第二新卒でも海外営業に転職できるのか?必要なスキルや求人選びのコツがわかる!

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はじめに

第二新卒からでも、海外営業に転職することはできるのでしょうか。

新卒で入社した企業をやめてしまったが、やり直したいと思っている人やもっとグローバルに活躍したいと考える人も多いことでしょう。

この記事では、そのような人が疑問を抱いていることについて、仕事内容や注意点などを踏まえて詳しく説明していきます。

海外営業に転職する際のポイントは何か、必要なことや気を付けることなどを紹介していきますので、関心のある人は参考にしてみてください。

【第二新卒の海外営業】第二新卒でも海外営業に転職できるのか?

結論から言うと、第二新卒からでも海外営業に転職することはできます。

しかし、注意すべきポイントを理解していなかったり、海外営業に必要なスキルを持ち合わせていなかったりすると難易度が劇的に変わります。

そのため、この記事で紹介するポイントや注意点を踏まえて、海外営業とはどんなものなのか、何が必要なのかを熟知したうえで転職に臨みましょう。

第二新卒からでも海外営業に転職できるのか不安になっていた人でも、必要なスキルを持ち合わせているとわかると、自信を持って転職を考えられるのではないでしょうか。

そんな海外営業についての知識を紹介していきます。

経験の有無で難易度は変わる

まず、第二新卒であっても海外営業に転職することはできます。

しかし、転職に成功したとしても、その先の仕事の難易度を変えてしまうのは営業の経験があるかないかという点です。

やはり、海外営業は顧客が海外であることがほかと違う点ではありますが、営業という点では同じです。

営業経験の有無は、海外であっても仕事の難易度に影響を及ぼすことでしょう。

もし営業の経験があれば、仕事を有利に進めることができます。

その一方で、営業の経験がない第二新卒であったとしても可能なので、チャレンジすることが大事です。

たとえ営業職が未経験であっても、この先に紹介するスキルを持ち合わせていたり、ポイントを踏まえたりすることによって、海外営業への転職を成功させることができるかもしれないので、諦めずに挑戦しましょう。

