。

今までの経験を振り返り、エピソードを交えつつ自己PRを考えてみましょう。

積極性をアピールする例文は下記を参考にしてください。

私の強みは、積極性だと思います。
前職では営業を担当しておりました。
いつも順調だったわけではなく難しいと思える状況が時折ありましたが、簡単に諦めることはしませんでした。
お客様の要望を極力かなえられるよう何か打開策はないかと常に考え、思いついたことを積極的に実行してきました。
ある時、通常よりはるかに多い受注をいただいたことがありました。
当時の生産体制では対応が難しい状況でしたが、すぐにお断りするのではなく、何かできるとの積極的な思いで検討しました。
生産体制の調整に加え、在庫の確認や各部門の担当者会議などを重ねた結果、無事にお客様の要望に応えられました。
加えて、その案件をきっかけに生産体制の効率化を図り、生産性の向上を実現できました。
今後も積極性という強みを活かしつつ、誠意ある対応ができる営業パーソンとして貴社の拡大や成長に貢献していきたいと考えております。

自己PRに関するQ & A

転職の面接は、新卒時の面接とは異なる緊張感を感じます。

できるだけ緊張をほぐし、自分の強みをアピールできるよう、事前にしっかりと準備しましょう。

自己PRを準備するにあたって、不安点や疑問点が頭に浮かぶのではないでしょうか。

下記項目で、よくある質問をご紹介します。

自分の場合と照らし合わせてみましょう。

自己PRはどう決めたらいいのか

多くの人が不安に思うのは、自分にはアピールポイントがない、または取り立てて話すエピソードがない点です。

しかし、人は誰でも、学生時代から前職に至るまで何かしらの経験を積み重ねてきています。

また、考え方や仕事に対するスタンスに影響を与えた出来事や人物がいるのではないでしょうか。

他人との比較ではなく、自分の人柄や強みを軸にした正直な自己分析が大切です。

自己分析をした上で、転職希望先の企業が求めている人物像やスキルをリサーチします。

自分が働いている様子をイメージして、どの分野で活躍できるかを想像してみましょう。

履歴書に書いている内容を話してもいいのか

履歴書・職務経歴書にも自己PR欄があります。

面接時の自己PRで話す内容と、履歴書・職務経歴書の内容は基本的に同じで問題ありません。

かえって、まったく違う内容のほうが怪しまれてしまいます。

面接時には、履歴書・職務経歴書に記入した内容に、根拠となるエピソードや具体的な数字を加えて話しましょう。

また、どのようなスタンスで業務にあたっていたのかや意気込みがどのような成果に結びついたのかなど、マインド面を付け加えると面接担当官にインパクトを与えるため効果的です。

長所との違いは

自己PRで伝える強みと長所に違いはあるのでしょうか。

結論から話すと、基本的には同じです。

どちらの表現を使用しても構いません。

ただし「長所は何ですか」と尋ねられた場合は、要点を簡潔に述べるにとどめたほうが好印象です。

だらだらと自分の話ばかりしないようにしましょう。

応募先企業の社風や働き方が向いているかの判断材料としている可能性が高いため、端的な表現でまとめます。

一方、自己PRの場合は、具体的なエピソードを盛り込んだほうが好印象です。

まとめ

転職時の面接で話す自己PRは、自分の強みをアピールする大切な機会です。

きちんと準備しておけば、不安や緊張を軽減できます。

企業研究を徹底的に行い、求められている経験・スキル・人物像を検討しましょう。

正直に自己分析する必要があります。

また、話し方も大切です。

結論を示す最初の出だしは、ゆっくりはきはきした口調で話します。

自分の話し方や早さを知った上で、制限時間に見合った文章の用意が必要です。

例文を参考に、自分らしい自己PRを準備しましょう。

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