妊娠中の仕事がきつい!プレママキャリアウーマンが安心&安全に働くコツ

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妊娠中に仕事をしていると、様々なシーンで辛いと感じることが多いでしょう。

つわりの時期はデスクに向かうことすらままならず、体が重くなるにつれて通勤もきつくなるはずです。

しかし、世の中には臨月までバリバリ仕事をこなすプレママキャリアウーマンが活躍しているのも事実。

今回ご紹介するのは、妊娠中で仕事がきついと感じているプレママに向けて、体を労りながらも上手に仕事をこなす方法をご紹介します。

先輩ママの経験をもとにした大変さと、それを乗り越えるためのコツをご紹介しているので、これから出産を控えながらも働く女性はぜひ参考にしてください。

はじめに|妊娠中の仕事はいつからきついのか

妊娠という非常に嬉しい出来事が発覚してから、仕事が「きつい」と感じるまでどのくらいの期間を要するか気になることでしょう。

結論からお伝えすると、体調不良により仕事に影響が出始めるのは妊娠初期の段階からです。

妊娠中の約10カ月間は、体に様々な変化が起こります。

つわりが始まり、それを乗り越えたら安定期に入り、お腹の重さを感じはじめます。

安定期に入ってもお腹のハリや低血圧などで体調を崩してしまうこともあり、朝スッキリ目覚められないこともあるでしょう。

体調不良の度合いはその日によって異なりますが、基本的には体のつらさは出産までずっと付き合っていくものです。

その日の体調に合わせて、遅めに出勤したり早退したり、時にはお休みしたり、体と相談をしながら仕事量や時間を調整する必要があります。

また、臨月に近づくと仕事の引き継ぎなども発生するので、忙しくなるはずです。

体調を優先しつつもやるべきことが多いため、精神的にも負担がかかりやすくなります。

【妊娠中の仕事がきつい】先輩ママが勤務中に感じた妊娠中の辛さとは

妊娠中はほんの少し体を動かしただけでかなりの疲労を感じたり、周りの目を気にしすぎて精神的に参ってしまったりと、仕事中に「つらい」と感じてしまうことが多くあります。

ここからは、出産を経験したキャリアウーマンの先輩ママが感じた実例をもとに、妊娠中のつらさが仕事にどう影響が出るのかをご紹介します。

まだ安定期に入ったばかりの人は、仕事を両立させるための事前情報として、これから体におこる様々な変化を把握しておきましょう。

尿漏れが気になる

妊娠中は尿漏れが多くなります。

「破水かな」と思って病院に駆け込んでしまうくらいの量が漏れてしまったりと、気が気ではありません。

仕事中ともなると、尿漏れによって服にシミができないか、臭いは大丈夫かなどヒヤッとする瞬間が多くなるでしょう。

何度もトイレに駆け込んでも、尿漏れは避けられず、パンティーライナーやナプキンなどで対処する必要があります。

定期的に交換しに行かないといけないので、休憩時間があまり取れない接客業や営業職などの女性はとくに神経を使うはずです。

通勤がきつい

通勤が電車でも徒歩でもマイカーでも、妊娠中は非常に疲れます。

電車の場合は座れない可能性も高く、マイカー通勤の場合は異常な眠気に襲われてしまうことも。

妊娠前は毎日通勤していても体調に影響が出なかったものの、妊娠してからは通勤することすら「きつい」と感じはじめます。

とくに辛いのが電車通勤です。

体が重くなってきたとしても、必ず席を譲ってもらえる確証はありません。

悲しいことに、マタニティマークをつけていてもずっと立ちっぱなしで通勤することもあるので、電車移動中は自分の忍耐力との戦いです。

また、マイカー通勤の場合はお腹が大きくなるにつれてシートベルトが苦しくなってきます。

運転操作にも支障が出てくるので、ときには怖い思いをすることもあるでしょう。

つわりが辛い

つわりは妊娠中の女性が最も辛い場面と言っても過言ではないほど、誰もが辛い思いをしています。

オフィス内で誰かがつけている香水の匂いに気持ち悪さを感じてしまったり、一日中吐き気がして仕事に手がつかないこともあるでしょう。

通勤中や外回りで歩くシーンが多いと、時折やってくる吐き気に焦りを感じることも。

それでもつわりは避けられません。

周りに匂いを配慮してもらったり、ときには休ませてもらったりと、ときには周りの協力を得ながら向き合う必要があります。

なお、つわりの時期は妊娠初期の5週目くらいに来始めて、10週目くらいをピークに徐々に減退していきます。

10週目を迎える前までは覚悟をしておいた方が良いでしょう。

腰痛が辛い

お腹が大きくなり赤ちゃんが徐々に育っていることを実感するたびに、感動とは裏腹に腰痛が辛くなり始めます。

もともと腰痛持ちの人は余計に辛くなりますし、今まで腰痛を経験したことがない人は初めて感じる痛みに驚くことでしょう。

仕事によっては立ちっぱなしや重いものを持つことができずに休まなければならないこともあります。

妊娠後期になると体が重くなり、バランスを保つために姿勢が反り気味になって腰痛が悪化します。

それにより骨盤が歪んでしまうと、産後の体型崩れが気になり始めるので注意が必要です。

めまいや立ちくらみが増える

妊娠初期の段階からホルモンバランスが崩れたり、脱水や貧血の症状が出始めます。

そうするとめまいや立ちくらみが増えて、ひどい時は一日中寝ていないといけません。

めまいで転倒してお腹に影響が出ないように、ゆっくり立ち上がったり適度に体を動かしたりと、神経質になる必要があるので、気疲れしてしまうこともあります。

また、頭がボーッとした状態で仕事をするとミスを頻発しやすくなります。

仕事のスピードも遅くなりがちで、仕事へのストレスを感じやすくなるでしょう。

引継ぎ業務が忙しくなる

妊娠後期に入ると、いよいよ産休の準備です。

そのスタート段階が引継ぎ業務。

産休中には後任者に自分の仕事を進めてもらい、復帰後にスムーズに再スタートできるように準備しなければなりません。

引継ぎ業務の量は職種によりますが、営業などクライアントワークが中心の場合は引継ぎする内容の量が多くてんやわんやです。

担当している顧客の情報の引き継ぎから、今進めている案件のゴールと進捗を細かく伝えることは労力がいることです。

産休に入っても、顧客に支障が出ないようにしなければなりませんので、後任者にもしっかり時間を使ってもらい、漏れのないように引き継ぐ必要があります。

周りに対して後ろめたくなることもある

妊娠中は体調優先で仕事をしなければならないため、ときには休んだり早退したりと調整が必要です。

さらに、出来る仕事と出来ない仕事も分かれてきます。

出来ない仕事は誰かに手伝ってもらうことになるので、責任感の強い人は後ろめたい気持ちになってしまうでしょう。

仕方ないと頭では分かっていつつも、助けがないと十分な仕事ができないことに申し訳なさを感じてしまうのは当然です。

実際に、この後ろめたさから退職をする人もいるので、良い意味で図々しさも必要です。

