【例文13選】面接で転職理由を聞かれたらどう答えるのが正解?回答例やポイントを解説

【例文13選】面接で転職理由を聞かれたらどう答えるのが正解?回答例やポイントを解説

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転職活動をしていると、必ず書類選考や面接が実施されます。

このとき、転職する理由についても聞かれることになるでしょう。

理由が明確であれば答えに困ることはありませんが、誰でもはっきりとしているわけではありません。

人によっては転職理由が明確なようでも面接で質問されると言葉に詰まってしまうこともあります。

そこで、この記事では面接で転職理由を聞かれたときにどう答えるのが正解なのかを解説していきます。

例文や答えやすくなるポイントも解説するため、転職理由に悩んでいる方は参考にしてみてください。

目次目次を全て表示する

【面接で使える転職理由の例文】面接で転職理由を聞かれる理由

初めに、なぜ面接官が転職理由を聞いてくるのかを考えてみましょう。

転職理由を聞かれることに意味がないと考えている人もいますが、実際には企業も理由があってこの質問をしています。

すぐに退職しないか確かめたい

一番に、すぐに退職しないかを確かめたいということがあります。

転職するということは、現職になにかしらの不満があってのことと面接官も理解しています。

その不満が自社で解決できるのかどうかを見ており、自社では解決できないと判断した場合に採用されることはないでしょう。

例えば、「同僚や上司とうまくいかなかった」といった転職理由であれば、自社でも同じことが起こるかもしれません。

特に短期間で転職を繰り返している場合には、しっかりとした転職理由でなければ転職は難しくなってしまいます。

企業は長く働いてもらって初めて利益が出てくるため、短期間での退職は避けたいと考えています。

そのため、すぐ退職しそうに見える応募者を採用することはまずないでしょう。

自社で活躍できそうか確かめたい

もう一つの理由は自社で活躍できそうか確かめたいということです。

いままでの経歴やスキルで判断されることが多く、職務経歴書の内容が重要になります。

しかし、現役の社員とうまくやっていけるかどうかも重要なため、人柄も大切です。

コミュニケーションがうまく取れるかや協調性など、転職理由から汲み取っているケースが少なくありません。

また、仕事への意欲も見られています。

転職理由がキャリアアップのためなど、より自分のスキルを向上させていきたいような内容であれば、高く評価される可能性が高くなるでしょう。

企業は誰でもよいから雇いたいのではなく、自社に利益をもたらしてくれそうな人材を探しています。

【面接で使える転職理由の例文】好感度が高い転職理由を作るポイント

転職理由が企業にとって重要であることはわかってもらえたと思います。

そこで、好感度が高い転職理由を作るポイントを解説していきます。

現在、転職理由が思い浮かばない方は、考える前にこの項目を読み進めてみてください。

嘘をつかない

「人間関係」や「待遇面」など、転職理由として企業に好まれないことは多くあります。

採用を勝ち取るために面接官から好かれることは必要ですが、嘘をつくのは得策ではありません。

面接官は多くの転職者を見てきていることもあり、ありきたりな嘘は聞き慣れているものです。

嘘の転職理由をさらに深く聞かれてしまった場合には、質問に答えられなくなってくるかもしれません。

こうなると嘘であることがばれてしまい、面接を進めるのも難しくなってしまいます。

そのまま伝えると悪い印象になる理由もありますが、嘘をつくのは基本的にやめておきましょう。

伝えないことを決める

転職理由には、伝えるとよくないイメージを与える内容があります。

こういった内容は、最初から伝えないと決めておくことも大切です。

ただし、先述したような嘘はつくべきではありません。

あくまで、伝えないことを決めておくだけのため、「人間関係のことは言わない」といった形で大丈夫です。

特に人間関係は新しい職場で確実に良くなるとは限らず、同じように発生する可能性があります。

「人間関係が悪くて転職したい」と伝えた場合、「自社でも人間関係が悪くなったら辞めてしまう」と捉えられ、採用につながりにくくなるでしょう。

ただし、ハラスメントに関わる内容など、伝えて問題のない理由もあります。

あくまで、次の企業でも発生する可能性のあること、あまりにもネガティブな転職理由を伝えないと決めておくだけで大丈夫です。

ポジティブな表現にする

転職理由はポジティブな表現にすることが重要です。

「現職の人間関係が嫌」「待遇面に不満がある」「残業が多い」、こういった転職理由は誰が聞いてもネガティブな内容であり、場合によっては子供っぽさも感じてしまいます。

