【保育士はきつい】保育士で早期離職をする人が多いのはなぜ?早期離職の理由や転職を成功させるコツを紹介!

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保育士をしていて「こんなに仕事がつらいと思わなかった」そんなふうに思っている人もいるでしょう。

実は、保育士の仕事を早期離職してしまう人は多いものなのです。

そこで今回は、早期離職の理由や転職を成功させるコツを紹介していきます。

保育士をやめてしまっても、転職できるか不安で悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること

・保育士の仕事の特徴

・保育士の早期離職の現状と理由

・早期離職からの転職を成功させるポイント

・保育士におすすめの職種

この記事をおすすめしたい人

・保育士をやめたいと思っている人

・保育士の現状を知りたい人

・早期離職から転職を成功したい人

・保育士におすすめの職種を知りたい人

【保育士の早期離職】保育士とは?

そもそも保育士とはどんな仕事なのでしょうか。

小さな子供がいて、両親が働いている家庭にとっては、保育士の存在なしではやっていけないほど、大切な存在ですよね。

保育士の仕事は、「単純に小学校に入学する前の子供の預かって、お世話をすることなのでは?」そんなふうに思っている人もいるでしょう。

保育士の仕事内容、働き方、やりがい、給料についてそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。

保育士の早期離職の多い理由は、保育士の仕事内容と関係しているのかもしれませんね。

早期離職が多いのは、仕事の大変さや給料の金額などが関わってくる可能性もあります。

保育士とはどんな仕事なのか確認していきましょう。

保育士の仕事内容

保育士の仕事は、乳幼児を含む、小学校入学前の子供を預かり、お世話することです。

食事、おやつ、オムツ替えやトイレサポート、着替え、昼寝といった幼児の生活をサポートするのが主な仕事内容です。

もちろん他にも、室内遊び、遠足を含む屋外遊び、イベント行事などのアクティビティを行っていきます。

子供たちとの日常生活の中で、マナーを教えたり、規則正しい生活のルーティンに慣れさせたりするのも保育士の仕事内容です。

また小学校入学準備として、集団生活に慣れさせるのみ保育士の役割となります。

保育士の1日の流れ

・開園準備(朝会、アクティビティーの用意、子供の迎え入れ)

・自由遊び、散歩、水遊び

・昼食準備、トイレや手洗い補助

・昼食、歯磨き

・お昼寝、連絡帳記入、翌日準備

・おやつ

・自由遊び、お迎え、保護者への連絡や配布物の受け渡し

・片付け、翌日準備

こういった流れになります。

8時間勤務が基本となりますが、子供の園での滞在時間は10時間前後の場合が多いため、1日8時間以上の勤務時間となっております。

保育士の働き方

保育士が働いているのは、一般的な保育施設と考えられがちですが、実はさまざまな勤務地で働くことができる職業です。

保育士は、0〜6歳の幼児を預かる保育施設の他に、病気の子供を預かる病児保育、小学生を預かる学童保育、インターナショナルスクール、障害のある子供を預かる児童発達支援施設、歯科医院や美容院などの託児スタッフ、ベビーシッターとして働くことができます。

一般的な保育施設の場合、シフト制で働くことが多くなります。

早番や遅番といったシフトの分け方で、基本的に1日8時間勤務となっています。

また多くの保育施設は、土曜日にも開園しているため、休日は日曜日と平日の1日になる場合がほとんどです。

また保育士の資格を持っていると、正社員で働く以外にも、派遣社員、契約社員パート労働、アルバイト労働といった働き方が可能です。

勤務先の営業時間や利用者の人数などで、働き方は大きく変わってくるのが保育の仕事と言えるでしょう。

保育士のやりがい

保育士の仕事のやりがいはどんなところにあるのでしょうか。

保育士の仕事は基本的に小さな子供やその保護者が相手の仕事です。

そのため、やりがいも人とのコミュニケーションの中で生まれることが多いようです。

とくに大きなやりがいとなるのが、子供たちの笑顔が見られた時です。

子供が楽しそうに遊んでいたり、美味しそうにご飯を食べていたり、日常の笑顔が励みになることは多いものです。

また、保育士の仕事は、親御さんの代わりとなって子供を預かることでもあります。

そのため、保護者の方から感謝されることも大きなやりがいと言えるでしょう。

保護者の方が悩んでいる場合、育児について相談されたり、さらなるサポートを求められたりすると、「役に立てて良かった」そんなふうに思えるものです。

さらに、保育士の仕事は、同じ園で働く同僚とのチームワークが非常に大切な仕事です。

そのため、自分の仕事が園長や同僚から認められたり、褒められたりした時にはやりがいを感じることができるでしょう。

保育士の給与はどのくらい?

保育士の仕事は子供や保護者との関わりも多く、また子供を預かるという責任感のある仕事ですよね。

そんな大変な仕事にどれぐらいの給料が払われているのか、気になるのではないでしょうか。

年代ごとの正社員の保育士の年収

・20代で300万円〜350万円

・30代で370万円〜380万円

・40代で約390万円

・50代で約430万円

・60代で360万円〜390万円

となっております。

年齢が上がるごとに年収はアップし、様々な役職が与えられる50代が、年収のピークとなっています。

60代の場合、一線を退いている保育士も多く、給料は30代〜40代の平均年収レベルまで落ちる傾向があるようです。

日本の平均年収と比べてこの金額は低い傾向にあり、特に初任給の平均月収が22万円と少ないことが分かります。

またアルバイトの保育士の平均時給は1047円、パートや派遣社員の保育士の平均時給は1344円です。

保育士としてどのように雇われているか、夜間や休日に勤務しているか、といった条件によって給与も変わってくるようです。

【保育士の早期離職】保育士の現状とは

保育士の働き方、1日の流れ、やりがいや給与などが分かってきたかと思います。

保育士は正社員として働く場合、子供の相手や保護者とのやりとりなどで激務である一方、給与はあまり高くないことが分かりました。

さらにアルバイト、パート、派遣社員として雇われている場合には、時給が低い仕事であることが確認できたかと思います。

そこで続いては、保育士の早期離職の原因を知るために、保育士の現状を見ていきましょう。

実際には、どれぐらいの数の保育士がやめてしまっているのでしょうか。

早期離職をする保育士の割合

保育士として働くためには、保育士養成施設で学び、保育士試験に合格した上で、各都道府県で保育士として登録されます。

その後、一般的な保育所などに求人応募し、就職が決まり、働き始めることができます。

保育士の離職の現状を知るために、厚生労働省が発表しているデータを見ていきます。

現在、保育士資格を持ち、各都道府県で保育士登録を行っているのは約154万人います。

その中で、保育士資格を持っていても、保育士として働いていない人は約95万人いるようです。

さらに厚生労働省のデータによると、育所で働く保育士の離職率は9.3%であり、私営保育所においては10.7%となっています。

保育士全体の経験年数も、経験年数が8年未満である「経験が浅い」保育士が約半数となっています。

離職率のデータと保育士全体の経験年数の低さから、保育士の多くが早期離職を選んでしまっているという現状が分かります。

専門学校や大学などを卒業してから保育士になった場合、20代のうちには保育士を辞めてしまっているということになります。

保育士養成施設や保育士免許の取得のために、何年も費やして来たにも関わらず、辞めてしまう人が多い点が気になるかと思います。

逆に、20代を保育士としてやっていくことができれば、その後離職をせずに、働き続けている保育士も多いということがデータからも分かります。

【保育士の早期離職】早期離職の理由とは

保育士が早期離職をしているということは、先ほど紹介した厚生労働省のデータからもよく分かったかと思います。

保育士に早期離職者が多いのには、いくつかの理由があります。

早期離職者が多い理由

・給料が低い

・職場の人間関係

・仕事量や労働時間が多い

・体力面での理由

・ライフステップの変化

といった5つの理由が考えられるでしょう。

この5つの早期離職の理由について詳しく見ていきましょう。

「保育士を辞めたい」そんなふうに思っている人は、自分にも4つの理由が当てはまってくるかもしれません。

①給与が低い

保育士が早期離職をしてしまう大きな理由は、給料の低さです。

先ほども正社員の年収や、アルバイト・パート・派遣社員の時給を紹介しましたが、保育士は一般的に給与がひくいと言われています。

特に初任給や早期離職者の多い20代の平均給与は、異業種との20代平均給与と比べても低くなります。

保育士の20代の年収が300万円〜350万円であるのに対し、小中学校教師は20代前半で359万4500円、20代後半で452万2600の平均年収となっています。

また看護師は20代前半で約376万円〜約403万円、20代後半で約485万円〜476万円の平均年収があり、保育士の平均年収と大きな差ができてくることが確認できました。

