転職面接で聞かれる質問は?印象が良くなる回答例や対策方法を紹介!

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定番の質問はしっかりと対策しておこう!

転職の面接において、企業側は応募者の熱意や人となり、スキルを確認するために様々な質問をします。

「絶対この会社に入りたい」という強い想いがあるなら、準備不足で落ちてしまうのは避けたいところですよね。

質問の内容は会社にもよりますが、中には転職面接においてほぼ必ず聞かれるであろう定番の質問も存在します。

こういった定番の質問は、事前に企業研究やスキルの棚卸しをして事前に対策しておくべきです。

この記事では、転職面接でよく聞かれる質問の意図や回答例、対策方法を紹介します。

絶対に転職を成功させたい、面接が苦手なためスムーズに対応できるように準備したいと考えているかたは、ぜひ最後までご覧ください。

面接の流れ

一般的な面接の流れは以下の通りです。

なお以下は対面を想定した流れになり、Web面接における注意点は後ほど紹介します。

1.入室

2.自己紹介

3.会社によっては自社や求人内容の紹介

4.これまでの経歴や退職/転職理由

5.志望動機やキャリアプラン

6.年収などの条件

7.応募者からの質問(逆質問)

8.退室

質問の流れと内容は、企業や選考段階によって異なるため、必ずしもこの通りに進むとは限りません。

しかし上記にあげた内容は多くの企業で聞かれます。

そのため「このような質問がくる」というのを把握しているだけでも、リラックスした状態で面接に挑めるでしょう。

Web面接では何が違う?

リモートワークが普及した近年、試験や面接もすべてオンラインで完結させる企業が増えています。

ではWeb上で行われる面接は、対面と何が違うのか、また何が必要なのか順に解説します。

インターネット環境が必要

オンライン面接では、ZoomやGoogle meetといったWeb会議ツールを使用します。

そのためインターネットに接続できる環境は必須です。

またWeb会議をスムーズに行うためにも、ある程度の回線速度は必要になります。

日頃からWebでの会議や友人とのカメラ通話がスムーズに行えていれば問題ありませんが、もし初めてのWeb面接で不安な場合は、一度問題なく会話ができるかテストしておきましょう。

