【例文3選】ガクチカで研究をアピールしよう!評価されるガクチカのポイントを徹底解説!

【例文3選】ガクチカで研究をアピールしよう!評価されるガクチカのポイントを徹底解説!

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はじめに

就活に向けてガクチカを作成し始めた方はテーマは決まりましたか?

学生時代に全力で取り組んできたものがある方はいいですが、そうでない方は決定打にかけて悩むのではないでしょうか。

そんな方で理系の学生であれば、研究をテーマにしたガクチカを作成するのはいかがですか。

今回はガクチカで研究をアピールする方法を解説します。

最後には研究をテーマにした例文も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

【ガクチカ:研究】研究活動はガクチカになる

ガクチカとは「学生時代に力をいれたこと」を略した就活用語です。

内容としては、自分が一番頑張って取り組んできたことをアピールするのが良く、結果の良し悪しは特に重要なわけではありません。

取り組んだ過程の中で、本人がどのように考え、どうやって困難や課題を乗り越えていったかの方が重要であり、重点的に表現しなければならないポイントです。

このため、たとえテーマを研究にして、その内容が志望する企業の業務内容と関連性が低かったとしても、それほど問題はありません。

繰り返しですが、結果は重要な項目ではなく、過程である中身でどのように工夫して取り組んだかが重要になります。

研究活動をテーマにガクチカを書き進めても、このポイントをしっかりとおさえていれば、全く問題はありません。

【ガクチカ:研究】ガクチカで企業が見ていること

最近の就職活動の中で、ガクチカの提出を求められることは定番になりつつあります。

では、企業はガクチカをどのような意図で確認しているのでしょうか。

作成していく上では、これらの見られているポイントを理解した上で作成することが重要です。

就活生の人柄

ガクチカで確認している内容の一つに就活生の人柄があります。

企業は、これから入社する人材に対し長く活躍してくれることを期待しています。

これには、人柄は重要な要素の一つです。

仕事の成功において、コミュニケーションや協力、リーダーシップなどは欠かせなく、単なるスキルや学識があるだけでは不十分だと考えています。

人柄を評価して、組織やチームの一員として問題なくスムーズに業務を遂行していける人材であるかを判断しています。

就活生の熱意

熱意も企業では重要視しているポイントです。

当然ですが、企業は熱意のある人材を求めています。

熱意は、成長や努力、継続的な学習意欲の反映を示しており、組織への貢献を明確に示唆するからです。

熱意を持つ人材は、困難な状況にも柔軟な対処が可能であり、組織の成長を促すことや、変化にも対応できることが期待されます。

また、他のメンバーを鼓舞し協力者を促進する効果もあります。

このような理由から企業では、できるだけ熱意の高い人材が積極的に評価される傾向がありますので、十分なアピールが必要です。

企業とのマッチ度

企業とのマッチ度も重要なポイントです。

簡単に言うと企業との相性の良さのことですが、具体的には企業の理念や社風、業務内容が就活生のやりたいことに適しているかを見極めたいと考えています。

ここがうまく合っていなければ、入社後のモチベーションも維持できないでしょうし、長く貢献することが見込めずに早期退社につながる懸念もあります。

このため、企業はミスマッチを防ぎ、長く企業に貢献できる人材を判断するためにも、ガクチカからマッチ度を見極めようとします。

【ガクチカ:研究】研究活動を題材にするメリット

