【例文あり】未経験職種へ転職する時の志望動機の書き方とは?ポイントや注意点を交えて解説

【例文あり】未経験職種へ転職する時の志望動機の書き方とは?ポイントや注意点を交えて解説

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転職を考える際に、これまで経験してきた業界や業種から新しい業界や業種へチャレンジしたいと考えている人は多いでしょう。

しかし、経験がないため、どのような志望動機を書けば良いか悩む人がほとんどです。

また、志望動機は面接の場においても非常に重要な質問であるため、きちんと自分自身の言葉として落とし込むことが求められます。

今回は未経験職種への転職を考えている方へ、志望動機の書き方のポイントや未経験者はどのような点を企業から期待されているのかなどを解説していきます。

ぜひ本記事を参考に、自分自身の志望動機を固めてみてください。

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【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種への転職は増えてきている

転職が当たり前となってきた現代において、未経験職種への転職を実現している人は多くいます。

業界によっては、未経験者歓迎の文字が踊ることも少なくありません。

リクルートエージェントの調査によれば、未経験業界や職種へ転職した人の割合は約10年間で11.9ptも増加しています。

反対に同業種や同業界へ転職した人の割合は8.3%減少しています。

それまでは同業界や同じ職種への転職が多かったことを考えると、この10年間の変化は大きなものと言えます。

未経験職種への転職が増えてきている背景

未経験職種への転職が増えている背景としては、「人手不足」や「労働人口の減少」などが考えられます。

日本では少子高齢化が急速に進行しており、労働人口の数は1995年を境に減少が進んでいます。

総務省が発表している「令和4年 情報通信に関する現状報告の概要」によれば、2050年の労働人口は5,275万人と予測されており、2021年の労働人口と比較すると29.2%減少すると予測されています。

労働人口が不足することで必然的にあらゆる業界や職種で人手不足につながり、企業は持続的な事業を行うために、労働力の確保が必要になります。

こうした現状から、あらゆる業界において労働人口の奪い合いはすでに始まっており、未経験者であっても歓迎するという求人が増えてきているのです。

とくに未経験者を積極的に採用している業界は、成長産業の業界や医療、福祉、介護の業界です。

これらの業界の需要は、今後さらに進んでいくと考えられます。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種に転職する際のパターン

未経験職種へ転職するパターンは、以下の2つに分類されます。

  • 経験業界×未経験職種のパターン
  • 未経験業界×未経験職種のパターン

それぞれのパターンについて、どのような視点から志望動機を考えれば良いかを解説していきます。

経験業界×未経験職種のパターン

これまで経験してきた業界から、同じ業界内の未経験職種へ転職するパターンです。

たとえばIT企業の営業として働いていたが、同じIT業界の別の会社へプログラマーとして転職したなどです。

他にも自動車業界のメーカーで経理として働いていたが、同じ業界の営業へと転職したなども挙げられます。

このパターンの強みは、業界に関する知識が備わっていることです。

業界の特性やマーケット、規模間、事業内容等は未経験業界から希望している人よりも理解は深いでしょう。

IT企業で営業として働いており、プログラマーとして転職を考えていた場合、現場の肌感覚や顧客との折衝を行った経験があるのは、転職において大きな強みになります。

ただプログラミングを行うだけではなく、顧客に対して有益な説明が行える場面もあるかもしれません。

実際にこのパターンでの転職は、「ポータブルスキル」と呼ばれる課題解決スキルや対人関係のスキルが求められるケースが多くあります。

これまでの経験からどのような課題を解決してきたか、どのような信頼関係の構築を行ってきたかなどを整理し、志望動機に落とし込むと良いでしょう。

未経験業界×未経験職種のパターン

業界から業種まで大きく変えるパターンです。

IT企業でエンジニアとして働いていたが、医療機器メーカーの営業を志望するなどが当てはまります。

このパターンでも「経験業界×未経験職種」のパターンと同様に、ポータブルスキルについて掘り起こしを行っていきます。

全く経験がないことは企業側も十分に理解して採用業務を行っているので、どのような経験をしてどのような課題解決をしてきたのか、コミュニケーションを取るうえで大切にしていることは何かなどを考えていくと良いでしょう。

また、こうした点をアピールする場合には、基本的なビジネススキルは備わっていることが前提なので注意が必要です。

未経験業界や職種でも似たような経験として活かせるものがないかを整理していくことが大切です。

たとえばマーケティング分析の経験はあるが、志望先では経営についての分析を行わなければいけない場合は、分析に利用するツールは異なるが、考え方のプロセスは共通しているなどです。

応募した求人情報にこれまでの仕事との共通点はないかなどを考えながら、志望動機として落とし込むと良いでしょう。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験者が企業から期待されているポイント

実際に未経験者を採用しようと考えている企業が、応募者に対して期待しているポイントは以下の3点が挙げられます。

応募者に対して期待しているポイント
  • 成長意欲が高いこと
  • 新しい視点を取り入れること
  • 社会人経験のある即戦力が欲しいこと

それぞれのポイントについて解説していきます。

成長意欲が高いこと

未経験者で最も期待されていることは「成長意欲が高いこと」です。

どんな業界やどんな職種でも新しいことにチャレンジするのは容易ではありません。

その決断をしたこと、未知数だからこそ大きく成長する可能性があることなどが企業側にとっては大きな魅力になります。

同じ職種から転職を希望する経験者の強みは「経験」ですが、大きな伸び代は期待できません。

たとえば営業職として経験してきた人材が、同じ営業職に転職する際にはこれまでの実績と同程度の成果になることが予想できます。

もちろん圧倒的な営業成績を出しているなどであれば話は別ですが、多くは「これまでの経験を活かして貢献したい」など、未来よりも過去に重点を置いています。

一方で未経験者であれば、企業の育て方によって経験者よりも高い成果を出す可能性があります。

なぜなら職種に対しての固定観念がなく、真っ白な状態だからです。

また、未経験職種への希望した人材は、その仕事をやりたいと前向きに応募していることがほとんどのため、入社後も積極的にスキルを習得することも期待できます。

こうした成長意欲が高い点は、企業が未経験者に期待するポイントです。

新しい視点を取り入れること

前述した通り、未経験者は職種に対しての固定観念などがないことがほとんどです。

未経験者を採用することで、新しい視点を持った人材が自社に入り、化学変化が起きる可能性もあります。

たとえばこれまで経験してきた職種の視点から、転職した先の職種が見れるので改善点や新しいアイデアが産まれるなどです。

こうした新しい風を取り入れる狙いを持って、積極的に未経験者の採用を進める企業もあります。

自社として新規事業の展開や新しい商品やサービスの開発を行う場合、経験者のみを集めると、これまでの視点だけに囚われてしまい、真新しいものではないものが産まれることがあります。

こうした状況を打破するためには、新しい視点が必要です。

未経験も採用を考える企業には、こうした新しい風を取り入れたい考えもあります。

社会人経験のある即戦力が欲しいこと

未経験職種の人材であっても社会人経験を経ていることによって、新人教育よりもコストや時間を押さえることができ、戦力までの時間があまりかからないことも企業が期待するポイントです。

また20代の若手人材であった場合、コストがかからないことに加え、自社で長く働いてもらう可能性もあります。

労働人口が不足している現代において、若い人材は企業にとって非常に貴重なものと言えます。

とくに業界経験が重視されない職種であれば、経験者との差も生まれにくいため、コストが低い未経験者を採用したいと考える企業は少なくありません。

求人情報から業界未経験者歓迎などの文言がある企業は、未経験者でも採用に至るケースは高いと言えます。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種へ転職する時の志望動機のまとめ方

