【例文10】ガクチカのエピソードが思いつかない!エピソード別ガクチカの例文10選!

【例文10】ガクチカのエピソードが思いつかない!エピソード別ガクチカの例文10選!

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学生時代にがんばったことについての質問は、就活の際に必ず聞かれるといっても過言ではない質問のひとつです。

しかし、この質問に対して迷わず答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。

「どう答えれば良いのかわからない」「そもそもアピールできるようなエピソードって何だろう?」と悩んでしまうことも多いでしょう。

今回はガクチカの書き方を含め、エピソード別に例文を10個ご紹介していますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

【ガクチカエピソード】ガクチカとは?

ガクチカとは、学生時代に自分が力を入れていたこと・がんばっていたことを指します。

目の前の課題に取り組む姿勢や、結果を出すためにどのように考えて行動してきたのかという思考力を判断するために、多くの企業は就活生にガクチカを質問すると言われています。

ただし、ガクチカはがんばったことそのものをアピールするものではありません。

今までがんばってきた過程や、物事に取り組む姿勢などをしっかりとアピールするようにしましょう。

【ガクチカエピソード】ガクチカの書き方・ポイント

それでは、ガクチカの書き方について解説していきます。

主なポイントは、目安の文字数を覚えることと、PREP法という書き方を覚えることの2つです。

魅力的なガクチカを書くためにもぜひこのポイントを覚え、書き方に慣れるようにしましょう。

①文字数の指定がない場合は400字が目安

ガクチカの文字数は、指定される場合とされない場合の2つがあります。

指定される場合、その文字数は企業によってそれぞれ異なります。

もし指定がない場合は、短すぎず長すぎない400字程度を目安にして書くようにしましょう。

短すぎると肝心な内容がうまく伝わらずもったいないですし、長すぎると何を伝えたいのかが逆にわからなくなってしまうので注意してください。

ガクチカを書く前に伝えたいことを明確にし、簡潔な文章になるように心がけることもポイントのひとつです。

②PREP法で書く

伝えたいことが簡潔に伝わる文章にするためには、まず書き方のフレームワークを覚えることが重要です。

論理的な文章を書けるようになる書き方のひとつに「PREP法」というのがあります。

これは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順に書く方法で、これに沿って書くことで要点を掴みつつ言いたいことが簡潔に伝えられる文章になります。

これはガクチカ以外の自己PRや志望動機などを書く際にも使える方法であるため、覚えておくと良いでしょう。

結論

結論を最初に述べることでこれから話す内容の方向性を示すことができ、自分の主張が伝わりやすくなります。

要点をまとめてわかりやすい説明ができるというのは、仕事をするうえでも重要な要素ですので、まずは簡潔に結論から述べることを意識しましょう。

理由

結論を先に述べることで、聞いている側は「なぜその結論に至ったのか」という疑問を持ちます。

その疑問に対してきちんと納得できるような理由を述べることができないと、結局言いたいことは伝わりません。

結論の次は、第三者が聞いてもわかるように結論に対する理由を簡潔に説明してください。

具体例

理由を述べた後は、具体例を出して理由が本当であることを証明します。

「○年間続けてきた」「○○を経験したことで○○が身についた」など、実際の数字や過去の事例を用いるようにしましょう。

これにより、自分の言葉の説得力が高まります。

結論

最後にもう一度冒頭で述べた結論や主張を述べ、要点を強調して文章を締めましょう。

言葉の締めくくりに再度結論を述べることで、全体の話を整理してもらいやすくなり、アピールしたい内容をより明確に伝えられるようになります。

【ガクチカエピソード】ガクチカ例文

続いて、ガクチカの例文をご紹介します。

ゼミ活動や留学経験、アルバイトなど、エピソード別に10個の例文を用意しました。

実際にどう書けばいいのか悩んでいる人は、ぜひ例文を参考にして自分なりのガクチカを考えてみましょう。

ゼミ活動

私は学生時代にゼミ活動に最も力を入れ、ゼミのリーダーとして研究を滞りなく進められるように努めました。
ゼミでの研究テーマを決める際、ゼミ生同士で意見が分かれたことがあります。
それぞれ研究分野が異なっていましたが、テーマを1つに絞らなければならなかったため、まず全員の意見を聞き考えを把握するところから始めました。
そして意見を聞いた結果、研究したいことが3つの大まかな分野に分けられていることに気がついたのです。
分野ごとにグループを作ったうえで研究テーマをピックアップし、ゼミ生で話し合いを進めたところ、全員の認識を合わせながら研究テーマを決めることができました。
この経験から、意見が割れた際には積極的に全員の意見を聞いたうえで提案することが課題解決には欠かせないことだと学びました。

サークル活動

私が学生時代に最も力を入れたことは、所属していた卓球サークルにおける新入部員の勧誘活動です。
厳しい練習のことを言わずに誰でも歓迎するというスタイルで勧誘していたことから、新入生が入ってもすぐに辞めていってしまうというのがサークルの悩みでした。
そこで私は自ら勧誘の役割を担い、新入生が長く活動してくれるように改善しようと試みました。
厳しい練習を隠すのではなく、練習することで得られるやりがいを知ってもらえるよう、練習メニューや活動の流れをパンフレットに書くことにしたのです。
その結果、事前のイメージと入部後のミスマッチを防ぐことができ、退部率を30%ほど減らすことに成功しました。
この経験により、課題を解決するためには現場を把握したうえで改善していく力が大切だということを学びました。

留学経験

私は、大学時代に1年間滞在したアメリカで語学の勉強に注力しました。
社会に出た後、外国の方との交渉をスムーズにできるよう、自身の語学力を高めたかったからというのが主な理由です。
しかし、最初の頃は自分の語学力に自信がなく、クラスでグループディスカッションを行った際もなかなか意見を述べられませんでした。
最初は周りに合わせるだけでしたが、「このままでは何も得られないから積極的にコミュニケーションを取らなければダメだ」ということに気づき、積極的に自分から話しかけることにしたのです。
その結果、グループの和の中に入ることができ、語学力の方も最終的にTOEICで800点を取るほど伸ばすことができました。
海外で培った経験と語学力を自信につなげ、今後もさらなる語学力の向上を目指します。

インターン

私は学生時代、Webマーケティングのインターンに最も力を入れていました。
元々SNSの運用に興味があったため、スキルや経験を身につけたいと考えたのが主な理由です。
しかし、始めたばかりの頃は広告からの集客がなかなか見込めず、思うように数字が伸びませんでした。
そこで改善点をまとめるべく、徹底的にユーザーのニーズやデータを分析して広告の修正を繰り返した結果、2ヶ月後には集客数が3倍ほどになったのです。
この経験から、さまざまなデータを分析しながらニーズと改善点を素早く見つけ出し、臆することなく実践していくということの大切さを学びました。
今後はインターンで培った学びと経験を活かして活躍していきたいと考えています。

ボランティア

私が学生時代に最も力を入れていたことは、ボランティア活動です。
高齢者の方々の手助けをしたいという想いから、高齢者施設でタブレットの使い方を教えるボランティア活動に参加していました。
しかし、普段当たり前のように使用している言葉が高齢者の方には通じず、理解してもらうにはどう説明すれば良いのか悩んだことがあります。
そこで私は、誰が聞いてもわかるように言葉の使い方を見直し、一人ひとりに寄り添った説明の仕方を見つけることに尽力しました。
その結果、無事にタブレットを操作できるようになり、私自身も非常にうれしく思ったことを今でも覚えています。
この経験から、最後まで諦めない心を持ち続けることが課題解決の近道であるということを学びました。

アルバイト

私が学生時代に力を入れていたのは、アパレルショップでのアルバイトです。
私の働いていた店舗は全店舗の中で規模が一番大きくノルマも厳しく設定されていて、客足が伸びない平日は売上を伸ばすことが難しいと感じていました。
そこで私は単価を上げようと考え、コミュニケーションを取りながら顧客が持つファッションの悩みを把握し、改善点を提案しながら合わせやすいアイテムを紹介するようにしました。
その結果、繰り返し店に足を運んでくれるようになった方が増え、念願の「ノルマを達成する」という目標をクリアすることができたのです。
相手の悩みを把握しながら新しい提案をすればより良い結果につながるという経験から、課題に対してめげずにアプローチし続ける大切さを学びました。

趣味

私は学生時代、趣味である写真撮影に時間を費やしてきました。
山頂からの眺めを撮ることが特に好きで、今でも山に出向いて写真を撮影することが休日のルーティンになっています。
しかし、最初は体力があまりなく、山頂からの景色を撮りたいとなると非常に大変だったため、体力がつくような生活ができるように意識を変えました。
具体的には、最寄り駅のひとつ手前で降りて家まで歩いたり、課題が終わった後に30分程度ジョギングを行ったりしました。
そして、楽に登れるようになった山頂で納得いくまで粘って撮った写真をSNSにアップしたところ、周囲からの反響が大きく素人の作品集に載せていただけることになったのです。
この結果から、目標を成し遂げるためには課題をひとつずつ解決して粘り強く継続することが大切だと学びました。

部活動

私が学生時代に力を入れていたことは部活動です。
吹奏楽部で部長を任されていましたが、活動する中で部員をまとめることの難しさに直面しました。
特に大会前は必然的に練習量が増え、一人ひとりの負担が増えることが問題であると感じたため、全員と話す時間を取り意見をもらいながら練習メニューを一から考え直すことにしたのです。
その都度問題点の改善を繰り返し、部員全員が活動しやすいように楽器ごとに練習の時間を決めたり練習場所を決めたりしました。
その結果、部員全員の協調性が高まり、昨年出場した大会では悲願の優勝を果たすことができたのです。
私は、チームで目標を達成するためには協調性が欠かせないということをこの経験で強く学びました。

課外活動

私は学生時代、地域の食文化を広める活動に力を入れていました。
母が参加していたことからこの地域の活動に興味を持ち、高校生の頃から私も参加させてもらっていました。
今では開催場所の確保や人員の確認、食材の調達などさまざまな業務を担っています。
しかし、開催する日が不定期なうえに参加者も固定ではないため、開催する際にはさまざまなことに対して臨機応変に対応していくことが求められました。
回数を重ねていくうちに急なトラブルにも対応できる柔軟な力を身につけることができ、問題に対して冷静に判断できる力を磨くことができたと感じています。
これからは、一人前の社会人として難しい問題にも積極的に取り組み、無事に解決して顧客からの信頼を得られるように努めていきたいと考えています。

資格

私は学生時代、色彩検定1級の資格取得を目指して勉強を続けてきました。
グラフィックデザイナーの仕事に興味を持ったとき、色彩の知識を持っている方が有利になるだろうと考えたのが主な理由です。
しかしサークル活動やアルバイトもあり勉強の時間が限られていたため、まずはいかに時間を見つけられるかを考えました。
やらなければいけないことを書き出しスマホのリストに入れ、朝から夜までの行動を自分できちんと把握することで、勉強に費やせる時間を捻出できるように努めたのです。
その結果、色彩検定1級の資格を無事取得することができました。
今後も幅広い色彩事情を勉強し、今まで以上にデザインの知識を深めて貴社に貢献していきたいと考えています。

【ガクチカエピソード】ガクチカの悪い例

次に、ガクチカの悪い例についてご紹介します。

どれほど内容が良くても、アピールの仕方が弱いと面接官に響くガクチカにはなりません。

以下の悪い例と自分のガクチカを見比べて、もし共通しているものがあれば修正するようにしてください。

エピソードが自己完結している

私は学生時代、徹底した体づくりに力を入れていました。
きっかけはコロナ禍で外出が難しかった頃、家でできることは何かと考えた結果、筋トレが思い浮かんだからです。
まずはSNSや動画サイトで筋トレ動画を見て鍛え方の基本を勉強し、さまざまな本を買いトレーニングを始めました。
高い器具を買わなくても家の中でトレーニングができる場所を考えたり、今持っているものを器具にすることはできないか考えたりしながらトレーニングを続けまた。
そして、自分で考えた自宅でできるトレーニング方法をSNSにアップしたところ、筋トレを趣味にしている友人が増えたのです。
この結果から、固定概念にとらわれずにできることは必ずあると信じて物事を考え抜く大切さを学びました。

行動と結果の間の因果関係が弱い

私が学生時代に最も力を入れたことは、災害復興支援のボランティア活動です。
豪雨の被害が甚大だった地域へと足を運び、現場に支援物資を届けたり被災した方々に配給したりする仕事を任されました。
現場は想像よりも悲惨な状況で、道ばたに積み上げられたままの瓦礫やゴミが残っており、手が空いた時間には撤去作業も手伝わなければならないほどの過酷なボランティア活動だったことを今でも覚えています。
さらに、少しでも早い地域の復興を願いながら、被災した方々と触れ合えるときには心のケアができるように話しかける努力をしました。
この経験から、丁寧な心配りと迅速な行動力がいかに大切かを学びました。
貴社に入社後は、ボランティア活動で培った行動力と思慮深さを活かし、素早い対応でさまざまな課題を解決していきたいと考えています。

【ガクチカエピソード】相談には就活エージェントがおすすめ

ガクチカのエピソードについて考えてみても、「これで本当に大丈夫なのか?」と迷ったり困ったりしてしまうこともあるのではないでしょうか。

そんなときは、就活エージェントの利用を検討しましょう。

模擬面接やESの添削など、就活に関するさまざまなサポートを受けることができます。

また、就職後に役立つ研修などを実施しているのも魅力です。

さらに、一般には公開されていない求人情報なども手に入れることが可能です。

「ガクチカの書き方で困っている」「就活に不安がある」という人は、ぜひこちらをご覧ください。

まとめ

ガクチカのエピソードは、特別なものである必要はありません。

企業は、応募者がどのように考えて行動しがんばってきたのか、具体的な人柄を知ろうとしているからです。

簡潔に伝わる書き方を覚え、しっかりと自分の気持ちを伝えられる文章を書くようにしてください。

そして、今回ご紹介したさまざまな例文を参考にしつつ、今まで取り組んできたことを今一度しっかりと深掘りし、効果的なアピールとなるように内容をブラッシュアップさせていきましょう。

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