保育士から転職する場合、転職前にすべきことは?おすすめの業種5選や志望動機を書く注意点を合わせて解説

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転職活動を始める場合、採用担当者が「この人材を確保したい」と感じる転職理由を考えることが、転職活動がスムーズに進むポイントです。

そのためにはなぜ自分が転職しようと考えたのか、今までの経験で得たスキル・強みは何か、何を重視して転職するのかを明確にすることが重要です。

転職理由を明確にすることで、転職の軸が明確になり、志望動機を記載するときに具体的な内容を書けるでしょう。

採用担当者が自社においてどのようなメリットがある人材かが明確になるよう転職理由を深堀しましょう。

しかし、保育士から転職するときにどのような業界・業種を選べばいいか不安を感じる方や、転職理由を明確にすることや、志望動機をどのように記載すれば良いか悩む方も多いでしょう。

今回は、保育士が転職活動を始めるときにスムーズに転職活動が進められるよう転職理由の考え方や、志望動機を書く注意点、保育士の経験や得たスキルが自分の強みとしてどう自己PRできるかについて解説します。

また、おすすめの業種5選についても合わせて解説しますので、転職活動を始めようとしている方は活用してください。

【保育士からの転職理由】転職理由の伝え方

平成29年4月から令和4年3月まで東京都の保育士を対象にした調査によると、「保育士として就労した人が退職した理由」をまとめると、代表的な理由として「職場の人間関係」や、「低賃金」、「業務量が多い」といった内容が上位を占めています。

転職活動を進めるにあたって、採用担当者から退職理由を聞かれた場合、そのままの言葉で伝えてしまうと採用担当者にネガティブなイメージを与え、仕事に対して後ろ向きな印象を与えてしまいます。

前職の嫌な点をそのまま伝えず、前向きな言葉に転換して伝えましょう。

転職先で長く活躍するために今までの職場で感じた自分の課題を伝え、新しい職場で課題が解消され活躍できることを伝えると良いでしょう。

ここでは具体的な4つのケースでどう伝えるか解説します。

具体的な4つのケース
  • 給料の安さ
  • 人間関係の悪さ
  • 仕事量の多さ
  • 体調不良・病気

給料の安さ

保育士の低賃金は、社会問題になるほどで、転職理由の上位になるほどです。

保育士の給料は助成金で成り立っており、福祉の視点で保育は優先順位が下がってしまうため満足な給料が支払えない問題があります。

給料が安いため退職したと伝えると、他の保育園に転職した場合だと、給料が安くすぐに辞めてしまうのでないかと感じさせてしまいます。

そのため、「前職では、手当や残業代の支給が無かったため、仕事量や経験に応じた評価が得られる場所で働きたいと感じた」「自分の経験や業務に応じて正当な評価が得られるとやりがいを感じながら高いモチベーションを維持して職場に貢献したい」といった伝え方ができると良いでしょう。

人間関係の悪さ

人間関係の問題は多くの職場で抱えている問題です。

人間関係による退職も退職理由の上位に入ります。

人間関係の問題は、当事者の人物像を知らないと伝わりにくく、具体的に説明しようとすると愚痴や人間関係を構築するのが苦手な人と採用担当者に感じさせてしまう要因になります。

例を挙げると「コミュニケーション不足や人手不足で非効率な環境だった」などと話すと前職の愚痴に捉えられてしまいます。

人間関係の悪さを伝える場合、できるだけ内容に触れず、希望を伝えるようにすると前向きな内容となります。

「スタッフの意見を尊重し、連携を取りながら働きたい」、「風通しが良く職員や園児がより良く感じられるよう話し合える職場で働きたい」のように自分が新しい職場で求めていることを伝えると働く意欲があるように感じられるでしょう。

仕事量の多さ

仕事量の多さは、業務量が目に見えるものではないため、伝わりにくい問題です。

仕事量が多いと伝えるのではなく、どんな支障があったかを伝えると採用担当者に伝わりやすくなります。

「私生活と仕事を両立しながら働きたい」、「業務の効率化を進め、園児と関わる時間を多くしたい」、「事務作業を効率的に行い、質の高い業務が行えるようスキルアップを目指して学習する時間を設けたい」など課題が解決することでどのようなメリットがあるかを提示すると相手に伝わりやすくなります。

