就活浪人必見!公務員試験と民間企業はどちらがいいのか徹底解説

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在学中の就職活動がうまくいかず、大学を卒業することになった方、もしくは卒業した方を就活浪人といいます。

就活浪人を選択するのであれば、次の就活に向けて取り組む時間が十分に確保でき、さまざまな職種を目指せます。

とはいえ、就活をやり直すとしても、仕事の選択肢が多い故に、迷いが生まれやすいと思います。

特に、在学中に公務員試験に挑戦した方は、公務員試験と民間企業のどちらを受けるべきかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、就活浪人向けに、公務員試験と民間企業はどちらがよいのかを徹底的に解説します。

公務員試験と民間企業を受けるメリットとデメリットをわかりやすくまとめているので、就活浪人中の時間の使い方が分かります。

就活浪人時代の選択肢!公務員試験か民間企業か

就活浪人が決まった後、公務員試験と民間企業のどちらを選択すべきか迷っている方は、必見です。

公務員と民間企業それぞれの特徴を記載しておりますので、自分に合った働き方や将来設計を見つけてください。

公務員試験に再挑戦する理由

公務員試験に再挑戦する理由としては、以下の三つがあります。

給与が安定している

公務員は、民間企業とは異なり、倒産やリストラのリスクがありません。

また、年功序列で給与が上がるため、勤続年数が長ければ長いほど、収入が上がります。

リストラもなく、勤続年数に応じて給与が上がるのは、公務員の大きな特徴といえるでしょう。

公務員は社会的に信頼されている職業である

公務員は、民間企業とは異なり、倒産するリスクがありません。

そのため、ローンが組みやすく、また公務員独自の年金制度に加入できます。

希望する職種によっては、ルーティンの仕事もあるため、年金制度と合わせて人生設計を立てやすいケースもあります。

福利厚生が充実している

公務員は、都道府県や自治体ごとに手当や休暇制度が定められていることがあり、福利厚生が充実している傾向にあります。

育児休暇の取得のしやすさや、公務員の代表的な福利厚生である退職金制度、その他各自治体で定められている制度が例としてあります。

さまざまな福利厚生を活用できれば、ワークライフバランスを重視した生活を送れるでしょう。

公務員の待遇や働き方に魅力を感じる方は、公務員試験に再挑戦するべきでしょう。

民間企業への就職活動を始める理由

民間企業への就職活動を始める理由も紹介します。

以下の三つです。

成果に応じて高い給与がもらえる

民間企業は、利益を出すことが求められます。

そのため、公務員とは異なり、業績に応じて給与に差が生じます。

高い成果を出せば、その分報酬として返ってくるので、やりがいを感じやすいでしょう。

自分の好きなことを仕事にできる

必ずというわけではありませんが、民間企業では、自分の好きなことを仕事にできます。

というのも、民間企業を志望する場合、自分が興味を持つ業界や企業を目指すからです。

自己分析と業界研究を行い、希望する働き方や仕事を見つけられれば、民間企業は、自分の好きなことを仕事にできる場となります。

独立して成功をつかめる

民間企業では、仕事ができるようになると、ある程度裁量権を与えられます。

自分の判断で仕事を進めたり、チームメンバーに指示を出すことができるようになります。

そこで、さらにスキルアップをして成果を出すと、自分自身が独立、起業して成功をつかむことも可能です。

自分次第でどこまでも成長できるのは、民間企業の大きな特徴といえるでしょう。

民間企業では、自分の挑戦次第でどこまでも成長できます。

何かに挑戦したい方は、民間企業に就職するべきでしょう。

就活浪人時代に公務員試験を目指すメリット

公務員試験と民間企業を受ける理由について、それぞれ解説しました。

目指す方向性が分かることで、正しく就活を進められるでしょう。

ここからは、就活浪人時代に公務員試験を目指すメリットとデメリットについてお伝えします。

両方をバランス良く見て、就活浪人時代の過ごし方をイメージしてください。

1.試験勉強に集中できる時間が確保できる

就活浪人時代は、比較的時間に余裕があります。

