【例文あり】もう営業職の志望動機で困らない!種類別のアピールポイントを徹底解説!

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「営業職へ転職する場合、志望動機はどう書けばよいのか」

「前職での経験を営業職で生かせるのだろうか」

「営業職ではどのようなスキルが求められるのか」

転職で営業職を目指す方の多くが、このような不安を抱えているのではないでしょうか。

営業職は、お客様と直接やりとりする仕事として広く知られていますが、一口に営業職といっても法人営業や個人営業など種類が豊富です。

この記事では、転職で営業職を希望されている方向けに、営業職種類別の志望動機やアピールポイントを徹底解説します。

各営業職の特徴を理解し、適切な志望動機やアピールポイントを伝えられるようになりましょう。

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【志望動機】営業職通過のコツは採用メリットのアピール

まず、営業職への転職を成功させるコツを押さえておきましょう。

覚えておきたい大切な点は、自分を採用するメリットを応募先企業にイメージしてもらうことです。

どの業界・業種であれ、自社の利益向上や事業拡大などがビジネスの主な目的ではないでしょうか。

その点を踏まえて、自分の強みやスキルがどのように役立つかをアピールする必要があります。

漠然とした熱意や意欲を伝えるだけでは不十分です。

応募先企業が展開している事業内容や求める人材に関する徹底的な調査を行うことにより、自分の強みやこれまでの実績との共通点を洗い出せます。

どのように貢献できるかを具体的に述べられれば、採用担当者がイメージしやすいため効果的です。

【志望動機】志望動機を書く前に営業職の仕事内容を理解しよう

面接担当官の心に訴える魅力的な志望動機を書くためには、応募する営業職の仕事内容をきちんと把握しておく必要があります。

事前に予備知識を蓄えることにより、自分に合う営業スタイルを明確にできることもメリットです。

基本的な営業職の流れを押さえておきましょう。

まず、自社の商材・サービスを契約してくれそうなターゲットを見つけてアポイントを取ります。

アポイントを取る方法は、訪問販売・電話・ダイレクトメールなどさまざまです。

次に、商談に入ります。

商談の際は、自社の商材を売り込むことだけに集中するのではなく、相手のニーズや意見を上手に聞き出すことが大切です。

何度も粘り強く商談を繰り返すことも珍しくありません。

無事に契約が取れたら商材を納品します。

既存顧客のアフターフォローも営業職の重要な業務です。

【志望動機】営業職の種類によってアピールポイントが変わる

営業職にもさまざまな種類があり、求められるスキルも異なります。

そのため、紋切り型の志望理由を面接で伝えることは控えましょう。

特徴のない人物と見なされ、転職活動が失敗してしまう結果になることも少なくありません。

ここでは、さまざまな営業職の種類を紹介すると同時に、それぞれの営業職で必要なスキル・面接でのアピールポイントを解説します。

1.法人営業

法人営業の大きな特徴は、顧客が法人そのものとなる点です。

目の前の商談相手だけでなく、商談相手が属する業界や顧客のライバル企業などの関係も視野に入れておく必要があります。

なぜなら、商談相手のバックには決裁権を持つ上司や経営層がおり、彼らの経営戦略を踏まえて提案しなければ注文を取りにくくなるためです。

例えば、顧客が激しい価格競争に巻き込まれている場合があります。

このようなケースでは、コストカットや生産性向上により低価格戦略が実現できるなどの提案が必要です。

そうしなければ、顧客の経営層を説得できず、注文をもらうことは難しくなります。

以上の内容を踏まえ、志望動機の事前準備で業界研究を深く行い、顧客の経営課題を解決できる点を探しましょう。

目の前の商談相手を説得して数字を稼ぐ向上心の高さは、営業職として成長する上で重要です。

しかし法人営業の場合は、顧客の経営課題を解決するために尽力する姿をアピールする方が効果的といわれています。

2.個人営業

個人営業の場合、顧客はその名のとおり個人になります。

法人営業とは異なり、顧客がそのまま決裁者のケースが大半です。

そのため、営業担当者個人の人柄が成績につながることもしばしばあります。

「あなたなら信頼できる」と顧客から言われて購入してもらえたときの感動は、個人営業の醍醐味です。

また、注文をもらうまでのリードタイムが短いことから、営業担当者個人の実力が数字に直結する営業職でもあります。

営業職として個人の実力が数字にストレートに出やすいことから、プレッシャーの掛かる仕事でもありますが、その分やりがいも多い仕事です。

以上を踏まえ、個人で実力を磨き結果を出してきたことや結果にこだわる姿勢を面接でアピールしましょう。

目標の売上を達成するためにどのような努力をしてきたか、人としてどのような成長をしてきたかを伝えることで、個人営業のキャリアパスが見えてきます。

3.有形商材の営業

有形商材とは、文字通り形がある商材のことです。

モノとして存在する商品を売る営業は、必然的に、商品に関する知識を深めなければなりません。

商品知識を身に付けていくうちに、商品そのものへの愛着が生まれ、販売時の自信につながります。

営業担当者自身が興味を持つ商品であれば、愛着とそこから生まれる自信はさらに深いモノになるのではないでしょうか。

顧客に商品の説明をする際には、機能の説明だけでなく、それを使ってどのような未来・ベネフィットが実現できるかも説明できなければなりません。

顧客に商品とベネフィットに納得してもらえたとき、仕事の充実感を得られます。

商品を気に入ってくれる顧客が生まれれば、長期的な関係を築け、安定した成績を生み出せるのも有形商材の営業ならではのやりがいです。