有形商材がおすすめ

営業職は、有形商材を扱う企業と無形商材を扱う企業があります。

有形商材はその名の通り、形のあるもので目に見えて触れられるものです。

これは食品や車、不動産にあたります。

反対に、無形商材は形がなく、触れられないものです。

広告やシステム、インターネットサービスなどがそれにあたります。

この2つの種類がある中で、有形商材の方が海外営業をするうえで有利です。

というのも、有形商材は輸出入を行っている企業の数が多いという特徴があります。

そのため、有形商材を扱っている企業の方が挑戦しやすいのです。

逆に無形商材というのは、扱っている企業数が少ないことも特徴のひとつですが、形がないものを扱うため遠隔での支援ができてしまうという特徴があります。

海外に拠点を置く必要がないという点から、無形商材を扱う企業はおすすめできません。

【第二新卒の海外営業】海外営業とは

海外営業とは、どんな仕事なのでしょうか。

ここまで、第二新卒でも海外営業に転職できるのかという疑問に対して答えてきました。

しかし、前提として海外営業が何なのかを理解しておかなければなりません。

海外営業とは、海外に活動の拠点を置き、海外企業に対して営業をしていく営業職のことを言います。

つまり、日本国内で行う営業とは違い、海外の企業へ向けた営業が行われます。

そのため、必要とされるスキルも、普通の営業職だけに通用するものではないという点に注意しましょう。

ここからは、海外営業について詳しく説明していきます。

仕事内容

まずは、仕事内容を紹介していきます。

海外営業という言葉だけでは、詳しい仕事内容はわかりません。

海外に営業をかけるということがわかったとしても、自分がそれに向いているのかなどはわからないでしょう。

注意すべき点は、日本国内で行われる営業とは違い、海外企業を相手にしているという点です。

仕事の内容は普通の営業職と同じであったとしても、対象が日本の企業ではないことからうまくいかないこともあるでしょう。

そんな海外営業の仕事内容を、ここでは詳しく見ていきます。

商談

主な仕事のひとつに、商談があります。

これは営業職で当たり前のことですが、もちろん海外営業でも行われます。

顧客との商談の結果、その商品を購入してもらったり契約を交わしてもらったりと、自社の製品を売り込むのが営業職の主な仕事です。

海外営業も普通の営業職と同様なので、営業職の商談の流れを理解していないと海外営業は難しいでしょう。

そのため、やはり営業経験がある方が有利に仕事を進められます。

しかし、普通の営業職とは違う点もあります。

それは、英語を使用するという点です。

海外営業は海外企業が顧客であり、商品を売り込む対象であるため、英語を聞く力、話す力、さらには読む力まで求められます。

非常に高い英語力を求められますが、海外営業なので英語が必要なのは基本的なことです。

商談をスムーズに行うためにも、英語力は身につけておきましょう。

市場調査

市場調査も営業職に欠かせない業務内容であり、市場調査の重要性は非常に高いです。

どれだけ自社の商品が魅力的であっても、ニーズがなかったり、価格がズレていたりしては売れる商品も売れません。

また、顧客満足度も非常に重要です。

商品に対して、顧客がどれだけの満足度を持っているのかを調査します。

これは、次の改善点を見つけるためにも必要でしょう。

このように市場調査では、調べなければいけない項目はいくつもあります。

市場価格はどうなっているのか、どのようなニーズがあるのか、ターゲットとしている層はズレていないか、満足度はどのようなものかなど、数々の項目に注目しながら市場調査を行うのが営業職の仕事です。

より多くの製品を売り込むためにも、怠ることのできない業務とも言えます。

マーケティング

海外の顧客に対して、自社の製品に興味を持ってもらう必要があります。

そのために行うのが、マーケティングというものです。

マーケティングは、自社の製品を宣伝することや市場調査をすることなどあらゆる業務のことを指し、商品を売り込むための戦略を立てることを言います。

営業をするうえでは、欠かせない業務です。

このマーケティングがなければ、海外の顧客に興味を持ってもらうことができず、商談にすら至りません。

そのためマーケティングを行い、自社をアピールして購買意欲を掻き立てることが海外営業にとっては必要です。

つまり、マーケティングが営業の仕事をサポートしているという形になります。

商談に持ち込み自社製品の魅力を伝えるためにも、マーケティングという業務は非常に重要で、営業とは切っても切り離せない関係であると言えます。

年収

海外営業の平均年収は、400万円〜500万円です。

営業職自体の平均年収が約379万円であるのに対して、400万円〜500万円というのは少し高いと思いがちですが、海外営業であるからと言って特別高いわけではないことがわかります。

また、日本の平均年収は約433万円であり、営業職自体が平均年収よりも低い傾向にあるのに対して、海外営業は日本の平均年収と同じくらいであると言えるでしょう。

このように、海外営業の年収は平均的であるものの、海外営業というのは得られるものが多いです。

また、実績によって評価されるので、地域や担当する企業によっては給料が大幅にアップする可能性もあります。

このように海外営業の年収は一般的な年収と同じくらいですが、年収以外にも海外営業をやるメリットは存在すると言えるでしょう。

【第二新卒の海外営業】海外営業に必要なこと

海外営業に必要なことは、どんなことなのでしょうか。

ここでは、海外営業に求められる3つのことを紹介していきます。

海外営業への転職の可能性、仕事内容、年収についてわかっても、自分にそれができるのかは判断することができません。

業務の内容に興味を持ったとしても、必要なスキルがなければ海外営業への転職は難しいでしょう。

営業職をしていくうえで、必要とされているコミュニケーション能力やヒアリング力はもちろんのこと、それを基本として海外営業ではとくに何が必要なのかを解説していきます。

英語力

英語力は、大前提として必要です。

営業をする相手が海外の企業ですから、英語の力は不可欠でしょう。

営業にはコミュニケーション能力やヒアリング力が必要ですが、そのコミュニケーションやヒアリングに使う言語は英語です。

そのため、営業の場面ではすべて英語で聞いて、英語で話す力が求められます。

そのうえ、転職するための面接では英語力が問われることもあるため、入社した後ではなく事前に勉強しておき、完璧にしておくことが必須です。

面接の段階で転職を諦めてしまうことがないように、英語の勉強は入念にしておきましょう。

さらに、英語力は日常会話レベルが求められますが、営業はビジネスの場なのでビジネス用語の知識も求められます。

商談で困ることがないようなレベルの英語力を身につけておきましょう。

適応力

海外営業を行ううえで、さらに必要なスキルのひとつに適応力があります。

適応力とは、新しい環境の変化に対応できるかどうかという能力のことです。

これは転職だけでなく、新しい企業に就職する際にも求められるスキルのひとつですが、海外営業の転職ではより求められるようになります。

というのも、日本国内の企業に就職または転職する際には、その会社内の新しい人間関係や業務に適応できるかどうかが問題ですが、海外営業の場合は住んでいる環境にも適応できるかが問題になります。