そのため、公務員試験を目指す際は、試験勉強に集中する時間を確保できます。

一般的に、公務員試験に合格するためには、1200時間ほど勉強しなければならないといわれています。

大学卒業後は、当然ながら大学の授業に出る必要がないため、試験勉強に集中できるのは、大きなメリットです。

在学中に公務員試験を一度受験している方は、もう少し勉強時間を減らしても問題ないとは思います。

しかし、面接などの対策も入れると、やはり1200時間は確保しておいた方が安心でしょう。

就活浪人をして公務員試験を目指す場合、時間をフルに活用し、余裕を持って合格できるように準備しましょう。

2.試験範囲や対策を練り直す機会が得られる

過去に公務員試験を受験し、以下のような課題を感じた方も多いのではないでしょうか。

・配点が低い科目に取り組みすぎて、点数をあまり伸ばせなかった

・過去問の対策が後手に回り、受験直前で詰め込むスケジュールになってしまった

・筆記試験に時間を取られすぎて、面接対策を十分にできなかった

公務員試験を一度受けている方にとって、就活浪人は大きなメリットになります。

公務員試験は、出題範囲があまり変わりません。

そのため、苦手な部分の知識を補強することができますし、過去問対策も行いやすい傾向にあります。

試験対策に余裕が出ると、面接対策に充てる時間も確保でき、好循環が生まれます。

まずは、配点の多い科目や苦手な科目を勉強することで合格率を上げましょう。

筆記試験の対策が十分にできたところで、面接対策をするなど、具体的なスケジュールを立てることで、さらに合格率を上げられます。

3.公務員になることへの強い意志が見える

就活浪人をして公務員を目指すこと自体、リスクを背負った行為です。

というのも、公務員の試験は、年に1回だからです。

一度のチャンスに向けて自分の時間を費やすことは、自分を追い込むため、「公務員試験に是が非でも合格する!」という高いモチベーションを生み出します。

受験予備校に通えば、あなたと同じ境遇の方とも出会えるため、互いを励まし合いながら頑張れることでしょう。

一方で、公務員試験までは、約1年の期間があります。

長くモチベーションを保てるよう、勉強のペース配分を考えましょう。

最初からいきなり飛ばしすぎると、息切れを起こしてしまいます。

無理のない計画を立てて、ペースを乱さず試験対策を続けましょう。

就活浪人時代に公務員試験を目指すデメリット

続いて、就活浪人時代に公務員試験を目指すデメリットについて解説します。

就活浪人の時間をすべて公務員試験に費やすということは、その他の選択肢に制限がかかることを意味します。

公務員試験のために就活浪人をしている方もしくは検討している方は、これからお伝えするリスクを念頭に置きましょう。

1.民間企業への就職活動が遅れる

就活浪人の時間を公務員試験に費やすため、民間企業への就職活動が遅れます。

民間企業は、通年で採用活動を行うケースもあるため、年1回の公務員試験よりもチャンスが多いことは確かです。

しかし、新卒採用枠や既卒枠は、他の就活生により、日々埋まっていきます。

公務員を目指すことが悪いわけではありませんが、民間企業への就職を始めようとしても、採用してもらえる企業が少ない状態になりやすいことは覚えておきましょう。

また、就活浪人を既卒として扱う民間企業も多いため、大学生の頃と比較して新卒枠で受けられる企業が少ない事実もあります。

場合によっては、中途採用枠として就職活動をするリスクも生まれるので、こちらも注意が必要です。

2.職歴の空白期間が長くなるリスク

就活浪人を選択して公務員試験を目指すと、約1年間の空白期間が生まれます。

職歴の欄に空白期間が反映されることになるため、面接で不利になる可能性があります。

というのも、空白の期間が、面接官にネガティブな印象を与える可能性があるからです。

例えば、公務員試験を途中で断念して民間企業を受けると、空白の1年間で何をしていたのか、1年間でとった行動の理由や背景を詳細に質問されます。

1年間の活動内容を語れなければ、面接官にネガティブな印象を与えてしまい、就活が難航する可能性が高まります。

もちろん、就活浪人を選択した理由と、具体的な活動内容を面接官に伝えられれば、面接を通過する可能性は十分にあります。

しかし、面接官全員が、1年の空白期間をポジティブに見てくれるわけではありません。

