【例文あり】転職での志望動機の書き方を解説!履歴書で企業に熱意をアピールしよう

【例文あり】転職での志望動機の書き方を解説!履歴書で企業に熱意をアピールしよう

目次
  1. 【履歴書の志望動機】企業が転職で志望動機を求める理由とは?
  2. 【履歴書の志望動機】転職で書く志望動機の書き方を身につけよう
  3. 【履歴書の志望動機】転職でアピール材料になる!志望動機の書き方マナー6選
  4. 【履歴書の志望動機】印象が悪くなる!志望動機のNGポイント4選
  5. 【履歴書の志望動機】パターン別志望動機の例文4選
  6. 【履歴書の志望動機】業種別志望動機の例文4選
  7. まとめ

転職では履歴書や職務経歴書の提出が求められます。

記入内容も多く「どのように書けばいいか分からない」という人は少なくないでしょう。

特に志望動機は企業にやる気をアピールする重要な項目なので、ポイントや書き方マナーを理解しておかなければいけません。

今回は転職で書く履歴書の志望動機が上手に書けるように、構成や意識すべきポイントを解説します。

履歴書作成に困っている人は、例文も参考に書いてみてください。

【履歴書の志望動機】企業が転職で志望動機を求める理由とは?

転職で企業が志望理由を求める理由はいくつかあります。

自分の企業や業界で働く気がない人を採用したいと思うでしょうか?

やる気やエネルギーに満ちて活躍が期待できる人材を採りたいと思いますよね。

志望動機には熱意が直接反映されるため、どのくらい働きたいかを判断する材料にできます。

また、志望動機には転職のきっかけや将来のキャリアが反映される傾向もあります。

志望動機を聞くことで、転職者の人間性や社会人としての常識も見極められるでしょう。

長期的に戦力として企業の利益に貢献し、企業や社会で常識的に行動できるかを計る要素として求めます。

転職者は熱意をアピールしながら、企業が何を求めているのか考えながら志望動機を伝えることが重要です。

【履歴書の志望動機】転職で書く志望動機の書き方を身につけよう

履歴書に志望動機を書くときには、基本的な書き方や構成を理解している必要があります。

どの業界・業種への転職でも基本的な書き方は変わりません。

面接で聞かれるときにも、答え方の参考になります。

志望動機の書き方を学んで、転職時に上手く書けるようにしておきましょう。

記入欄の7割を意識して書く

志望理由は、書きすぎや書かなさすぎはNGです。

文章量には適切な量があるため、書く量を間違えてしまうと減点されてしまうでしょう。

文章量は、「記入欄の7割程度を意識して書く」ことで好印象が与えられます。

エピソードやきっかけがたくさんあったり、企業への思いが強く文章量に熱意が出すぎてしまったりする可能性がありますよね。

逆に文章量が少なすぎると、やる気がない・マナーが身に付いていないなどの印象を持たれてしまうでしょう。

書くべきことを書き読みやすく伝わりやすい書き方を意識する場合は、記入欄の7割くらいがベストです。

文字のバランスや行数なども不自然にならないように、一目見て見やすい量を意識しましょう。

面接では記入した内容について詳しく質問されます。

面接で詳細を話すために、最低限伝えるべきことに絞って記入してください。

相手企業の魅力や印象に触れる

志望動機はきっかけや背景も書く必要があります。

多くの場合その企業や業界に興味があり、印象的なエピソードや出来事があるはずです。

どんなことが印象に残っているかをアピールすることで、より深い熱意が示せます。

「相手企業の魅力や印象に触れる」と効果的です。

サービスや商品の質や使用感に言及したり、取り組みや理念などの企業独自の要素が魅力的であることを必ず書きましょう。

企業や業界の分析力がアピールできるだけでなく、転職理由や自己PRを伝える土台を作ることも可能です。

ただ良いことを書くのではなく、どのようなことがどのように印象に残っているか具体的に書きましょう。

魅力を多くても2つほどに絞って書くことも大切です。

自分の体験や感情と結び付ける

きっかけや魅力を説明するときに「自分の体験や感情と結びつける」ことで、具体性や論理性が表現できます。

印象に残っていることは、少なからず実体験に基づいているはずです。

特に強調したいことを1つ挙げ、事実と感情の変化を端的にまとめて記入しましょう。

事実を書くことで説得力が生まれ、動機を強く根拠づけることにつながります。

感情を添えることも、ポジティブな印象につながり熱意が表現しやすいでしょう。

エピソードは多く書いてしまうと文章量が増え読みにくくなります。

面接で深掘りされることを考えて、1つピックアップして書けば問題ありません。

【履歴書の志望動機】転職でアピール材料になる!志望動機の書き方マナー6選

志望動機の基本的な作り方がお分かりいただけましたか?