研究活動をガクチカの題材にすることで得られるメリットはいくつかあります。

ここでは代表的なメリットを4つに分けて紹介します。

うまくガクチカの中で活用することで、評価を得られるガクチカを作成しましょう。

目標・目的が明確

ガクチカのテーマを研究にすることで、目標や目的が明確になるメリットが得られます。

研究には通常、目標や目的が存在するため、ガクチカを作成する上では目標達成までの課題や対策を詳しく説明できます。

また、ある程度の流れも決まってしまうため、構成もスムーズに行うことが可能です。

ガクチカでは、課題を明確にして効果的な改善策を打つことや、たとえうまくいかなかったとしても、創意工夫して対策したことが評価を受けるポイントでもあります。

このため、単に研究を進めた内容や、研究の成果を羅列するだけではなく、目標の進捗や目的をしっかりと述べた上でどのように取り組んだかを説明することが重要になります。

研究内容が有利に働く場合がある

志望する企業にもよりますが、研究による専門的な知識や実績は他の学生よりも確実に有利になる場合があります。

自身の専門性と企業の求めるスキルがマッチしていた場合は、大きなアドバンテージです。

このため、研究を通じて得られた成果や、身につけたスキルをしっかりとアピールし評価してもらうことが重要です。

あなたが持つ専門性をガクチカを通じて企業に理解してもらうことにより、他者との大きな差別化を図ることが可能です。

研究内容で他の就活生と差別化しやすい

研究をガクチカのテーマにすることは、比較的他の就活生との差別化がしやすいため、大きなメリットとして考えられます。

学生の多くは、ガクチカのテーマとしてサークルでの活動やアルバイトでのエピソードを使用することが多いです。

研究のエピソードは他の就活生と被る可能性が低く、特に文系学生との差別化には効果があります。

研究は特定の分野での深い専門知識とスキルを養うことを意味するため、企業にとっては重要であり、即戦力としての評価を得られます

このような経験は就職活動において、他の就活生との大きな差別化を図ることができるため、高い評価を受けられる可能性があります。

研究内容は専門知識を有していることを証明し、専門分野でキャリアを積む上で大きなアドバンテージです。

面接官の興味関心を引きやすい

研究をガクチカにする場合、面接官の興味を引きやすい点もメリットとしてあげられるでしょう。

特に専門的な分野の深い内容であれば、面接官がその分野に精通している可能性は低く、興味を持って聞いてもらいやすくなります。

研究を通じて培った知識やスキルを強調し、高い専門性を有していることが理解されれば、面接官にも良い印象を与えることができ、評価を高める可能性もあります。

これらは他者との差別化を行うことにも役立つでしょう。

【ガクチカ:研究】研究活動からアピールできること

研究活動を継続してきたことで得られるスキルは数多くあると思います。

多くのスキルの中でも、特に就活では役に立ち、積極的にアピールした方が良いスキルをいくつか紹介します。

自身の身につけたスキルを積極的にアピールしていきましょう。

継続力

ものごとを継続していく力は、一見すると簡単なようですが忍耐力のいる非常に難しい作業です。

社会人としても求められる重要なスキルのひとつであり、継続できる能力のある人材は企業が求める結果が出せる人材として期待を受けます。

また、継続ができる人材は忍耐力も同時に備えているとの評価を受けます。

研究を続けてきたことで、継続してひとつのことを続けることができる継続力の証明にもなります。

これらの能力は企業でも評価が高い能力ですので、積極的にアピールしましょう。

課題解決力

研究活動では、課題解決力は必須とも言える能力です。