事前にマイクやカメラをチェック

いざ面接の日にカメラやマイクが繋がらない、ということになると企業側に迷惑がかかってしまいます。

繋がらない理由はPCやソフトの設定、壊れているなど様々。

どんな理由にも対処できるよう、前日からしっかりと確認しておきたいところです。

面接においてはカメラを常にONにするのが基本です。

Webだからと気を抜かず、服装や髪型、化粧といった身だしなみは整えておきましょう。

面接の流れは対面と大差ない

面接官と応募者がそれぞれ部屋に入ると面接が始まります。

自己紹介から会社説明、面接官からの質問がひとしきり終わったら逆質問、という一般的な流れとさほど変わらないでしょう。

また画面には参加者の顔や名前が表示される他、Web会議ツールの画面共有機能を利用して会社や業務の説明が行われることもあります。

そのため画面は常に見えるようにしておいてください。

退室は相手を待つのが基本

全ての工程を終えると、Web会議から退出します。

基本的には相手の退出を待ちましょう。

しかし中にはそのまま同じ部屋で応募者の合否を話し合うなどという理由で退出しないこともあります。

相手が出ていかない、待っている雰囲気を感じ取った場合は、「お先に失礼いたします」などと声をかけてから会議を退出しましょう。

【面接質問1】自己紹介

例文

・自己紹介をお願いします。

・まずは○○さんのご経歴を、2~3分程度でお話ししてください。

面接が始まり、挨拶や面接の流れの説明の後は自己紹介を行うのが基本です。

ただ名乗るだけでなく、自分はこれまでにどういった経験をしてどのようなことができる人間なのかを簡潔に話します。

この質問を行う意図

自己紹介では、応募者の人柄や話を簡潔にまとめて相手に伝えるスキルをチェックする意図があります。

転職の回数や就業年数によってはかなり多くの経験をしているでしょう。

その中でもより求人の内容にマッチし、面接官が知りたいと思う部分を交えて簡潔にまとめる必要があります。

自己紹介では第一印象が決まるため、明るくハキハキと笑顔で話すことも重要です。

しかしそれだけではなく、物事を簡潔に話すスキルを見られている点も意識しましょう。

回答する際のポイント

経験やスキルを1~2分程度にまとめる

まず自己紹介をする際に、自分のこれまでの経歴を順番にダラダラと話すのはNGです。

自己紹介で伝えるべき内容は、

1.挨拶・氏名

2.これまでの経歴や経験

3.貢献できるポイントや熱意

の3つになります。

これらを1~2分程度でまとめましょう。

前述のとおり、必要な部分をまとめて簡潔に話すことが重要になります。

その会社でどういう業務や経験をしてきたのか、どういうところが企業や業務内容に貢献できそうかを理論立てて話してください。

これまで多くの経験があるなら、求人の業務内容に活かせる経験を中心にまとめます。

事前に求人内容をしっかりと読み、自分が話したい内容を準備しておきましょう。

前後に一言加えていい印象を与える

ただ自分を紹介するだけでなく、前後に一言加えるだけでいい印象を少しプラスできます。

自己紹介の前には「このような貴重なお時間を頂き、ありがとうございます」、後ろは「自分の○○の経験を活かせるかと思います」「よろしくお願いいたします」といった言葉を付け加えてみましょう。

話しやすい雰囲気を作るというのも立派なスキルです。

話しやすい空気を作れる人は、面接官の目にも印象よく映ります。

回答の例

本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございます。

○○と申します。

現職では株式会社××にて、Webディレクターとして3年間従事し、これまで○つの案件のディレクションに携わりました。

この度は△△の仕事に従事したいと考え、御社に応募いたしました。

○○や××の経験もあるため、御社でも即戦力になれるのではと考えております。

本日はよろしくお願いいたします。

経験者の場合は、その会社の即戦力になれることをアピールしてみましょう。

未経験の業種である場合はその業種について研究し、親和性の高い経歴をアピールします。

【面接質問2】転職理由

例文

・以前の会社はどうして辞められたのですか?

・今回転職を決めた理由はなんですか?

・今回の転職における軸を教えてください

よくある質問2つ目は、転職や退職に関する質問です。

会社を退職した理由や転職活動をするに至った理由は多くの会社で聞かれます。

何度も転職している場合、全ての会社に対し辞めた理由を聞かれることもあれば、直近の会社だけの場合もあります。

また理由ではなくその転職で何を叶えたいのか、何を軸に転職活動をしているのかという質問もあるため、事前に準備しておきましょう。

この質問を行う意図

退職・転職する理由が自社で改善できるのかを見ています。

入社しても同じ理由ですぐに辞めてしまっては、企業・応募者どちらにとってもデメリットです。

応募者の転職理由が自社で叶えられるか、相性がいいかの確認は重要です。

企業情報だけでなく、社員インタビューやブログを見ることで、その人がどんな思いを持って働いているのか、どのような会社なのかを知ることができます。

回答する際のポイント

結論は前向きになるように伝える

転職理由を話すときは、理論立てて話すことが重要です。

何が嫌・不満だったのか、それを解決するためにどのような行動を起こしたのか、結果自分のキャリアアップ等を考えどのような会社に転職したいのかまで言えることが理想です。

できるだけポジティブな言い回しにできるように意識してみてください。

例えネガティブな理由を正直に伝える場合でも、結論は前向きな方向に話すと、マイナスな印象を与えることなく伝えられます。

愚痴にならないように気をつける

現職に一切の不満がなければ、自分から会社をやめる必要はありませんよね。

辞めたい、転職したいということは何かしらの不満や物足りなさを感じていることでしょう。

無理に隠したり嘘をつく必要はありません。

しかし退職理由を話す時に、その内容が愚痴になってしまわないように気をつけてください。

回答の例

現職では入社当初から、朝8時から夜12時までの勤務が常態化しています。

チーム全員が同じ状況であり、上長に増員の要望や改善案を提出したものの、受け入れてもらえませんでした。

ライフワークバランスを改善し、○○の勉強に使える時間が必要だと考えたため、転職を決意しました。

現在勤めている会社で遠方への転勤を命じられました。

新しい経験を積むという点では大きなメリットだと感じておりますが、私自身が目指すキャリアとは相違があります。

今後も○○のキャリアを伸ばし続け、ゆくゆくは××に挑戦したいと考えているため、○○の経験を積める会社への転職を決意しました。

1つ目は残業時間が長いこと、2つ目は転勤を避けたい場合の理由です。

どちらも会社への不満がベースですが、自分が努力しても改善できなかった、自分が伸ばしたいキャリアとは異なることを述べています。

その上で転職活動を通して実現したい内容を挙げています。

具体的かつ前向きに変換して伝えることで、ネガティブな理由でも悪い印象を与えずに伝えることが可能です。

嘘や過激な表現を避け、誠実に伝えましょう。

【面接質問3】志望動機

例文

・当社を志望した理由を教えてください

・この職種(業種)を希望する理由を教えてください。

・応募する会社はどのような基準で選んでいますか?