面接では、就職希望先の商材への深い理解をアピールしましょう。

企業は、商材の生産と販売に心血を注いで日々努力していることが一般的です。

商品に関する知識や商品がもたらすベネフィットを事前に研究しておけば、企業は「うちのことよく分かってくれているな」と思ってくれます。

転職前だけでなく転職後も、商品に対する理解を深め、どのような方を目の前にしても商品の内容を分かりやすくプレゼンできるよう努力しましょう。

4.無形商材の営業

無形の商材は、ITシステムやコンサルティングサービスなど、販売する商品に形がないものを指します。

無形商材の営業は、形がないものを販売するため、顧客に商品の価値を理解してもらうことに力を注がなければなりません。

形がない分、顧客はサービスの中身を理解しにくく、購入すべきか判断に迷いやすいためです。

場合によっては、無形商材の営業よりも営業としての実力が試されることを覚えておきましょう。

顧客から、商品が信頼できるものであり、営業担当者が人として信頼できると判断してもらえれば購入してもらえます。

加えて、大切なのは顧客のアフターケアです。

例えば、コンサルティングサービスなどは人が行うサービスのため、状況に応じてサービスの中身や品質が変わります。

顧客から長期的に購入してもらうためには、普段から顧客と接点を作り、サービスの内容に変化がないか・品質は担保されているかを小まめに確認しなければなりません。

普段から、顧客と接点を作り、細かいニーズを丁寧にくみ取るスキルが求められます。

無形商材の営業職を希望する際は、顧客のニーズをくみ取り、常に顧客と伴走して課題解決する姿勢をアピールしましょう。

サービスの変更や顧客の変化を正確に把握し、その都度最適な提案ができる人物であれば、無形商材の営業担当者としての活躍が期待できます。

5.新規営業

新規営業とは、新規顧客開拓に特化した営業職です。

過去に取引のない個人顧客や法人を相手に営業活動を行います。

いわゆる飛び込み営業も新規営業です。

飛び込み営業から想像できるとおり、多くの顧客は営業担当者をすぐには信頼できません。

そのため、アポイントを取ろうと思っても門前払いになることもしばしばです。

精神的な負担が大きい仕事だと容易に想像できるのではないでしょうか。

しかし、仕事の難易度が高いことは、対価が大きいことでもあります。

営業成績がそのまま給与に反映されやすい仕事のため、人によっては高いモチベーションで取り組むことも可能です。

営業職の中でもタフな精神力が求められるため、高い目標への挑戦が好き、または得意なことをアピールすると面接官に好印象を与えられます。

精神的にも体力的にもタフでなければいけませんが、やりがいのある仕事に挑戦したい気持ちと、高い目標を達成する実力があることを認めてもらえれば内定を獲得できる可能性が高い傾向です。

6.ルート営業

ルート営業は、新規営業とは対極の存在です。

ルート営業は、新規顧客の開拓はせず、既存顧客との契約更新や追加発注の獲得に向けて動きます。

会社で新商品が出たときやイベントなど、既存顧客とのコンタクトにつながりそうなきっかけをつくり、継続的に注文をとり続けるのが大きな特徴です。

ルート営業には、既存顧客へのアフターフォローが求められます。

定期的に顧客へコンタクトを取り、提供しているサービスや商品に不具合がないかの確認が必要です。

丁寧なヒアリングを繰り返し顧客が抱える潜在的なニーズをくみ取ることで、既存顧客から信頼され、最終的には顧客が自ら相談してくることもあります。

顧客自ら相談してくる状況を作れば、ルート営業としては大成功です。

既存顧客も、自分の会社も利益が最大化するWin-Winな関係が築けます。

仕事も安定しているため、営業初心者が最初に任される営業職のひとつです。

ただし、安定した給与はもらえるものの、大幅な収入アップはしにくいことに注意しましょう。

面接では、お客様を大事にする姿勢やエピソードを伝えると、面接官は好印象を抱いてくれます。

ルート営業は、お客様との信頼関係をベースに成り立つ営業職です。

そのため、顧客に寄り添えない人には、ルート営業を任せられません。

お客様が安心して任せられる実直さと誠実さをアピールし、ルート営業の内定を獲得しましょう。

7.カウンター営業

カウンター営業とは、別名内勤営業ともいい、店舗などの施設に訪れた顧客に対して営業活動を行う仕事です。

来店した顧客に対して営業活動を行うため、顧客とじっくり時間をかけて向き合うことが多くなります。

例えば、携帯電話のショップや保険の窓口対応などです。

近年、電話やメールで顧客の悩みをヒアリングして外勤営業のセールスチームにつなぐ、インサイドセールスのカウンター営業も増えてきました。

顧客の悩みをヒアリングし、事前に用意したトークスクリプト(セールストークやヒアリングの方法が書かれた原稿)をベースに最適な提案ができれば、顧客から信頼してもらえます。

カウンター営業として求められるのは、顧客の話を丁寧に聞く姿勢と、社内の人間と連携する力です。

カウンター営業は、1人で実績を上げるよりも、同じチームのメンバーと連携して成果を出すケースが多くあります。

店舗の販売員や接客をイメージすると、カウンター営業にはチームワークが求められることが理解できるのではないでしょうか。

顧客にも社内のメンバーとも連携できる気配りが上手な人は、カウンター営業として重宝されます。

面接では、顧客の悩みのヒアリング力や、周りと連携して働けることをアピールしましょう。

接客やテレアポ営業、販売員などの前職経験があれば、さらに説得力が増します。

顧客からも社内のメンバーからも信頼される人は、カウンター営業として活躍できる人です。

【営業職の志望理由】そもそも営業職ってどんな仕事?

まず志望動機を考える前に、営業職への理解が足りているのかチェックしてみましょう。

営業職を知らない人は少ないものの、業務内容まできちんと理解している人は多くないのではないでしょうか。

特に学生の間は、営業職を掘り下げる機会が余りありません。

理解が不十分だと自分が就職した後の業務内容がイメージできず、志望動機が薄っぺらいものになってしまいます。

リスクを避けるためにも、営業の仕事を改めて確認してみましょう。

営業は「相手の課題に対する解決策を提案する」仕事

営業職を一言でまとめるならば「相手の課題に対する解決策を提案する」仕事です。

営業は、物を売りつける仕事と思われてしまいがちですが、物を売って利益を上げるばかりではありません。

顧客の悩みを聞き出すのも大切な仕事の一つです。

顧客とのコミュニケーションが重要な職種で、信頼している営業職だからこそ悩みを話してくれる企業の担当者もいます。

【営業職への志望理由】転職で営業職をめざす7つのメリット

営業職へ転職すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

営業職は、どのビジネスでも必要な機能であり、幅広い業界を目指せることがポイントです。

また、営業経験により、ビジネススキルを高められるメリットもあります。

営業職は、さまざまなキャリアパスを描ける魅力的な職業です。

ここでは、数ある中でも重要な営業職を目指すべき7つのメリットを紹介します。

1.メンタルが強くなる

営業職を経験すると、メンタルが強くなるメリットがあります。

仕事柄、お客様から断られたり、場合によってはクレームを受けたりするなど精神的に鍛えられる経験が多いためです。

お客様から冷たい態度をとられたり、怒られたりするのは、つらいものがあります。

しかしながら、営業で成績を残すには、つらい経験に左右されてはいけません。

たとえお客様から煙たがられても、お客様のお役に立つことを考えた行動の積み重ねにより精神的に強くなり、次第に結果を出せます。

厳しい世界に飛び込むからこそ、成果を出す上で必要な強いメンタルを手に入れることが可能です。

2.幅広い業界を目指せる!

営業職は、物を売ったりユーザーの悩みを確認したりする仕事のため、どのような業界にも必要とされています。

業界それぞれで必要とされるスキルも違う千差万別の面白い業種です。

一方、エンジニアやコンサルタント業などの専門職では、目指せる業界が絞られてきます。

エンジニアやコンサルを目指す場合には、選択肢も狭くなってくるため、視野狭窄に陥りやすくなる可能性を念頭に置きましょう。

視野狭窄に陥ったり、固定観念ができたりしてしまうと、自分の可能性を減らしてしまう危険性があります。

営業職は、可能性を模索するにはおすすめです。

さまざまな業界で幅広いジャンルの人たちに接する経験によって、自分が進む道がより明確になる可能性も視野に入れてみましょう。

3.ビジネススキルが得られる!