体調不良・病気

体調不良・病気が理由で退職した場合、採用側は不安要素となります。

そのため、それ以外の理由があれば、そちらを伝えたほうが良いでしょう。

それ以外の理由がない場合は、現在は問題なく働けることを伝えると採用担当者も安心できるでしょう。

【保育士からの転職理由】保育士が転職時に評価されるポイント

保育士から転職するにあたり、保育士として働いているなかで身に付いたスキルが転職時に評価される強みになります。

志望動機の記載時や、採用面接時に自己PRとして活用できるので、自分の強みとしてアピールできるものは何か解説していきます。

評価されるポイントは以下の4つです。

評価されるポイント
  • コミュニケーションスキル
  • 協調性
  • 体力
  • 広い視野

コミュニケーションスキル

保育士は、子ども・保護者・同僚など多くの人と人間関係を構築して働く職業です。

年齢から立場まで異なる多くの人と接するため、その時々に合わせた言葉遣いや態度、感情のコントロールや相手の話を聞く能力、相手に伝わりやすく説明する能力など、コミュニケーションスキルが身に付きます。

多くの仕事では顧客や従業員とコミュニケーションを取りながら業務を行います。

そのため、コミュニケーション能力は必須技能となるため、高いコミュニケーション能力を持つ保育士経験者は強みとなるでしょう。

協調性

どの職場でも従業員や上司と協力して働くため協調性は必須です。

保育士は、子どもが安心して過ごせるよう環境を整えることや、季節のイベントの開催など同僚・保護者と協力して作り上げるために意見をまとめ、成功に導くため協調性が身に付きます。

異なる価値観を持つ人同士で共同するため、お互いを尊重し、より良いアイディアを考えるためどの職場でも活かせる他者と協力する力を伸ばせます。

体力

体力に自信があると健康的で長く働けるというアピールになります。

元気あふれる子どもと遊び、世話をする保育士は体力が求められる仕事です。

園内清掃や行事など大変な仕事も多いため、自然と体力が身に付きます。

保育士時代に身に付けた体力を転職先でアピールできるでしょう。

広い視野

保育士は、自分ひとりで複数の子どもを担当します。

子どもは危機察知能力が低いため、保育士が危険が無いよう常に観察しています。

子どもの安全を守るため、常に周囲を見渡しているため、広い視野が身に付きます。

広い視野があると常に先を見越してリスクマネージメントし、より良い成果が得られるよう転職先で活かせるため、アピールポイントになるでしょう。

【保育士からの転職理由】保育士から異業種への転職のメリット

保育士から異業種に転職するメリットは、保育士としての経験・知識・スキルを新しい職場での経験を通して活用できる点です。

新しい職場での気付きや学びから新しいスキルや広い目で物事を見る視点に磨きがかかり、キャリアの幅を広めるでしょう。

また、新しい職場では保育士の仕事で感じていたストレスからも解放されるでしょう。

転職することで、給与・福利厚生・キャリアアップのチャンスが増える可能性もあり、収入が増えることや、将来の成長に期待して自分を磨けます。

新しいことに調整することや、成果により働きがいを見出し、新しくスキルを獲得するなどキャリアの幅が広がるでしょう。

保育士の仕事に疲労がみられた方は、異業種に転職することで新しい仕事を覚えたい一心でモチベーションが上がり、心身のリフレッシュにも繋がります。

前向きな気持ちで仕事に望める場合もあるでしょう。

【保育士からの転職理由】保育士から異業種への転職のデメリット

異業種に転職するデメリットとして、転職する職場によっては今まで得たスキルが活かしにくく、キャリアが継続できなくなるリスクがあります。

また、一からスタートするため転職先の業界や職業の知識・スキルを新しく習得するため学習に時間がかかることや、労力がかかることがあるでしょう。

そのため、転職初期は不安や孤立感を感じることがあり、ストレスの原因となります。

また、一からのスタートのため、資格や経験が無く、転職当初は収入が低下する場合があります。

また、入社した企業によっては、賞与が入社すぐは貰えない場合もあるため注意が必要です。

異業種に転職する場合は、デメリットもあることを理解し、リスクについて把握した状態で転職活動をすることが重要です。

【保育士からの転職理由】異業種への転職でおすすめの業種

保育士として働いた経験で、体力・広い視野・協調性・コミュニケーション能力など、多くの職場で活かせる能力を身に付けています。

今まで身に付けたスキルを活かし、異業種に転職する際のおすすめの職種について紹介します。

転職先を考えている方は参考にしてください。

おすすめの業種は以下の5つです。

おすすめの業種
  • 介護職
  • 営業職
  • 事務職
  • 販売職
  • エンジニア

介護職

人の役に立ち、やりがいのある仕事をしたい方は介護職がおすすめです。

保育士と介護職では、対象の年齢が変わりますが、業務内容は近いものがあります。

高齢者が安全に過ごせるよう広い視野で観察を行い、日々のお世話のなかでコミュニケーションスキルは役立ちます。

食事・排泄・入浴の介助やレクリエーションなど体力も必要な仕事です。

保育士として働いて身に付いた体力が役立ちます。

高齢者からの感謝の言葉や、介護スキルの向上などモチベーションを高く維持し、やりがいを持って働けます。

また、日本は高齢化社会で、介護職が必要とされているため、働き口が多い点も魅力です。

介護施設によっては、夜勤や残業があるため、事前に働く場所の情報収集を徹底し、自分に合った就職先を探すといいでしょう。

営業職

営業職は、自分の売上・契約を結んだ数が手当として基本給に上乗せされる場合があるので大幅な年収アップが見込める職業です。

努力した分だけ自分に還元されるためモチベーションを高く維持して働けます。

また、未経験者を歓迎している職場も多くあります。

高いコミュニケーション能力や、多くのお客様に営業する体力や、お客様が契約したいと感じるプレゼン方法を考える広い視野など、保育士時代に身に付いたスキルを活かせる職業です。

営業職に必要なスキルが保育士と似ているため、保育士で身に付けたスキルをうまく自己PRでアピールすれば採用活動で有利に働くでしょう。

事務職

事務職は、事務処理能力やPC操作能力など、ある程度の専門性が必要ですが、保育士のスキルを活かして働けます。

保護者への連絡や、事務作業で保育士時代にもPC操作で書類作成する機会があるためアピールできるでしょう。

また、保育士時代に身に付いたコミュニケーションスキルが従業員や電話対応等で活かせるため、業務内容は大きく異なりますが、今までの経験を活かして働けます。

事務職では、保育士と異なり肉体労働が少なくなり、体力に余裕を持って働けます。

残業も少ないため、ワークライフバランスを重視している方におすすめです。

事務職は一般事務と営業事務などで業務内容が異なるため、自分がどのような事務職に就きたいのか明確にして応募しましょう。

販売職

販売職は、コミュニケーションスキルを活かしてお客様に接客するため、自分の経験を活かして働けるでしょう。

アパレルやフードなど販売職のなかでも多くの種類があり、働く選択肢が多い点もおすすめです。

販売職のメリットとして、給料が増える可能性があり、キャリアアップとして経験を重ねていくと主任・店長などと役職を目指すことも可能です。

また、専門的なスキル・知識がない未経験者でも始めやすいためおすすめの職業です。

入社直後は給料が少なくなるかもしれませんが、キャリアを重ねることで収入も増えていくでしょう。

販売職の中で、おすすめは子ども服や玩具など子どもをターゲットにした販売職です。

お客様のほとんどが、子どもと共に来店し、保育士として関わっていた年代と同世代のため、保育士として身に付けたスキルが発揮でき、関わり方も熟知しているため今までの経験を活かして働けるでしょう。

