【実態】不動産営業は女性でも務まる仕事?女性が不動産営業になるメリット・デメリットを紹介

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はじめに

不動産会社の営業には女性社員があまり多くありません。

しかし、不動産業界は実力で評価される世界なので、女性でも力のある人はどんどん活躍しているのが現状です。

女性の不動産営業はほかの業界に比べて平均月給も高いため、さらなる高収入をねらい、そして達成することで、大きなやりがいも得られます。

今回は、不動産の営業に向いている女性の特徴や、女性が不動産業界で働くにあたって気をつけるべきことなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

不動産業界で働く女性は全体的に見て少ない

総務省の労働力調査によると、全業界における女性の割合は45%と、男性に比べるとわずかに低いのが現状です。

女性の社会進出が進んでいるとはいえ、出産や育児などを経験する女性にとっては、まだまだ働きにくさを感じる場面があるのでしょう。

そのなかでも、不動産業界で働く女性の割合は40%と、全体の割合に比べて少し低いことがわかります。

そのことをふまえると、不動産業界は「男性社会」というイメージをもっている人がまだ多いのではないでしょうか。

【理由】不動産業はもともと男社会だったから

一昔前まで、不動産会社の営業といえば男性のイメージが強かったはずです。

どちらかというと、女性は事務所の奥で電話応対や、事務仕事などをしている姿が思い浮かぶのではないでしょうか。

長年の風潮により、不動産業界は「男社会」「体育会系」といった思い込みが社会に浸透してしまいました。

近年は不動産営業を希望する女性が増えてきているものの、いまだにかつてのイメージが根強く残っていることも不動産業に女性が少ない理由の1つと考えられます。

不動産営業は女性でも高給を稼げる

不動産の営業は実力主義なので、性別や年齢に関係なく、成果さえあげれば高給を稼げるようになります。

未経験でも正社員採用されやすいことや、お客様に警戒心を抱かせないために女性の営業を積極的に募集している会社が多いことから、女性でも飛び込みやすい社会といえるでしょう。