【妊娠中の仕事がきつい】辛さを乗り越えるコツ

妊娠中に仕事がきついと感じたら、その都度様々な対策を取る必要があります。

今からご説明することは、仕事の辛さを乗り越えるための対策方法です。

「きつい」と感じたときにすぐに実践できることから、辛さを感じないための環境の整え方などをご紹介するので、働く業界問わずお役立ていただけます。

ぜひ参考にしてください。

空腹感をなくす

つわりを誘発する原因の一つは空腹感にあると言われています。

とくに、朝起きてすぐに吐き気をもよおす場合は空腹感が原因であることが考えられます。

それを軽減させるためには、常に空腹感のない状態を保っておくことです。

朝起きたときにすぐに口に入れられるものを常備しておいたり、仕事中にデスクにお菓子を入れておいたりと対策をしておきましょう。

おすすめの食べ物は、グミや飴などのお菓子や、菓子パンなどの軽めの食事です。

デスクで食べても匂いが気になりませんし、満腹になりすぎずちょうど良い腹持ちを保ってくれます。

通勤中のにおいつわり対策

とくに電車通勤の人は、電車内や駅のホームの臭いにやられてつわりがひどくなってしまうことでしょう。

エレベーター内や混雑しているエスカレーターに乗っていると、様々な人の香水や整髪料、加齢臭などが気になります。

そんな通勤中のにおいつわり対策には、マスクを活用することをおすすめします。

マスクに自分の好きな香りのアロマオイルなどを垂らしておくと、周りのにおいが気になりません。

なお、通勤時間が長い人は香りが消えかけたときに付け直しできるよう、バッグにアロマオイルを常備させておくと良いでしょう。

時差通勤や在宅ワークの申し出をする

思い切って時差通勤や在宅ワークを申し出てみるのも手です。

過去に出産を経験した先輩たちの前例がなくとも、時差通勤や在宅ワークで働くことの効率を考えたら会社にもメリットがあるはずなので、勇気を持って伝えてみましょう。

時差通勤をすることで通勤ラッシュを避けて通えますし、在宅ワークなら周りの目を気にすることなく仕事ができます。

妊娠中は尿もれやつわりで周りに配慮しながら仕事をしなければなりませんが、在宅ワークができれば心配なく仕事に集中できるので、会社にとってもありがたいことです。

適度に休みを取る

妊娠中は今まで通りに仕事をすることが難しいので、適度に休みながら上手に付き合いましょう。

有給休暇がまだ残っていれば、月1〜2回は丸1日休む日を設けるだけでも体がリフレッシュできるはずです。

仕事の状況によっては、こまめに半休や時間休をとりながらバランスよく休むのも良いでしょう。

また、体を休める行為は仕事中も設けるべきです。

1時間に1回5分はお茶を飲む時間にしたり、仮眠を取ったりなど、適度に休むことで良好な体調が保たれるでしょう。

仕事中に役立つアイテムを活用

妊娠中でも快適に仕事に取り組めるように、体が楽になるグッズなどを使ってみるのもお勧めです。

例えばデスクワークの場合、腰痛を軽減させるために骨盤サポートクッションを使ったり、立ち仕事の場合はクッション性のある靴に履き替えたりなど。

体を冷やさないようにデスク下にコンパクトなヒーターなどを置いても良いでしょう。

においつわり防止のためにアロマを置いておくのもおすすめです。

周りに頼ることも必要

妊娠中に周りに頼ることは悪ではありません。

誰かにお願いするという行為は申し訳なさを感じてしまいますが、妊娠中は別物ととらえましょう。

重いものを持つ作業は力に自信がある男性社員にお願いしたり、仕事の進め方が遅くなってしまいそうなら同僚の誰かに分担して手伝ってもらうなどの対策が必要です。

【妊娠中の仕事がきつい】こんな時は無理せず休もう

妊娠中の仕事がきつい場合でも、やらなければならない仕事を優先してしまう人が多いでしょう。

しかし、時と場合によっては無理せずに休んだ方が良いでしょう。

頑張り続けることはすばらしいことですが、仕事はクオリティが大事です。

通常モードで働くときと同様に仕事が仕上げられるよう、休むことも仕事のうちと考えましょう。

体調と相談しつつ1日だけお休みをもらうのも良いですが、場合によっては1週間や2週間程度の中期でお休みを取ることもおすすめです。

次のような症状があるときは、とくに体の危険サイン。

診断書をもらってから会社に打診してお休みをもらいましょう。

<つわり>

・嘔吐を繰り返してしまう

・食事どころか水すら摂取するのが辛い

<めまい・立ちくらみ>

・脱水症状で頭痛がする

・動機や息切れの症状がある

・座っている時も体がフラフラする感覚がある

<その他体の変化>

・体重が5kg以上減ってしまった

・冷や汗が止まらない

・乏尿気味

・皮膚が異常に乾燥する

