【仕事を辞めたい人必読】即決厳禁！辞める前に考えるべきことと対処法を紹介

日々辛い仕事。

様々な理由からあなたは今の仕事を辞めたいと思っているはず。

もしかすると、もう辞めてやろう！と決心がついている頃かも知れませんね。

しかし、この記事を読んでいるということは少しの迷いもあるはずです。

そんなあなたのために、本当に今の勢いで辞めてもいいのか再度検討する材料やその後起こり得る問題、転職を決めた後にするべきことなどをご紹介していきます。

退職するか悩んだときにすべきこと

上司や得意先に理不尽に感じることでこっぴどく怒られてへこんだ、もうやってられないから辞めてやる！

など勢いで会社を辞めると後々後悔する人が多く、得策ではありません。

ここでは一旦冷静になり、今の仕事内容や社内環境、自信の状況などについて再度考えてみましょう。

辞めたい理由を深堀りする

まずは今の仕事を辞めたい理由がどこにあるのかを書き出してみましょう。

仕事内容、職場環境、給料面、休日面、もしかすると通勤時間なども関係してくるかも知れません。

色々と書き出していき、それを不満度が高い順番に並べてみましょう。

それがあなたにとって今の仕事を辞めたい理由を明確に表しています。

次のステップとして、その辞めたい理由は本当に辞めることで解決されるのか？について考えましょう。

もしかすると自分の考え方を変えることで解決できることもある場合もあります。

辞めたい理由を解決するには職場環境を変えるのか、自分を変えるのか、再度よく考えてみましょう。

不満は退職で解決できるのか考える

辞めたい理由を深堀りし、やはり職場環境に対する不満が多く自分を変えることで状況を良くすることができないと行き着いた場合、今の会社を辞めた方が良いでしょう。

職場環境についてはあなただけが努力したところですぐに良くなることは少なく、言ってしまえば貴重な時間を無駄に遣ってしまう可能性が非常に高いです。

心身に影響が出ているか確認する

当然ですが体調を崩すほどの影響が出ているのであれば、すぐにでも今の仕事を辞めて下さい。

体調を崩すほどにあなたのことを追い込んでいるのは職場環境であり、今勤めている会社に原因があります。

あなたが決して弱いからなどではありません。

何度も言いますが、心身ともに影響が出た場合はすぐに仕事を辞めて下さい。

それがあなたにとって唯一できる正しいことです。

退職すべき指標

ここではこれを超えたら退職を検討しても良いのではないか、という指標を6つの項目に分けてご紹介します。

もしかして今の環境で退職したいのは自分に甘いのかな？なんて考えている人は必見です。

1つ1つ確認していきましょう！

①残業時間

業界問わず仕事をしている上で避けては通れないのが残業です。

しかし、あなたの残業時間は月に何時間あるか計算したことがありますか？

日本人の平均残業時間は月に25時間程と言われています。

繁忙期や一時的に残業が増える時期などもありますが、一般的に月80時間を超えると仕事と私生活のバランスが崩れ、体調不良や過剰なストレスがかかるとされています。

この月80時間を超えてくるようだと、会社を辞めることをオススメします。

さらに月100時間を超える残業は法律違反となり、勤めている会社が罰則の対象になります。

月100時間を超える残業は過労死の基準ともされており、これに近い残業を課せられる職場環境であれば危険な状態であると言えます。

②給料面

これのために毎日汗水垂らして働いているわけです。

その給料がフルタイムで働いて月に手取り16万円を下回る場合も辞めることを検討しましょう。

総務省によると、単身世帯の月の消費支出の平均は約16万円となっており、手取りが月に16万円を切ると生活するのが困難とされています。

手取り16万円を切るような給料では、バイトやパートで働いているのと大差がなく転職を考えるのが妥当でしょう。

③人間関係

上司と合わないという理由で会社を辞める人は多く、人間関係は仕事をしていく上で非常に重要です。

単に直属の上司と合わないだけであれば、他の部署に異動することなどで解決されますが、あなたの人格を否定するような場合は会社を辞めることを検討しましょう。

2020年に施行されたパワハラ防止法により、会社はパワハラ防止のために必要な措置を行うことが義務付けられています。

そんな中で未だに人格否定するようなパワハラが横行している職場では、上司が代わったとしても同じようなことの繰り返しに必ずなります。

そんな職場環境であれば、すぐに退職を検討しましょう。

④体調

「やりがいがない。もっと自分に合った仕事がしたい。」などの悩みは部署異動などで改善することができるかも知れません。

例えば、チームで協力して物事を進めることが好きなのに、個人成果主義の職場で働いていることや、人が苦手なのに接客業をしていることなどが挙げられます。

本人の意志ではどうすることもできない場合は、部署異動を申し出るか転職するしか方法がありません。

今の仕事を続けることで健康被害が出る前に、早めに行動するべきです。

⑤評価基準

あなたの頑張りが正しく評価されないのであれば辞めることを検討しましょう。

年功序列、一族経営など、どれだけあなたが頑張って成果を上げてきても出世できないのはそれらの古い慣習のせいです。

そのような職場では、モチベーションを保つことが難しく、あなただけでなく周りの人も同じ気持ちであれば社内の雰囲気は当然悪くなります。

今のご時世そのような年功序列、一族でなければ出世できない慣習がある会社は遠くない未来に淘汰されていきます。

そのことも見越して、転職活動を早めにすることが懸命な判断でしょう。

⑥会社の将来性

今勤めている会社が潰れそうなら当然ですが辞めることを検討しましょう。

潰れる寸前の会社は雰囲気も悪く、人員削減などで1人1人の仕事量が増え長時間労働を強いられる可能性が高く、働きづらい環境になることは間違いありません。

