【例文つき】転職活動中の保育士が知っておきたい!履歴書の志望動機の書き方のコツを解説

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転職活動中の保育士の方は、履歴書や職務経歴書の作成に苦戦していることではないでしょうか。

保育士の資格を武器に転職をしようとしている人は案外多く、より良い環境で働きたいという気持ちから保育園のみならず認定こども園や院内保育所を新しい転職先として選択肢に入れている人も少なくありません。

また、もともと保育士として活躍していて結婚や出産を機に一度リタイヤ後、現場復帰のために保育園に再就職しようとしている人も多くいます。

多くの人が転職活動で苦戦するのが、履歴書に記載する志望動機です。

志望動機は「なぜその保育園(または企業)に転職しようと思ったのか」という理由です。

数ある勤務先の中で、なぜそこを選んだのかを熱意を込めて明確にしなければなりません。

今回のコラムでご紹介するのは、転職活動中の保育士の方におすすめしたい志望動機の書き方のコツです。

履歴書で伝えるべき内容や、転職先の業態に応じた志望動機の例文もまとめているので、ぜひチェックしてください。

【保育士転職の履歴書と志望動機】志望動機とは?

志望動機とは、冒頭でお伝えした通り「なぜその保育園(または企業)に転職しようと思ったのか」という理由です。

保育園や託児所の保育士募集はかなり多く、募集していない園はほぼないと言っても過言ではありません。

そのため、あなたには数ある転職先の中からその園を選んだ明確な理由があるはずです。

中には「家から近いから」「今の職場よりも給与が良いから」という理由で選んだ人も多いでしょうが、実際に応募先の保育園に伝える理由としてはナンセンスです。

応募先の保育園で働くことで成し遂げたいことや、理念に共感したことなどを書くことが好ましいでしょう。

転職理由と志望動機の違い

志望動機を書いていてよく混同してしまいがちなのが、転職理由を書いてしまうことです。

もちろん転職に至ったきっかけを書くことはNGではありませんが、志望動機はあくまで応募先の保育園に対して「入りたい」と思った動機を書く項目です。

転職理由だけを長々と書いてしまうと、採用担当者から「他の保育園でも良いのではないか」と思われてしまい、不採用になってしまうかもしれません。

転職理由は面接で聞かれた際に答えれば良いので、履歴書の段階ではまず志望動機を書くことに集中しましょう。

【保育士転職の履歴書と志望動機】志望動機作成のコツ

志望動機は履歴書の小さな枠に記載する形になります。

そのため、伝えたいポイントを抑えて簡潔にまとめられるようにしましょう。

とくに伝えるべきなのが、応募先の保育園に入りたいという熱意です。

なぜ他の保育園ではだめなのか、きっかけとなったエピソードを交えて書くと良いでしょう。

また、文章の最後は転職後にその保育園に貢献したいことでしめると綺麗にまとまります。

次にお伝えするのは、志望動機欄に書いておきたい4つの内容です。

全てを盛り込む必要はありませんので、自分が書いておきたいポイントを抑えておきましょう。

熱意を伝える

気持ちを文章で表すのは難しいですが、志望動機には熱を込めないと相手に意欲が伝わりません。

数ある保育園と比較してその園が魅力的だったポイントなど書きつつ、「だからこそ御社に入りたいのです」という気持ちのこもった志望動機を文章で伝えましょう。

履歴書は堅苦しい書類の一つですが、熱をこめることはいくらでもできます。

意識して欲しいのが、「志望動機=応募先の保育園にあてたラブレター」ととらえることです。

一般企業と違って、保育園なら多少崩した書き方でも熱意がこもっていれば問題ないとされます。

その保育園の好きなポイントを想像し、「こういうところが魅力だから、私も一緒に働きたい」という動機に結び付けましょう。

保育士を選んだエピソードを伝える

ブランクのある人はとくに、保育士を選んだエピソードを伝える志望動機にすると良いでしょう。

保育士は薄給かつ激務と呼ばれており、離職率も高いことが現状です。

そのため、採用担当者はなるべく長く働いてくれる人を求めています。

その決め手となるものが、保育士の仕事に対しての向き合い方です。

決して楽ではない保育士という仕事に、なぜあえて挑戦し続けたいと思っているのか、具体的なエピソードを交えて語ると良いでしょう。

一度原点に振り返って、保育士の道を選んだきっかけとなるエピソードを伝えるのもおすすめです。

「その保育園だから」という志望動機はもちろん大切ですが、そもそも保育士という仕事になぜ魅力を感じているのかを書くことで、今後キャリアアップする姿も想像してもらえるでしょう。