エンジニア

人と関わる仕事に疲労感がある方はエンジニアがおすすめです。

未経験でも採用されるケースがあります。

在宅ワークが推進されているため、ひとりで仕事を続けられる人や、ワークライフバランスを重視している方におすすめです。

保育園でドキュメントや表計算など取り扱う機会があった方はその経験を活かせます。

リモートワークやフレックス制度など働き方が自由な場合が多く、収入も増やせる見込みがある点もおすすめです。

しかし、ある程度パソコンスキルが無ければ入社当初は覚えることが多く大変であるため、パソコンに触れる機会が少ない方はある程度ドキュメント作成や表計算などができるよう学習してから転職活動を始めると良いでしょう。

【保育士からの転職理由】転職前にするべきこと

転職活動を始める前になにをすべきか悩む方も多いでしょう。

採用担当者に転職の熱意が伝わるよう自分の今までの経験や得たスキルから強み・弱みはなにか自己分析することが重要です。

自己分析をすることで転職する理由が明確になり、自分がなにを問題と捉えているため、次の職場はこれを重要視したいという内容が明確になり、転職の軸が明確になるでしょう。

自己分析を怠り、条件だけで転職してしまうと自分が考えていた内容と異なるなど、転職失敗となる場合があるため注意しましょう。

これから解説する4点を言語化し、明確にすることで自分がどこを重要視して転職すべきかが把握できるでしょう。

この分析ができないと採用側の目線になれず、なぜ転職したいのかが不明瞭となるため不採用となる可能性が高くなります。

時間をかけて深堀すると具体的な内容を考えられるでしょう。

転職前にすべきことは以下の4点です。

転職前にすべきこと
  • 自分の強み・弱みを明確にする
  • 転職目的を明確にする
  • 将来のビジョンを明確にする
  • なぜ保育士を退職しようと考えたか

自分の強み・弱みを明確にする

保育士の経験や得たスキルから自分の強み・アピールポイントを明確にし、転職先で自分がどんな活躍ができるか考えましょう。

「保育士として園児が安全に過ごせるよう常に周囲を見渡しておりました。

広い視野で見れるようになり、リスク管理能力にも自信があります。

これからは介護士として利用者が安全に過ごせるよう注意しながら寄り添ったケアをしていきます」や、「保育士として園児や保護者、同僚とより良い行事ができるよう連携を取りながら業務をしました。

コミュニケーションスキルや連携する力に自信があるため、営業職でお客様のニーズを捉え、必要な情報をわかりやすく説明し、顧客満足に繋げていきたい」のように今までの経験からどのような貢献ができるか志望動機に記載できるといいでしょう。

転職目的を明確にする

なぜ自分が転職をしたいのか明確にしましょう。

収入を増やしたい、自分・家族との時間を増やすためにライフワークバランスを重視したい、新しい職場でキャリアを積み重ねていきたいなど自分が転職先で重視する内容を明確にしなければ自分に合った転職先を見つけられなくなるでしょう。

将来のビジョンを明確にする

転職後、自分がどのように活躍したいかなど明確に記載しましょう。

「介護士としてのキャリアを重ねていくことを考えており、働きながら実務経験を積み、今後は介護福祉士の資格取得を目指して学習し、より質の高いケアができる介護士として職場に貢献したいと考えます」や、「営業職としてよりスキルを高めようと考えています。

ビジネス実務マナー検定の取得を目指し、ビジネスにおいて必要なスキルを高め、会社に貢献できるようになりたい」など資格取得を目指すことや、「販売職を追求していき、主任や店長など役職に就き、お客様が満足してお買い物ができる店舗運営をしていきたい」など自分が企業に貢献できる内容を明確にしましょう。