的確にアプローチするためには、基本ルールだけでなくマナーやコツを押さえておくことも重要です。

限られた文章量で熱意をアピールすることは簡単ではありませんが、紹介するマナーを意識することで質の高い志望動機が書けるでしょう。

アピール材料にできる6つのマナーを解説します。

どの業界や企業の志望動機を書くときも、必ずマナーを守って書いてください。

書き出しと締めくくりを意識する

「書き出しと締めくくりを意識する」ことで、全体的にまとまりのある志望動機が書けます。

転職理由や自己PRも同様ですが、書き出しでは結論をはっきりと書いてください。

志望動機の場合は、「~~という理由で志望しました。」「~~と思ったからです。」という書き出しが適切です。

結論が先に分かれば、根拠や背景が面接官に伝わりやすくなります。

そして締めくくりには「目標やビジョン」を書きましょう。

前向きな姿勢や企業への貢献が強く面接官の印象に残り、志望動機全体がきれいにまとまります。

文章としては3〜5文にまとめ、特に最初と最後の文章は意識して書くことがポイントです。

オリジナルな内容を書く

「オリジナルな内容を書く」ことで、他者との差別化や強い根拠づけが可能です。

ありきたりで一般的な内容は、面接官の印象には残りません。

志望動機には、転職者がどのような経験をしてどのように作用しているかを求めています。

企業にウケやすい内容や媚びた内容は、文章としては完成されていても個性が表現できません。

動機とは、その人の心を動かすきっかけとなった事実のことです。

実際に体験して感じたことを書けば、より熱意や前向きな姿勢が素直に伝わります。

他に転職者がいる場合は、個性や経験などをもとに差別化できますよね。

少し変わった視点や面白い経験などがアピールできれば、価値が高まります。

コピペのような内容ではなく、経験を振り返り印象的だったことを明確に書きましょう。

論理的な構成にする

「論理的な構成にする」ことで、面接官に伝わりやすい文章が完成します。

3〜5文程度で志望動機を伝えるためには、細かい内容だけでなく筋が通った構成が必要です。

はじめにはっきりと結論を述べ、根拠やきっかけとなるエピソードを添えます。

文の終わりには入社後のことや自身のキャリアについて言及することで、ポジティブな印象で締めくくれるでしょう。

結論が途中に書かれていたり結論と根拠の関係が無かったりする文章は、誰でも読みにくいと感じますよね。

基本的な書き方を参考に作成し、何度も読み直して論理的に破綻していないか確認してください。

音読したりチェックリストを作ったりすることで、より伝わりやすい構成が作れます。

具体性とポジティブを意識する

「具体性とポジティブを意識する」ことも極めて重要です。

企業は曖昧で中身のない内容を嫌います。

やる気のなさや場合によっては能力が低いという印象が強まってしまうでしょう。

何が・どのように・何に対してのような5W1Hを意識することで、具体性を持った文章になります。

エピソードや目標は特に具体的に言及しましょう。

ネガティブな文章も書いてはいけません。

企業は前向きでパワフルな人材を欲しているからです。

志望動機は前向きでやる気を示すことが前提ですよね。

履歴書で減点されたり他の転職者に競り負けてしまう可能性もあります。

特に自分を低く評価するような書き方や、前職を悪く言うようなことは避けるようにしましょう。

文章量を調節する

「文章量を調節する」ことで、履歴書の見栄えがよくなりまとまりのある文章が書きやすくなります。

履歴書の志望動機欄をはみ出して書くことはマナーが悪いため避けましょう。

構成を確認し、3〜5文でまとめるときれいで伝わりやすい文章に仕上がります。

アピールしたい気持ちが強く、必要以上にエピソードや根拠を書きたがる人が少なからずいます。

履歴書はあくまで面接に使う資料としての役割なので、面接を見越して話題を提供するように書けばマイナスにはなりません。

志望動機に使うエピソードや目標をしっかり吟味することも大切です。

きれいな字で読みやすいように書く

「きれいな字で読みやすいように書く」ことは、社会人の基本的マナーとして必須です。

人に読んでもらう可能性があるものは、手紙やメモ書きでもきれいな字で書きますよね。

雑に書いてある履歴書を見て、面接官は好印象を抱くでしょうか?