実際に未経験職種へ転職する際の志望動機のまとめ方としては、以下の3点を意識して取り組むと良いでしょう。

転職する時の志望動機のまとめ方
  • 志望先企業への共感
  • 転職理由を明確にする
  • これまでの経験が活かせることを考える

それぞれの視点について解説していきます。

志望先企業への共感

採用担当者は「なぜ自社を希望しているのか」という点を重視して採用活動を行います。

そのため、志望動機では志望先企業への共感を示すことが大切です。

企業理念や経営ビジョン、扱っている商品やサービスなど、あなたがなぜその企業を志望するのかを明確にする必要があります。

こうした共感を深掘りするためには、企業研究は欠かせません。

どこが魅力だと感じているのか、他社とどのように違うのかなど、応募先企業に共感し、採用担当者に良い人材だと感じてもらえるようにしましょう。

転職理由を明確にする

なぜ、未経験職種への転職を希望するのかの理由を明確にしなければ採用担当者に訴えることは難しいでしょう。

理由が抽象的で明確でなければ、「自社に対してはもちろん、職種に対しての理解も低い」と判断されてしまうからです。

志望動機に転職理由を記載する際は、前向きな理由で書いていくのが鉄則です。

もちろん現職に不満な点がないのに転職を考える人はいないでしょう。

しかし、その不満を解消するために転職をするのではなく、前向きな理由に置き換えて転職活動を行うように転換するのが大切です。

たとえば「現職の職種では給料が低い」という不満があったのであれば、「心機一転、キャリアアップを積みたい」などに置き換えるなどです。

そしてなぜその考えに至ったのかを深掘りしていくと、より良い転職理由になっていきます。

これまでの経験が活かせるかを考える

未経験職種であっても、これまで培ってきた経験が活きる場面というのは必ずあります。

とくにビジネススキルは普遍的なものも多く、未経験の職種であっても活かせるものでしょう。

他にも仕事に対しての取り組み姿勢などは、どの職種であっても共通して活かせるものです。

未経験職種への応募は、その職種に対する経験がない分、これまでの経験とどのように結びつけられるかの共通項を見つけることが大切になります。

たとえば営業職としての経験があり、エンジニアに応募している場合、エンジニア職であっても顧客とのコミニュケーションが必要な場面は出てきます。

こうした場面でも、これまでの営業職として顧客対応した経験が活かせるなどがアピールできれば好印象につながるでしょう。

職種の経験がないからこそ、これまでの経験がどのように活きるかをアピールできれば、採用に近づいてきます。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種へ転職する時の志望動機の書き方のポイント

志望動機の書き方のポイントとしては、以下の5点に注意して書いていくことが大切です。

志望動機の書き方のポイント
  • 志望理由を明確にする
  • 未経験分野を補うために行っていることを伝える
  • 自分の経験やスキルをアピールする
  • 社会人としてのビジネススキルがあることをアピールする
  • 入社後に何を達成したいのかなど、キャリアビジョンを交える

それぞれのポイントについて解説していきます。

志望理由を明確にする

なぜその企業のその職種なのかを明確にしなければ、採用に至るのは難しくなってしまうでしょう。

志望理由が明確でなければ、熱量が低く志望度合いも高くないと判断されてしまいます。

自分が希望する職種であるのであれば、仕事への意欲をきちんとアピールしなければなりません。

前章でも解説している通り、その企業でなければいけない理由が応募する際にあったはずです。

その理由を明確にし、深掘りすることで熱量のある志望動機になっていきます。

経営理念、業務内容、事業への将来性など魅力に感じた部分を書き出し、整理するだけでも自分が志望する理由が明確になってきます。

それらをブラッシュアップしていくことで、魅力のある志望動機につながります。

未経験分野を補うために行っていることを伝える

未経験分野であっても戦力だと期待されて採用に至ります。

入社後に未経験職種だから一から学んでいきたいという姿勢では採用担当者もためらってしまうでしょう。

なぜなら企業は仕事を遂行する場であって、学校などの教育機関ではないからです。

お金を払い、企業に利益をもたらす人材が必要なため、未経験者であっても自社の利益になると判断されないと採用には至りません。

未経験職種だからこそ、他の経験者よりも遅れていることは事実です。

ならば、「未経験分野を補うために行っていることを伝える」ことは非常に大切です。

経験不足を補うために、どのような取り組みを進めているのかを伝えると、採用担当者の心に響きます。

内容は人それぞれです・「セミナーやスクールに参加している」「書籍で資格取得に向けた自己学習をしている」など、自分が未経験職種でもやっていけるように、今なにを行っているかをアピールしてみてください。

自分の経験やスキルをアピールする

これまでの自分の経験やスキルが、応募している未経験職種にどのように活かせるかをアピールしていきます。

たとえば営業職であれば、顧客との折衝の経験や自社内での調整力、課題解決能力はどの業界の企業に属していたとしても、ある程度は経験してきています。

こうした経験を次の職種に転職する際に活かすことはできないかを考え、アピールポイントとしていきましょう。

営業職から事務職に転職する場合、事務職の仕事は何もパソコンの前に座って打ち込むだけではありません。

社内の人とコミュニケーションを重ねながら、円滑な業務の遂行や必要に応じて対象の従業員に依頼をかけるなどを行っていきます。

その際には、営業職で培ってきたコミュニケーションスキルは大いに役に立つでしょう。

こうしたこれまでの経験やスキルが未経験職種でも活かせないかを考え、アピールしていきましょう。

社会人としてのビジネススキルがあることをアピールする

未経験職種であっても、社会人としての常識的なビジネススキルがあることはアピールポイントになります。

また転職での中途採用の場合、採用担当者側も未経験職種の応募であったとしても中途採用者と新卒採用を同じようには見ていきません。

たとえばWord、Excel、PowerPointなどを扱うPCスキルは、新卒採用よりも中途採用の人材の方が兼ね備えていることがほとんどでしょう。

こうしたPCスキルは社会人であれば、職種に限らず、あらゆる場面で利用していきます。

一定のビジネススキルがあることをアピールすることは、企業側にとっても安心感につながるため、これまで経験して学んできたことを整理してみてください。

なお、ビジネススキルのアピールはあくまでも補助的なものです。

最も大切なのは、先に解説している「志望理由」や「未経験分野を補うために行っていること」なので、優先順位を間違えないようにしてください。

入社後に何を達成したいかなどのキャリアビジョンを伝える

志望動機ではキャリアビジョンを盛り込むことで、具体的なものになっていきます。

キャリアビジョンとは、今後自分自身がどのようなキャリアを歩んでいきたいかを描いたものです。

いつまでにどのような姿になっていたいか、その姿になるために自分はこの会社でどのような実績を積み重ねていきたいかなどを書いていくことで、採用担当者に対しても自身のキャリアをイメージさせられます。

志望動機には熱意は非常に大切です。

しかし熱意だけでは抽象的になりやすく、熱意を具現化するような表現が大切です。

そのためにはキャリアビジョンを描き、志望動機に落とし込むことで「この人材であれば採用した」と思ってもらえるようになります。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種へ転職する時の志望動機でアピールするポイント

実際に面接等で自身の志望動機をアピールする際には、以下の2点を意識することが大切です。

自身の志望動機をアピールする際に意識すること
  • 熱意やポテンシャル
  • 謙虚さや主体性

それぞれのポイントについて解説していきます。

熱意やポテンシャル

繰り返しになりますが、未経験職種についてあなたがアピールするものは何もありません。

未経験の分は、熱意やポテンシャルを示してアピールするしかありません。

「新しい職種に対して前向きに取り組む熱意」や「新しい職種に対して成功を収められるポテンシャル」を示すことが大切です。

熱意がある志望者は、成長への意欲も高いため、志望動機にも熱がこもります。

志望先に対して、情熱が伝わるように感情を前面に押し出すのも一つの方法です。

また、20代のうちはポテンシャル採用も多くあります。

ポテンシャルとは本人の資質や適性を判断するものです。

熱意と似たようなものですが、企業側としては前向きに取り組む意欲があれば、教育でカバーできると判断することもめずらしくありません。

未経験職種にチャレンジしていくうえで、必要なことは入社前も入社後も積極的に学んでいく意思があることを示すことが大切です。

謙虚さや主体性

未経験職種だからこそ、誰かから教えてもらうという受け身の姿勢ではなく、自分から学んでいくという主体性が重要になります。

主体性を示すためには、未経験職種で成功を収めるために関連資格の勉強をしているなど目で見えるものとしてアピールすると良いでしょう。

もちろん入社後に配属先の先輩から教えてもらうことも多々あるでしょう。

その際には、謙虚な姿勢で素直にまずは受け入れる姿勢も大切です。

そうした謙虚さや主体性があることをアピールできれば、入社後も自社で活躍してくれると判断してもらえる可能性が高まります。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種へ転職する時の注意点

未経験職種へ転職する時には、以下の2つの注意点に気をつけなければ失敗に終わってしまう可能性もあります。

きちんと認識しておくことで、スムーズな転職への成功へと至ります。

未経験職種へ転職する時の注意点
  • ミスマッチが起こり得る
  • 職種によっては採用率が低い

それぞれの注意点について解説していきます。

ミスマッチが起こり得る

未経験職種へのチャレンジは、どうしても理想の働く姿を思い描きがちです。

たとえばプログラミングがかっこいいからエンジニアになるという印象だけで選んでしまうと、実際に入社した後にギャップに苦しんでしまいます。

実際にはエンジニアも顧客と打ち合わせをする、仕様変更に対応しなければならないなど大変な面もある仕事です。

ミスマッチとならないためには、事前に業務内容をきちんと精査して、選択していくことが大切です。

自分が思い描く業務ができそうか、キャリアを積み重ねていけそうかを確認しましょう。

職種によっては採用率が低い

職種によっては、未経験者歓迎の文字があったとしても採用率が低いことがあります。

たとえば資格が必要な仕事などは、未経験者でも事前に資格を取得しているかどうかが判断基準となり、入社までに取得する予定だとしても、選考は厳しくなってしまうでしょう。