これらの症状が見られた場合は、1日休んだくらいで治る可能性は低いと考えましょう。

数日間仕事に行くのを控えて、しっかり自宅で休むことをおすすめします。

なお、つわりだけでも診断書を書いてもらうことは可能です。

かかりつけの婦人科で症状と仕事を休みたい旨を伝えて診断書をもらい、会社には診断書を持って相談すると良いでしょう。

【妊娠中の仕事がきつい】知って得する「制度」について

妊娠中の人は様々な支援が受けられることをご存知でしたか。

日本では働く妊婦さんは様々な法律に守られています。

仕事よりも妊娠・出産を最優先する労働環境を推奨しているので、給付金制度や周りに配慮してもらうことを前提とした制度が設けられているのです。

今からご紹介する3つの制度については、妊娠中に活用しておきたいおすすめの制度です。

ぜひ参考にしてください。

母健連絡カード

母健連絡カードの正式名称は「母性健康管理指導事項連絡カード」といいます。

これは、事業主に必要な処置を取ってもらうことを伝えるためのカードです。

お休みや仕事量の調整をお願いしたいとき、上司への交渉がしにくいという人におすすめです。

このカードをもって交渉すれば会社はYESというしかありません。

【母性健康管理指導事項連絡カードの使い方】

1.妊娠中及び出産後の健康診断等の結果、通勤緩和や休憩に関する措置などが必要であると主治医等に指導を受けたとき、母健連絡カードに必要な事項を記入して発行してもらう。

2.女性労働者が事業主に母健連絡カードを提出して措置を申し出る。

3.事業主は母健連絡カードの記入事項にしたがって時差通勤や休憩時間の延長などの措置を講じる。

※参考:厚生労働省 母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について

出産手当金

出産手当金は、健康保険から支給される手当金の一つです。

申請すると、まず「出産育児一時金」として原則42万円が支給されます。

また、産休を取得してその間に給与の支払いがない場合に「出産手当金」が支給されます。

原則としては、産前42日、産後56日が対象。

支払われる額は、過去12ヶ月間の各標準報酬月額を平均した額を30日で割った金額のうち、2/3です。

育児休業給付金

育児休業給付金は、出産後に受け取れる給付金です。

産休が終わると子供が1歳になるまでは「育児休暇」が取得できますが、この育休中に休業前の賃金の8割以上が支払われない場合に支給されます。

ただし、支給条件としては、休業開始前の2年間に賃金支払い基礎日数が11日以上である月が12カ月以上であることが条件です。

【妊娠中の仕事がきつい】プレママからよくあるFAQ

ここからは、働くプレママからよくある質問についてFAQ形式でお答えします。

初めての出産と仕事の両立はとても不安が多いものですし、疑問点も多いことでしょう。

難しい制度の利用方法や、妊娠中に仕事を上手に進めるコツなどを網羅的にご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

傷病手当金の利用はできる?

A:可能です。 

出産予定日の6週間前から出産後8週間までは産休の取得が認められていますが、それよりも前に体調を崩した場合には傷病手当金を受け取りながらお休みをもらうことが可能です。

<傷病手当を受け取れる条件>

・業務外の病気やケガで療養中であること。

・療養のための労務不能であること。

・給与の支払いがないこと。

※参考:全国健康保険協会 傷病手当金について

産休を早めることはできる?

A:産休を利用する条件が、出産予定日の6週間前(42週間前)と定められているため、すぐには止める音は難しいでしょう。

しかし、妊娠の症状は人それぞれですし、仕事をしていると「きついから早めに産休に入りたい」ということもあるため、柔軟性を持って対応してくれるケースがほとんどです。

次の3つのいずれかの方法を活用して早めのお休みをとりましょう。

産休を早める

1,有給休暇を取得する

2.お医者さんから診断書をもらう

3.欠勤する

引継ぎを早く終わらせるコツは?

A:妊娠が分かった段階で、ある程度のところまで徐々に進めておくことです。

産前で最もと言って良いほど「きつい」と言われているタスクが引継ぎ業務です。

産休前ギリギリになってから慌てて着手すると、引継ぎ漏れが発生して後任者に迷惑をかけてしまうので、できることは先に進めておきましょう。

例えば、自分が産休中にやっておいて欲しいことを資料にまとめておくだけでも良いでしょう。

クライアントワークの場合はお客様情報を随時更新しておくことがおすすめです。

また、1名だけではなく複数名の後任者を選んでおくのも安心です。

つわりで診断書をもらうことはできる?