海外営業は海外を拠点として活動するやり方を取ることが多いので、日本ではなく海外に住むことになるのです。

そのため、現地の環境や生活に適応していかなければいけません。

日本とは違う環境なので窮屈に感じてしまったり、自分に合わないと思ったりすることもあるでしょう。

しかし、高い適応力を持っている人であれば、その問題もクリアすることができます。

主体性

主体性は、海外営業で何よりも求められるスキルです。

海外営業への転職で右も左もわからないまま、周りの人にあれこれ聞いたり、上司の指示だけで動いたりしていては主体性がないと言えます。

主体性とは、自分の判断で責任を持って行動しようとする態度や性質のことを言い、海外営業に転職した後も長くやり続けていくためには必須のスキルです。

他人の指示を待ち、その指示にしたがって指示通りにしか動けない人は、たとえ海外営業に転職したとしても成功を得ることはできないでしょう。

主体性のある人は、営業職では意欲があると周りから認められるため、大きな自信につながります。

身につけようと思っても難しい性質ですが、持ち合わせているという人は海外営業の転職で有利に働くでしょう。

【第二新卒の海外営業】転職先選びのポイント

実際に転職を考えた人でも、転職先をどういう基準で選べばいいのか困っている人も多いでしょう。

ここでは、第二新卒の人でも海外営業への転職を成功させるために、転職先を選ぶポイントを紹介していきます。

営業の経験があったり営業職に必要なスキルを持ち合わせていたりしていても、転職先が良くなければ転職に成功したとは言えません。

海外営業の仕事内容や求められるスキルについて理解したうえで、次は転職先を選ぶポイントを見ていきましょう。

海外での評価が高い

海外営業の転職先を選ぶうえで、海外での評価が高いかどうかは重要です。

日本の企業でも、評価が高い企業というのは就職や転職に向いています。

同様に海外に拠点を置く企業なら、海外の評価が高い企業は転職におすすめです。

海外営業の顧客は、日本ではなく海外にいます。

日本国内ではあまり知られていなくても、海外での評価が高い企業は第二新卒でも転職するにはおすすめです。

第二新卒で転職していても、やはり安定した収入はほしいものです。

安定した収入を得るためには、そのような海外での評価が高い企業を選ぶといいでしょう。

海外での評価が高い企業は海外シェアが大きいため、年収面でも安定することが約束されています。

海外営業に転職したい、さらに多くの収入も得たいという方は、転職先を選ぶ際に海外の評価が高い企業を選ぶといいでしょう。

第二新卒歓迎の企業

第二新卒歓迎を謳っている企業を選ぶことも、ポイントのひとつです。

求人を見てみると、第二新卒歓迎と書かれている企業もあります。

企業側が第二新卒を率先して募集している理由は、即戦力になるからです。

新卒や既卒と違って、第二新卒の人は一度正規雇用をされています。

そのため、一からビジネスについて教える必要がありません。

つまり、ビジネス経験があり、主体性をしっかりと持っている可能性を求めて、第二新卒歓迎の求人を出しているのです。

もちろん、退職した理由はさまざまあると思いますが、一度は営業の経験を積んでから海外営業への転職を考えている人なら、第二新卒歓迎の求人を出している企業が求めている人材であると言えます。

【第二新卒の海外営業】転職先選びで注意すること

続いて、第二新卒の人が海外営業に転職する際の、転職先選びの注意点について見ていきます。

普通の求人にありがちなことや、転職希望者が抱きがちなことなどが注意点に該当します。

この注意点を無視して転職先を選ぶと、転職に失敗してしまうかもしれません。

転職には成功しても、残業が多く仕事が苦になってしまったり、休みが少なかったりすると転職に成功したとは言えません。

そのようなことがないように、これから紹介する注意点を踏まえて転職先を選びましょう。

経験者を求めている

海外営業の求人で、経験者を求めている企業は避けるようにしましょう。

営業職の求人では、経験者を歓迎しているものがよくあります。

それは即戦力を求めているからであり、第二新卒で未経験の場合、それらの企業に対して魅力があることを伝えることはできません。

もし営業の経験があるのであれば、経験者歓迎の企業を選ぶのもいいですが、未経験なのであれば経験者を優遇して募集している企業は避けましょう。

第二新卒ではアピールできるところが少ないため、中途採用の人と同じ土俵で戦うのが難しく、転職すら難しくなるかもしれません。

営業が未経験の場合は、ほかのアピールできる点を見つけてください。

その場合は、未経験者歓迎といった求人を出している企業を探しましょう。

希望だけではダメ

転職の動機は、その職場環境によるものだけではありません。

海外で働くことへの憧れを持って、転職を考えている人も少なくないでしょう。

計画性を持った転職ではなく、なんとなく中途半端な考えで希望や憧れを抱いて転職しようと考えているのであれば、海外営業はやめておいた方がいいです。

海外営業に転職したいという希望や憧れだけを持って、入社してから海外営業についていろいろと覚えていこうという心持ちの人もいるかもしれません。

しかし、海外営業というのは求められるスキルが多いため、中途半端なスキルや知識を持ち合わせていただけでは通用しません。

営業の場で広く活躍したいと考えているのであれば、入社前にきちんとしたスキルや知識を持っておきましょう。

そうでなければ、活躍の幅が狭く仕事がなくなる可能性もあります。

高待遇に気を付ける

転職の求人は、どのようなものをよく見かけますか。

書かれている年収が多かったり休みが多かったり、その他の高待遇を提示したりしている企業はできるだけ避けた方がいいです。

当然、できるだけ年収が高い方が良かったり手当が多い方が良かったりするなど、転職するうえでこちら側が考える理想というものも叶えてくれる企業の方がいいと考えるでしょう。