端的にビジネススキルが得られるメリットがあります。

ファーストキャリアが営業だった人は多い傾向です。

最終的に実力派と認められる人でも、最初は営業として地道な道を歩んできた人もいます。

このように営業職になったためにキャリアを積めないとの考え方は間違いです。

少し極端な話をすると、営業だからこそキャリアを積めるとの考え方も例外ではありません。

ファーストキャリアが営業で、そこからキャリアを積んだ人の経験を聞いてみましょう。

お客様の視点で考えたり、自分の考えを相手にわかりやすく伝えたりするなど、今後のキャリアに活かせる経験が積める点にやりがいを感じている社会人も少なくありません。

つまり、営業は将来のキャリアパスを開ける職種です。

課題発見力・ヒアリング力

営業によって得られる能力で大きいのが、課題発見力やヒアリング力です。

顧客が営業に求める事柄は、自分たちの課題を発見してそれを解決するアドバイスや、しっかりと自分たちの声をヒアリングしてくれる姿勢ではないでしょうか。

営業の仕事とはある意味聞く仕事で、高いヒアリング能力が必要です。

経験を積むにつれ、自然とこういった能力が高まっていきます。

さらに、課題発見能力は、基本的にどのような仕事にも応用可能です。

課題を見つけて、それを解決するために取り組む姿勢は、ほとんど全ての仕事の至上命題ではないでしょうか。

例えば、グルメでは、おいしいものを探しているお客さんの欲求を解決します。

ファッションでも同様で、自分に似合う服を探しているお客さんに提供する仕事です。

つまり、課題発見能力の向上は万物に通じる道といっても過言ではありません。

課題発見能力は、具体的に課題を持っているお客様にアプローチする能力と、お客様の課題が何なのかを探るスキルに分けられます。

そして、営業によってスキルの向上が可能です。

4.数字に強くなる

営業職を経験すると、数字に強くなるメリットがあります。

目標とする売上を達成するためには、逆算して見積の提出数やアポ数などを算出し、どの程度営業活動しなければいけないのかを具体的にしなければいけません。

そして、立てた計画を実行し、計画と実績を比較分析して次の改善点を洗い出します。

改善点を新たな計画立案に活かし、成績が伸びていくとの流れです。

営業マネージャークラスになると戦略立案も任されるため、売上の構成を分析し、どのような顧客層にアプローチすべきかを算出するスキルも身につきます。

営業は、ただがむしゃらに営業活動をするだけでは結果を出せません。

目標から逆算し、数字で具体的に行動目標を立てるからこそ結果につながります。

5.独立しやすい

営業職は、独立しやすいメリットもあります。

一般的に、独立して起業する上で必要なのは「論理的思考力」と「人脈」です。

営業職ではさまざまな背景を持つお客様と出会うため、人脈が自然と広がります。

また、普段から売上やそれにひも付く経営数値の分析が習慣です。

そのため、経営数値分析や経営戦略を考える上で必要な論理的思考力が身につきます。

営業職は、会社経営に必要なスキルが自然に身につく素晴らしい職業です。

以下「論理的思考力」と「人脈」の2つを深掘りします。

論理的に伝える力・プレゼン力

営業は製品やサービスの特徴をわかりやすく伝えられなければならないため、論理的に伝える力が伸びます。

営業職は、限られた時間で商品の良さを伝えることが課題です。

顧客は無駄な時間を浪費する時間がありません。

論理的に物事を伝えなければ時間が足りなくなってしまいます。

加えて、プレゼン能力も高まることもメリットです。

プレゼン能力は、メリハリが必要になる能力で、商品の良さからどこをピックアップすればお客様に伝わるのかとの点を把握する必要があります。

プレゼン能力は、どのような業界でも役立つ能力です。

仮に転職するときにも役立つ能力で、高いプレゼン能力を身につけた場合には、芸能の仕事にチャレンジする選択肢も生まれます。

コミュニケーション能力・人脈

これは営業の必須能力です。

営業ではコミュニケーション力を求められ、日々顧客と対話しなければなりません。

営業として働けば、コミュニケーション能力はいやでも身につきます。

時折聞かれるのは、学校時代はそれほど明るい性格ではなかった人が、営業職に就くことによって同窓会であまりの激変ぶりに驚かれたとのエピソードです。

このことからもわかるのが、営業はコミュニケーションスキルを磨くのにはピッタリといっても過言ではありません。

もともと得意な人はもちろん営業の仕事におすすめですが、逆に苦手だった人が経験を通じて得意になるケースもあります。

自分を鍛えるのにおすすめです。

社外の人とも関わる機会が多いため、人脈が広がり、次のビジネスチャンスにつながる機会もあります。

人脈は転職する際に役立つなど、思わぬメリットがあるのが営業です。

6.実力に応じた報酬が得られる!

ベンチャーのように実力主義的な側面を持っているのが営業です。

そのため、ベンチャーを志望したいけれど安定しないので迷っている人は、大企業の営業を目指してみてはいかがでしょうか。

営業はインセンティブ制度が採られることが多いので、上げた成果に応じた報酬が得られ、高給も目指せます。

そのため、若いうちからとにかく稼ぎたい、実力主義が良い人にはおすすめです。

人によっては、20代のうちに4桁の年収を叩き出す人もいて、成果を上げれば上げるだけ年収は高まっていきます。

7.会社や社会に貢献できる!

会社や社会への貢献度をやりがいに感じる人も多い傾向です。

お金ではなく、やりがいを感じたい人でも営業の仕事では十分に満足できます。

さらに、お客さんの感謝の気持ちを最初に聞くことになるのが営業です。

良い商品を紹介すると、褒められますし、頼りにされます。

エンジニアなどは、なかなか直接お客さんに感謝されることがない仕事なので、そういった意味では営業の特権です。

相手の課題を解決できる

営業は顧客との接点があるため、お客様の声を直接聞けるとの特徴があります。

お客様に近い距離で課題を発見できる経験です。

また、営業が起点で新たな事業やサービスが生まれることもあります。

意外にスケールの大きい職種です。

営業職を広い視野で見れば、魅力的な仕事ではないでしょうか。

企業の製品やサービスを広められる

企業の商材を世の中に広めていくのが営業の仕事です。

営業する本人が、紹介する商材を好きな場合や、商材に興味・関心がある場合は特にメリットに感じられます。

【営業職の志望理由】志望動機を考える際のポイント

ここでは、営業職への志望動機を考える際のポイントを3つ紹介します。

志望動機は、面接の合否が決まる重要な要素です。

他の人と差をつけ、面接官の印象に残るような志望動機を目指す必要があります。

実際に志望動機を書くときに、どのように書き出し、どのように締めくくれば良いのか悩む人もいるのではないでしょうか。

志望動機を考える際のポイントをしっかり押さえて、より優れた志望動機にしていきましょう。

今までの経験をどう活かせるか

志望動機では今までの経験で何を学んだのか、またそれをどのように営業で活かしていけるのかを考える必要があります。

【例文】

「私は、これまで商品企画部門に所属し、マーケティングの知識をベースに新商品の開発に取り組んで参りました。

しかし市場のニーズをつかむには、実際にお客様と直接会話しニーズを深掘りしていくことが効果が高いと考え、営業職への転職を希望しています。

お客様との会話の中で潜在的なニーズの解像度を上げ、最終的には効果的な営業戦略の立案と実現に関わり、御社の売上・利益率向上に役立ちたいと考えております」

例文のように、前職の経験から何を学びどのように生かしていくのかを伝えることで、採用側も転職後の働くイメージがつきやすく活躍を期待してもらえます。

営業職でないといけない理由

今までの経験を生かす場所が「なぜ営業職でなければならないのか」との理由も考えておく必要があります。

「スキルを身につけて成長したい」「お客様に満足してもらいたい」「コミュニケーション能力を活かしたい」など、さまざまな理由があるのではないでしょうか。

これらに具体性をもたせることで、営業職でなければならない理由に加えて、その企業でなければならない理由も自ずと見えてきます。

理由の明確化は、面接でスムーズに回答する準備でもあるため、理由を明確にしておくことが重要です。

理由が見つからない場合は、ほかの職業や企業との相違点を見つけ、営業職・企業の魅力的な部分を理由としてあげてみましょう。

営業職への覚悟

営業職は、常にノルマを与えられる、プライベートの時間を十分に確保できないなどが原因でストレスがたまりやすい職業といわれています。

また、成果が出ないと、精神的にも肉体的にも負担が大きくなる仕事です。

それでも仕事をやり遂げるための覚悟を伝えるようにすると、説得力のある回答になり、高評価につながります。

また、挫折体験など困難があったときにどのように立ち向かい乗りこえてきたのかなど、実体験を基に伝えるのはより説得力のある回答です。

ただし、挫折経験は誰にでもあることですが、複数の挫折経験を伝えるとすぐ挫折する人と思われてしまいます。

「採用しても早期退職の可能性があるのでは」と感じさせてしまい、逆効果なので注意が必要です。

【営業職の志望理由】営業職で使われることの多い志望動機

ここでは、営業職で使われることの多い志望動機に関してくわしく紹介していきましょう。

採用担当者は、これまでに多くの応募者に対応しています。

営業職で使われることの多い志望動機は毎回のように聞いているので、そのまま使うだけでは印象に残りにくくなってしまうため注意が必要です。

したがって、これから紹介する3つの志望動機に自分の経験・エピソードをプラスしてライバルとの差別化をはかり、より良い志望動機にしていく必要があります。

営業手法に共感したから

営業手法は大きく分けると、訪問営業・電話営業・メール営業などの「アウトバウンド営業」と、お客様の問い合わせに対応する「インバウンド営業」の2種類があります。

さらに細かく多くの営業手法が存在している現状です。

企業によって営業手法が異なるので、志望先の企業に独自の営業手法があるならば、その部分に共感したことを示しましょう。

営業職に対する熱意を感じられ、企業のことを理解してくれていると感じてもらえます。

さらに「自分のスキルが活かせるのではないかと感じました」などと自分の強みを付け加えるのも効果的です。