転職は不満があるからするというよりも、新しいことや実現したいことのためにするものと考えてみてください。

ただし、先述した通り嘘はつかないようにすることが基本のため、言葉の言い換えが重要です。

例えば、人間関係が原因で転職するのであれば、「もっと自分で発言して行動できる環境に転職したい」など、ポジティブな発言に変換してみましょう。

まずは一度転職理由を考え、ネガティブに感じた部分をポジティブに変換してみてください。

転職理由の例文もあとの項目で解説していきます。

一貫性をもたせる

基本的に転職はキャリアアップのためという理由が最も評価されやすい傾向

そのため、いままでに転職歴がある場合は一貫性をもたせるようにしましょう。

職種が一貫している必要はありませんが、どういった働き方をしてきたのかやどういったキャリアプランを設計しているのかは答えられるようにしておいてください。

例えば、営業事務から営業職に転職する場合でも、「営業には事務も必要と考えたため、先に事務職で経験を積んできました」、といった理由だと一貫性をもたせられます。

また、働き方だけではなく、プライベートな内容でも構いません。

家族のために収入を増やしたいといった内容は、一見すると関係なく感じるかもしれませんが、収入を増やすための一貫性ある転職と考えられます。

ただし、「家族のため」といいながらも転職を繰り返している場合には、無理やり理由にしているように捉えられてしまいます。

「家族のためといいながらなぜ前職はすぐに退職したのか」、「大手を退職したのはなぜか」といった疑問をもたれてしまうかもしれません。

嘘の理由で家族を使うのではなく、本当に収入やライフワークバランスを良くするためのみ使いましょう。

転職理由は比率が重要

すでに転職理由が決まっている場合には問題ありませんが、まだ難しいのであれば比率を考えてみましょう。

基本的には、転職したいと思った理由は全体でも2から3割ほどにしておき、残りは転職してやりたいことや実現したいことにしてみてください。

転職理由という言葉から、なぜ転職したいのかが中心になってしまい、どうしても辞めたい理由に偏ってしまいがちです。

こうなると面接官への印象も良くないため、ポジティブな転職理由と実現したいことでわけていきます。

転職してから実現したいことや取り組みたいことを中心に表すことで、意欲的で長く働いてくれそうな人材に見えることは間違いありません。

【面接で使える転職理由の例文】転職理由に困ったときにすること

続いて、転職理由に困ったときにすることを解説します。

ここまで読み進めても転職理由がうまく思い浮かばないのであれば、参考にしてみてください。

なぜ転職したいのかを書き出す

まずは、なぜ転職したいと思ったのかを書き出してみましょう。

漠然と転職したいと考えることは少ないため、何かしらの理由はあるはずです。

深く考える必要はなく、思った通りに書き出してください。

転職したい理由

・人間関係がつらい

・給料が低い

・休みが少ない

・新しいことにチャレンジしたい

こういった形で大丈夫です。

とにかく多く出していき、あとはこの中からポジティブに変換、転職理由に含めていきます。

現職や前職ではできないことを考える

次に、現職や前職ではできないことを考えてみてください。

例えば、「同じ企業内でのキャリアチェンジができない」というのが代表的でしょう。

現職や前職ではできないことを考える

・営業職に挑戦したくてもキャリアチェンジできない

・年功序列でいつ昇進できるかわからない

・新たに資格を取得したいのに時間がない

最近はワークライフバランスやキャリアチェンジも柔軟に対応している企業が増えてはいますが、まだまだ上記のような悩みは出てくるはずです。

現職や前職でできないことを含めると、面接官も納得しやすい転職理由になります。

まとめる

最後に、上記2点をまとめれば転職理由ができます。

まずはなぜ転職したいのかを書き出し、この部分で2から3割ほどの転職理由にします。

次に現職と前職では実現できないことを残りの7割から8割に含めていきましょう。

順番に進めることで、転職理由としての構成が簡単に出来上がります。

ただし、転職したい理由などは先述しているようにネガティブな内容にはせず、ポジティブに変換してください。

【面接で使える転職理由の例文】こんな転職理由はNG

転職理由はどんなものでも良いのではなく、あまり好まれない内容もあります。

なかでも特に面接官に良い印象を与えないNGな転職理由をご紹介します。

待遇面ばかり

待遇面ばかりの内容は、転職理由でも志望動機でも良い印象を与えません。

特に転職理由として待遇面を使用した場合には、「待遇面で不満ができたらすぐに辞めてしまうのでは」と捉えられてしまいます。

現状は満足している待遇面であっても、体制の変化によって給料が変わることもあります。