なぜ保育士を退職しようと考えたか

保育士を退職し、転職しようと考えた理由を明確にしましょう。

例えば給料に不満を感じていた場合は、自分の働きが評価され、働きに見合った給与が支払われる転職先を考えるなど転職の軸が明確になります。

残業が多く、自分の時間が取れない場合は、ワークライフバランスを重視した転職先を検討するなど転職の目的を明確にしましょう。

ただ漠然とした理由で転職先を考えると、思い描いていた生活と違ったと感じ、転職が失敗してしまいます。

軸をしっかりと定めるためにもなぜ退職を考え、転職先では何を重視するのか明確にしましょう。

【保育士からの転職理由】志望動機を書く注意点

志望動機を記載するときは、採用担当者にここで働きたいという熱意が伝わるように記載しなければいけません。

書き方を間違えるとネガティブな印象を与え、不採用となる場合があります。

志望動機を作るときの注意点について解説しますので、参考にしてください。

注意点は以下の2点です。

注意
  • 抽象的で分かりにくい内容
  • 待遇を重視した内容

抽象的で分かりにくい内容

志望動機は具体的で自分の経験や得たスキルが転職先でどう活かせるか、貢献できることはなにか伝わるように記載します。

しかし、自分の転職理由や、強み、アピールポイントが明確になっていないと抽象的な内容しか記載できなくなります。

また、インターネット等にある例文をそのまま引用し、汎用的な文章で提出しても同様です。

例文を参考にするのはいいですが、志望動機の内容は自分で考えたオリジナリティのある文章になるようにしましょう。

「人の役に立ちたい」、「新しい職場で気持ちを新しく取り組みたい」など抽象的な内容では、なぜ自社に採用を希望したのか採用担当者に伝わらず、どこに就職しても一緒と捉えられます。

「貴社では、利用者が自宅にいるような感覚で生活できるよう利用者の目線に立ち、質の高いケアを提供することを理念に掲げており、保育士として園児が安心して過ごせるよう保護者や同僚と協力してきた協調性や、コミュニケーションスキルを活かして、利用者に寄り添ったケアが提供できる介護士として貢献したい」など具体的に入職を希望した理由や、自分の強み、どのような貢献をするのかが明確になるように記載すると採用担当者に熱意が伝わる志望動機になるでしょう。

待遇を重視した内容

給与・休日・福利厚生・残業の少なさなど、待遇は転職先を選択するときに重要視するポイントです。

しかし、待遇ばかりを重視した内容は、「条件次第ですぐに辞めてしまう」、「働く意欲が低い」と採用担当者が感じてしまうため不適切な内容です。

特に、転職理由がワークライフバランスを重視したいと考えている方は、待遇面ばかり重視してしまう傾向があります。

「給料がいい」、「自分の時間を作りたい」などストレート表現は、採用担当者にネガティブなイメージを与えるので注意しましょう。

「前職では、残業時間や通勤にかかる時間が多く、就労と育児の両立が困難でした。

貴社ではリモートワークの推進をしており、就労と育児を両立を考えているため貴社でエンジニアとして働き、仕事に集中できる環境で長く働き、企業に貢献したい」など、理由を述べるのであれば、待遇ではなく、制度等を活用し、自分がどう企業に貢献できるかを記載しましょう。

また、あえて志望動機には記載せず、仕事で貢献できる内容などを記載し、採用面接で質問された場合に待遇について軽く話す程度にしておくと良いでしょう。

まとめ

今回は、保育士から転職を考えている方が、スムーズに転職活動が進められるよう転職理由の考え方や、志望動機を書く注意点、保育士の経験や得たスキルが自分の強みとしてどう自己PRできるかについて解説しました。

保育士の経験や得たスキルは、異業種に転職しても活用できるものが多く、中でもコミュニケーションスキルや広い視野、協調性などどの職場でも必要とされる内容が身に付けられるため、エピソードとともに自己PRすると良いでしょう。

異業種に転職するメリット・デメリットを把握し、なぜ自分が転職しようと考えたのか転職理由を明確にすることは、転職の軸を定めることや、転職先を選択するときに重要です。

不明瞭なまま転職活動をすると希望していた生活と異なり、転職失敗してしまう可能性もあるため注意が必要です。

転職理由を明確にし、自分の転職軸を定めたら、転職先の情報収集を徹底しましょう。

おすすめの業種5選を紹介しましたが、働く企業は多くあるため、自分に合った転職先に就職するためにも、採用ページ・ホームページから企業の理念・特徴について情報収集し、志望動機に入れると良いでしょう。

今までの経験を活かし、企業に貢献できることをエピソードとともに具体的に入れることで採用担当者が入職後にどのように働くかイメージしやすくなり、採用が近付きます。

より良い転職活動が進められるよう参考にしてください。

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