「弊社にとって優秀な人材となるのではないか」と期待してもらえる可能性もあります。

成長したいから

営業職は、以下のようなスキルが必要で、営業職として成長するのには適した環境です。

営業職として成長するのには適した環境

・コミュニケーション能力

・ヒアリング力

・課題発見力

・ロジカルシンキング

・トラブル対応力

・ストレス耐性能力

特に営業が難しい業界などでは、これらのスキルがある人材を必要としているので、積極的にアピールできます。

しかし、シンプルに「成長したいから」と伝えてしまうと、面接官によっては学びの場と勘違いしていると感じさせる場合もあるため注意が必要です。

自分の強みをアピールしつつ「さらに成長し実績を積んでいきたい」などと回答できると、良い印象を与えられます。

また「会社の成長に貢献したい」と理由も、好印象を与えられるためおすすめです。

キャリアビジョンを達成したいから

将来のキャリアビジョンが明確に決まっているのであれば、そのキャリアビジョンをアピールできます。

「何となく」で志望する就活生が多い傾向です。

そのため「管理者コースを目指したい」「人材育成コースを目指したい」などの明確なビジョンがあれば、差別化を図り良い印象を与えられます。

具体的なキャリアビジョンを伝えることで、企業側は長期的に働いてくれる人材かどうかを判断可能です。

さらに、キャリアビジョンの明確化により、自分の将来をイメージしやすく「キャリアビジョンを達成させる」との目標をもって働けます。

しかし、「将来的には独立したい」などをそのまま伝えてしまうと「ここで長期的に働く気がない」とマイナスな印象を与えてしまうので、注意が必要です。

【営業職の志望理由】志望動機例文

「なぜ営業職を志望したの?」で使えるおすすめの志望動機のテーマを紹介します。

1.法人営業の志望動機例文

法人営業の場合、一個人ではなく企業活動に必要な商材を販売します。

そのため、顧客企業の経営戦略や業界の動向などに関する調査力や理解力が必要です。

志望動機を伝える場合は、自分の経験やスキルがどのように即戦力となり得るかをイメージしてもらうようにしましょう。

【例文】

「私が貴社を志望した理由は、貴社の商材が顧客の経営上および社会的課題を解決するサービスだと感じたためです。

前職では、○○会社で○○機械の販売をしていました。

配属された当初は、なかなかうまく契約までこぎつけられず、悪戦苦闘の日々でした。

しかし、顧客の経営戦略や業界の動向を深く理解しようと努め、徹底的に調査しました。

理解に基づいた情報を提供するよう心がけたことで、顧客の信頼を得られ、結果として次第に契約へと結び付くようになりました。

昨年度は、受注金額○○万円の案件を年間〇件の成約目標件数を達成し、社内表彰を受けました。

貴社は、業界をリードしており、幅広いターゲット層に大規模な事業展開をしている点に魅力を感じました。

これまで培った調査力などのスキルを役立て、即戦力として貢献できると考えております」

2.個人営業の志望動機例文

顧客が個人の営業職では、相手の心をつかみ、納得させられるかがカギとなります。

大抵の場合、信頼関係の構築が大切です。

良好な人間関係を築くのに役立つスキルをアピールしましょう。

【例文】

「前職は、○○会社で○○の商材を個人に販売する営業部に配属されていました。

もともと内気な性格で、人と話すことが苦手なタイプでした。

しかし、配属されたからには、自分の殻を破って努力しようと決意しました。

顧客の課題やニーズを見極めるためには、相手の話をよく聞くことが大切だと思い、聞く力を養うようにしました。

その結果、相手の信頼を勝ち得られ、少しずつ契約件数が増加していきました。

部署内で立てた売上目標を6か月連続で達成できたり、個人として年間MVPとして表彰されたりしたのは、自分のモチベーションアップに役立っています。

前職の営業経験を通して、さらにスケールの大きな分野で自分を役立てたいと思っていたところ、貴社のホームページを拝見しました。

業界トップを誇る実績や事業内容、掲げている理念に共感しました。

これまで培った聞く力を用い、貴社の売上向上に貢献したいと思っております」

3.有形商材営業の志望動機例文

形がある商材を販売する営業職に求められるのは、販売する有形商材のメリットを自分自身がしっかりと理解していることではないでしょうか。

メリットを把握していれば、熱意が相手に伝わります。

応募先企業が手掛けている有形商材に関する興味や知識があれば、説得力のある志望動機を作成可能です。

【例文】

「私は、小さい頃から車に興味があり、さまざまな種類の車を観察するのが大好きだったため車に関係する仕事をしたいと思い、前職では車の製造に携わっていました。

作り上げていく仕事も楽しい経験でしたが、人と話したり動いたりするのが好きな性格のため、魅力ある車を多くの人に販売する営業職のほうが自分には向いているのではないかと考えるようになりました。

貴社のホームページを拝見しまして、車の販売を通して多くの人が便利で楽しく生活できるような手助けをしている点に心を引かれました。

私も、自分の好きな車の魅力を多くの人に紹介し、貴社の掲げる理念に貢献していきたいと考えております。

製造の分野と大きく異なることは承知しておりますが、入社後は扱う商品に関する知識を意欲的に学んでいきたいと思っています」

4.無形商材営業の志望動機例文

形のないサービス・情報・金融・人材派遣などの無形商材を営業する場合に欠かせない能力は、提案力や視野の広さです。

自社商材の魅力だけを一方的に紹介しても、相手のニーズや不安点を理解していなければ契約までたどり着く可能性は低くなります。

相手が抱く不安点・疑問点を見極め、幅広い視野でメリット・デメリットを的確に伝えることが大切です。

加えて、小まめな連絡など、長期的なフォローアップも求められます。

自分の性格面をうまくアピールしましょう。

【例文】

「前職では、マーケティング支援を行っている○○会社で、ITベンダー展示会出展の支援に携わっていました。

顧客の知名度や売上向上に貢献できていることにやりがいを感じていたものの、もっと直接的な立場で働いてみたいとの気持ちが強くなってきました。

貴社の事業内容や経営理念を拝見し、IT業界の中で活躍している姿に魅力を感じました。

これまで数多くのIT商材を扱うマーケティングに携わってきた経験上、顧客が抱える不安点や疑問点、ニーズを見極めることが上手になったと自負しております。

ITに関する知識を活用し、貴社の事業に貢献したいと考え、応募いたしました」

5.新規営業の志望動機例文

新規営業では、見ず知らずの人と会話したり、アポイントを取っていない所にも飛び込んで行ったりする積極的な行動力が必要です。

また、断られてもめげたりしない強い気持ちを持っていなければ長続きしません。

営業スキルがなくても、ヒューマンスキルがあれば採用される可能性が高い分野です。

積極的に自分の強みをアピールしましょう。

【例文】

「前職では、○○会社で○○関係の接客業に携わっていました。

見ず知らずの人とすぐに打ち解け、緊張せずに会話できるのは、自分の強みだと思っています。

経験を積み重ねていく中で、顧客一人一人に真摯に向き合う姿勢やヒアリング力が大切だと実感しました。

その点を踏まえて努力した結果、顧客の雰囲気や会話からニーズを引き出したり、課題解決のために商品を提案したりして感謝された経験は数えきれないほどあります。

接客業でさまざまな人に商品を販売しているうちに、顧客が来るのを待つのではなく、自分が出向いて商品を販売する営業職として活躍したいと強く思うようになりました。

貴社のホームページを拝見して、商材を販売するだけではなく、顧客満足度を重視している貴社の姿勢に共感しました。

これまで接客業で培ったスキルを生かして、貴社の売上拡大に貢献したいと考えております」

6.ルート営業の志望動機例文

ルート営業の場合、既存顧客を中心とした営業活動のため、営業職の中ではハードルが低い分野です。

企業がこれまで作り上げた信頼関係を維持する必要があります。

与えられた業務を丁寧に遂行する姿勢や誠実さなどがポイントです。

フットワークの軽さや信頼関係を築けた経験などをアピールできます。

【例文】

「私が貴社を志望した理由は、顧客満足度を常に意識し、人との信頼関係を大切にしている企業理念に感銘を受けたためです。

前職では、○○会社で○○関係の商材を販売していました。

主に、既存顧客を中心に回るルート営業で、時折新製品の提案も行っていました。

配属当初は、既存顧客が解約したり、なかなか成約に至らなかったりして悪戦苦闘しておりました。

うまくいかない原因を分析した結果、業界の動向や顧客のニーズに関する知識が不足していることに気付きました。

やみくもに業務を遂行するのではなく、丁寧かつ誠実に行う必要も知りました。

その点を重点的に努力して顧客との信頼関係を構築した結果、解約件数が減り、社内の年間売上高目標を達成できました。

前職での経験を生かして、貴社でも即戦力となれるよう努力したいと思っています」

7.カウンター営業の志望動機例文

カウンター営業で必要なスキルは、顧客の本心を引き出せるコミュニケーション能力です。

できるだけ早い段階でニーズを聞き出し、上手に商材を説明できれば、販売・成約につながります。

営業職経験の有無にかかわらず、コミュニケーション能力の向上に向けて努力している点などをアピールできます。

【例文】

「私が貴社を志望したのは、貴社の旅行カウンターを利用して旅行した際、満足のいく経験をしたためです。

接客してくれたスタッフが、こちらの趣味や希望に沿ったプランを提案してくれました。

気遣いが感じられ、楽しく満足ゆく旅行ができました。

この経験を通して、私も人に喜びや満足を与える仕事をしたいと強く願うようになりました。

前職では、○○会社で接客業を行っていたため、人と話すことは苦になりません。

前職でも顧客の好みや生活スタイルなどに合わせた提案ができるよう努力してきました。

会話の中から、好み・不安点・価値観などを上手に引き出せるよう質問の仕方を工夫したり、相手が話しやすい環境を作ったりしました。

前職で培った経験を生かしつつ、貴社に貢献したいと思っています」

8.営業未経験の志望動機例文

業界・業種を問わず、営業未経験でも採用される確率は高い傾向です。

自分の持ち合わせているスキルが営業職にどのように役立つかをアピールすれば、採用担当者も入社後の姿をイメージしやすくなります。

なぜ営業職に転職したいのかを端的に述べるようにしましょう。

【例文】

「前職では、○○会社で事務職に携わっていました。

幅広い業務が含まれる事務職だったため、外勤の営業職に会う機会が多くありました。

自分の努力次第で成果が数字になって表れる営業職に関する情報を見聞きするうちに、自分の性格上向いているのではないかと思いました。

事務職では独自でできる工夫や努力は限られており、成果主義ではありません。

成果主義はシビアとはいえ、やりがいが感じられるのではないかと思っています。

貴社の事業内容や経営理念を拝見し、業界をけん引している実績や姿勢に感銘を受けました。

加えて、未経験者に対しても実践力を身に付けられるよう教育体制を整えていることにも魅力を感じました。

持ち前のポジティブさとコミュニケーション能力を生かし、貴社の営業スタイルを積極的にマスターしたいと考えております」

【営業職の志望理由】自己PR例文

営業職を目指す人がアピールすべき、おすすめの自己PRのテーマを紹介します。

もし書き方が知りたい人は、営業の自己PRに関してまとめた記事も確認してみてください。

コツコツ努力できる