なぜ我が社で働きたいのか、その理由も応募者を見極める上で重要な要素です。

会社への志望動機が主ですが、応募している会社の基準も合わせて聞かれることもあります。

加えて未経験の場合は、なぜ今のキャリアを捨ててその職種にチャレンジしたいのかという質問が来ることも考えられます。

自分のやりたいことや理由を言語化し、自信を持って答えましょう。

この質問を行う意図

この質問の意図は、応募者の熱意の確認です。

企業側も入社してもらったからには長く働いてほしいと考えているため、会社にどれくらいの熱意を持ってくれているのか、長く働いてくれそうかを判断しています。

回答する際のポイント

その会社でなくてはいけない点を伝える

志望動機を伝える場合、なぜその業界なのかではなく、なぜその会社で働きたいのかを伝えることが重要です。

例えば「SEとして上流工程にも携わりたい」という理由で転職する場合、そのまま伝えてしまうと上流工程に携われたらどこでもいいのでは?と思われてしまいます。

そうならないためにも事前に入念な企業研究をし、その会社でなくてはいけない理由を見つけましょう。

自分たちのために時間をかけて企業研究をしたという点も、面接官に熱意として伝わるでしょう。

自分がやりたいことができる点もアピール

今の仕事を続けたい、新しいことに挑戦したいなど、何かしら自分の希望ややりたいことがあるはずです。

あなたの会社でやりたいことが叶えられることをアピールすることで、長く働いてくれるという印象を残せます。

企業側も応募者の早期退職は避けたいところです。

腰を据えて働いてくれるという点もいい印象につながるでしょう。

回答の例

私はこれまで人事担当として幅広い業務を担当してまいりましたが、採用担当者としてキャリアを伸ばしていきたいと考えています。
採用業務に関わることで、組織の成長に直接貢献できると感じています。
優れた人材を採用することは、組織の競争力を高め、目標の達成に大きく寄与することができます。
また、人材の選考や採用プロセスの改善を通じて、組織全体の効率性と品質を向上させることも可能です。
私の幅広い業務経験や人材評価のスキルを活かし、採用業務において組織の成長と発展に貢献したいと考えています。
まずは結論として自分はどうなりたいのか、何をしたいのか述べましょう。
その上でこれまでの経験やその業種に対する思いを伝えています。
上記に加えて会社の理念に共感した等の文言を付け加え、その会社である理由を伝えられるとより熱意が伝わります。

【面接質問4】自己PR

例文

・自己PRをお願いします

・あなたの長所と短所はどのようなところですか?

・周囲の人からどのような人だと言われますか?

・(職種)におけるあなたの強みを教えてください

1つの面接で上記の例全てを聞かれることは多くありませんが、自分の強みに関する質問は1つはあると思っておきましょう。

また長所だけでなく短所を聞かれることもあります。

この質問を行う意図

入社後に会社に貢献してくれそうか、という点を見極めるためです。

もちろん利益は重要ですが、それだけでなく会社の成長にもつながる人を採用したいと考えます。

自己PRを通してこれまでに何を学んで、会社でどのように活かすかを伝えましょう。

回答する際のポイント

順序を立てて具体的に話す

自己PRを話す時、はじめからダラダラと話して結論を先延ばしにするのはNG。

①どのような部分が強みか(結論)、②結論に至った経験や成果、③締めの言葉でまとめることが重要です。

話の中で結論を先に言うと、自分が言いたいことを的確かつ効果的に伝えられます。

面接官に余すことなく伝えるためにも、まずは結論を伝えてから根拠を述べていきましょう。

「抽象的」ではなく「定量的」に示す

「○○を頑張りました」「××と言ってもらいました」では、はっきりと頑張った成果が見えません。

過程や努力は大事ですが、知りたいのはその先でどのような結果に繋がったかです。

過去の成果を話す場合、具体的な数値を入れるようにしましょう。

「例えば売上を○%伸ばしました」「顧客満足度が○%上がりました」というように具体的な数値を混ぜることで、自分がどれだけの成果を出したのか伝わりやすくなります。

回答の例

私はチームワークを重視した働き方で成果を上げることを実践してきました。
前職でのプロジェクトでは、チームメンバーとの緊密な連携を通じて、プロジェクトの納期を15%短縮することに成功しました。
週に1回の定例会議や進捗報告会を通じて、メンバー同士の情報共有を促し、スムーズなプロジェクト進行を実現しました。
これらの経験を通じて、組織の成功に貢献したいと考えております。
具体的な方法や数値を出すことで、どのような成果を上げたのかがわかりやすくなります。
予め考えておく場合、業務の内容に合わせて複数個考えておくといいでしょう。

【面接質問5】勤務条件・選考状況

例文

・現在の年収と希望年収を教えてください

・転勤の可能性がありますが、いかがですか?

・残業が月○時間ほどありますが、大丈夫ですか?

・いつ頃から入社できますか?

・現在何社選考を受けていますか?

・内定を出したらご入社いただけますか?

入社の条件や勤務に対する条件を質問として聞かれることも多いです。

自己PRや志望動機と比べて答えにくい質問もありますが、譲歩する姿勢を見せつつ自分の考えや状況を伝えましょう。

この質問を行う意図

これらの質問は入社してくれそうかの判断や条件のすり合わせを理由に行います。

お互いの希望や考え方が一致していないと、早期退職につながるかもしれません。

またお互いが納得した上で長く働いてもらうためにも、企業側としても聞いておきたい質問になります。

回答する際のポイント

柔軟な姿勢を見せつつ伝えるべき部分は伝える

例えば希望の年収を聞かれた時に、根拠もなく現状より高い金額を出すとマイナスなイメージを持たれてしまいます。

なぜ今より年収を上げたいかを具体的に説明しつつ、加えて譲歩する姿勢が重要です。

ただ全ての条件を譲歩してしまうと、苦しい部分に対して我慢しなくてはいけなくなりモチベーションの低下に繋がります。

例えば家庭の事情で転勤が不可なのに、転勤ありきで働き続けるのは厳しいでしょう。

譲歩できる部分と意思を通したい部分はしっかり伝えてください。

前向きな姿勢を崩さない

選考状況や内定後に入社してくれるかという質問に対しては、前向きに答えるように意識しましょう。

例え第2志望以降であっても、より志望している企業があるような答え方をすると印象が悪化します。

かと言って絶対入りますと宣言して辞退するのも避けたいところ。

絶対に入社する強い意思があるなら問題ありませんが、「前向きに検討しています」といったニュアンスで答えるのが無難です。

回答の例

希望年収

・希望の年収につきましては、御社の規定に従うつもりです。

・前職の年収は500万で、基本的には御社の規定に従うつもりです。

ただ前職年収と同額以上を希望いたします。

「御社の規定に従います」=企業側が提示した額に従いますという意思表示となり、謙虚な姿勢をアピールすることが可能です。

同額以上を希望する場合も、この言葉を入れておくことで年収がネックになって不採用になる可能性を減らせます。

残業や休日出勤

・前職では毎月30時間ほど残業しておりましたので、残業自体には抵抗はありません。

残業や休日出勤が恒常的にならないよう、業務フローや優先順位は適宜見直していきたいと思います。

・同じ部署にいる先輩方は月に何時間ほど残業をしていますか?