保育園は、保護者からの保育料と国や自治会からの補助金から運営されています。

そのため、保育士の給与となる人件費は、運営費の50%以下に抑えている園も多く、結果的にお給料が少なくなってしまうのです。

保育園の運営体制にも問題があり、なかなか保育士の給与平均を上げることができません。

「給与が低すぎる」、「年収がなかなかアップしない」こういった悩みを持ち、早期離職者が増えてしまうのも納得できるでしょう。

②職場の人間関係

保育士の早期離職が多い理由として、職場の人間関係が関係していることも挙げられます。

どこの職場でも人間関係で悩む人はいるかと思いますが、保育士には女性が多く、余計に人間関係が難しくなってしまうようです。

同性の職員が多い職場は、どうしても閉鎖的になってしまうところがあります。

上下関係が厳しかったり、職員同士の仲の良さで派閥ができてしまっていたり、職場の雰囲気が悪くなってしまうことがあるのです。

さらに、保育士の仕事は多忙で、個人の仕事量も多くなり、人間関係を修復したり、改善したりする余裕はありません。

また職場での人間関係は、他の保育士との関係だけでなく、保護者との関係も当てはまります。

保護者からのクレーム、保護者からの保育士への無謀な注文、保護者が園のルールを守らないことに対する注意など、対応が必要なトラブルは多く発生します。

職場での人間関係が上手くいかなくなった時、すぐに別の園へ移動ができたら良いですが、そうもいきません。

現状を改善できず、ストレスが溜まっていく一方なので、離職する結論に至ってしまうのでしょう。

③仕事量や労働時間が多い

保育士の仕事は一般的な保育施設の場合は、基本的には8時間労働となり、朝晩や遅番などのシフト制で労働時間を調整しています。

担当するクラスの子供の年齢によって、仕事量は変わってきますが、常に子供の健康と安全確保を行う必要があります。

食事、着替え、排泄サポート、昼寝、遊びといった普段の活動に加え、子供が怪我や病気の際の保護者への連絡や保護者との情報の共有などを行う必要もあります。

勤務中に十分な休憩が取れなかったり、サービス残業をしなければ翌日準備が終わらなかったり、保育士の日常は非常に激務であると言えるでしょう。

また、保育施設によっては、日誌記入や定期廃棄物の作成を保育士に任せている場合もあります。

その場合、パソコン作業などの事務作業が仕事内容として含まれてくることもあるのです。

仕事量の多さや労働時間の長さから、ストレスや疲れが溜まったり、なかなか仕事をスムーズにこなせなかったりし、早期離職に繋がってしまうのだと考えられます。

④体力面での理由

保育士の仕事は、業務量が多く、労働時間が長いことがよく分かったかと思います。

そういった環境で仕事を続けていくためには、体力面がしっかりしていなければいけません。

1日中子供の相手をする、ということは非常に体力が消耗しますが、さらに一緒に運動したり、活動の準備をしたり、目まぐるしく働かなければなりません。

また、保育士1人辺りが見る児童数が大変多かったり、サポートが人一倍必要な子供がいるのにアシスタントがいなかったり、人手不足の園も見受けられます。

さらに、保育園という環境は、常に病気が慢性化している場所とも言えます。

そのため、風邪やインフルエンザといった病気が流行ってしまうと、いくら気をつけていても保育士自身も病気になってしまうこともあるのです。

体調が万全ではないのに、子供のお世話をするということは、非常に体力面できつい仕事だと言えるでしょう。

保育士という仕事は楽しくても、体力的についていけない、という理由で離職をしてしまうことも多い、という事実に納得がいきますよね。

⑤ライフステップの変化

保育士以外の仕事もそうですが、女性が多い職場は結婚、出産、家族の転勤などでどうしても転職者が多くなってしまう傾向があります。

保育士は若い女性が活躍する職業の一つでもありますから、ライフステップの変化がないほうがおかしいと言えます。

それなのに、結婚や出産を経験しても、どうにかして仕事を続けられる働き方がの体制が十分に整備されていないために、早期離職を選ぶこととなってしまうのです。

他の会社のように時短勤務、勤務地が選べること、土曜休みの確保といったライフイベントを優先する働き方ができないと、長く働き続けることが難しくなってしまいます。

さらに保育士という仕事はキャリアアップがし辛く、園内の役職は園長と主任だけという施設も少なくありません。

そのため、ライフアップの変化に伴い、人生にお金がどんどんかかってくるのに、給与が増えていかないのも早期離職の原因になってしまうのです。

【保育士の早期離職】早期離職から転職を成功させるには

保育士の早期離職には様々な理由があることが分かったかと思います。

育士をやめてしまったら、いったいどんなふうに働けばいいのだろうかと悩んでいる人もいるでしょう。

また、転職の方法が分からない、という人も多いと思います。

そこでここからは、異業種への転職を成功させるためのポイントを3つ紹介していきます。

異業種への転職を成功させるためのポイントを3つ

・異業種に転職する目的を明確にする

・保育士の経験をどう活かすか、自己分析を行う

・異業種の情報収集を行う

といった3点のポイントを詳しく解説していきます。

①異業種に転職する目的を明確にする

まず、保育士を辞めて、転職をしようと思ったら、転職したい目的を明確にしておきましょう。

転職目的や転職理由が曖昧な場合、上手く異業種に転職できたとしても、また保育士を辞めた時と同じ理由で退職したくなってしまう可能性があるからです。

どうして転職するのかをはっきりさせ、転職をすれば、転職先で悩みを抱えたり、最初は上手くいかなかったりしても、しっかりと頑張ることができるはずです。

目的は「給料が少ないから、保育士より給料が高い仕事を見つける」こういったもので構いません。

また勤務地や勤務時間に希望がある場合も、自分がどこであれば働けるのか(通勤できるのか)、希望の勤務時間はいつなのか、を具体的にしておきましょう。

異業種に転職する目的を明確にしておくことで、自分に合っている異業種を絞りやすくなっていきます。

②保育士の経験をどう活かすのか、自己分析を行う

保育士になるために、保育士養成施設で勉強したり、資格を取得したり、長年努力をしてきた人は多いことでしょう。

また保育士を実際にやってみて、組織内での人間関係能力など養われた能力があるでしょう。

そういった努力やスキルは次の仕事でも活かすことができるはずです。

まずは自己分析を行い、自分はどんな努力をしてきて、どんなスキルを持っているのかを考えてみましょう。

どんなスキルを持っているのか

・「食事、排泄サポートが苦ではない」

・「人とコミュニケーションを取るのが好き」

・「事務作業やパソコンワークを問題なくこなせる」

・「体力があり、体を動かすのが好き」

こういったスキルを思いつく限り書き出してみましょう。

その中で、自分はどういったことをこれからも続けていきたいのか、やりがいと感じたのはどういったことだったのか考えてみると良いでしょう。

保育士の経験はを無駄にせず、経験や知識を活かしながら、転職先を選んでいくことが成功の鍵となります。

③異業種の情報収集を行う

保育士の仕事から、異業種へ転職しようと思ったら、しっかりと異業種の情報収集を行うことが大切です。

とくに調べておきたいのが、仕事内容はもちろん、勤務時間、残業の有無、給与、キャリアアップができるか、結婚や出産の際の制度などです。

またどういったスキルを持っている人が働いている職業なのかも確認し、自分ができる仕事なのか探ることも大切です。

異業種についての特徴をよく理解をしておくことで、自分の強みの活かし方も分かってくるでしょう。

また実際に転職した後に、「こんな仕事だとは思わなかった」と感じてしまい後悔したり、辞めたくなったりすることを防ぐことにもなります。

異業種の情報収集の方法は、ネットを活用したり、実際にその職業についている知人に話を聞いたりするといいでしょう。

しっかりした情報を元に、保育士から異業種への転職の可能性を探っていきましょう。

【保育士の早期離職】保育士におすすめ職種

保育士から異業種への転職を成功させるポイントが分かったら、実際にどんな職種に転職できるのか、さっそく考え始めていきたいですよね。

ここでは、保育士から未経験の仕事へ転職をするのにおすすめの職種を紹介していきます。

転職をするのにおすすめの職種

・介護職

・営業職

・サービス職

・事務職

といった4つの職業を詳しく解説していきます。

保育士から未経験の異業種へ転職したいけれど、どんな職業を模索したらいいか分からない、という人はぜひ参考にしてみてください。