精神力や目標に向けて努力できる姿勢をアピールできます。

営業の実力主義な部分に向いていることを示せるためです。

【例文】

「私は、前職でも営業を経験しました。

過去の経験で最も印象に残っているのは、日々の目標を掲げ、コツコツと努力を積み上げたことです。

目標売上100万円/月を掲げていましたが、毎月目標未達でした。

一方で、毎月目標売上を達成している先輩のデータと比較すると、私は電話でのアポ獲得率で劣っていることがわかりました。

そこから、先輩にアポの取り方を教えていただき、苦手ながらも愚直に改善を続けました。

最終的に電話のアポ率も、先輩と同じレベルまで改善でき、目標売上を達成できるようになりました」

このように、数字と向き合い、普段からコツコツと改善を続ける姿勢は、営業職にとって必要不可欠な要素です。

このようなアピールができれば、面接官に好印象を与えられます。

相手のことを考えられる

相手のことを考えられるといっても、ただのコミュニケーション能力ではNGです。

どのようなコミュニケーション能力なのかを示すことが重要といわれています。

相手のことを考えられる人は、顧客の悩みや課題を発見できることをアピールしましょう。

【例文】

「私は、コールセンターでお客様のクレーム対応を行っていました。

商品の故障に関するものが多く、お金を払っていただいたお客様は怒り心頭でした。

単純にマニュアルの対応をするだけでは不十分だと考えた私は、お客様がどのような点で不満を抱えておられるのかを再度確認するようにしました。

また、上司にもお客様の不満が具体的にまとめられたリストを作成や上申により、商品の不備やお客様の間違った使い方が判明しました。

これをあらためて電話対応でお伝えした結果、クレームが激減し、顧客満足度が向上しました」

単純にコミュニケーション能力の高さを主張するだけでなく、どのようなよい結果に結びついたかを説明できれば、説得力が大幅にアップします。

ヒアリング力がある

営業と聞くと、上手に話す能力が大切とのイメージがありますが、実際はヒアリング力のほうが重要な役割を果たします。

商材に関する説明が見事であっても、顧客が求めるニーズに合わなければ成約には結び付きません。

顧客が抱える課題の本質を見極め、現在必要としているニーズを把握するためには、顧客自身から情報を得る必要があります。

そのため、営業職の志望動機では、自分の持つヒアリング力をアピールしましょう。

【例文】

「前職では、○○会社のカウンターセールスに配属されていました。

当初は、お客様の直接的な要望を聞き、自社商材をどのように売り込めるかばかりを考えていました。

しかし何気ない会話を繰り返すうちに、潜在的な不満や課題、今後のビジョンなどを感じ取れるようになりました。

結果、顧客本人も気付いていなかった課題やニーズをくみ取った上での提案ができるようになり、心から感謝されました。

顧客満足度アンケートでも上位5位以内に入る良い評価を頂きました。

将来のキャリアプランを考慮していたところ、貴社の顧客を大切にする姿勢に魅力を感じました。

これまでの経験で培ったヒアリング力を生かし、貴社に貢献したいと思っています」

交渉力がある

営業職では、想定外のトラブルに見舞われることは珍しい経験ではありません。

いつも良い結果になるとは限らず、むしろ予期せぬ問題が発生するケースがあります。

どのような場合でも、冷静かつ誠意のある行動を取る営業職の姿を顧客は見ていることを忘れないようにしましょう。

信頼関係につながる大切な要素です。

適切な交渉ができる能力は高く評価されます。

具体的なエピソードを交えてアピールしましょう。

【例文】

「前職では、○○会社でルート営業を行っていました。

既存顧客への販売以外に、商品の生産工場との連携も業務内容に含まれていました。

定期的に納品数および納品スケジュールを管理し、商品の欠品を防ぐ必要があります。

時折、生産キャパシティを超える納品依頼があったりスケジュール調整が難しいケースが生じました。

顧客・工場双方の事情を知っているがゆえに調整が難航してしまうことも度々ありましたが、両方の要望をくみ取り上手に交渉できる力が身に付きました。

トラブル時への対応方法が信頼関係の構築に役立つことも実感しています。

今後さらなるキャリアアップを図りたいと考えていたところ、貴社の事業内容や経営理念を拝見し共感しました。

培った交渉力を貴社の業務で生かしたいと思います」

提案力がある

商材を販売し、利益を生み出すことが営業の目的ですが、長期にわたって成功を収めるためには顧客との信頼関係が重要なポイントです。

信頼関係に役立つ要素には、顧客に寄り添う気持ちとニーズを考慮した提案力が関係しています。

人の気持ちに寄り添ったり、世話を焼いたりするのが得意であれば、営業向きです。

自分の提案によりどのような良い結果になったのか、などのエピソードを志望動機に織り込んでみましょう。

【例文】

「前職では、○○会社のカウンター営業を行っていました。

顧客との会話により得た情報だけでなく、競合他社や業界全体の動きを徹底的に調査した上で、顧客の要望に寄り添った提案ができるよう努力しました。

最初はニーズから少しずれた提案をしてしまったことがありましたが、経験を重ねるうちに的確な提案ができるようになりました。

結果的に、新規契約目標数や社内売上目標高の到達に貢献できました。

うれしかったのは、リピート率で社内トップの成績を残せたことです。

顧客のニーズに見合った的確な提案力は、自分の強みだと思います。

貴社の業務拡大や売上向上に貢献したいと思っています」

【営業職の志望理由】営業の仕事は業界ごとに変わる!

営業の仕事はまだまだ奥が深く、営業職でできる仕事は業界によって異なります。

そのため、営業は営業でも、実際に入社してみると、ずいぶん自分のやりたいこととは違った可能性もあることを覚えておきましょう。

そのため、自分のやりたい営業なのかをしっかりと見極めてから転職に臨むのはとても重要です。

こちらの記事では、営業職の切り口から各業界を研究しています。

併せてチェックしてみてください。

まとめ

営業職に関する理解が深まるにつれ、営業にはこれほどたくさんメリットがあったのかと、驚いた方もいるのではないでしょうか。

もしかすると、営業職は他の職種よりもメリットの多い職種なのかもしれません。

営業職のメリットを魅力に感じるのならば、実際に営業を目指してみましょう。

なぜ営業職を目指したいのかを明確にして、企業の印象に残る志望理由を考える必要があります。

営業職でさまざまなスキルを鍛えて、魅力的なビジネスパーソンになりましょう。

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