しかし、未経験歓迎や学歴不問と書いているのに、待遇がいい求人を出している企業はブラック企業の場合が多いです。

高待遇に釣られて転職した結果、残業を強いられて転職に失敗したということに陥ります。

そうならないためにも、高待遇すぎる企業の求人はすぐそこにしようと決定するのではなく、吟味して決めるようにしましょう。

【第二新卒の海外営業】第二新卒を活かす

第二新卒の人が海外営業に転職するためには、ほかの人にはないアピールポイントを作らなければいけません。

中途採用でもないし、経験もないとなれば自信をなくす人も多いことでしょう。

しかし、第二新卒の人が持つアピールできる点はたくさんあります。

若さや伸び代など、新卒や中途採用の人には持ち合わせていない特徴を持ち合わせているのが第二新卒です。

企業側も第二新卒にしか持ち合わせていない特徴があるため、第二新卒歓迎の求人を出しています。

そんな第二新卒の人がアピールすべき点や、どうすれば転職の成果を上げられるかなどを見ていきましょう。

若さとやる気をアピールする

第二新卒のいいところは、若さとやる気です。

営業が未経験であったり、特別なスキルを持っていなかったり、輝かしい経歴がなかったりしても、若さとやる気は他の人よりもあることをアピールポイントに自分を売り込みましょう。

また、第二新卒は前職を1年から3年でやめている人のことを指し、前職のやり方があまり定着していません。

そのため、前職の影響を受けないので、転職した企業に適応すればすぐにその企業のやり方が身につくでしょう。

そこで自分には若さとやる気があり、主体性を持って適応していくことをアピールすることで、採用の可能性をグッと上げることができます。

第二新卒であることをマイナスに捉えるのではなく、バリバリ働ける若い力を持っているというプラスである点を魅力として考えておきましょう。

第二新卒歓迎の企業を受ける

若さとやる気でアピールして、第二新卒であることをプラスに捉えようと上記で触れましたが、やはり第二新卒というのは転職でも中途採用に比べて採用されにくい現状にあります。

企業内の欠員による人材の募集は、すでに経験を積んでいる中途採用の人の方が圧倒的に有利です。

やはり第二新卒というのは、海外営業に転職できるとは言ったものの、相当なスキルと知識、経験などがない限りほかの人には勝てません。

しかし、諦めてはいけません。

中途採用というのは就労経験を積んだ人であり、経験がある人を求めている企業が多い中、第二新卒を歓迎している企業もあります。

転職を成功させるためにも、第二新卒歓迎の企業に絞って採用面接を受けてみるというのが、第二新卒の人が採用されやすくするための秘訣です。

転職するならエージェントを利用しよう

転職先を探すには、転職エージェントを利用しましょう。

海外営業への転職のあれこれを説明してきましたが、果たして転職先が見つかるのかとまだ不安を抱いている人もいるでしょう。

海外営業で成功していけるスキルややる気を持っているのに、転職先選びに失敗してしまうと元も子もありません。

転職活動を始めたけど自信がなかったり、本当に転職できるか不安になったりしている人は利用してみることをおすすめします。

転職エージェントでは面接練習もしてくれるので、面接に自信がない人や練習の場がない人などは、採用の確率を上げるためにも使うといいでしょう。

人材を募集している企業側が、この人を採用したいと思える面接を実現するためにも練習は必須です。

転職エージェントは、こちらからチェックしてみてください。

まとめ

第二新卒が海外営業に本当に転職できるのか不安だった人も、この記事を読んで少し自信がついたり、海外営業に関しての知識がついたりしたのではないでしょうか。

海外営業は、グローバルに活躍したいと考えている人や新しいことにチャレンジしたい人、ほかでは得られないことを得たいと考えている人に理想の職業でしょう。

しかし、求められるスキルが多かったり、第二新卒であるため難易度が高かったりするので、転職先を選ぶ際のポイントや注意点も熟知しておく必要があります。

第二新卒であることや未経験であることが転職の難易度を上げているかもしれませんが、この記事を参考にしてぜひチャレンジしてみてください。

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