ボーナスに関しては毎年変化することも珍しくはなく、こういった変化ですぐにやめる可能性がある人と思われるでしょう。

また、企業としては自社で活躍してくれる人材を求めています。

待遇面ではなく、企業としての魅力などを伝えてくれる応募者のほうが印象は良く、長く働いてくれると感じるものです。

人間関係が悪い

人間関係が悪くて転職を考える人は多いでしょう。

上司だけではなく同僚など、関係性がうまくいかなければ仕事は苦痛です。

しかし、人間関係が悪いことをそのまま転職理由にした場合、採用されにくい傾向にあります。

人間関係の悪化などはどこの職場でも起こり得ることであり、採用してもすぐにやめる可能性があると考えられてしまいます。

「人間関係が悪いから転職したい」というだけでは、その場から逃げているように感じる面接官も多いでしょう。

自分で改善を試みなかったのか、解決はできなかったのかなど、何もせずに転職を選んだという印象になります。

もし人間関係を転職理由に含めるのであれば、自分でも解決を試みたような内容は必要です。

ただし、ハラスメントなどに関わる人間関係の悪化であれば、転職理由としても問題はありません。

ネガティブな内容

ここまでも何度か解説していますが、ネガティブな内容はNGです。

ネガティブな内容

・残業が多い

・休日が少ない

こういった内容はどの企業でも起こる可能性があります。

現状は週休2日で残業なしであっても、時期や業績によって変化する可能性は十分に考えられます。

もし希望していた待遇面ではなくなった場合、すぐに辞めてしまうと企業は考えるでしょう。

基本的にネガティブな内容は好まれないことから、転職理由には入れないほうが無難です。

企業はあくまで仕事に対する熱意をもった人材を採用したいため、ネガティブよりはポジティブに物事を捉えている人材のほうが良い印象になります。

【面接で使える転職理由の例文】転職理由の良い例文

ここまで転職理由の作り方を中心に解説してきました。

人によっては転職理由が作れたかもしれませんが、まだ難しいということもあるでしょう。

そこで、転職理由の良い例文をご紹介します。

同業種に転職したい場合

前職も現職も営業として勤めてまいりました。

営業事務の経験も積んでおり、今後も営業職として邁進していくつもりです。

しかし、今後は現状のまま働いていくのではなく、さらにスキルも身につけていきたいと考えております。

営業職を管理する立場も経験していきたいため、キャリアアップのためにも転職することに決めました。

ポイント  

・なぜキャリアアップしたいのかや、転職の必要があることを伝えるようにしてください。

面接官によっては転職の必要があるのかと疑問に感じます。

他の転職理由を疑われる可能性もあるため、転職の必要性ははっきりと答えられるようにしておきましょう。

異業種に転職したい場合

現職では営業職として勤務しておりますが、訪問先でうまく質問に答えられず自分が販売している商品について理解が浅いということに気づきました。

そこで、商品の企画、開発にも興味をもつようになり転職を考えております。

現在の職場ではキャリアチェンジが認められていないため、直接、上司に掛け合ってみても難しいという回答です。

御社で営業の経験を生かし、商品開発に取り組めれば幸いです。

ポイント  

・現職でのキャリアチェンジが難しいということを含めましょう。

「職種を変えたいのであれば現職で良いのでは?」と考える面接官もいるため、なぜ転職の必要があるのかを考えておいてください。

待遇面に不満がある場合

現在は給与が低く、入社してから5年ほど経過しても昇給はありません。

来年には第一子が生まれることもあり、妻は仕事を休職する予定になっております。

このままでは生活費の面でも非常に厳しく、仕事内容には誇りを持っていますが転職を決意いたしました。

ポイント  

・本来待遇面の転職理由はNGです。

しかし、家族の事情もあり、こういった内容であれば転職理由としても受け入れられます。

仕事に対する熱意があることはアピールしておきましょう。

労働時間に不満がある場合

現在の職場では深夜帯まで残業することが常態化しており、終電に間に合わないことも多々あります。

しかし、好きな仕事ということもあり3年間勤めてまいりました。

私も現状を改善するようにさまざまな改善案を提案してきましたが、受け入れられたことはありません。

このままでは新たな資格の取得に充てる時間もなく、ワークライフバランスを改善しなくてはいけないと考え転職を決意いたしました。

・ただ職場への不満だけを伝えるのではなく、改善するように努力したことや新たなスキル習得への熱意があることを含めましょう。

転勤に不満がある場合

いままでも転勤はしてきましたが、子供が生まれることから家族との時間を大切にしていきたいと考えております。