せっかく構成や内容を練って記入するのですから、意図せず減点をもらわないように読みやすい字で書いてください。

万が一書き直したい場合は、修正グッズは使わず二重線で訂正するか新しい履歴書を作成しましょう。

スマートフォンやPCが発達し、字を書く機会が減少していることは否めません。

普段から読みやすい字を意識して書くことに慣れておきましょう。

【履歴書の志望動機】印象が悪くなる!志望動機のNGポイント4選

志望動機で熱意をアピールする方法について解説してきました。

ポイントを押さえれば問題なく作成できますが、志望動機で書いてはいけないNG項目も理解しておきましょう。

内容がよくても、思わぬところで印象が悪くなってしまう可能性があります。

4つのNGポイントを紹介するので、記入する際やチェックする時の参考にしてください。

前職のマイナス点を強調する

1つ目のNGポイントは「前職のマイナス点を強調すること」です。

前職との比較をもとに作成する人もいるでしょう。

不満や悪かったことを書いてしまうと、ただ文句や愚痴を書いているような印象になってしまいます。

社会人としての常識や人間性を疑われる危険性があるので、比較をしたうえで前向きな表現に変えて書いてください。

例えば「資格や能力があまり評価されずに、キャリア構築が難しいと感じてしまった」というエピソードであれば、「個性や能力が仕事に直結し、社員のモチベーションが上がるような人事評価に魅力を感じた」というように言い換えましょう。