空白期間が長くなり、マイナスな印象から就活がスタートするリスクがあるので要注意です。

3.再挑戦しても合格できない可能性がある

公務員試験は、倍率が高く、受かるのは簡単ではありません。

就活浪人を選択し、勉強時間を確保したからといって、確実に合格するとは限らないからです。

再挑戦しても、必ず合格できるわけではないことを覚えておきましょう。

なお、公務員試験には、年齢制限があることにも注意が必要です。

仮に、公務員試験に再挑戦したが合格できず、民間企業への就職に切り替えた場合は、他の就活生よりも遅れて参加することになります。

大学卒業後3年以内の就活浪人は、新卒枠として採用するという動きもあるため、チャンスはありますが、早めに取り組む必要があるでしょう。

民間企業への就職を選ぶメリット

公務員試験と同様、民間企業への就職にもメリットがあります。

公務員とは異なるチャンスやキャリアアップの可能性が開けているため、確認しておくべき重要ポイントです。

公務員にはあまり興味が湧かず、別の道を模索されている就活浪人生の方は読んでおきましょう。

民間企業への就職を選ぶメリットを具体的に紹介します。

1.スキルアップやキャリア形成の機会が増える

民間企業の大きな特徴は、仕事で成果を出せば、昇給や昇格の可能性があることです。

なぜなら、民間企業は利益創出に貢献できる人材を、高く評価するからです。

公務員とは異なり、民間企業は利益を出し続けなければ、倒産してしまいます。

そのため、民間企業は、事業活動に貢献してもらえる人材を手放したくありません。

貢献してくれる人材には報酬アップで報いるため、あなたのスキルアップやキャリア形成の機会が増えることにつながるのです。

また、企業によっては、副業を認めており、さらなる収入アップを目指せます。

副業が軌道に乗れば、本業とは別に収入を得られるため、スキルアップやキャリア形成につながるでしょう。

なお、本業と副業のどちらが成功しても、独立という道もあり、可能性は無限大です。

2.就活浪人期間を短縮できる

民間企業は、通年で採用活動を行っています。

そのため、早めに就活を始めることで、就活浪人期間を短縮できるメリットがあります。

就活浪人は、基本的に既卒として扱われ、中途採用枠として就活します。

中途採用は、通年で採用活動を行っているため、常に企業へ応募することが可能なのです。

民間企業への就職活動を始めるタイミングは、自分次第で早めることが可能なため、就活浪人の期間を短縮できるでしょう。

なお、大学卒業後3年以内であれば、新卒として就活浪人を採用する企業もあります。

新卒枠で就活する場合も通年で就活が可能です。

しかし、新卒枠にはピーク(3月〜6月)があるため、ある程度時期に合わせて活動する必要があります。

いずれにせよ、就職活動は通年で行われているため、就活浪人期間を短縮できることに変わりはありません。

3.さまざまな業界や職種にチャレンジできる

民間企業には、さまざまな業界や職種があるため、自分の興味がある会社で働けます。

また、業界や職種だけでなく、組織の大小や経営者の方針によって働き方も異なります。

数ある業界や職種の中から自分にマッチする仕事を選ぶには、自己分析や業界研究にある程度時間を費やさなければなりません。

とはいえ、柔軟に働き方を選べるのは大きなメリットでしょう。

自分に向いてる仕事が分からないとしても、会社の説明会やインターンを通じて自分の感じたことを整理し続けましょう。

そうすれば、次第に理想の働き方や仕事が見えてきます。

さまざまな業界や職種にチャレンジでき、将来のキャリアを描ける環境は民間企業独自のものです。

民間企業への就職を選ぶデメリット

民間企業への就職は、メリットだけではありません。

当然、デメリットも存在します。

民間企業へ就職することは、企業同士の競争に身を置くことに他なりません。

場合によっては、厳しい市場競争の中で実力を発揮し、成果を上げることを求められます。

さまざまな業種や職種が存在することは、同業他社が存在することと同義だからです。

民間企業への就職を選ぶデメリットを、ここで解説します。

1.公務員試験への再挑戦が難しくなる

民間企業へ就職することは、公務員試験への再挑戦が難しくなります。

理由は二つあります。

民間企業への就活に時間を取られ、公務員試験の対策に時間が取れない