現職ではどのような理由でも転勤は拒否できないため、転勤がなく営業職を続けられる企業への転職を決めました。

ポイント  

・「転勤したくないから」といった単純な理由では使わないようにしましょう。

あくまで家族のためや、キャリアとして転勤が無駄になるといった内容にするべきです。

家庭の事情がある場合

離れて暮らしている父の介護が必要になり、現職では通うことや残業時間の兼ね合いが難しくなってまいりました。

地元に戻って介護と仕事を両立するためにも、比較的残業が少なくなるように転職活動を始めております。

ポイント  

・家庭の事情があっての転職であれば、企業からの理解も得やすい転職理由です。

また、残業を少なくしたいといったことも正直に伝えることで、希望に合う企業が見つかりやすくなります。

現職の業績が悪化した場合

現職はアプリ開発をしておりますが、経営方針が変更され、アプリ開発部門を廃止することになりました。

私は営業部門への異動になりましたが、アプリ開発を続けたい気持ちが強く転職を決意いたしました。

ポイント

・あくまで会社都合での移動であることや、現在の職種への熱意を中心に伝えましょう。

もし、「業績が悪化したから転職したい」と伝えると、会社が少しでも危うくなったらすぐに辞めてしまうと捉えられてしまいます。

あくまで仕事に熱意があり、逃げる転職ではないことを示さなくてはいけません。

人間関係に不満がある場合

現職では指示された通りの動きしか認められておらず、自分の裁量で仕事に取り組むことはできません。

しかし、私は自分で考え行動することが好きなこともあり、現状での働き方に満足できていない状況です。

もちろん、同僚や上司とのコミュニケーションを取るべきときにはしっかりととっています。

それでも、いまのままでは自分のスキルアップにもつながらないと考えたため、転職を決意いたしました。

ポイント

・人間関係に不満がある転職だったとしても、そのまま伝えるのはNG。

裁量権や仕事への情熱が発揮できないなど、ポジティブな内容で表現しましょう。

【面接で使える転職理由の例文】転職理由のNG例文

良い例文をご紹介しましたが、NG例文も確認しておきましょう。

NG例文を知っておくことで、さらに良い転職理由を作れます。

同業種に転職したい場合

いままでも製造業で5年間働いてきましたが、業務にも飽きてきたため、製造する製品を変更したいと思い転職を決めました。

御社の製品には以前から興味があり、いままで以上に仕事に没頭できると考えています。

ポイント

・「飽きた」といった言葉は良い印象を与えません。

「自社でも飽きたらすぐに辞める」という判断になるため、採用につながることはないでしょう。

異業種に転職したい場合

3年ほど営業職に従事してまいりましたが、顧客の対応にも少し疲れてきたため、内勤である事務職にキャリアチェンジしたいと考えております。

これからは事務職として会社に貢献していきたく転職を決意いたしました。

ポイント

・事務職を楽だと思っているように感じる転職理由です。

また、嫌と感じることへの耐性が低いようにも捉えられるでしょう。

待遇面に不満がある場合

現職では昇給率が低く、年収をあげたいため転職を希望しています。

御社ではインセンティブや評価制度が充実していることから、現職よりもしっかりと評価していただけるのではないかと思いました。

ポイント

・漠然と年収をあげたいだけの理由では、「他の企業でもよいのでは」と捉えられてしまいます。

労働時間に不満がある場合

現在は残業が多く、ワークライフバランスを良くしたいため転職を検討しております。

御社は残業が多くても月に10時間以下とのことなので、私の希望にも沿っていると感じました。

ポイント

・現職で残業を減らす努力が見えない、転職しても残業が増えればまた辞める可能性があるように見えてしまいます。

人間関係に不満がある場合

現在は営業職として半年ほど勤めておりますが、上司とうまくいっておらず転職を考えております。

御社は風通しの良い社風ということもあり、上司や同僚ともうまく関わっていけると思います。

ポイント

・人間関係はどの企業でも悪化する可能性があるため、転職理由にするのはNG。

さらに半年という短い期間での転職であり、自分で関係性を良くする努力がないようにも見えてしまいます。

【面接で使える転職理由の例文】面接の基本マナー

ここまでは転職理由について解説してきましたが、面接で良い結果を出すためには基本マナーも大切です。

面接でのマナーが良くなければ、どれだけ転職理由が完璧でも採用されません。

社会人としての常識と考えられている部分が多いため、この項目の内容は覚えておいてください。

会社や会場の外から面接は始まっている

面接の間だけマナー良く社会人を演じるのではなく、常に社会人としての自覚を持ちましょう。

例えば、信号無視やポイ捨てなど、社会的にモラルのない行動はしないでください。

