【新卒向け】自己分析のやり方がわからない!誰でも自己分析ができるようになる方法を解説!

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就職活動において、自己分析は重要な取り組みの1つとなっています。

志望先の業界や企業を探す際の軸をはっきりさせたり、採用選考で答える内容を分かりやすくまとめたりするうえで、とても役立つ手法と言えるでしょう。

しかし、自力でやってみようとするとやり方が分からず、どうすれば良いか困ってしまうことも少なくありません。

当記事では、自己分析を行う目的やメリットとともに、簡単で効果的な進め方を解説しています。

自己分析で悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【自己分析がうまくできない時の対処法】自己分析を怠る危険性

もし、十分に自己分析を行わないまま就職活動に取り組んだ場合、企業とのマッチングミスを起こしてしまう可能性があります。

分析がなくても、こんな仕事がしたい、この企業を受けたいといった願望があれば、就職活動を進めること自体はできるでしょう。

しかし、働きたいという意志があっても、あなた自身にその業種や業界への適性があるとは限りません。

また、自分に合っている企業を見つけられないまま、ミスマッチを起こしている企業から内定をもらっても、自身について理解していなければ間違いには気付けません。

入ってから「実は向いていなかった」と気付いて早期退職してしまうのは、あまりにももったいないことです。

後悔しないためにも、就職活動が始まる段階でしっかりと自己分析を行っておきましょう。

【自己分析がうまくできない時の対処法】自己分析がうまくできない人の特徴

自己分析は、就職活動を成功させるために、決して疎かにできない作業です。

しかし、自分自身のことであるにも関わらず、いざ始めてみても思うように進まず、行き詰まってしまう人は少なくありません。

自己分析がうまくできない、やってみたけれど何かしっくりこないという人には、いくつかの共通した特徴が見られます。

ここでは、その特徴を紹介しますので、当てはまるものがないか確認してみましょう。

まずは、うまく行かない理由を明確にし、あらためて行ってみると良いでしょう。

自己分析をする目的を理解していない 

自己分析は「就職活動には、自己分析が大事だから」「やった方が良いと聞いたから」という理由で行っているのでは、うまくいきません。

自己分析は、客観的に自分を理解するために自分自身と向き合い、これまでの経験を堀下げていく作業ですが、生まれてから現在までの経験をすべて振り返り堀下げることはできません。

何のために自己分析を行うのかを理解し、明確なゴールを設定しなければ、収拾がつかずキリがなくなってしまうのです。

自己分析がうまくできない人は、その目的を理解していないまま始めてしまい、どの部分をどこまで掘り下げるべきなのかがわからなくなってしまっている可能性があります。

主体的・積極的に自己分析を行うためには、明確な目的が必要なのです。

自分の短所ばかり見ている

自己分析を行う際は、自身の弱みばかりにクローズアップしてしまうと悲観的になり、思うように自己分析が進まなくなってしまいます。

これまでの経験を振り返ったときに、人に語れるような成功体験が何も見つからず、自分の悪いところばかりが目について自己嫌悪になってしまい、自己分析ができなくなってしまうという人もいるでしょう。

しかし、自己分析は成功体験を見つける作業ではありません。

成功体験や実績がなくても、強みは見つけられます。

自分の良いところばかりを見て自信過剰になるのではなく、自身の短所を真摯に受け止められていることは、それ自体が長所とも言えるのです。

あなたが短所だと感じている性格も、場面が変われば長所として働くこともあります。

自分の個性の傾向が見つけられたら、短所と決めつけず、両面を見てみると良いでしょう。

自分に真に向き合えていないから

自己分析は、客観的に真の自分と向き合うことができなければ、うまくいきません。

自己分析がうまくいかない人の中には、自分の弱みや失敗した経験などを深く掘り下げすぎたり、思いつめすぎたりして精神的に辛くなってしまい、自分自身に正面から向き合えなくなってしまう人もいるでしょう。

