【例文あり】部活でガクチカをアピールするには?受かる書き方・ポイントを紹介!

【例文あり】部活でガクチカをアピールするには?受かる書き方・ポイントを紹介!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

目次目次を全て表示する

はじめに

多くの人は就活のためにガクチカを作成します。

しかしガクチカを作成することが苦手で、多くの時間を割いてしまう人もいます。

その他にも自己prや志望動機の作成にも時間を使うため、ガクチカの作成ばかりに時間をかけているわけにはいきません。

ガクチカを自然に早く作るために、例文ポイントを参考にしながら作成していくことがおすすめです。

この記事では、部活をやっている人向けの例文やポイントを徹底的に解説していきます。

【ガクチカで部活をアピールする】そもそもガクチカとは?

ガクチカと聞いて何かわからない人もいるかと思います。

ガクチカは面接エントリーシートでよく聞かれる質問であるため、しっかり対策をしておくことが大切です。

まずはガクチカとは何なのかを解説していきます。

ガクチカの内容

ガクチカとは、「学生時代力を入れたこと」の略です。

先述しましたが、就活では必ず聞かれる質問であるため、しっかり対策をしておきたい部分です。

ガクチカは基本的には3つ程度作成をしておくことをおすすめします。

企業によってはガクチカを複数聞かれることがありますし、作成しておいたガクチカがあまり企業の考えとはマッチしていない場合などがあるためです。

そのため、3つ程度部活勉強などの項目に分けて作成しておきましょう。

ガクチカを聞かれる理由

ガクチカを作成するうえで、なぜガクチカが聞かれるかを理解しておきましょう。

聞かれる理由を理解をしておくことで、採用担当者が求めている人材に少しでも近づくことができます。

複数の理由があるため、しっかりと確認をしておきましょう。

過去の経験から何を学んだかを知るため

ガクチカを聞けばその就活生の過去の行動何を学んできたかが分かります。

大会の成績や部活で重要な役割が任されていなくても心配することはありません。

結果がうまく出ていなくてもどのようにその課題にアプローチをして、壁を乗り越えていったのか乗り越えようとしたのかを伝えれば大丈夫です。

人間性を見るため

ガクチカを聞いてその人の人間性人柄を見ることがあります。

ガクチカの内容の濃さからその人が就活に対しての真剣さがわかったり、企業分析がしっかりされているような内容であると入社への熱心さが分かります。

そして何に興味があり、どのような考えの人なのかなどを見ます。

自分の考えに自信をもち、採用担当者に伝えるとよいでしょう。

企業とのマッチ度を見るため

ガクチカからその人の考えを読み取り、企業とのマッチ度の高さを見ます。

基本的に採用担当者は、企業とのマッチ度を多くの質問から読み取ろうとします。

企業とその就活生がマッチしていないと、仕事環境に大きな不満を抱いたり転職をされてしまう恐れがあります。

こうなってしまうと両者にとって不利益になってしまうため、正直に自分の考えを伝えるようにしましょう。

【ガクチカで部活をアピールする】部活をガクチカにして大丈夫!

ガクチカで部活のエピソードを話すのは、もちろん問題ありません。

むしろ文の構成や内容を充実させたら、高い評価を受けることができることが多いです。

部活はおすすめの話題であるといえますが、部活を題材にして書く人は多いため、書き方や抑えるべきポイントを間違えると他の人に見劣りし、評価が低いガクチカになりかねません。