毎回起こるさまざまなトラブルに対して、課題を見つけ、仮説を立てて解決するための試行錯誤を繰り返すことで、研究が成り立っています。

この能力は社会人になっても、必要な能力です。

社会では内容は異なりますが、さまざまなトラブルが発生します。

これらのトラブルに耐性を持ち、課題解決に向けた試行錯誤ができる人材は企業でも求められる人材であり、強いアピールが可能な能力です。

協調性

研究にも多くの種類と内容がありますが、どれもたった一人で行うことは難しく、多くの研究では他の人と協力をしたり、チームを組みながら進めて行くことが多いでしょう。

このため、研究を続けてきた人材は他者と協力しながら、仕事ができる人材であることの証明にもなります。

仕事においても同様で、チームで遂行したり、他者と協力しながら成果を求めていくことが多くあります。

チームプレーができる人材は、企業の中では必要な人材であり、良い評価を得られるため、積極的に協調性をアピールしましょう。

【ガクチカ:研究】ガクチカの構成

ガクチカを分かりやすく伝えるためにはしっかりと考えられた構成が必要です。

何も構成がなく、思ったままに書いていくと内容も分かりにくく相手にも伝わらない文章になります。

理論的な構成をするために、次の点に注意して作成を進めましょう。

結論

ガクチカの構成では、まず最初に結論を述べた方がその後の内容も理解しやすくなります。

ここではガクチカの主題である「学生時代に力を入れたこと」を簡潔に述べるのが良いでしょう。

研究をアピールしていく内容であるため、この段階では研究テーマをかみ砕いて伝えられると良いです。

最初に書く結論部分については、長々と説明すると分かりにくくなり、その後の文章を読む気力にも影響を与えます。

端的に分かりやすく結論を述べることを意識しましょう。

動機

結論が伝えられたら、次は動機について述べます。

これは、なぜこの研究を選んだかといったことや、研究テーマの選定理由などです。

企業はこの動機の内容を確認することで、あなたが「どんなことに興味を持っている人物なのか」や「どんな価値観をもっているのか」を推察しようとします。

何をモチベーションにして物事に取り組んだかを知ることで、企業に入社したあとでどのような局面で力を発揮できるのかを知りたいと考えています。

目標

次の段階では、具体的な目標を述べます。

研究を行うにあたって掲げた目標や目的です。

内容としては、どんな成果を目指していたのかや、何を目標にしていたのかといった内容ですが、具体的に伝えることが重要です。

目標や成果については、具体的に表現し、数値化できるものについては数値で分かりやすく伝えることが大切です。

目標については、内容の大小よりもどのように動機につながっているかや、進捗に対してどのような手立てを講じたかが重要になってきます。

苦労

研究を進める中で、すべてが順風満帆ではなかったと思います。

ここでは、苦労した経験や難しいと感じた内容などを述べていきます。

トラブルの連続でいくつも思いつく、といった人は問題ありませんが、それほど苦労したと感じていない人もいるでしょう。

そんな人でも必ずつまずいたり、難しい局面に遭遇した経験はあるはずです。

大きな問題や致命的なトラブルが必要なわけではありません。

ささいなトラブルや、小さな苦労でも構いませんので思い出しながら、エピソードとして述べましょう。

取り組みと結果

自分の立てた目標に対して、どのようにアプローチをしたのかや、途中で発生したトラブルや苦労にどのように対応したのかを述べます。

トラブルや苦労については、起こった内容に対してどのような改善処置を施したのかといった行動内容を書きますが、この際に、自身はどのように考えたかといった考え方の部分も述べられると、さらに内容は良くなります。