これは普段から当たり前のことではありますが、人によっては面接中のイメージだけ良くしようと考えるかもしれません。

しかし、企業の関係者がどこで見ているかわからないため、面接中ではなくても常に人の目は意識しておくべきです。

極端な例ではありますが、面接会場を出てすぐに服装を乱す、電話で面接内容を話し始めるなど、ちょっとしたことが悪い印象を与えることもあります。

会社や会場に入る前から面接は始まっており、終わってからも気は抜かないように行動しましょう。

会社や会場には10分前までに到着しておく

遅刻には悪いイメージを持っている人が多いですが、早すぎるのも良くありません。

前に面接を受けている方がいたり担当者が別の仕事をしていることもあるため、あまりに早い到着は迷惑をかけてしまいます。

基本的には面接開始10分前までに到着しておき、早すぎる場合は入らずに近くで面接時間を待ちましょう。

実際に会社や会場に入室するのは開始前10分を切ってからです。

基本的には余裕を持って到着しておき、身だしなみを整えてから面接に臨んでください。

遅刻しそうな場合は必ず連絡する

多くの企業では遅刻したら即不採用ということはなく、連絡しておけば大きな問題にならないこともあります。

例えば電車の遅延など、自分ではどうにもできない事情の遅刻は、連絡しておけば時間を変更してもらえる可能性が高いです。

遅刻の連絡を入れる際には、名前と遅刻すること、理由と何時に到着できそうかを伝えます。

長くなり過ぎず簡潔に伝えることがポイントです。

また、理由に限らず謝罪は忘れないようにしましょう。

コートは会社や会場の外で脱ぐ

冬場であればコートを羽織っていくことになりますが、脱ぐのは会場の外にしましょう。

寒いということもあり会場の中に入ってから脱ぐ方がいますが、社内や会場に入るころには畳んでおいてください。

マフラーも同様に会場に入る前に外してカバンにしまっておきます。

待機中や面接中は椅子などにかけず、自分のカバンの上に置くのが基本です。

冬場の面接は着るものも多く面倒ですが、基本マナーがあるため十分に注意してください。

【面接で使える転職理由の例文】面接官に好印象を与える方法

最後に、面接官に好印象を与える方法を解説します。

いくつかありますが、基本的な3つに絞っています。

これだけでも印象が良くなるため、参考にしてみてください。

身だしなみを整える

面接では受け答えや志望動機、転職理由などが重要なポイントというイメージかもしれません。

しかし、最も面接官に印象付けるのは見た目です。

最近はカジュアルな面接も増えていますが、基本はまだまだスーツでしょう。

スーツやネクタイ、靴は色が明るすぎたり派手すぎないものを選んでください。

さらに、着こなしがだらしなかった場合も良い印象にはなりません。

ボタンが綺麗にとまっていなかったりネクタイが曲がっているなど、社会人らしくないスタイルでは面接官の評価を落としてしまいます。

仕事ができることとは直接関係がないようにも思えますが、「いい加減な仕事をするかもしれない」と捉えられてしまいます。

また、営業職など人前に出る職種であれば、より評価は厳しくなるかもしれません。

礼儀正しさ

話し方や行動など、基本的な礼儀正しさがあるかどうかも重要です。

入退室時の所作や面接を待っている間の行動など、常に礼儀正しくあるように心がけてください。

面接官は社会人としてのスキルも見ていますが、人として一緒に働いていけるかも重要視しています。

また、入社すると会社の名前を背負うことになるため、外部で礼儀正しくなければ自社の評判を落としかねません。

そのため、基本的な礼儀正しさを持っていなければ、採用される可能性はとても低くなる可能性があります。

明るく自信のある話し方

多くの社会人はただ仕事をこなせばよいのではなく、社内の人たちと連携をとりながら業務を進めていきます。

そのため、明るいほうがコミュニケーションがとれると判断されやすくなります。

また、ある程度の自信を持っているかも重要です。

過度な自信は必要ありませんが、最低限の自信があるほうが自ら意欲をもって業務に取り組めそうという印象になります。

はきはきと明るく自信のある話し方は、面接官に好印象を与えられます。

まとめ

転職の面接で転職理由を聞かれることは基本であり、答えによって採用か不採用に関わる重要な部分でもあります。

転職理由を考えるのは難しいですが、キャリアアップやスキルアップなど、向上心のある理由は好印象を与えやすい内容です。

反対に、待遇面や人間関係などが理由になると良い印象は与えないため、理由に含める際は注意しましょう。

まずは、この記事で解説した内容を確認し、例文も参考にしてみてください。

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