応募先の保育園を選んだ理由を伝える

志望動機でもっとも伝えたい内容が、「なぜその保育園なのか」という理由です。

冒頭でもお伝えした通り、志望動機は「家から近いから」「給与が高いから」などの理由ではありません。

応募先の保育園に魅力を感じたからこそ入社したいという熱意をもって伝えるべきです。

例えば、応募先の保育園が食育に力を入れていた場合、次のような書き方だと熱意が伝わるでしょう。

「貴社の食育プログラムは他にはない取り組みで魅力を感じました。

私も食育に関心を持っており、勉強していたこともあって本格的に取り組みたいと感じ、応募にいたりました。」

このように、応募先の保育園に魅力を感じた点と、自分がそれについてどう感じたかをまとめれば採用担当者の心に刺さりやすくなります。

どう貢献したいかを伝える

キャリアアップ転職の場合、とくに貢献できる実力を伝えることが好ましいです。

今まで保育士として身につけてきたスキルを、転職先の保育園でどう活かして貢献したいかを伝えることで、採用担当者だけでなく園の経営者から高い評価を得ることもできます。

とくに伝えるべき内容が、何歳児クラスまで担当できるかと、新人教育ができるかということです。

保育士は人材不足によりどの園でもクラスを兼任することが当たり前です。

そのため、担当できる年齢の幅が広ければ重宝されます。

また、人材不足といえども毎年数名の新人保育士が入ることが一般的です。

新人保育士の育成までできれば、先輩保育士の手が足りていないときでも万能に対応することができるでしょう。

【保育士転職の履歴書と志望動機】採用担当者が見ているポイント

転職活動で早めに採用をもらえるようにするためには、履歴書の書き方や面接対策が大切ですが、そのためにはまず採用担当者を知ることから始まります。

なぜなら、採用担当者が何をもって採用を決めているのかがわからなければ、効果的な履歴書は書けませんし、面接対策もできないからです。

今からお伝えする2つのポイントは、基本的にどの保育園の採用担当者もみているポイントです。

まずはこの2つをおさえて履歴書作成に取り組みましょう。

保育園との相性

保育士は園内の保育士同士のチームワークを大切に仕事に取り組んでいます。

そのため、現在の環境と相性の良い人柄かどうかがみられます。

とくに、保育士は女性の職場ということもあって人間関係のトラブルが起こりやすいと言われています。

職場の人間関係に働きづらさを感じて退職をしてしまう保育士も多く、採用担当者もそうした事態を避けたいと考えています。

また、比較的大きい法人の保育園なら理念に共感してくれるかどうかも大切なポイントです。

法人には必ず理念が存在します。

これからの保育に対してどう向き合っていきたいか、同じ思いを持った保育士チームで運営することが経営の鍵でもありますので、応募者が考える保育のあり方についても気になるポイントなのです。

志望する本気度の高さ

採用担当者は応募者に対し、自分の園に対する本気度を測っています。

なぜなら、本気度が高い人でないと長く続けられない可能性があるためです。

保育士はただでさえ離職率が高いため、採用してもすぐにやめられてしまっては採用にかけたコストも無駄になってしまいます。

また、子どもたちにとっても良い影響はないでしょう。

どの程度本気で応募先の保育園で働きたいのか、数値化することはなかなか難しいですが、文章で上手に伝えることはできるので、志望動機欄では熱意を込めて書きましょう。

【保育士転職の履歴書と志望動機】キャリア別|志望動機の書き方&例文

保育士が転職する場合、志望動機の書き方はキャリアに応じて変えた方が良いとされています。

なぜなら、保育士歴によってアピールできるポイントが異なるためです。

新卒や第二新卒の保育士ならほとんど経験がないため、志望動機ではとにかく熱意を込めて伝える必要があります。

ある程度のキャリアを持っている保育士なら、熱意とともに応募先の保育園で活かしたいスキルややりたいことをまとめることができます。

それぞれの志望動機の書き方について、1つずつご説明します。

新卒

新卒や第二新卒などキャリアが浅い保育士の場合、応募先の保育園で活かせるスキルはほとんどないことでしょう。

そのため、伝えるべきポイントはその保育園に対する熱意と保育士を志したきっかけなどです。

理念に対して共感したポイントや、応募先の保育園に入社したときにやりたいことなどを書くのも良いでしょう。

例文 

私が貴社を志望したきっかけは、貴社の保育方針に共感したからです。

子どもたちを園内で過ごさせるのではなく、青空保育やお外での体育教室に力を入れていることに魅力を感じました。

現代の子どもたちは室内で遊ぶことが多いですが、外の空気に触れることは発育に大きく影響するため、貴社の保育方針には大変共感しております。

私は経験こそ浅いものの、保育士として子どもたちの将来が明るくなるサポートをし続けたい気持ちは人一倍強い人間です。

是非とも貴社の理念にあった保育に携わり続けたいです。

中途

中途採用の場合はある程度キャリアがありますから、今持っているスキルなどを盛り込むと良いでしょう。

また、文章の構成としては、まず「なぜ今の保育園ではなく、その保育園に入りたいのか」という結論から書き、そこから「だからこそ今持っているスキルを活かして貢献したい」という結びで締めると良いでしょう。