また、取り組んだことによって得られた結果も伝えるようにしましょう。

学び

取り組んだことによって得られた成果や学びがあると思います。

また、行動を起こしたことで気づいた点や理解できた点などもあるかもしれません。

このような学びや気づきは非常に重要なことで、どのように考え何を学び取ったかについては、企業にとっても関心が高く注目している点です。

これらの内容からどのような仕事に向いているかも判断しやすくなりますので、社会人として活かせる学びを積極的に伝えるようにしましょう。

【ガクチカ:研究】ガクチカで研究をアピールする際のポイント

ガクチカの作成で研究をテーマにして作成する上で、注意するポイントはいくつかあります。

これらの点を意識して作成することで、より理解のしやすいガクチカを作成できます。

3つのポイントに絞って紹介しますので、参考にしてください。

誰にでも分かる表現をする

できるだけ専門用語を使わずに、誰にでも分かる言葉で表現しましょう。

特に研究をテーマにしたガクチカでは、専門用語を使用した方が端的に内容を伝えることができると考えがちですが、内容次第では全く理解できないことも考えられます。

このため、どうしても専門用語を使う場合には、注釈を入れた方が良いでしょう。

基本は、難しい言葉を使わずに、誰が読んでも理解できるガクチカの作成を目指した方が評価も受けやすいです。

成果ではなく過程を重視する

成果や結果も大事なポイントではありますが、ガクチカを評価する上ではそれほど企業は重要視していません。

それ以上に大事な部分は過程であり、どのように取り組んできたかのプロセスが結果以上に重要です。

途中で困難な場面に遭遇したり、大きなトラブルを経験するなどの難しい局面でどのように対応できたかが大切であり、企業が注視しているポイントです。

これらを通して得られた学びが、今後社会人になるにあたって、どのように活かされるかを企業は評価していますので、漏らさずに記載することが大切です。

志望動機と繋がりを持たせる

研究してきた内容と、志望企業の業種につながりがあったり、近い方が企業からの理解が早いため評価が得やすかったり、判断もしやすくなります。

また、学んできた技術や考え方も活かすことができるため、即戦力としての評価を受ける可能性もあります。

研究内容と企業の業種が完全に一致している必要はありませんが、研究を通して得られた課題解決力や継続力を志望動機と関連付けてアピールできると良いでしょう。

【ガクチカ:研究】例文

ここまで、ガクチカを作成する際に研究をテーマにした作成方法を紹介し、書き方や注意点などを解説してきました。

ここからは、これらの注意点を踏まえた上での例文をいくつか紹介します。

自身のガクチカを作成する際に、参考にしてみてください。

例文①継続力をアピールする例文

私は学生時代、酵素に関する研究に力を入れてきました。

研究テーマは、できるだけ食品を長持ちさせたいとの考えから、食品保存における酸化防止剤の効果についての研究を行いました。

最初の実験では、酸化防止剤の適切な濃度や反応条件が見つけられず、何度も失敗をしました。

しかし、試行錯誤を繰り返すことで、徐々に解決の糸口が見えてきたため、時間をかけて丁寧に実験を重ね問題克服のための努力を重ねました。

この結果、酸化防止剤の適切な組み合わせと条件を特定でき、食品の鮮度を向上させる方法を見つけることができました。

この経験から、粘り強さと継続力が、解決策を見つけ出す上では不可欠であることを学ぶことができました。

貴社の仕事でも、身につけた継続力を発揮して問題の解決に取り組み、会社へ貢献していきたいと考えています。

例文②課題解決力をアピールする例文

学生時代は社会的な課題である、エネルギー効率向上に焦点を当てた研究に力を注いできました。

私自身、エネルギーが現代社会の発展においては非常に重要であるとの考えが以前よりありましたので、研究テーマとして活動を進めました。

最終的にはエネルギー効率向上の方法を理解し、実践可能な解決策を見つけることを目的として研究してきました。

何度もデータ収集に手こずり、エネルギーの複雑性に直面することがありましたが、それらの課題を都度、整理して改善策を見つけ出し、新たな知識を得ることができました。

この研究を通じて、エネルギーの効率性はもちろんですが、さまざまな課題に対しての適切な解決策を身につけることができました。

将来は、この経験がエネルギー効率向上の分野で役立つと考えています。

社会への使命感を持ち続け、会社の一員として貢献できる結果を出していきたいと考えております。

例文③協調性をアピールする例文

学生時代は、環境保護に焦点を当てた研究に力を入れて取り組んできました。

この研究では、地元の自然保護団体と協力し、生態系の保護と持続可能な資源利用に関するプロジェクトに取り組みました。

近年、環境問題が急速に悪化している社会で、地元の方々との協力を通じて地球を守る方法を学びたいと考え、研究を進めました。

目標設定としては、地元の生態系に関するデータ収集と保護施策の提案を掲げ、取り組みを始めました。

しかし、協力体制に大きな課題があり、それぞれが異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとの協調することに苦労しました。

最終的には全員の意見をすり合わせ、データ収集と提案作成に成功することができました。

この経験を通じて、環境問題の重要性を理解し、協力とコミュニケーションのスキルを磨くことができました。

将来は、貴社の環境プロジェクトに協力し、持続可能な解決策を見つけることに役立てていきたいと考えています。

まとめ

今回はガクチカで研究をアピールする方法や、そのポイントについてを紹介してきました。

理系らしい研究をテーマにしたガクチカは、他者との差別化も図れるため、有効なアピールが可能です。

研究をテーマにしたガクチカでは、結果が出ていないために印象を気にする方もいるかもしれませんが、ガクチカでは結果よりもプロセスの方が重要視されます。

試行錯誤しながら課題を乗り越える努力をガクチカ通して上手に伝え、あなたらしさのアピールを成功させ就活を乗り切りましょう

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