A:可能です。

かかりつけのお医者さんに今の症状を事細かに伝えた上で、「会社から休みをもらうため」などの旨を伝えて取得すると良いでしょう。

つわりは単なる症状ではありません。

めまいや嘔吐、頭痛や体の倦怠感を引き起こすと赤ちゃんにまで影響が出てしまうので、診断書をもらった上でしっかり休むことをおすすめします。

つわり以外でも診断書をもらえる症状もある

つわり以外でも、以下のような症状が出た場合は診断書をもらうことができます。

妊娠悪阻

嘔吐を繰り返してしまったり、脱水症状などが見られた場合はこれに該当します。

頭痛やめまいなどの脳機能障害が現れるので、早めの処置が必要です。

妊婦貧血

妊娠がきっかけで血液中の赤血球数が減る症状です。

動機や息切れ、立ちくらみや脱力感が現れます。

妊娠高血圧

最高血圧が160mmHg以上または最低血圧110mmHg以上の高血圧を指します。

切迫流産

妊娠22週未満で流産を起こしそうになっている状態です。

下腹部の痛みや張りが現れたり、出血や褐色のおりものが目立つことがあります。

切迫早産

妊娠22週以降で早産しそうになっている状態です。

下腹部の痛みや張りが現れたり、破水してしまうこともあります。

【妊娠中の仕事がきつい】出産後の働き方も考えよう

妊娠中の仕事がきつい場合、今回のコラムでご紹介した対策をおすすめしますが、出産後についても考えておくべきでしょう。

妊婦は様々な制度で守られていますが、出産後の育児中は妊娠中のときよりも守られることが少ないです。

そのため、会社がどれだけ育児に協力的かによって働き方が大きく変わるでしょう。

今働いている会社で育児と仕事を両立できる制度を設けてない場合や、ママとキャリアウーマンを両立して活躍している人の前例がない場合は転職をしたり雇用形態を変更する申し出をすることを検討することをおすすめします。

転職をする

世の中にはママさんが多く活躍する職場があり、その会社の多くは出産や育児に関する手当てを手厚く設けている傾向にあります。

このような会社に転職をすれば、ストレスなく仕事と家庭の両立ができるかもしれません。

妊娠中の今、何かしらの形で会社に働き方を申請しても却下されてしまった場合などがあれば、出産後も柔軟性ある対応は見込めないでしょう。

育児をしながら今までと同じ仕事量をこなすのは至難のわざなので、転職を検討してみても良いでしょう。

雇用形態の変更

今の会社の環境が好きで、今の会社でキャリアアップをしたいのであれば、育児中だけでも雇用形態を変更してもらうこともおすすめです。

正社員からパートタイマーとして変更してもらったり、準社員などの特殊な雇用形態があれば時短勤務で働ける雇用形態にすると、育児との両立がしやすくなります。

ただし、自分のキャリアプランに出世がある場合はよく考える必要があります。

マネジメントする立場にいる人のほとんどは正社員です。

正社員から変更してしまうことで、出世の道が途絶えてしまうかもしれませんので、上司と相談しながら慎重に進めた方が良いでしょう。

勤務時間の変更

勤務時間の変更ができないか打診してみるのも手です。

子供を保育園に預けている間と、お迎えの時間に間に合うような働き方にすれば、転職も雇用形態変更もせず今まで通り働けるかもしれません。

保育園のお迎えはだいたい最終18時までなので、17時を定時にしてもらえないかなど相談すると良いでしょう。

大手企業の場合は難しいケースが多いですが、中小企業やベンチャー企業など、会社の制度を作る立場が近い会社であれば、相談してみる価値はあります。

まとめ

今回のコラムでは、妊娠中に仕事を頑張っているプレママさんに向けて、「きつい」と感じた時の対処方法を中心にご紹介しました。

繰り返しのご紹介にはなりますが、妊娠中の体調を気遣いながら仕事をこなすには、正しい制度利用と適度に休むことが大切です。

そして、気持ちよく産休あけに復帰できるように万全の状態で引き継ぐことも忘れてはいけません。

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