何を伝えるべきなのか、どういう書き方が好まれるのかをしっかりと考えたうえで書くようにしましょう。

そして差別化をすることも大切です。

エピソードや経験、考え方は人によって違うため、ここの部分で周りとの差別化を図ると良いでしょう。

マネジャーでも問題ない

マネージャーも同じような熱意で取り組んでいると評価できるため、ガクチカにして問題ありません。

マネージャーという明確な役割がある分、他の人よりも濃い経験ができることがあります。

そして明確な役割があるため、ガクチカとして文章に起こしやすいというメリットがあります。

目立った結果を残せていなくても大丈夫 

部活で得ることは、所属した分野に関する知識や能力だけではありません。

運動部のみならず、文化部も多くの大会があり、良い成績を残すことを目指し日々活動しています。

その中で思うような結果が得られなかったとしても、アピールできることは十分にあります。

重要なことは、結果から何を学んだかという点です。

輝かしい実績は、それだけの努力ができることを明確に表す強い武器となります。

面接においても、結果を出す素質をアピールする手段のひとつとなりますが、企業は実績よりも課程を重視しています

華々しい実績がなくとも、力を入れて取り組む過程で得たことについて、自信を持ってアピールしてください。

【ガクチカで部活をアピールする】部活でガクチカを作成するメリット

ガクチカのテーマとして部活の話題を選ぶ人も多いですが、部活への取り組み方や考え方、結果から得る教訓はそれぞれであるため、独自性を持たせることは十分に可能です。

内容について押さえるべきポイントを整理し、適切に表現することでオリジナルの内容となり、高評価を得ることができます

一方で、差しさわりのないありきたりな内容であれば、評価が低くなる可能性があるため注意が必要です。

チームや組織での学びをアピールできる

体育会系、文化系にかかわらず、部活は必ず組織で構成されます。

部活という組織構造の中、上下関係やチームメイトとの付き合いで信頼関係を構築していく経験は、企業組織の中でも活かすことができます

一方、年齢や役割が違う人たちと行動したことのない人は、協調性の面で少々劣るため、面接の際に苦労することも少なくありません。

また、キャプテンや部長だった人は、リーダーシップやマネジメント力をアピールできる実績となります

企業は部活動の中での学びを聞くことで、自社の求める人物像に合致しているか、入社後の貢献度、経験を重ねた後のリーダーとしてチームを率いる素質があるかを判断します。

部活という組織の中で、自分はどんな役割を果たしたのか、どのような学びを得たのかをアピールしましょう。

明確な目標に向かって努力できることをアピールできる

運動部、文化部に関わらず、一般的に部活動には大会やコンテストといった明確な目標があり、その目標に向かいチームで努力します。

部活動で目標を達成するために努力する日々は、就活生一人ひとりに個別の課題やストーリーがあり、目標を達成するために実際に乗り越えたこと、努力した過程などを具体的に伝えることができます。