専門職であればあるほど、採用率は低くなってしまう傾向があるので、自分の目指す職種の採用率については事前に確認しておくと良いでしょう。

また、目指している職種の人手が足りている場合も採用確率は低くなります。

その際は経験者が優遇される可能性もあるので、企業が積極的に採用活動を行っているかなどがポイントになります。

【未経験職種へ転職する志望動機の書き方】未経験職種へ転職する時の志望動機の例文

本章では未経験職種への転職を目指す際の志望動機の例文を紹介します。

なお、あくまでも例文のため、本章で挙げた文章を参考に自分自身の内容に噛み砕くようにしてください。

未経験職種へ転職する時の志望動機の例文
  • 一般事務への転職
  • 営業職への転職
  • 総務・経理への転職

一般事務への転職

前職では約3年間、インテリアの販売を行う店舗スタッフを担当しておりました。
店舗スタッフとして、ご来店されたお客様に対し、インテリアを活用した豊かな生活のご提案を行ってきましたが、半期ごとに店舗の異動が命じられる、シフト制のため不規則な働き方になってしまった点から転職を考えました。
店舗スタッフとして働いていた際には、発注から在庫管理、売上管理といった業務にやりがいを感じており、一般事務として今後のキャリアを積んでいきたいと考えるに至りました。
貴社では、接客業から未経験で入社され一般事務として活躍されている方がいるとお伺いしました。
さらに貴社の事業理念である「お客様の暮らしを何よりも一番に」という理念にも大いに共感し、この会社であれば自身の理想となる仕事ができると考え、この度応募させていただきました。
一般事務として必要なExcelやWordなどの基本的なPCスキルは、これまでも十分に経験がある他、電話対応の経験も問題なく行えてきております。
こうした経験は貴社の一般事務業務に活かせるのではないかと考えております。
また、現在は来月のMOSの資格取得に向けて、勉強に励んでおります。
一般事務は未経験ではありますが、粉骨砕身努力する所存です。
何卒、よろしくお願いいたします。

営業職への転職

前職では一般事務の仕事に従事しておりました。
仕事をしていく中で、社内の人間とのコミュニケーションが多いことに気づき、また社外の人間ともコミュニケーションを取りながら、円滑に業務が進んでいるということに気づきました。
こうした経験から外勤である営業職に興味を持つようになりました。
貴社はさまざまな業界での取引実績がある中で、営業職が未経験の人材も活躍していると知り、応募に至りました。
営業の仕事は商品の説明に終わるのではなく、お客様の課題を的確に捉え、解決する「課題解決能力」やお客様に信頼してもらうための「コミュニケーション力」が必要だと考えております。
前職では、業務のやり取りにおいて、常に相手のことを第一に考えたコミュニケーションを心がけてきました。
その結果として、スムーズな業務の進行に貢献ができ、業務効率が上がった実績がございます。
前職で培ってきたコミュニケーション力は、貴社の営業職においてもお客様と良好な関係を築いていく中で活かせると考えております。
営業職は初めてのチャレンジになりますが、誠心誠意取り組んで参ります。
何卒、よろしくお願いいたします。

総務・経理への転職

前職では銀行で窓口業務を担当しておりました。
出退勤時の清掃や備品管理をしていた際に、上司から「窓口に来られるお客様に良いサービスを提供するためには、社内の雰囲気が良いと感じてもらうこと、従業員が働きやすいと感じる環境があってこそだ」と言われ、そうした社内環境作りを推進する総務部門への業務に魅力を感じるようになりました。
将来的には貴社において、総務のキャリアを積み重ねていき、ゼネラリストとして活躍したいと考えております。
貴社ではキャリアのロードマップに「ゼネラリスト」の枠があると拝見しました。
貴社のキャリアロードマップが自分の考えるキャリアにも合致していたため、志望しました。
ご縁があり入社できた際には、総務部門における「総務」「経理」「営業補佐」と幅広い業務を担当したいと考えております。
業務を遂行するにあたり、これまで経験してきた業務で培った正確かつ迅速な業務遂行力は、貴社の総務部門でも貢献できるのではないかと考えております。
総務・経理部門の業務は未経験ではありますが、いち早く貴社の力になれるように精一杯頑張っていく所存です。
何卒、よろしくお願いいたします。

まとめ

未経験職種であっても労働人口が不足していく現代においては、採用に至る可能性は高くなっていくでしょう。

しかし、きちんと目指す業務についての認識がなければミスマッチなどが起こってしまいます。

また、自分がなぜその職種を目指していきたいのかの深掘りができなければ良い結果は得られないでしょう。

ぜひ、本記事を参考に未経験職種を目指す際の志望動機を作り上げてみてください。

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