・大変申し訳ございませんが、家庭の事情がございますので急な対応が出来ない場合もございます。

しかしできる限り調整し御社に貢献したいと考えておりますので、都度相談させていただきたく思います。

残業を進んでやりたいという人は少ないかと思いますが、だからといって拒絶してしまうとイメージが悪くなります。

しかし中にはどうしても対応できない人もいるでしょう。

その場合は理由を話した上でできる限り対応すると伝えるのが無難です。

勤務地・転勤

転勤は全く問題ございません。

前職でも転勤の経験がございますので、採用いただけた場合は御社の発展に貢献できると考えております。

上記は転勤が問題ない場合の例文です。

しかし家庭の事情でできない人もいますよね。

もし難しい場合は、できない理由を正直に述べた上で、できない中でも成果を上げて会社に貢献する熱意をアピールしましょう。

募集要項に「転勤が可能な人」が含まれている場合は難しいですが、転勤の可否以上に人間性やスキル、熱意を感じ取れる応募者であれば採用される可能性があります。

転勤できないから受からないと諦めずに伝えてみましょう。

他者の選考状況

現在、○×業界を中心に、3社ほどの企業から選考の機会をいただいております。

私は御社の「○○」というビジョン・文化に強く共感しているため、御社を第一志望にしております。

本当は複数社受けているのに1社だけと嘘を付くのはNG。

しかし他社が第一志望と知ると、採用を見送られる可能性も上がります。

いくつか受けているが、貴社が第一志望だと伝えるのがおすすめです。

【面接質問6】逆質問

逆質問は、応募者が企業に対して質問する時間です。

業務や会社に関することを質問して理解を深めましょう。

気をつけたいのが、逆質問もアピールの場であることと、質問がないというのはできるだけ避けるべきというところです。

逆質問の例やポイントは、以下の記事をご覧ください。

面接官にいい印象を与えるポイント

同じ内容を話すにも、話し方や本人の姿勢次第で印象はガラリと変わります。

ポイントを3つ紹介するので、意識してみてください。

まずは結論から!自分の言葉でしっかりと回答

質問に対して答える時、まずは結論から話しましょう。

ダラダラと話し続けてしまうと、話にまとまりがなく伝わりにくくなってしまいます。

結論から始め、その結論に至る根拠や成果を話してみてください。

また質問に対する回答が思い浮かばない時に、ネットで見た言葉をそのまま使っていませんか?面接官は面接のプロです。

ネットの受け売りであるかどうかは見抜かれてしまうでしょう。

言い方やニュアンスを参考にする分には問題ありません。

会社のサイトや求人、社員インタビューなどを読みこみ、できるだけ自分の言葉で伝えることが重要です。

回答だけではない!表情や目線、視線も重要

どれだけ素敵な回答をしても目が合わない、声が小さくて聞こえない、猫背などで対応していると、自信がないようにも見えてしまいます。

伝える内容と同じぐらい、応募者の姿勢も重要です。

Web面接だと目を見て話すのが少し難しく感じるかもしれません。

しかし話すときは相手の目を見る、姿勢を正す、面接官の話には相槌を打つといった態度も面接官はしっかりと見ています。

面接の30分~1時間は集中して意識を続けましょう。

ハキハキと丁寧な言動を心がける

社会人として求められるようなマナーは、面接でも求められます。

上記に合わせて、明るくハキハキと丁寧な言動を心掛けましょう。

これらはそもそも社会人として常識的な部分です。

面接の時点で荒っぽい言動が見えてしまうと、取引先にもこの態度なのかと心配になりますよね。

言葉遣いにも十分注意してください。

転職面接に関するQ&A

全て本音で話してもOK?

基本的には正直に話しましょう。

特にスキルや経歴の嘘が後からバレると取り返しがつきません。

しかし気をつけたいのはネガティブな内容です。

特に退職の理由はマイナスな話になりがち。

ネガティブな理由を絶対に伝えてはいけないということはありませんが、伝え方を間違えると愚痴や悪口のように捉えられる可能性があります。

結論はポジティブな印象になるようにまとめましょう。

希望条件は特に注意!根拠をしっかりと話そう

働くのであれば残業なし、高い給与、休日は絶対に休めるところが理想ですよね。

しかし自分の理想を全て正直に話してしまうとわがままに映り、また仕事に対する意欲が低く映ってしまいます。

しかし「転勤は家庭の事情でできない」といったように、どうしても譲れない部分はあるでしょう。

対応が難しい理由を伝えつつ、譲歩する姿勢や意欲を見せるように心掛けてください。

絶対に聞かれる質問はある?

冒頭の自己紹介と最後の逆質問は多くの企業で聞かれます。

ただ絶対というものはなく、退職理由や志望動機に関して聞かれない可能性はあるでしょう。

しかし聞かれるものだと思って準備しておいてください。

聞かれることが多い質問

転職(退職)理由、志望動機、自己PR、将来やりたいこと、長所・短所に加えてこれまでの仕事の経験や成果は多くの企業で聞かれる質問です。

上記内容やこれまでに出した成果を数値を交えて用意しておくと、当日焦らずに答えることができます。

オンライン面接のポイントは?

オンライン面接はカメラを使って行いますが、対面より表情や言葉が伝わりにくいです。

そのため、表情の豊かさや身振り手振りを使うとおすすめ。

聞いて理解していることを伝えるためにも相槌も忘れずに行いましょう。

また暗く見えないように顔を明るく見せることも意識してください。

部屋の電気をつけることで解決することも多いですが、各種オンライン会議ツールで画面を明るくする機能が搭載されていることもあります。

カンペはバレる?

オンライン面接ではカンペを用意することができます。

しかしカンペを見る際に、目線が動くためバレる可能性が高いでしょう。

そのため絶対に言いたいことをメモしておく程度にとどめ、できるだけカンペに任せず自分の言葉で伝えるのがおすすめです。

またカンペを朗読するように読み進めてしまうと、声に抑揚がなくなり、相手に熱意が伝わらない可能性もあります。

常にカンペを見ることは避けましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

この記事では、転職面接におけるよくある質問や回答例を紹介しました。

志望動機や転職理由、自己PRは多くの面接で聞かれます。

よくある質問だからこそ、事前に企業について調べたり自己分析がなされているかも見られています。

実際に聞かれるかどうかは企業次第ですが、よく聞かれるとわかっている質問は事前に回答を用意しておきましょう。

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