また、大会やコンテストに挑戦しても、思い通りの結果が得られないこと、いわゆる挫折や失敗を経験することも少なくありません。

学生時代、明確な目標に向けて努力し続けた経験は、挫折を乗り越える力やうまくいかないときでも地道に目標に向かって努力できるという忍耐力のアピールにつながります。

社会に出た際には、必ず挫折する場面があり、なかにはそこで逃げ出してしまう方も少なくありません。

企業は目標達成の過程を知ることで、入社後に課題に対して辛抱強く対応できるか、諦めずに業務に向き合うことができる人材であるかを判断します。

【ガクチカで部活をアピールする】ガクチカ作成のポイント

ガクチカを作成する際、ポイントを意識したうえで作成するようにしましょう。

ポイントを意識しながら作成することによって、採用担当者が読みやすい文章を時間を節約して作成することができます。

ここではポイントに関して詳しく解説していきます。

正しい構成で作成する

PREP法を用いて作成をしてみましょう。

P(Point、結論)で最初に結論を伝えることで採用担当者が話の内容を理解しやすくなります。

最悪でも他が伝わらなくても結論は伝わるようにすることができます。

R(Reason、理由)で結論を裏付ける理由を盛り込みます。

その行動に至った気持ちなどの理由として挙げるとよいでしょう。

E(Example、例)で理由を述べた後にさらにその例を出して信憑性再現性があることを伝えていきましょう。

具体的な数字を出すことでさらに伝わりやすくなります。

P(Point、結論)で最後に最初に伝えた結論を改めて述べることでポイントを強調することができます。

エピソードは1つ 

部活では知識面や技術面、対人関係においてさまざまな経験をするため、多くのエピソードをガクチカに盛り込んでしまう方も少なくありません。

しかし、テーマが多いことにより、一つひとつの内容は薄くなり、伝えるべきことをアピールできなくなってしまいます

そのため、エピソードは1つに絞り、伝えたい内容に集中してガクチカを作成するようにしましょう。

自身が一番伝えたいと思ったテーマに集中してまとめることで、聞いている人が理解しやすいガクチカになります。

具体的なエピソードを用いる

具体的でないと信憑性に欠けたり、採用担当者の目に留まるガクチカにならなかったりします。

数字を用いる方法が定番であり、簡単に使うことができる方法です。

例えば「〇〇の大会でベスト4に入りました」や「タイムを〇〇から〇〇に上げました」のようにするとより伝わりやすくなります。

企業を徹底的に調べておく

先述したように、企業とのマッチ度を見ることがあるため、内容を企業に合うように作成することがポイントです。

この時企業のことを詳しく知っておかないと企業とマッチするガクチカを作成することは難しいです。

企業を詳しく知る方法として、インターンシップに参加してみる方法Webで詳しく調べる方法があります。

インターンシップに参加することで実際に企業の方から話を聞けたり、実際に業務をすることもできます。

インターンシップにも選考があり、参加することが難しいものがありますが、積極的に挑戦してみましょう。

そしてWebにもその企業に関する情報が多く掲載されているため、調べてみるといいでしょう。

嘘をつかない

ガクチカは全部話した後にまた質問をされて深ぼられることがあるため、嘘の話をしていることがばれてしまうことがあります。

もし採用担当者にばれなかったとしても、入社した後も嘘をつき続けることになってしまいます。

嘘をつき続けることは大変であるため、本当のことを話しておいた方が無難であると言えます。

【ガクチカで部活をアピールする】部活をガクチカにするときのポイント

部活をガクチカにするときに注意しておいてほしいポイントがあります。

そのため、ここでは部活ならではのガクチカを作成するときのポイントを紹介します。

実績をアピールするのではない

ガクチカは実績をアピールしてもいいですが、それだけで終わるガクチカにしてはいけません。

先述しましたが、採用担当者はガクチカを聞くことによって熱意や経験から何を学んだかを見ます。

そのため実績をアピールするだけでは採用担当者が知りたい情報が入っておらず、不十分であると言えます。

その結果にたどり着くまでどのような考えをもって行動をしてきたかを述べるようにしましょう。

チームの中での役割を伝える

主将などのリーダー経験がある人はわかりやすいのですが、そのような明確な役割がなかった人でも問題はありません。

自分がどのような立ち位置にいてどのようなアクションを起こしてきたかを述べていきましょう。

例えば「みんなの話を聞いて、まとめる役割をしていた」のように述べることができれば良いと言えます。

専門用語はあまり使わない 

ガクチカでは、部活の経験をその分野を知らない相手にとってもわかりやすく伝える必要があります

そのため、ガクチカを作成する際には、部活内や競技内容について専門用語は基本的に使わないようにしてください

要点をまとめた文であっても、相手が専門用語を理解できないと、効果的なアピールにつながりません。

話を聞く側の立場に立ち、自分が経験してきた分野についてまったく経験のない人にも理解しやすい、伝わりやすいガクチカを作成することを意識しましょう。

【ガクチカで部活をアピールする】受かるガクチカの書き方

ここからは、効果的な書き方について解説していきます。

ガクチカは、内容の伝わりやすさが特に重要です。

文章の構成として、まず何に力を入れたかという結論から始めます

その後は、なぜ力を入れたかという動機、活動する中で設定した目標・達成するための課題を述べます。

そして、課題を乗り越えるために取った行動、挑戦したことで得た結果、結果から得た学びの順で作成すると良いでしょう。

1.結論 

ガクチカを作成する際は、最初に「何に力を入れたか」の結論を書きます。

冒頭部分に結論を書くことによって、今からどのような内容の話をするのかが相手に伝わりやすくなるのです

相手も最初に結論を聞くことで、その後の詳細な内容を聞くための準備ができ、全体のストーリーが頭に入りやすくなります。

このとき、読み進めるにあたって結論からずれる話とならないよう、統一感を持ったストーリーにまとめることを意識してください。

2.動機

次に、なぜその活動に力を入れたかという動機を書きます。

学業やアルバイト、ゼミなどがある忙しい学生生活の中で、なぜ部活に力を入れたのかを簡潔に伝えます。

単に誘われたからといった理由だけではなく、自分で決断した理由を書くようにしてください

3.目標・課題 

部活を初めてから目指した「大会」「コンクール」「○○記録」など、どのような目標を設定したかを明記します

また、その目標に向かって毎日練習を続けていたにもかかわらず、大会前にけがをした、記録が伸びなくなったなど活動の中でぶつかった課題についても書くようにしましょう。

部活動の中で自分自身が立てた目標、目標達成への課題を詳しく伝えることにより、続いて述べる行動についての理解が深まります。

より具体的に、自身の経験を理解してもらうよう伝えることで、努力の過程が伝わりやすくなるのです

4.行動 

続いて、課題を解決し、目標を達成するために取った行動を書きましょう。

企業は目標達成のために取った行動を知ることで、どのような価値観で課題をクリアできる人材であるか、柔軟な対応力があるかを判断しようとします。

目標や課題に対し、どのように受け止め、なぜその行動をする判断をしたかの考え方を述べることで、より具体的に課題解決に対する能力を示すことができます。

入社後の業務では、おおよそ難しい課題に直面するものです。

過去の行動を具体的に示すことにより、課題解決に向け合理的な行動を取ることができる経験と能力を持っていることをアピールしてください

5.結果

行動したことにより、どのような結果を得たのかを示しましょう。

明記できる成績がある場合は、具体的な順位や数字を用いることによりわかりやすく、納得感のあるガクチカになります。

順位や数字がなくとも、周りから得た評価や具体的にかけられた言葉を書くことで成果を示すことができます。

6.学び

最後に、部活動で得た結果から学んだことを述べます

学びを研究し、どのようなまとめ方をすると、志望先の採用選考に有利な印象のガクチカになるかを考えてください。

また、部活動を通じて得た学びは、企業が重視している内容にマッチしていると効果的です。

企業理念、背景をリサーチし、企業が求める人物像を理解したうえで、求められる人物像に合うようにまとめてください。

なお、部活動での経験から得た学びを、入社後どのように活かすことができるかを明確に述べることも重要です。

【ガクチカで部活をアピールする】例文

例文①:部活(体育会系)