書き出しから締めくくりまで、ポジティブな表現を使ってください。

誤字・脱字がある

2つ目のNGポイントは「誤字・脱字があること」です。

漢字の間違いや日本語のミスは、転職以前に常識力を疑われてしまいます。

履歴書に記入する前に、作成した文章を別の紙やスマートフォン上などに書き起こしましょう。

読み返して間違いがあれば、訂正して清書してください。

スマートフォンやPCに書き起こせば、スペル間違いを指摘してくれるツールも利用できます。

誤字・脱字という初歩的なことで内定が遠ざかってしまうことは、非常にもったいないです。

自信があっても一回以上は見直しをして、きれいで正しい言葉で熱意をアピールしてください。

文章量が不適切である

3つ目のNGポイントは「文章量が不適切であること」です。

志望動機は書きたいことをすべて書いていいわけではありません。

限られた文章量で伝えたいことを書くためには、適切な構成や日本語力などがカギを握ります。

また、論理的な破綻が無いように前後の関連性にも気を配る必要があります。

適切な文章量で表現できれば、志望理由を読んでもらうだけで有能であることをアピールできる可能性も少なくありません。

文字の大きさを常識的な範囲に収め、3〜5文程度で強調したいことや大切なことを書きましょう。

曖昧な表現や嘘っぽい表現を使う

4つ目のNGポイントは「曖昧な表現や嘘っぽい表現を使うこと」です。

志望動機は、転職者を差別化し個性を見出すための材料になります。

事実に基づいた具体的なアプローチが内定への近道です。

曖昧な表現は言いたいことが伝わらず、面接で必要以上に深掘りされたり熱意が無いように捉えられたりすることにつながります。

志望動機を考えられずに嘘やでっち上げのような表現を使いたくなる人もいるでしょう。

ですが相手は転職人事のプロです。

面接で厳しい質問をしたり人事経験を活かしたりして簡単にバレてしまうでしょう。

内定がもらいにくくなるため事実と異なる内容を書くメリットはありません。

個性がアピールできるという考え方を持ち、自身の経験を詳細に振り返って使える内容を書くようにしましょう。

【履歴書の志望動機】パターン別志望動機の例文4選

ここからは履歴書に志望理由を書くときに参考にすべき例文を、シチュエーション別に解説します。

転職の形は人によって異なるため、汎用性の高い共通の正解はありません。

状況や相手企業を理解し、書くべき内容を厳選して作成することが重要です。

よくある4つのパターンに分けて使える例文を提示します。

あくまで1例なので、ご自身の転職状況に合わせて工夫して書いてください。

企業の魅力を感じている場合

企業の商品・サービスや取り組み・理念・労働環境に魅力を感じている場合は、以下のように書いてみましょう。

「この度御社に応募致しました理由は、企業全体で社員の教育やスキルアップを支援し個々が臨んでいるキャリア構築が可能であると感じたからです。
特に資格取得のための勉強会の開催やキャリア支援金の充実など、高みを目指す社員が学びながら仕事ができる環境が整っている点が印象的でした。
私はPC関係の資格の取得を目指しており、日々の業務と勉強を両立しながら仕事に臨みたいです。
環境を活かし、資格を取って能力を向上させながら御社の業務で活用していきたいと考えています。」

ポイント

企業のことを事前によく調べて、印象的なことやきっかけとなることに言及しましょう。
具体的に指摘し、実際にどのように感じているかに結びつけます。
興味や関心をアピールしながら、入社後のイメージをしてもらうことを意識しましょう。

自分の成長やキャリアアップを望んでいる場合

転職を通じて成長したりキャリアアップを望んでいたりする場合は、以下の例を参考にしてください。

「私が御社を志望する理由は、営業職として勤務しサービスの拡大を実現しながらコミュニケーション能力や分析力を向上させたいと思ったからです。
前職でも営業職を務めておりましたが、ルート営業が中心であり自分の営業力が伸び悩んでいるという課題がありました。
御社では個人に対する営業や新規獲得営業に力を入れていると伺い、自分の営業力を飛躍的に向上させるチャンスだと感じました。
今まで経験が少なかった市場分析や心理学を応用した営業トークの構築など、営業に必要なスキルを身につけていきます。
自己成長を実現させ、御社のサービス拡大とお客様の課題解決に全力を尽くしてまいります。」

ポイント

自己成長にスポットを当てた志望動機です。
今までの自分と入社後の自分を比較し、取り組みや業務を通しての成長や企業での活躍を示しましょう。
具体的な能力や数字などを示すことで、成長の度合いが分かりやすくなります。
その企業だから成長できる、というニュアンスを付け加えることで印象は良くなるでしょう。
自己成長やキャリアアップと、企業が受けるメリットや恩恵を結び付けて伝えてください。

未経験業界や業種への転職の場合

未経験業界や業種への転職をする場合は、次の例を参考に書いてみましょう。

「私が人事職に転職を希望する理由は、企業の理念やコンセプトを結果で実現できる人事の確保に携わりたいと感じたからです。
企業や組織が一定水準の利益を上げ続けるためには、適材適所な人材育成や配置が必要であると確信しています。
御社は未経験者への間口が広く、多様性や前衛的な経営戦略を重視されていることに強く惹かれました。
前職は営業職だったため、人を見る目や洞察力には長けていると評価しております。
未経験ではありますが、人事職で採用された暁には社風や理念を十分理解したうえで適任の人材発掘に全身全霊を尽くします。」

ポイント

未経験業界や業種への転職は、いかに自分が持っている能力が活かせるかをアピールしましょう。
一般的に経験者が優遇されるため、未経験者は持ち合わせているもので戦わなければいけません。
「未経験だから何もできません」ではなく、今できることや持っている能力を活用するという意思を伝えましょう。

第一志望の企業ではない場合

応募する企業が全て第一志望ということはあり得ません。

志望順位が低い企業にも、以下の例文をもとに志望動機を書いてみてください。

「私が御社を志望している理由は、普段使用している御社の家庭用雑貨の開発や商品企画に携わりたいと思ったからです。
御社が出しているオリジナルラインの雑貨をいくつか所持しており、低価格でありながらデザイン性が高いことに感動を覚えています。
もっと良さを様々な人に知ってもらうために、自分が商品企画をして長く愛される雑貨を生み出したいです。
デザインの勉強をしていたこともあり、魅力的なものづくりの知識は身につけております。
機能性とデザイン性を考えた商品を提案し、商品をきっかけとして御社の売上向上に貢献いたします。」

ポイント

第一志望ではないからといって、志望動機を適当に作成していいわけではありません。
第一志望から内定がもらえない可能性もあるため、受ける企業に対しては全てポイントを意識した志望動機を伝えましょう。
例では商品企画への転職を想定していますが、きっかけや目標など基本的な構造を意識していることが分かるでしょう。
自分が応募して履歴書を書いたり面接を受ける企業には、内定をもらうつもりで志望動機を考えてください。