言わずもがなですが、民間企業への就職活動に時間を割けば、その分公務員試験の対策に充てられる時間は、少なくなります。

十分な対策を施していなければ、公務員試験を突破することは難しいでしょう。

民間企業での就活経験が生かしにくい

公務員にもさまざまな職種がありますが、民間企業での就活経験をそのまま生かすことは難しいでしょう。

公務員は、民間企業とは異なり、利益創出を目的とする組織ではないからです。

そもそもの目的が異なるため、チャレンジ精神を持つ人材は求められていないケースが多く、公務員試験の面接官に好印象を与えにくいのです。

公務員と民間企業では、試験時期や求める人物像が異なるため、民間企業の就活後に公務員試験への再挑戦がどうしても難しくなるのです。

2.民間企業の競争率が高い場合もある

民間企業にはさまざまな業界や職種があるものの、人気が高い企業もあります。

人気が高い職種や企業を目指して就活する場合、他の就活生との厳しい競争が待ち構えています。

大手企業ともなると、給与と福利厚生が充実していることから、優秀な就活生が応募します。

公務員試験に合格することも難しいですが、人気の企業へ就職する場合、公務員試験以上に厳しい競争にさらされる可能性があります。

なお、仮に厳しい就活の競争を勝ち抜いた後も油断できません。

なぜなら、就活の競争を勝ち抜いてきたさらに優秀な人たちと競争しなければならないからです。

民間企業の中で成果を上げて認められるには、優秀なビジネスマンの中でもさらに目を見張る成果を上げる必要があります。

民間企業は、競争が全てではないものの、大なり小なり競争の要素が常にあることを覚えておきましょう。

3.民間企業での安定感が求められる

民間企業では、大きな組織となると、転勤や部署異動を経験します。

市場環境の変化に対応できるチームを作るためです。

競合が新商品を出せば、対抗するために新商品を作る必要がでてきます。

そのために、新商品開発チームを作ったり、増員したりするなど、組織変更が定期的に行われます。

そのような環境の変化に耐えられる安定感は、民間企業への就職後、重要なスキルになります。

仕事に対する姿勢や価値観が一定しており、仕事のパフォーマンスに上下が少ない状態は、会社として好ましい状態です。

パフォーマンスやメンタリティーが安定していると、仕事の成果がアップダウンせず、周囲の人間関係も良い状態を維持できます。

環境の変化に応じてモチベーションが上下する状態は、かかわりにくく、周囲の人と信頼関係を築けません。

環境の変化に耐えられる安定感がなければ、活躍は難しいでしょう。

就活浪人時代における公務員試験の対策方法

公務員試験を受けることを決めた場合、早めに試験対策を始めるようにしましょう。

過去に公務員試験を受けていると、傾向と対策を練りやすいですし、試験会場や面接の雰囲気もつかんでいて有利です。

就活浪人には時間の余裕もあるので、早めに試験対策を始められれば、それだけで優位な状態になります。

就活浪人時代における公務員試験の対策方法について紹介します。

試験範囲の整理と理解を深める

過去の試験案内を確認し、受験資格や試験範囲(試験形式や試験科目など)を整理しましょう。

大学卒業直後であれば問題ないとは思いますが、受験資格の年齢要件を満たしているかは、必ずチェックしましょう。

受験資格がなければ、そもそも挑戦ができません。

受験資格を確認して問題なければ、今後の試験対策を行います。

多くの試験では、筆記試験が最初に実施されるので、筆記試験の対策を優先的に行うことになるでしょう。

専門科目や論文の対策が必要なのかなど、最初にどのような対策が必要なのかを整理することで、スムーズに試験対策を進められます。

過去問題や模擬試験を活用する

試験範囲の確認と整理が済んだら、過去問題や模擬試験を活用して対策を進めましょう。

特に、筆記試験が苦手な就活浪人の方は、苦手科目の補強、解答の時間配分のシミュレーションを行いましょう。

過去の経験から改善ポイントを洗い出し、具体的な対策を施せば、前年よりも成績アップが可能です。

勉強方法の見直しも行いましょう。

勉強量が足りずに不合格となった場合は、過去問題をひたすらこなすことが重要ですが、頑張ったにもかかわらず不合格となった方は、勉強のやり方に問題があるかもしれません。