また、理想の自分像に近づけたい気持ちから、自分の弱みを受け入れられず、こうでありたいという理想像を本当の自分であるかのように錯覚してしまう場合もあります。

強く志望する企業の志望動機や自己PRを考えるための自己分析で、とくにこの傾向が強くなりがちです。

その企業の求める人物像に無意識に寄せてしまい、実際の自分とかけ離れた自分像を作り上げてしまうのです。

どちらの場合も、本来の自分に向き合っていないため、正確な自己分析は難しくなってしまいます。

自己分析のやり方が分からない

単純に、自己分析をどのように行えば良いのかがわからないため、自己分析がうまくできない場合もあります。

自分自身のことであるからと簡単に考えて、やみくもに始めてみても、なかなかうまくはいかないでしょう。

あらためて自分自身を見つめ直し、客観的に自分の個性を捉えるための自己分析のやり方には、さまざま方法があります。

下記では簡単にできる代表的なやり方を紹介しているので、参考にしてみてください。

自己流でむやみやたらに行うよりも、効率よく進めることができるでしょう。

ほかにもやり方は色々ありますが、どの方法が合っているかは人によって異なりますので、複数の方法を試してみるのもおすすめです。

複数の方法で行って、総合的にまとめてみるのも良いですし、しっくりくるやり方でじっくり堀下げていくのも良いでしょう。

自己分析をする時間が足りていない

自己分析がうまくいっていないと感じる場合、あなた自身が分析に十分な時間をかけていない可能性があります。

自己分析は、短時間ですべてが明確になるわけではありません。

時間をかけて思いつく限りのことを列挙し、冷静な視点から分析や分類を行っていくことで、初めて情報がはっきりとしたものになるのです。

もし現時点での分析が曖昧に終わっていたり、見落としがあるように感じられたりするなら、自己分析にあてている時間がまだ足りないかもしれません。

もう一度十分な時間をとって、自己分析にじっくりと取り組んでみましょう。

時間に余裕がない場合は、振り返ったことをメモなどに書き出しながら、空き時間を使って進めていくのが効果的です。

慌てたり妥協したりせず、納得のいくところまで取り組みましょう。

自分に自信がない

自分に自信がなく、過去を振り返ることに抵抗がある場合、自己分析をうまく進められなくなってしまうことがあります。

とくに、失敗してしまったことや苦手なことについて思い出すのは苦痛に感じる方もいるでしょう。

そうした感情が、自己分析において自身の深掘りを妨げてしまう場合があります。

嫌なことや弱い部分ばかりを見てしまい「自分には強みや魅力がない」と落ち込んでしまっては、冷静に内容を分析することも難しくなってしまいます。

自己分析に際して、無理に自信を持つ必要はありませんが、過去の失敗や自身の弱みを後ろ向きに捉えないことが大切です。

過去にうまくいかなかった出来事があっても、それは結果であって努力の過程や工夫は評価できるものです。

まずは一度客観的になり、そのときのエピソードを淡々と書き出してみると良いでしょう。

【自己分析がうまくできない時の対処法】自己分析がうまくできない人がやるべきこと

自己分析がうまくできない人が効果的な分析をやるためには、いくつかのポイントを踏まえることが大切です。

例えば、自己分析の目的を理解し、その意図に沿った深掘りを行ってみると良いかもしれません。

また、独力で取り組むことに不安がある場合は、1人だけで取り組まず、友人や家族の手を借りてみるのも1つの手です。

自己分析をやるにあたって効果的なポイントをいくつか取りあげてみましたので、実際に自己分析をやる場合の参考にしてみてください。

自己分析の目的を明確に定める

自己分析がうまくいかないと感じたら、まずは自己分析の目的が明確になっているかどうかを確認してみましょう。

過去のどのような経験をどこまで掘り下げるべきなのかは、目的を明確に定めればおのずとわかってきます。

就職活動における自己分析の目的は、大きく分けて「企業に自分を理解してもらうため」「自分に合う企業を選ぶため」の2つと考えられます。

これらの目的のために、自分のどのようなところが知りたいのかを明確にすると、掘り下げるべき箇所と自己分析のゴール地点が見えてくるでしょう。

例えば、熱意を持って働ける会社を見つけたい場合には、自身の原動力となるものは何なのかを知る必要があります。

この場合には、今までで最も頑張った経験を掘り下げることで、自分がどのようなことに熱意を持って取り組めるのかという傾向を知ることができるでしょう。

自分を相手に理解してもらうため

就職活動は書類選考をはじめ、その後の最終面接までを通して、自分自身のことをいかにうまく相手に伝えられるかが成功の鍵となります。

限られた時間の中で、自分自身を正確かつ十分に企業側に知ってもらうためには、まず自分自身が自分のことを十分に理解していなければならないでしょう。

自分がどのような人物であるかを言語化し、うまく相手に説明するためには自己分析を行い、自分をより深く理解しておかなければなりません。

自己分析によってさまざまな経験を掘り下げることで、自分の強みや弱み、また自身の価値観を発見できたら、その経験を語ることで、説得力を持ったアピールができるでしょう。

企業研究の結果、企業の採用したい人物像が明確になったら、その人物像と一致する自身の強みを見つけて、強調すべきポイントとして押さえておきましょう。

企業を選ぶ軸を知るため

自分に合った企業を選ぶためには、しっかりとした軸を持つことが大切です。

就職活動においての軸とは、就職する企業に対してこれだけは譲れないという条件のようなものです。

十分に自己分析をしないまま決めた就活の軸では、ミスマッチを防ぐことはできません。

企業側でもミスマッチを避けるため、なぜ自社を選んだのか、自社に何を求めているのかを確認します。

仕事に対する価値観が合っているかどうかを確認するため、何を軸として企業選びをしているかを尋ねられることも多いです。

明確な軸を持つために「自分の活かしたい強み」や、「人生で目指したいゴール」「将来どうなりたいのか」などのほか「これだけは嫌だと思うことは何か」など、自分自身を深く掘り下げる自己分析は重要な作業です。

他己分析を行う

自己分析は、自分の思い込みが強いと正しく行えない場合もあります。

自己分析と合わせて、他己分析も行ってみましょう。

人間は、色々な面を持っているのが普通です。

学校の仲間内ではおおざっぱでも、アルバイト先では細かく几帳面と思われている人もいるでしょう。

他人に協力してもらい他己分析も行ってみると、人から見た自分が見えてきて、自分自身への理解が深まります。

主観的な視点だけでなく、他人から見た自分を知ることで、自分でも気づいていなかった自身の長所や短所を発見できることもあり、客観的に自分を理解するのに役立ちます。

できるだけ多くの人に協力してもらい、家族や友達、先輩、後輩など関係性も多様であるほうが、より深く自分を知ることができるでしょう。

他己分析については、以下のページで詳しく紹介されていますので、参考にしてみてください。

完璧を求めない

自己分析は、内容を深掘りしようと思えば、いくらでもできるものです。

強みや経験についてより詳細なことがらを挙げ、正確に分類していくことは、それ相応の時間をかければ十分に可能と言えるでしょう。

しかし、就職活動にかけられる時間は有限ですし、学生の立場ではそれ以外のことも並行してやっていかなければいけません。

終わりの存在しない分析にのめり込んで、せっかくのチャンスをふいにしてしまっては本末転倒です。

就職活動における自己分析は具体的である必要がありますが、完璧である必要はありません。

したがって、完璧であることを目的とするのではなく、マッチングや面接への対応に十分な出来を目指して取り組んだ方が良いでしょう。

自己分析ツールを利用する

独力では自己分析の手順が分からず、うまく進められない場合もあります。

そういった場合は、すでにある分析ツールや診断を利用して、自己分析をやってみるのも1つの手段です。

インターネットで検索してみると、さまざまな自己分析ツールが出てきます。

こういったサービスのいくつかを使ってみながら「自分はどういった人間なのか」というところを確認しつつ、進めてみると良いでしょう。

ただやるだけではなく、あなた自身で見つけた特徴についてまとめながら、ツールに指摘された情報を補っていくと効果的です。

就活サイトによっては公式にサービスを提供している場合もあるので、サイトの説明案内や診断テストを受けながら自己分析を進めてみましょう。

OB訪問を行う

OB訪問は、必ず行わなければならないものではありませんが、自己分析について悩みがあるのであれば、思い切ってOBに相談してみるのも良い方法です。

その際は、必ず事前に自分なりの自分史を作成してから、訪問するようにしましょう。

その企業の中で必要な強みが何であるのか、どこを強調してアピールすれば良いのかなど、書類作成や面接における対策もできるのでおすすめです。

自分と真剣に向き合っていることを、企業側の人間であるOBに知ってもらえるチャンスでもありますし、その企業の選考ではどのようなアピール方法が有効であるのかを教えてもらうこともできます。

他己分析として、どのような印象を受けるかを尋ねてみても良いかもしれません。

企業のことをよく知っているOBに、模擬面接をお願いしてみるのもおすすめです。

就活エージェントを利用する 

自己分析に行き詰まったら、就活エージェントを活用するのも良いでしょう。

就活エージェントでは、自己分析についてはもちろん、企業選びや面接対策など、就職活動におけるあらゆる場面で適切なアドバイスをしてくれます。

これにより、自信を持って活動できるようになるため、とくに自分1人での就職活動が不安な人にとって、大きなメリットとなります。

また、就職活動は自己分析だけでなく、志望動機や自己PR文の作成、情報収集などに多くの時間を取られてしまうものです。

しかし、就活エージェントを利用することで、効率よく準備や対策ができるため、時間の余裕のない人にもおすすめです。

ジョブコミットでは、以下のアドレスから無料で登録でき、専属のアドバイザーが親身になって一人ひとりに合わせたサポートをしてくれます。

面接の模擬練習をお願いすることもできますし、ネットには出ていない詳細な情報を得られることもあります。

【自己分析がうまくできない時の対処法】自己分析の簡単なやり方

ここまで、自己分析がうまくできない理由や押さえるべきポイントについて解説してきました。

では、実際に効果的な自己分析を行うためには、どのような手順をとるのが良いのでしょうか。

簡単なやり方としては「経験の列挙」「『なぜ』『なに』を使って深掘り」「強みを見つける」という作業を順に行っていく方法があります。

あなた自身の過去の経験をもとに特徴を深掘りしていくので、容易に分析を行うことができます。

それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

過去経験を列挙する

まず始めに、あなたが過去に経験したことを列挙してみましょう。

頑張った経験や困難に立ち向かった経験など、場所や時期を問わず思いつく限りのものを挙げてみると良いです。

過去を振り返る際には、成功体験や周りより優れていたことに限定せず、結果として失敗に終わってしまった出来事も取りあげることが大切です。

そこで取り組んだことや工夫していたことが、実はあなたの強みや魅力につながる要素である場合も少なくありません。

「こういうエピソードは人前で話せないから」と一方的に切り捨てず、すべて列挙して内容を振り返ってみましょう。

また、それぞれの経験をまとめるときは、状況や場所の情報を項目ごとに整理しておくと後で分析がしやすくなります。

書きまとめるためのフォーマットを用意しておくと良いでしょう。

「なぜ」「なに」を使い過去経験を深堀りする

自身の過去の経験を一通り挙げ終えたら、次はそれらを1つずつ深掘りしていきましょう。

内容を掘り下げる際は、他人に質問されている状況を想像しながら「なぜ」「なに」を使って考えていくと効率的に進めることができます。

「なぜ」という問いかけにおいては、取り組んだ理由やそう判断するに至った考えなど、抽象的な部分をより深く掘り下げることができます。

また、「なに」をたずねる場合は、どういった手段や方法をとったり、何を工夫したりしたのかといった具体的な部分の掘り下げが期待できるでしょう。

このように「なぜ」と「なに」の両面から自分の経験に関する情報を細かく分けていくことで、あなたの考え方の特徴や取り組みにおけるこだわりが明確になります。

そこから共通点を見つける

それぞれの経験について深掘りをしていくと、共通して見出せる要素が出てきます。

物事への取り組み方やモチベーションを抱く要因、計画や実行において発揮されるスキルなどは、1つの経験だけでなくほかのエピソードでも見受けられる場合が多くあります。

例えば、トラブルや予期していなかった現象に見舞われながら、やり方を工夫して乗り越えることが多かったとしたら、その臨機応変に対応できるところがあなたの特徴と言えるでしょう。

また、ある経験ではデメリットとして働いていることも、ほかの経験においてはより良い方向へ導いている場合があります。

そういったあなたに共通する特徴を発見し、どういった強みとして働いているのかを考察してみましょう。

おわりに

当記事では、自己分析がうまくできないときの対処法について、自己分析についての考え方や効果的に進めるためのポイントに注目して解説しました。

自分1人で取り組もうとする手前、なかなか冷静に分析することができなかったり、良い部分ばかりを捉えようとしたりして正確でなくなってしまうことは少なくありません。

そういった場合には、自分以外の視点を借りてみたり、分析ツールを利用したりするなどして、客観的なところから振り返ってみると良いでしょう。

また、あなた自身で弱みと思っていることも、ほかの場面では強みになっていることがあります。

成功したかどうかに関わらず、さまざまな経験を振り返り「なぜ」や「なに」を掘り下げてみましょう。

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