例文 

私が貴社を志望したきっかけは、今のスキルを活かしながら保育士として大きく成長できると思ったからです。

私が勤務している現在の託児所は1歳以上の幼児がメインです。

私は保育士としてキャリアアップするために、幅広い年齢のクラスを担当できるようになりたいと考えています。

貴社の環境なら0歳児クラスからあり、複数のクラスを兼任することもあるとのことで、成長できる良い機会なのではないかと考えております。

ブランクからの復帰

結婚や子育てを経て保育士の仕事に復帰したいと考えている人の大半は育児中でしょう。

そのため、志望動機が「家から近い」「働きやすそう」などの理由になりがちです。

しかし、冒頭でもお伝えした通り、志望動機はその保育園を志望する理由なので、以下のように保育園の方針に共感するような内容を書くと無難でしょう。

例文 

私が貴社を志望した理由は、園児だけでなく保育士も自分らしくのびのびとした環境でいられることに魅力を感じたからです。

世間では保育士の業務量が多いことを問題視されていますが、保育士が万全の状態でないと良い保育はできないと思っています。

「保育士の労働環境が子どもたちをのびのび育てる環境でもある」という貴社の方針に大変感銘を受けており、是非とも入社したいと感じました。

【保育士転職の履歴書と志望動機】書類作成のコツ

保育士の転職において志望動機を作成する際、内容だけではなく文章のまとめ方についても知っておきましょう。

志望動機は職歴など箇条書きで書く項目ではないため、いかに相手が読みやすい構成になっているかがポイントです。

少ない文章でも十分に伝わるよう、見た目はシンプルでも具体性のある内容に仕上げられるようにしましょう。

そのポイントが今からご説明する2つです。

結論から書く

保育士の仕事をしているとあまりビジネス文書に触れる機会がないかもしれませんが、正式なビジネスの場では結論から伝えることがマナーとされています。

なぜなら、結論から伝えた方が何について触れているのかがひと目で分かり、その後に伝える背景やエピソードが伝わりやすいためです。

先ほどの例文でもご紹介したように、まずは「私が貴社を志望した理由は◯◯だからです。」と書き出すようにしましょう。

その後に続いてそのきっかけとなったエピソードをかけば、分かりやすい内容にまとめることができます。

なお、これは面接の時でも使えるテクニックです。

会話をする時も結論から伝えた方がシンプルに分かりやすく伝わるため、面接官からも良い印象に受け取ってもらえるでしょう。

具体的エピソードを書く

結論から記載したら、次はその理由となる具体的エピソードをまとめましょう。

エピソードがなければ、志望動機に信憑性を持たせることはできません。

志望動機が理念に共感したということなら、理念のどこに共感をしたのかを、気持ちを込めて書き出すと良いでしょう。

応募先の保育園なら自分の理想のキャリアが歩めそうという理由なら、そう思ったポイントと将来どういう保育士になりたいかなどを書きましょう。

なお、志望動機をテンプレート通りに簡単にまとめてしまう人もいますが、履歴書はその人の人柄をはかる第一ステップなので、採用担当者にとって意味をなしません。

応募者にとってもせっかく自分をアピールする場なので、できるだけ自分の言葉でエピソードを語れるようにしましょう。

【保育士転職の履歴書と志望動機】転職先の施設別|志望動機の書き方&例文

保育士が転職を検討している際、別の保育園に転職をするか保育園とは別業態の園に転職をするか悩んでいる人も多いことでしょう。

先ほどまでご紹介したのは、主に保育園から保育園に転職をする際の志望動機の書き方と例文です。

ここからは、それ以外の施設に転職をする場合の志望動機の書き方のコツについてご紹介します。

行きたい環境が決まっている人は、とくにこれから志望動機を書く際の参考にしてください。

認可保育園

私が貴園を志望した理由は、運営方針に共感したためです。

「預かる」のではなく「育てる」ということに力を入れて食育や英語教室などの多岐にわたる取り組みが素晴らしいと感じました。

私がもともと保育士を志望した理由は、子どもたちにさまざまな経験の場を提供することで子どもの学習の1ページに携われる仕事に魅力を感じたためです。

学習の機会やイベントなど幅広い取り組みを行われている貴園の方針は、私が考える保育のあり方と合致している点が多く、共感できる部分が多くあります。