例文①:部活(体育会系)

大学時代に力を入れたことは、ダンス部での活動です。

入学後に興味を持ったダンスでしたが、所属する学部にダンス部がなく、外部のサークル活動に参加しました。

ダンスにはさまざまなジャンルがあり、各チームでの一体感が必要なため、個々で練習したうえで、チーム全体での練習を重ねます。

ダンスの練習によって体幹が鍛えられたほか、表現力、コミュニケーション力も高まりました。

しかし、学年が上がることで、学業と並行しての練習時間の確保が難しくなっていき、必然的に他キャンパスでの活動時間が減ってしまったのです。

そこで、ダンスを続けるために所属の学部に部活を立ち上げました。

学部への届出、教授への顧問担当の交渉、メンバーの募集を行い、8名のチームで活動を開始することになります。

学部内にて鏡のある講義室の使用許可を得ることで練習時間を確保し、他キャンパスより先輩ダンサーの訪問指導を交渉しました。

部活を立ち上げたことにより、在学中にも無理なく、より楽しくダンスを継続することができるようになったのです。

また、活動に不利な環境においても、目標を設定し実現のための最良の方法を考えて行動することで、充実した結果を得ることができました。

貴社に入社した際には、現状にとらわれず新たな発想力と最大限の交渉力と行動力を活かし、より良い企画・提案を生み出していきたいと考えています。

例文②:部活(文化系)

例文②:部活(文化系)

大学時代に力を入れたことは、写真部での活動です。

趣味が旅行のため、訪れた先の風景をきれいな写真で記録に残すことができればと思ったのが入部するきっかけです。

写真の仕組みを学び、風景・人物像など、被写体に合わせた設定を専門的に学ぶ機会が初めてであり、カメラの技術をなかなか自分のものにすることができませんでした。

周りの部員と比べても表現力が上がらず、フォトコンテストへの出品も恥ずかしいと思うほどのレベルでした。

そこで、外出時には必ず身近な風景を撮影することとし、友人と出かける際にも必ずカメラを持参し、撮影の機会を増やすようにしたのです。

撮影を習慣化することにより、カメラを構えたときに自然と構図を考え、家族や友人にも喜んでもらえる自分らしい写真を撮ることができるようになりました。

諦めずにコツコツと練習すること、実際に自分の手を動かすことでスキルアップにつなげることができました。

貴社に入社した際には、目の前の問題に積極的に向き合い、主体的に必要な行動を取ることで組織に貢献できればと考えています。

例文③:部活のマネージャー 

例文③:部活のマネージャー

大学時代に力を入れたことは、水泳部での活動です。

私は中高と運動部のキャプテンを全力で勤め終え、選手としての部活動に悔いがなかったため、選手の練習環境を整えるマネージャーとして入部しました。

最初はサポートのポイントがわかりませんでしたが、先輩の動きや指導から、全体的な練習の流れを事前に把握し、あらかじめ準備することで無駄なく質の高い練習をサポートできるようになりました。

また、大会前や負荷の高い練習が始まる前には、選手全員に笑顔で声をかけ、前向きな雰囲気を作ることもマネージャーの仕事です。

効率良く練習に取り組めるよう、緊張感や疲労感が漂う中でも、常にモチベーションを保てるよう明るく努めました。

チームが全国大会へ出場し、入賞する選手が出るなど、日々の努力の積み重ねによって結果につながること、そのサポートができたことに喜びを感じます。

このサポートする喜びを経験したことから、コンサルティングという仕事を目指しました。

貴社での業務においても、クライアントの利益につながるよう最善のサポートができればと考えています。

【ガクチカで部活をアピールする】エージェントに相談しよう

就活のことで不安がある方はエージェントに相談してみましょう。

ガクチカの作成のアドバイスをもらえるだけでなく、面接の対策もしてくれます。

そのほかにも多くの就活に関する情報が掲載されています。

一人一人に熱心に対策をしてくれるため、まずは簡単登録をしてみましょう。

まとめ

この記事で部活をやっている方向けのガクチカの例文や作成のポイントを紹介してきました。

今回紹介したポイントを意識しながらガクチカを作成してほしいのですが、ガクチカには字数制限があることがあります。

しかしまずは気にすることなく形にしていくことを優先していきましょう。

その後に削る作業をやっていけば問題ありません。

まずは自分の考えを書き出してみましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます