【例文あり】ガクチカで箇条書きを用いるのはあり?用いる際の条件や注意点を紹介

【例文あり】ガクチカで箇条書きを用いるのはあり?用いる際の条件や注意点を紹介

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はじめに

ガクチカで箇条書きを用いると、採用担当者からの印象が悪いのではないかといった心配から使用に抵抗がある人は多いと思います。

実際、エントリーシートに書かれる多くの文章に箇条書きは使われていないことから、多くの人が箇条書きを用いることを避けています。

しかし、箇条書きを用いることで、多くの情報を端的にまとめることができるため、限られた文字数制限内で書かなければならないガクチカではとても有効な手段と言えます。

ここでは、箇条書きを用いる際の条件や注意点について詳しく解説していきます。

【ガクチカで箇条書き】ガクチカで箇条書きを用いるのはあり?

ガクチカで箇条書きを用いることで評価が下がるのではないかと不安になると思います。

では、ガクチカで箇条書きを用いることは実際ありなのか、、、評価は下がらないのか、、、?

結論、「ありです!」。

ガクチカで箇条書きを用いたからといって、評価が下がるということは一切ありません。

しかし、用いる必要もないのに、ただ楽に書きたいといった理由でむやみに用いることはおすすめしません。

まずは、文章で書いてみて、その結果、箇条書きを用いる方が文章全体が良くなる場合、用いる意味がある場合に限って用いるようにしましょう。

そして、使用の際は、以下で紹介する注意点にも十分に気を付けるようにしてください。

【ガクチカで箇条書き】箇条書きを用いる際の条件

ガクチカで箇条書きを用いるのは「あり」ですが、用いる必要もないのにむやみに使ってはいけないということをお伝えしました。

よって、ここでは、その用いる際の条件として、「文章が見えづらく伝わりにくい時」と「アピールポイントが複数ある時」の2つを紹介します。

これらの条件を満たした上での箇条書きの使用は、評価が下がらないどころか高評価を受けることも期待できます。

それぞれの条件について以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

文章だと見づらく伝わりにくい時

文章だけだと、全体が読みづらく、伝えたいことを伝えにくい場合は、箇条書きを使うのはとても有効な手段です。

選考を通して膨大な数のエントリーシートを読む採用担当者にとって、文章の読みやすさというのはとても重要です。

一文が長く、何を伝えたいのかが分かないような読みづらいエントリーシートは、読むだけでストレスでしっかりと読んでくれず、もちろん印象にも残りません。

また、文字数制限が長ければ長いほど、読みやすさと印象の強さを文章だけで表すことは難しいため、簡潔かつ印象的な文章にするために箇条書きを用いることはおすすめです。

したがって、文章で書いてみて読みづらい、伝わりにくいと感じた時は、箇条書きを用いてガクチカを作ってみてください。

アピールポイントが複数ある時

ガクチカを通して、話したい内容やアピールしたいことが複数ある場合は、箇条書きを用いるのは有効な手段です。

エントリーシートの限られた文字数で、短く表せるようなアピール内容を文章で書くのは文字数を無駄に使ってしまうことになってしまうことがあります。

よって、簡潔にアピールできる内容は箇条書きで書くと良いでしょう。

例えば、「○○の経験で、3つの施策に取り組みました」という内容を書く場合は、その3つについて「①~、②~、③~」と箇条書きで書いた方が少ない文字数で簡潔かつ印象的に伝えることができるでしょう。

また、「○○の経験から3つのことを学びました」という内容の場合も同様に、箇条書きでそれぞれを列挙する方が印象が良いと考えられます。

【ガクチカで箇条書き】箇条書きを用いる際の注意点

ガクチカに箇条書きを用いる際は、ただむやみに文章を箇条書きにすればいいというわけではありません。

そもそもガクチカで箇条書きを用いる人は多くはないため、いい意味でも悪い意味でも印象に残りやすいです。

よって、箇条書きの用い方や書き方を間違えてしまうと、悪い印象が強く残り、評価が下がってしまう恐れがあります。

そうならないために、ここではガクチカで箇条書きを用いる際の4つの注意点について紹介します。

これら4つに注意して書くことができれば、箇条書きを使ったことによる評価の低下という可能性はなくなります。

箇条書きだけの文章にしない

ガクチカの文章全てを箇条書きで書かないようにしましょう。

見やすく、読みやすければ良いという訳ではありません。

見やすさは大前提として必要な条件ですが、選考の合否を左右するのは中身の内容です。

全て箇条書きで書かれたガクチカは、内容が薄く、手抜きの文章というイメージを採用担当者に与え、熱意や志望意欲が低いのではないかと疑われてしまいます。

よって、箇条書きを用いるのならば、文章の一部で用いるようにしてください。

例えば、目標達成のため、困難を乗り越えるために行った行動や学んだことなどが複数あれば、それのみを箇条書きにして、補足の説明や前後の内容は文章で書きましょう。

箇条書きは3つまでにする

ガクチカで用いる箇条書きの項目の数は、最大でも3つまでにするようにしましょう。

あまり箇条書きの数が多いと、情報量が多すぎて、かえってアピールしたいポイントが伝わりづらくなってしまいます。

つまり、箇条書きの見やすさや分かりやすさ、印象の残りやすさといった利点が損なわれてしまうという問題が生じます。

また、文字数にもよりますが、300字・400字の場合、エントリーシートで書くガクチカは、学生時代に最も力を入れたことについての全体像を伝えることが重要です。

箇条書きで書いたからといって、あまりに多くの項目を用いた場合、それだけで文字数を多く使ってしまい、学生時代に何をやってきたかの全体のイメージが伝えられないでしょう。

よって、ガクチカで箇条書きを用いる場合は、多くても3つまでにしましょう。

具体性のない文章にならないようにする

箇条書きを用いると簡潔で見やすくはなるものの、抽象度が上がり、具体性のない文章になってしまいがちです。

具体性のない文章の場合、周囲の学生との差別化ができないため、印象に残りづらくなってしまいます。

もちろん、全国大会出場やビジネスコンテスト優勝、体育会で部長を務めたといった学生時代に力を入れた経験自体にインパクトがある場合はそれだけでエントリーシートを突破できる可能性は高いでしょう。

しかし、そのような経験を学生時代にしている学生は稀であるため、多くの学生は経験自体の強さではなく、エピソードをより具体的かつ印象的に書くことで他の学生と差別化します。

よって、ガクチカで箇条書きを用いる時は、その具体性がなくならないように箇条書きの部分で抽象度の強すぎる言葉を使わないことや前後の文章を具体的に書くなどしましょう。

箇条書きの項目は長文にしない

箇条書きで書く項目の一つ一つは、長文にならないように気を付けましょう。

箇条書きにも関わらず、長文で書いてしまったら、箇条書きで書く見やすさや分かりやすさといったメリットがなくなってしまいます。

もし、具体性や情報量などといった問題で長文になってしまう場合は、箇条書きで書くことは諦めて、文章で書いてしまった方が良いでしょう。

ただ、一言でまとめろというわけではありません。

目安としては、30文字程度までであれば問題はないでしょう。

これらのことから、ガクチカで箇条書きを用いる際は、できる限り簡潔に書くようにしましょう。

【ガクチカで箇条書き】箇条書きを用いた例文

アルバイト先の都内に10店舗展開している焼肉屋で、40人程をまとめるアルバイトリーダーとして周囲を巻き込み、毎月の肉とワインの売上数において全店舗中1位を達成した。

オープン以降、私達の店舗は常に3位以下だった。

その原因は、お客様へのアンケート調査から、マニュアルに沿っただけの接客だと考え、接客に付加価値を与える施策を2点考え、実行した。


①実践的な接客に役立つ知識を一問一答形式でまとめて共有

②営業前に予約表を元に、その日の接客の方針や注意点を全員で共有


その結果、肉とワイン共に継続的に1位を取ることができた。

まとめ

ガクチカで箇条書きを用いるのは、「あり!」ということをお伝えしてきました。

しかし、ここで紹介した条件や注意点を押さえた上で用いるようにしてください。

そうすれば、箇条書きを使うことで、採用担当者に好印象を与えるガクチカを作り上げることができます。

箇条書きは、ガクチカを書く際の一つの手段です。

よって、全て文章で書くのと、箇条書きを使うこと、どちらが自分のガクチカの内容には良いのかというのをよく考えて使うようにしてください。

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