入社したあかつきには、貴園の方針に則って私もさまざまな経験を通して保育士として成長したいと考えております。

ポイント  

保育園にはそれぞれ運営方針があります。

独自の取り組みをしている保育園も多いので、その方針に感動した点をアピールすると良いでしょう。

病児保育室

私が病児保育に興味を持ったきっかけは、前職で担当していたクラスの児童が病にかかってしまったことがきっかけです。

保育士として保育園内でできることはさまざまですが、病気や児童の体のケアをする機会はあまりありません。

それに気づくたびに自分の無力さを痛感しました。

そのため、病児保育の現場にシフトして保育士としてのキャリアを高め、病気の子どもたちの総合的なケアができるようになりたいと思っております。

ポイント 

病気の子どもたちのケアをするための施設です。

そのため、病児保育室へ転職する際は今までよりも高度な保育を学びたいという意欲をアピールし、そう志した背景を伝えると良いでしょう。

企業内保育所

私が貴社を志望したきっかけは、貴社の社風に魅力を感じたためです。

貴社の社員様はとても楽しそうに仕事をしておられ、働く環境が良好であることがうかがえました。

私は前職の保育園で、多くの働くママ・パパと接してきました。

仕事と育児の両立は非常に難しく、働く環境に不安を感じている方も多かったです。

貴社は育児や家庭との両立をしたい社員様に優しい環境を整えられており、非常に社員想いであると感じました。

私は保育を通して皆様の働く環境をより良好にするお手伝いがしたいと考えております。

ポイント 

企業内保育所の場合、その法人の社員として採用されます。

そのため、社風や経営方針について触れると好印象でしょう。

とくに、企業内保育所を設けている企業は家庭との両立がしたい社員に手厚いサポートをしてくれます。

労働環境を整えていること非常に魅力ある会社なんので、環境面についても魅力に感じた点を記載するとよいでしょう。

こども園

私が貴園を志望した理由は、どのような環境のご家庭でも安定的な育児ができるように総合的なサポートがしたかったためです。

子どもを預けたい親御さんは仕事との両立のためだけに保育園を利用するのではなく、子どもをのびのびと育つ環境にいさせたいという意向もあります。

たとえ親御さんが働いていないとしても、たまに園に預けてレクリエーションを体験することは育児の大切な要素だと考えています。

貴園はどのような生活スタイルの親御さんにとっても安心できる存在であり、お子様にも平等な保育を提供できることに魅力を感じております。

ポイント 

認定こども園は、保育園と幼稚園の機能を兼ねており、子育て支援機能も持っている施設です。

一般的な保育園は保護者の就労状況に応じて入園が認められますが、こども園は問いません。

志望動機を書くときは、保育園ではできない「こども園ならではの取り組み」について触れるとポイントが高いでしょう。

託児所

私が貴所を志望した理由は、働く全ての親御さんが安心して子育てできる環境づくりのサポートができることに魅力を感じたためです。

お昼間にフルタイムで働く親御さんもいれば、夜の時間帯に働く親御さんもいます。

職業や労働環境に応じて子育てができないのは不平等であり、私はそのような親御さんの負担を少しでも減らすサポートをしたいと思っています。

ポイント 

託児所は一時的に預けることができるため、保育園とは大きく違う環境です。

一人一人の園児の継続的な保育のサポートをすることがないこともあるため、子どもと長期的に向き合っていきたい人にとっては向かない環境です。

しかし、「働く人の手助けをすることで、どんな環境にいる子どもでも平等な保育ができる」という点が施設の存在意義であり、保育士の志望動機にもつながります。

そのため、志望動機には保育のことだけではなく、「世の中」の手助けという広い観点から保育を見ていることをまとめると良いでしょう。

ベビーシッター

私がベビーシッターを志した理由は、一人の子どもに向き合う保育がしたかったためです。

保育園での仕事はもちろん楽しく、やりがいも大きいものでした。

しかし、クラスを兼任して大勢の園児をまとめるやり方より、一人ひとりにゆっくりと時間をかけた方が考えながら仕事に向き合うことができるため、ベビーシッターへの転職を目指しました。

ポイント  

ベビーシッターの仕事は保育園とは違い、依頼主の自宅で保育をする仕事です。

そのため、保育園での保育との違いに魅力を感じている点をまとめると分かりやすく伝わるでしょう。

保育園運営会社本部

私が貴社の運営本部を志望した理由は、保育士の育成に携わることでキャリアアップしたいと感じたためです。

私は今まで10年間、保育士として現場で働いてまいりました。

新人育成や研修を担当する機会も多く、その経験を通して保育士の教育に関して興味を持つようになりました。

貴社の経営方針は保育士が長くキャリアアップできる良い環境であると感じております。

私もそんな魅力ある貴社の一員として、多くの保育士のキャリアアップをお手伝いしたいです。

ポイント 

運営本部に転職をしたい場合、「キャリアアップ」というワードが響くでしょう。

なぜ現場の保育士ではなく会社員として働きたいのか、きっかけとなったエピソードとともに明確に示すと伝わりやすくなります。

【保育士転職の履歴書と志望動機】志望動機を書くときの注意事項

志望動機を書くときに抑えておきたいポイントは今回ご紹介した内容ですが、書いているときに注意してほしいことが4つあります。

志望動機を書くときの注意事項

・ネガティブな退職理由は避ける

・複数の保育園で使い回ししない

・「学ばせてほしい」はNG

・例文の丸写しはNG

ネガティブな退職理由をもって転職をする人は、そのまま記載してしまうと印象が悪くなってしまいます。

内容が思い浮かばないからといって例文を丸写しするのもNGです。

これらの注意事項を踏まえなければ、落とされてしまうリスクが高まりますので気をつけましょう。

ネガティブな退職理由は避ける

ネガティブな退職理由を持つ人が大半だと思いますが、そのまま書いてしまうのは避けましょう。

「人間関係で悩みがあった」「給与に不満があった」などの理由で退職をした人は、それが採用担当者に伝わってしまうことで「また同じ理由で辞めてしまうのではないか」と懸念されてしまいます。

志望動機はあくまで応募先企業に魅力を感じた点を伝える場なので、退職理由でも転職理由でもありません。

なお、面接のときは退職理由を聞かれることがあります。

このときはしっかりと伝える必要があるので、懸念されないような言い方を工夫すると良いでしょう。

複数の保育園で使い回ししない

保育士として転職をする際、複数の保育園を受けることが一般的です。

しかし、それぞれの保育園に提出する書類を全てコピペしたり使い回すことはやめましょう。

使い回しができるくらいの内容に仕上げてしまうと、志望動機も自己PRも抽象的な内容になってしまいます。

具体的な内容でなければあなたがどんな人なのか、アピールすることは難しくなってしまいます。

「学ばせてほしい」はNG

職場は学校ではないので、「学ばせてほしい」という表現は避けましょう。

とくに保育士はすでに専門の学校を卒業して資格を取得している職業のため、経験が浅くても即戦力として採用されます。

学ばせてほしいという甘い考えでは務まりませんので、自分に自信を持ってアピールできるスキルを見つけましょう。

経験が浅かったりブランクのある人は、スキルではなく人柄の強みをアピールするのもおすすめです。

例文の丸写しはNG

先ほどまで例文をご紹介しましたが、そっくりそのまま丸写しするのは避けましょう。

なぜなら、例文はあくまで参考だからです。

本来志望動機は、その人の思いや応募先企業に対する熱意をのせて書くものです。

採用担当者にとって、履歴書はその人の人柄を想像したりスキルを見た上で面接に進めるかどうかを判断するものなので、できるだけオリジナルな内容にまとめましょう。

【保育士転職の履歴書と志望動機】書類作成サポートは転職エージェントがおすすめ

転職活動における履歴書作成は非常に手間がかかるものです。

応募先によっては履歴書だけでなく職務経歴書を求められることもあるでしょう。

書く内容に迷ってしまい、何度も考えては書き直している人にとっては、書類作成が煩わしいとさえ感じるかもしれません。

そんな人におすすめしたいのが、転職エージェントのサポートを受けることです。

転職エージェントには専任のキャリアアドバイザーが求人を紹介してくれたり、履歴書や職務経歴書の添削などもサポートしてくれます。

最終的に面接にいくことができれば、面接対策のアドバイスももらえます。

とくに転職が初めての方は安心して転職活動を進めることができるでしょう。

無料ですし登録をして損はないので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

今回ご紹介したのは、保育士が転職をするときの履歴書の志望動機の書き方のコツでした。

ご自身の経験年数や転職先の業態によって書くポイントが異なり、少し難しいと感じたかもしれません。

しかし、大切なことは「志望動機=応募先への意欲を伝える」ということです。

応募動機がなんとなくでも、応募をしたのなら魅力に感じたポイントがあるはずです。

それを一つずつ紐解きながら、応募先企業へラブレターを書くつもりで熱意を伝えましょう。

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