【履歴書の志望動機】業種別志望動機の例文4選

転職先の業種によっても志望動機の書き方が変わります。

転職市場で特に人気がある業種を4つピックアップしました。

以下の業種に転職を考えている人は、シチュエーション別の例文と合わせて参考にしてみてください。

営業職

営業職への転職では、次のように書いてみましょう。

「私が御社の営業職への転職を志望する理由は、営業マンとしてお客様に寄り添い個人や社会に貢献したいと考えたからです。
前職は営業事務として勤務し、営業職を資料作成や電話対応などの場面でサポートしてきました。
近くで見る営業はやりがいや達成感を感じやすいという印象があり、人のために動く素晴らしさが体感できると信じています。
営業の業務内容は把握しており、効率よくノルマを達成しながらお客様を獲得する流れも学んでいます。
営業はやりがいがある一方きついという印象もありますが、事務の方と協力しながら営業職の職務を全うしていきたいと考えています。」

ポイント

営業職の転職は、業務内容や必要な能力について事前に把握しておくことがポイントです。
営業からの転職であれば、スキルアップやキャリアアップという視点で伝えるとよいでしょう。
営業が未経験の場合は前職の経験を見直し、どんなことに活かせるか考えながらアピールすることが求められます。

事務職

事務職への転職では、以下の例文を参考にしてください。
「私が御社で医療事務へ転職を志望する理由は、医療現場で人のために能力を活かして働きたいと思ったからです。
前職も営業職に勤めておりました。
医療業界に以前から興味があり、事務経験を活かして医療業界の事務職を選択しました。
excelの知識や技術は前職でも高い評価をいただいており、御社でも活用できると考えております。
医療業界を事務という立場で支え、御社や業界全体の発展にお力添えいたします。」

ポイント

事務職にはいくつかの種類があるため、その事務職特有の業務や資格などを知っておく必要があります。
事務職は転職先として人気であり、個性を出さなければ高い倍率を勝ち抜けません。
きっかけとなる経験や印象的なエピソードを入れて、人事の人の印象に残ることを意識するとよいでしょう。

メーカー

メーカーへの転職は、以下の例を参考に書いてみましょう。

「私が御社に入社を志望する理由は、自動車業界の中で最も勢いのある御社に関わりたいと思ったからです。
私は個人的に車や車両に関心があり、御社製造の車の魅力に心を奪われた経験があります。
耐久性に優れパワフルな車両を作り続ける御社のこだわりを、多くのお客様に体感してもらいたいと考えるようになりました。
営業職として採用していただければ、個人・法人問わず自信のあるプレゼン力を活かして売り込んでいきます。
魅力を広め自動車業界を盛り上げていきたいという所存です。」

ポイント

メーカーは商品がポイントになるはずなので、商品の良さに触れながら職種と関連付けるとよいでしょう。
企業や商品の良さに言及し、どのように商品とかかわりを持つのか具体的に伝えてください。
自分も使っている・良さを体感したという経験があれば、エピソードを絞って盛り込みましょう。

経理

経理への転職では、以下のように考えてみましょう。

「私が御社の経理職へ転職を志望する理由は、大規模な企業で経理経験を活かし成長を実現させたいと思ったからです。
以前勤めていたゲーム会社は規模が小さいこともあり、経理の業務が比較的少なく感じておりました。
大企業への転職を機に経理職の業務の幅が広がり、緊張感のある舞台で個性を活かして貢献していきたいと考えております。
前職ではほとんどの経理業務を担当していたので、経験値と自信を培いました。
大舞台に環境を変え、経理職として御社を支えていきます。」

ポイント

経理職はどの企業でも需要が高く、スキルが活かせるやりがいのある仕事です。
経験者が優遇されやすいため、経験値や能力はアピールしておくとよいでしょう。
実際に利益を何円上げた・業務効率を高め何パーセントの成長をもたらしたなど数字も合わせると、経験値の説得力が増します。

まとめ

転職活動では、いかに熱意があり能力があることを企業にアピールするかが重要ですよね。

提出する履歴書の書き方次第で、転職の結果が大きく変わります。

志望動機は転職の根本ともいえるため、しっかりとした構成で書かなければいけません。

紹介したポイントや例文を参考に、企業から内定がもらえる志望動機を書いてみましょう。

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