さらに、そんななかで働きながら宅地建物取引士の資格を取得すれば、資格手当がつくので給料は上がります。

また、資格を保有していれば出産や育児で休んだあとも復帰しやすいため、取得を目指す女性は少なくありません。

女性の不動産営業の平均月給は約28万円

総務省が発表した賃金構造基本統計調査によると、不動産営業として働く女性の平均月給は約28万円という結果です。

もちろん、年齢や勤続年数、会社の規模などによって月収に差はあります。

また、不動産業界に限らず女性の月給が男性より低い傾向にあるのは、「女性は家を守るもの」という固定概念がいまだ強いことに理由があります。

家事や育児を中心に考えることから非正規雇用を選ぶ女性が多く、平均月給が下がる原因になっているのです。

また、男性に比べて管理職への昇進を望む人が少ないのも、働く女性の特徴といえます。

基本的に一般職より管理職のほうが給料は高いため、管理職に就く人数が少ない女性のほうが、平均月収は低くなってしまうのです。

ほかの業界に比べて平均的に高い

すべての職種で比較すると、女性の場合は20代前半の平均月給が20万~22万円程度、20代後半で22万~24万円程度です。

そのため、ほかの業界に比べて不動産業界は女性の月給は平均的に高いことがわかります。

その理由は、性別に関係なく実力が評価されやすいことのほかにも、女性社員の需要が高まってきていることもあげられるでしょう。

女性が一人暮らし用の物件を探すときなどは、担当の営業者が男性の場合より女性のほうが安心できることも多いのです。

また、電話営業でも女性だと警戒されにくい場合が多いでしょう。

そういった理由から、女性社員を欲しがる不動産会社は少なくありません。

給料などの条件をよくして、女性の採用希望者を増やしているのです。

インセンティブをつければより高収入をねらえる

不動産会社の営業は、給料にインセンティブをつけている場合が多いといわれています。

インセンティブとはいわゆる歩合給のことで、成果をあげればあげるほどインセンティブがつくので給料が高くなるのです。

毎月同じくらいの成果であれば給料も大きく変わることはありませんが、契約を多く取れた月は給料が急に上がります。

それほど、インセンティブの割合は大きいのです。

成績によって給料が左右されることは安定した収入を得たい人にとっては厳しさを感じるかもしれません。

しかし、頑張れば頑張った分、高収入をねらえることはモチベーションのアップにもつながります。

ただし、あまりにインセンティブの割合が大きな会社はそれだけノルマも厳しい傾向にあるため、精神的に追い詰められないよう注意が必要です。

不動産営業に向いている人

不動産の営業への転職を検討するにあたって、自分に向いている仕事なのかを考えてみる必要があります。

男社会のイメージが根強い不動産業界で、女性営業員として働くのは、どのような人が適しているのでしょうか。

どのようなタイプの女性が不動産営業で男性と肩を並べて活躍しているのか、気になる人は多いはずです。

以下で不動産営業に向いている女性のタイプや特徴、性格をまとめたので、自分と照らし合わせてみるとよいでしょう。

足を使うことをためらわないフットワークが軽い人

インターネットの普及により、不動産の売買や賃借を検討している人はさまざまな情報を集められるようになりました。

その分、不動産会社に対して質問してくることや、対応を求めてくることも増えているのが現状です。

そうしたお客様の動向に素早く対応できる、フットワークの軽さがこの仕事には必要になります。

「質問に対してすぐに回答を用意する」「呼ばれたらすぐに駆けつける」などはもちろんのこと、先回りして行動できる人こそが、不動産営業に向いているといえるでしょう。

不動産業界に限らず、営業は足を使って稼ぐ仕事でもあります。

足を使うことにためらいを感じる人や、お客様の都合に合わせて動くことが苦痛な人には、続けていくのは難しいでしょう。

ポジティブで精神的に強い人

不動産の取り扱いには高額なお金がかかるため、お客様は失敗をしないように慎重です。

特に、高額な不動産の売買となると、不動産営業にかかるプレッシャーもかなり大きくなります。

管理している物件の入居者から寄せられたクレーム対応にあたることもあるでしょう。

そんななかでうまく働いていくためには、考え方がポジティブで精神的な強さも求められます。

お客様からの言葉に毎回傷つき、落ち込んで立ち直るのに時間がかかってしまうような性格の人には、長く続けられません。

途中で仕事を辞めたくなったり、身体や心のバランスを崩して病気になったりしてしまう可能性もあります。

強いメンタルをもち、ストレスともうまく向き合える人こそが、この仕事に向いているのです。

最新の動向を常に追える人

不動産を取り扱うには、常に新しい情報を追い続ける必要があります。

「駅前の再開発事業が計画されている」「新しい商業施設が建った」ということがあれば、その周辺に住みたいと思う人が増えて当然です。

そうなると、そのエリアの価値は上がり、建物や土地など不動産の価格も上昇します。

「日々の状況の変化が不動産の取り引きにおよぼす影響力は大きい」という考えをもち、その動向に合わせて適切な行動を取れる人が、不動産営業には求められるのです。

こうした情報はお客様にとっても「知りたい情報」なので、誰よりも早く情報を入手し、お客様に伝えられる力があることは大変な強みになります。

常に最新の情報をくれる営業担当者には、お客様も信頼を寄せてくれるはずです。

不動産営業で働くメリット

不動産営業として働くべきか、ほかの業界の仕事を探してみるべきか、迷っている人も多いでしょう。

そんなときは、不動産営業に就いた場合のメリットを考えてみてください。

仕事をするうえで得られるメリットが大きければ、モチベーションの維持にもつながりやすくなります。

女性が不動産業界で営業として働くことには、以下のようなメリットがあります。

給料面はもちろんのこと、給料以外のメリットについても確認しておくとよいでしょう。

実力ですべてが評価される

実力ですべてが評価されるのは、働くうえで大変大きなメリットです。

「年齢が若いから」「男性だから」「経験者だから」という理由でその人の評価が決まることはありません。

若さや性別は努力して変えられるものではないので、そういった理由で評価に差が出るのは誰にとっても大変悔しいことでしょう。

努力して成果を出せば必ず評価されるということは、すべての営業員が平等なスタートラインに立っていることになります。

つまり、女性でも努力次第で男性と同じようにキャリアアップを目指すことができ、男性より上の立場に立つこともできるのです。

「実力で評価されたい」と望む女性社員としては、大変働きやすい業界といえるのではないでしょうか。

成果によって収入が一気に増える

成果を出せば、当然、給料にも反映されます。

前述したように不動産業界はインセンティブ制を取り入れている会社が多いため、売り上げを伸ばせば、その分、それに応じた歩合がもらえるのです。

普段より利益を出せた月は歩合の分がプラスされるため、給料も一気に増えます。

収入がどんどん上がっていくことも、夢ではありません。

反対に、成果をあげられなかった月は給料も上がらないため、調子の悪い月が続けば年収にも大きく影響します。

そのことがプレッシャーになる人には、この仕事は向いていません。

しかし、「努力すれば努力した分、収入が増える」という事実がやる気につながる人にとっては、大変魅力的な条件といえるのではないでしょうか。

成果が出た際のやりがいの大きさ

給料に反映されやすいことも関係してきますが、成果が出たときに大きなやりがいを感じられるという点でもメリットは大きいでしょう。

特に、マイホームを探しているお客様に理想の物件を紹介できたときなどは、そのお客様がこれから生きていくための家を決めるうえで非常に重要な役割を果たしたことになります。

「お客様の人生の一部に関われた」という実感は、今後のやりがいにも大いにつながることになるでしょう。

誰かの役に立てる仕事はたくさんありますが、そのなかでも不動産営業は「家」や「土地」という、お客様の人生に大きな影響を与えるものに関係しています。

もちろん動かすお金も高額になるため、その分のやりがいも感じやすいでしょう。

不動産営業で働くデメリット

女性が不動産営業として働くことのデメリットについても確認しておきましょう。

理想だけで仕事を選び、実際に働き始めてから「思い描いていた仕事と違った」と失望する人も少なくありません。

不動産営業に女性が少ないのは、デメリットに感じる部分が女性にとっては重い内容であることにも原因があるのです。

そのため、デメリットもきちんと理解したうえで「それでも働きたい」と感じるかどうか、慎重に考えてみることをおすすめします。

責任やプレッシャーに耐えなければならない

男性が多い不動産営業のなかで女性が働くにあたって、もっともデメリットに感じることが多いのは、ノルマのきつさです。

もちろん会社にもよりますが、真夏や真冬に飛び込み営業やポスティングを1日中させられることもあり、女性にとっては体力的についていけない場合も多いでしょう。

残業で帰宅が深夜になることが続くと、身体を壊してしまう心配も出てきます。

また、実力主義なので成果を出せば責任のあるポストを任されることもありますが、その責任の重さからプレッシャーを感じ、ストレスを溜め込んでしまう人も少なくありません。

そういったプレッシャーに負けない忍耐力と体力が自分にあるか、もう一度考えてから検討したほうがよいでしょう。

専門知識が必要

男性中心の業界だからこそ、女性が活躍し続けるためにはよりいっそうの努力が必要になります。

もちろんお客様のなかには「女性のほうが安心できる」と評価してくれる方もいますが、「女性だと頼りない」というイメージをもつ方もまだまだ多いのが現状です。

そんななか、社内でも社外でも信頼を得るためには、専門知識の勉強も必要不可欠でしょう。

不動産の取り扱いについては、覚えなければならない専門知識が山ほどあります。

普通に暮らしていると耳にすることがないような難解な用語や法律に関する知識も必要なので、常に勉強する姿勢が必要です。

忙しく走り回って仕事をしながらその勉強をすることになるため、時間的にも体力的にも余裕がなくなってしまう可能性もあるでしょう。

就業後や休日も勉強に追われ、ゆっくり休む時間が作れなくなることも覚悟しなければなりません。

女性が不動産営業で働く際に気をつけておくべきこと

不動産営業で働くことを決めたなら、女性であることが不利にならないよう、気をつけておくべきことがいくつかあります。

女性の社会進出が進み、働きやすい環境が整ってきているとはいえ、まだまだ、長く働くうえであきらめなければならないことや、周囲の目を気にしなければならない場面が男性に比べて多いのが現実です。

そうなったとき、少しでも悔しい思いをすることがないよう、以下のことを意識した職場探しをおすすめします。

ライフプランを事前に決めておく

働く前から「いつ結婚して、いつ出産するのか」を決めることはできません。

しかし、将来的に結婚や出産を希望しているのであれば、そうなったときに仕事を辞めるという選択をしなくて済むように、事前に確認しておく必要があります。

結婚や出産の意思がある場合は、大まかなライフプランを事前に考えておいてください。

もちろん予定した通りになるかわかりませんが、いつそうなっても安心なように、育休や産休などの制度が整っている企業を選んだほうがよいでしょう。

ただし、そのような制度があっても実際には利用しにくい環境であることも考えられます。

福利厚生を重視している企業なら、社員のことをしっかりと考えてくれている可能性が高いのでおすすめです。

女性の比率が多い企業を探す

なるべく女性営業の比率が多い企業を探しましょう。

全体的に見ると不動産業界は女性が少ない業界ではありますが、近年は女性を積極的に採用する動きを見せている企業が増えてきています。

多くの女性が長く働いている職場であれば、女性にとって働きやすい環境が整っていることを期待できるはずです。

また、産休や育休を利用している女性の前例も多いことが予想されるため、女性に対する理解度が高いと思われます。

女性が多い職場なら、男性が女性を特別視して仕事がしにくくなる心配も少ないでしょう。

特に、女性管理職がいる企業は出世を望む女性におすすめです。

「女性でも上にいける」という希望があることは、やりがいにもつながるのではないでしょうか。

まとめ

不動産業界で働く女性営業が増えてきていると理解していただけたのではないでしょうか。

不動産営業は実力で評価される世界なので、女性であることを理由にあきらめる必要はありません。

ただし、もともと男性中心の業界だったため、企業によっては女性が働きやすい環境の整っていないところもあるのが現状です。

そのため、できるだけ気持ちよく働けるように、福利厚生がきちんと整っている企業や、女性の比率が多い企業を探してみましょう。

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