おすすめ①『介護職』

まず保育士からの転職でおすすめしたいのが介護職です。

介護職は、保育士と同様、資格保有者が付くことができる仕事ですが、資格にも多様性とレベルがあります。

介護職の資格には、介護職員初任者研修、介護福祉実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャー、介護事務、レクリエーション介護士、介護予防運動指導員、福祉用具専門相談員などの本当に多くの資格があります。

まずは資格がなくても介護士にはなれますが、実際に働きながら受験をすることが可能ですし、自らキャリアアップをしていくことが可能な仕事です。

介護士の仕事は、保育士の仕事と似ている部分があり、乳幼児の世話をする代わりに高齢者や障害者の日々のサポートを行っていきます。

また保育士資格をすでに持っている場合、介護福祉士試験の試験科目の一部が免除される優遇措置を受けることができます。

おすすめ②『営業職』

保育士の早期離職理由が給与が低いことなど給与面に悩みがある場合には、異業種の転職先で営業職を選ぶことがおすすめです。

営業職は、特別な資格は必要ありませんし、未経験であっても就きやすい職種の一つです。

ただ、「営業職」といっても会社の種類は様々ですから、給与面はもちろん、勤務地や労働時間、残業の有無などを確認し、どこの会社の営業職を選ぶか決めましょう。

営業職は、働き続けているうちに業績などが評価され、給与アップが狙える仕事です。

「年齢や性別がハンデになってしまうのでは?」

と考えてしまうかもしれません。

けれど、子供に関わる製品を扱っている会社や塾や習い事を運営する会社など、子供と関わった保育士の経験が活かせる会社はたくさんあります。

また保育士の子供から大人まで日々関わってきたコミュニケーションスキルは営業職での武器になるはずです。

おすすめ③『サービス職』

保育士から未経験の異業種へ転職する際におすすめなのがサービス職です。

サービス業というと、飲食店などで働く接客業と混同されやすいですが、実は接客業よりも、様々な業界がサービス業に当てはまります。

宿泊業、飲食業はもちろん、教育や学習支援業、医療、福祉、情報通信業、運輸業、郵便業、不動産業といったものもサービス業です。

サービス業は、知識やスキルを教えたり、お世話をしたり、おもてなしすることで生まれる仕事で、コミュニケーションスキルが重要視されます。

コミュニケーション力を活かしたり、お客様のために尽くしたり、保育士としての経験を十分に活かすことが可能です。

もちろん販売士や英語力など資格が必要なサービス業もありますが、未経験や無資格でも挑戦できるサービス業もたくさんありますので、保育士から挑戦できるはずです。

おすすめ④『事務職』

保育士から未経験の異業種へ転職する際におすすめなのが、女性に人気の事務職です。

事務職は会社の中でも、デスクワークを中心に行う職種となります。

事務職で必要なのは、ビジネスマナー、パソコン知識、メールや電話対応といったスキルとなります。

そのため、その会社の業界知識が不十分だったとしても、保育士として事務業務を滞りなく行えていた場合には、問題なく挑戦できるはずです。

逆に、保育士として働いていた時に、事務作業や電話対応などが苦手だった人には、おすすめできないのが事務職です。

事務職は取得しておかなければいけない資格はなく、経験をつみながらパソコンスキルを上げたり、仕事を覚えたりしていけばOKです。

事務職は、女性が活躍している場合が多く、結婚や出産といったライフステップにも対応した働き方があり、長く続けやすい職種としてもおすすめできます。

まとめ

今回は、保育士の早期離職の離職や転職を成功させるためのポイントをまとめてきました。

保育士の早期離職には様々な理由がありますが、転職を成功させるチャンスは、いくらでもあるということが分かったのではないでしょうか。

育士の経験や資格は異業種においても活かすことができるため、未経験への職種への転職もおすすめです。

「保育士をやめたいけれど、これからどうしたらいいか分からない」と悩んでいる人は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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