勉強の合間にスマートフォンを触ってしまい、集中できなかったなどのケースが該当します。

試験対策中は、スマートフォンの電源を切って、わざと触れないように工夫するなどの改善を図りましょう。

苦手な科目がある場合は、問題を解くよりも、解説を丁寧に確認して見直しに時間をかけるなどの対策もあります。

また、模擬試験を受験することで、試験対策と同時に、当日の雰囲気を疑似体験できます。

試験問題も前年の試験問題をベースに作られているので、腕試しになります。

受験料がかかりますが、個人でまかなえる範囲でしょう。

もちろん、受験後の見直しまで必ずやりましょう。

受験勉強のスケジュールを立てる

受験勉強のスケジュールは立てるべきです。

というのも、無計画に進めると、詰め込みすぎてモチベーションが低下したり、なあなあで勉強を進めて思うように成績が上がらなかったりするためです。

余裕をもったスケジュールを立て、予定外のイベントが起こってもリカバリーできるように計画しましょう。

1週間のスケジュールのうち、勉強する時間と具体的な勉強内容、休む日をバランス良く組み入れて無理のないものにしましょう。

もし、スケジュール通りにこなせなかった場合、詰め込みすぎている場合があるので、それは翌週のスケジュールを考えるときに修正しましょう。

1週間単位で計画を組むことで、柔軟にスケジュールを組み替えられます。

就活浪人時代における民間企業への就職活動方法

民間企業への就職活動を進める場合、就活浪人時代をどのように過ごせばよいのでしょうか。

何よりも避けるべきは、作戦なしに行き当たりばったりで就活を進めてしまうことです。

なぜなら、前回の反省をまったく生かせず、同じミスを繰り返してしまう可能性が高くなるからです。

同じミスを繰り返してしまうということは、また同じ結果になるということです。

それだけは、絶対に避けたいですよね。

学生時代の経験を振り返り、そこから新たな気づきを得ることが就活を成功させる一番の近道です。

ここでは、就活浪人時代における民間企業への就職活動方法をお伝えします。

自己分析を行い、適性を見極める

学生時代にも嫌というほど向き合ってきたと思いますが、再度自己分析を行いましょう。

なぜなら、就活浪人を選択するまでの経験をベースに、より深い自己分析が可能だからです。

学生時代は、学業はアルバイトで忙しく、また初めて社会と向き合うことから、満足のいく自己分析ができなかった方も多いのではないでしょうか。

就活浪人は、学業に費やしていた時間を全て就活に充てられますし、就活の経験が一度あるため、以前よりも深く自己分析ができます。

例えば、「在学中、就活でどのような行動をとり、どのような結果になったか。そしてそれに対し、自分はどのように感じたか」を考えることで、就活浪人の経験を強みとして考えられるようになります。

就活浪人を選択するまでに、つらい経験をたくさんしたと思います。

しかし、つらい経験を自己分析に生かすことで、就活浪人ならではの考え方や行動の変化が起こります。

面接を受けて、手応えを感じたことや、明らかにミスをしてしまったことを振り返り、自身の適性を再度見極めましょう。

企業研究と選考プロセスの把握

自己分析と同時に、企業研究と選考プロセスについても把握しておきましょう。

企業研究とは、「その企業が、誰に、どのようなサービスを提供しているか」を調べることです。

企業は、お金を払うお客様がいるからこそ、利益を出して社会に存在し続けられます。

言い換えれば、企業は、お客様のお悩みを解決するためにさまざまなサービスを生み出さなければなりません。

サービスを生み出し、お客様に貢献し続けるためには、サービス提供を担う人材の育成が必要不可欠です。

企業研究を行うということは、企業が行っているサービス提供を自分自身ができるか(したいか)を研究することなのです。

興味のある企業のサービスは、HPや就活サイト、会社説明会や書籍などで調べられます。

調べた情報を基に、「その企業が、誰に、どのようなサービスを提供しているか」をまとめておくとよいでしょう。

また、選考プロセスの把握も重要です。

新卒採用枠として就活するのであれば、3月〜6月が選考期間になります。

具体的なスケジュールを説明すると、以下になります。

3月〜5月:企業説明開始&本選考サイトの解禁

6月〜   :本選考開始(内々定通知)

もし、民間企業への就活を希望するのであれば、2月〜3月に興味のある企業の情報を集め、企業研究を進めておくとよいでしょう。

6月の本選考開始までに、働きたい会社を見つける確率が上がりますし、エントリーシートや面接の準備も早めに始められます。

なお、企業の選考は、主に以下の流れで進みます。

・書類選考

・筆記試験(SPIなど)

・1次面接(集団面接やグループワークなどが入ることも)

・2次面接

・最終面接

企業によって選考プロセスは若干異なりますが、おおむね上記の流れで進みます。

それぞれの試験を通過できるよう早めに対策を行いましょう。

書類作成や面接対策を行う

自己分析と企業研究が進められれば、働きたい会社と働く理由が出そろいます。

自己分析と企業研究が終わり次第、エントリーシートの作成や面接対策を始めましょう。

重要なことは、エントリーシートも面接も、自分の考え方や理想とする働き方が採用担当者に伝わることです。

そのため、書類作成も面接対策も、自分の考えが、誤解なく、スムーズに伝わるように工夫しましょう。

就活エージェントや協力的な友人にチェックしてもらい、相手に伝わるよう表現を修正し続けましょう。

他人から指摘をもらうことで、うまく伝えられていなかったことが見つかる場合もあります。

作成した後は、必ず他の人にチェックをお願いしましょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

就活浪人は、時間的な余裕があるため、公務員と民間企業のどちらも目指せます。

今回の記事を参考にし、公務員と民間企業、どちらに適性があるかを一度考えてみてください。

自分とじっくり向き合う時間を有効活用し、就活を成功させてください。

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