その上、給料未払いや倒産した際の退職金なども貰える見込みは薄く、今の生活を維持していくことも難しくなってしまいます。

辞める決心がつかなくても、とりあえず半年間生きていける位の貯金をして倒産後の転職活動をする際の貯蓄にしておきましょう。

退職に不安を感じる人へ

「今の会社にはもう行きたくない。でも転職するリスクを考えると重い腰が上がらない」と感じている人は非常に多く、あなただけではありません。

転職が上手くいくのか不安。

貯金が足りるのか不安。

実際に上司に言えるのか不安。

不安は言い出すとキリがありません。

しかし、ネガティブに考えすぎることはよくありません。

ここでは・転職事情・金銭面・言い出しづらいときの3つについてご説明します。

今、会社を辞めても大丈夫かの判断材料にして下さい。

転職事情

転職は年齢が若い方が有利とされています。

特に20代は今後のポテンシャルを重視され、転職しやすい傾向にあります。

その中でも20代前半は第二新卒として、新卒と同じような条件で転職できる可能性が高く転職のハードルは低い。

そのため、新卒で入った会社があなたに合っていない場合は早めに見切りをつけ、転職へ舵取りをする方が良いでしょう。

30代での転職は実績勝負となることが多く、中堅社員となるので即戦力であり部下に指示を出せるマネジメント能力なども求められることになります。

年齢を重ねる程に転職は難しくなりますが、逆に実績があれば今より環境の良い職場に巡り合える可能性も高くなります。

あなたの価値を正しく評価してもらいましょう。

金銭面

退職時に次の職場が決まっていない場合でも、半年分の生活費があれば問題ないと言えます。

先ほども言いましたが単身の消費支出の平均は16万円程。

半年で約100万円の貯金があれば安心ということになります。

失業保険を申請する方法もありますが、申請から受給までに4ヶ月かかることを覚えておきましょう。

お金がないと心に余裕がなくなり、焦って転職して結局後悔することになります。

しっかりと地盤を作っておきましょう。

退職を言い出しづらいときは

まずはなぜ言い出せないのかの原因をあなたの中で探りましょう。

そうすると多いのが「転職活動への不安」「同僚への影響」「上司との関係性」の3つになることが多いようです。

ではそれぞれの悩みに対して、どうすれば解決できるのか詳しく見ていきましょう。

①転職活動への不安

いざ辛かった仕事を辞めてはみたものの、次の会社が見つかるか不安ではないでしょうか。

今の貯金で暮らしていけるのか、貯金が尽きてしまうのではないかなどの不安が尽きません。

そういう場合は転職先を在職中に探すことをオススメします。

在職中に探す方法としては「転職サイトに登録する」「転職エージェントを活用する」などの方法があります。

自分の力で探すのは限界がありますので、転職サイトや転職エージェントを上手く活用し転職活動をしましょう。

あなたの思いもよらない会社からオファーが来る可能性もあり、新しい自分を発見するチャンスでもありますよ。

②同僚への影響

今自分が辞めると同僚に迷惑がかかるのでないか、責任感が強いあなたであればそう思うかも知れません。

しかし、一般的に1〜3ヶ月前までに退職することを伝えていれば人員の確保など、会社としてできることがありますので、ご安心下さい。

あなた1人が辞めて破綻するような会社であれば、辞める判断ができるあなたを褒めてあげましょう。

あなたにできることは事前に退職することを会社に伝え、正しく業務の引き継ぎを行うことです。

少しでも影響がないように配慮するのであれば、繁忙期、人事異動が終わった直後などを避ければ問題ありません。

③上司との関係性

円滑に退職するために避けては通れない直属の上司への報告です。

退職を伝えるタイミングは繁忙期を避け、仕事がひと段落ついてからするのが良いでしょう。

何か大きなプロジェクトに関わっている時などは、会社から必ず引き止められますのでオススメできません。

円満退社を目指すにはタイミングと伝え方が非常に重要になります。

しかし、スムーズかつ円満に退社できると次の仕事を探す際も前向きになり、気持ちよく転職活動に進むことができますよ。

退職を決めた際にすべきこと

今まで紹介してきた、会社を辞める基準や辞めることについての不安などを乗り越え、今の会社を辞める決心がついた後にもやるべきことがあります。

それは「キャリアプランを見直す」「転職活動をする」ことの2つです。

それぞれ詳しく説明していきますね。

キャリアプランを見直す

あなたの今後のキャリアプランはどうなのか、一度考えてみて下さい。

結婚、マイホームの購入、子どもの誕生や進学など、人生の大きな節目のタイミングには大きなお金が必要になります。

現実的な話ですが、やはりこういう出費なども考慮してキャリアプランを見直しましょう。

大きな節目のためにもっとキャリアアップする必要があるなど、前向きな気持ちが転職活動にも非常に活きます。

キャリアプランをより明確にし高いモチベーションを保ちましょう。

転職活動をする

ここからが本番です。

まずはあなたのこれまでの実績やスキル、資格などの情報をまとめてみましょう。

何気なく普段やっていた仕事内容が、実は優れたスキルである場合もよくありますのでよく思い返してみましょう。

転職活動をする上でやはり「転職サイト」「転職エージェント」を活用するべきだと思います。

自分だけでなく、転職のプロに手伝ってもらった方が効率的であることは明らかで、転職の幅も広がりますよ。

まとめ

仕事を辞める前に考えることを一挙にご紹介してきました。

辞める前にもう一度考えるべきことや不安の乗り越えかたなど参考になりましたでしょうか。

決心がついて辞めてから転職するにしても、1人の力では難しいことも少しは伝わったかと思います。

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