新卒で入社をしても、様々なことが原因で短期間で離職や転職をしてしまうことは決して少なくありません。
学生を卒業して社会に出ると、今までの生活とは一変し適応しづらいこともたくさんあるでしょう。
個人的な問題もある一方で、企業側に問題や課題があるケースが多いという現状を認識する必要があります。
新卒者が働きやすい職場とはどのような環境なのか、新卒者の離職率から考えていきます。
この記事では離職の原因だけでなく、離職を防ぐための対策も説明するので参考にしてみてください。
【新卒の離職率】離職率って何？算出方法は？
「離職率」とは、文字通り会社を何らかの理由で辞めてしまう人の割合を意味しています。
特に入社3年以内での離職を指すことが多く、早期離職率ともいわれます。
計算方法はどのくらいの年数に範囲を指定するかにもよりますが、ある年の入社人数と数年間での離職者数を比較しましょう。
2020年に200人入社し2023年までにそのうちの50人が退職したとします。
その場合の離職率は25％と算出可能です。
【新卒の離職率】現在の新卒離職率は？
では実際に現在の新卒離職率はどのくらいを推移しているのでしょうか。
業界ごとや中途採用の離職率と比較しながら現状を確認していきましょう。
業界別
業種別に新卒者の離職率を比較してみましょう。
近年高い値で推移している業界は、宿泊業や飲食業であり、なんと49.7％の離職率です。
同様に娯楽業やサービス関連は高い割合を示しており45％を超えています。
ストレスや体力的な問題が大きいようです。
一方電気やガスなどのインフラ関係は10％前後を推移しており、離職率が低いといえるでしょう。
またメーカーも20％を下回っており、安定して人材を確保できている業界といえます。
給与面や業務内容によって大きく左右されていることがわかりますね。
中途入社の離職率との比較
中途入社の離職率も見ていきましょう。
最終学歴や業種によって幅はありますが、どの業界でも40％前後で推移しているようです。
中途入社の人は新卒と違い、一回以上退職経験がありますよね。
そのため離職や転職に対するハードルがかなり下がっているといえます。
年齢も中途の場合はバラバラであるため、家庭の問題や時間的な制約を受けやすいという特徴があります。
【新卒の離職率】なぜ辞める？新卒離職の8つの原因
離職率について大まかに解説してきました。
離職理由は様々ですが、新卒者が離職してしまう原因としてよく挙がる8つの原因について見ていきましょう。
個人で解決すべきことや、企業が対策できることなど多岐にわたります。
一つずつ詳しく確認していきましょう。
仕事にやりがいを感じない
まず離職原因になりやすいのが「仕事にやりがいを感じない」ことです。
新卒者に限らず、仕事をするうえでやりがいはモチベーションや生産性に大きく影響する要素ですよね。
自分がやっていることがどのような意味を持ち、結果として何を生み出すのかが分からなければ必然的にやる気は起きにくいでしょう。
仕事をするうえで達成感を重視する人は思った以上に多く、単純な作業やハードな業務でも成果が分かればやりがいを感じるという人は少なくありません。
新卒者は直前まで学生であるため、好きなことや楽しいことばかりをしてきたというケースが多いのではないでしょうか。
社会に出るとやりたくないことをやるという機会の方が増えますよね。
やりがいを感じなくなってしまうと、他の仕事に興味が湧き離職につながってしまいます。
仕事に意味を見出すことが長く働くうえでのポイントです。
体力や精神的に辛い
生活時間や人間関係がガラッと変わるので、肉体的・精神的ストレスを感じる人は極めて多いでしょう。
慣れない仕事を任され、ノルマ達成や同期・上司からのプレッシャーなどで日々苦労する新卒者の話はよくありますよね。
時間とともに適応して当たり前のように仕事ができるようになるに越したことはありませんが、一度つらいと感じてしまうとなかなか仕事が手につかなくなってしまいます。
体力やメンタル面に自信がある人でも、小さいことがきっかけでリズムが崩れ働き辛さを感じることもあるでしょう。
長期的に働くためには心身の状態が極めて重要です。
体力や精神的な壁が新卒者にとって大きく感じ、離職の原因になることは珍しくはありません。
人間関係に問題がある
人間関係の問題は、自分一人ではどうすることもできません。
自分がまきこまれるパターンや、他者同士の関係のせいで職場の空気が悪くなることはごくありふれていますよね。
職場に行くたびに嫌な気分になったり、実際に嫌がらせや陰口などでストレスを感じてしまうことはあるでしょう。
特に新卒であれば、生意気な態度を取ったり明らかに仕事を覚えることが遅い場合は他の社員から嫌に思われてしまうかもしれません。
人間関係を改善するためには、話し合いをして意見を言い合ったりチームや組織としてリーダーを中心にまとまる必要があります。
時間をかけて修復することは可能ですが、一方で人間関係が崩れることは一瞬の出来事だったりしますよね。
人間関係の悩みを抱えてしまった場合、離職することは手段として有効でしょう。
新卒者が人間関係で離職してしまうケースは、原因の中でも特に多いといえるでしょう。
給与が低い
給与は就活や内定の段階である程度はっきりと分かっているはずです。
新卒入社であれば経験値がないため低めに設定されることが一般的でしょう。
もちろん本人も分かっているはずですが、企業によっては業務量や働き方に見合わない給与額であることもあります。
研修や教育などで業務を詰め込まれるだけでなく、新人だからという理由で拒否権もないまま仕事を押し付けられたりするケースもあるでしょう。
ある程度経験値を積み資格やスキルを身に付ければ昇給することもありますが、時間や体力的に難しく長期的に低い給料で働くことになる可能性もあります。
企業の規模や給与体系によっては全く同じ能力でもより多くの給与がもらえることもあるため、転職を考えるきっかけになります。
また給与のために仕事をすると考える新卒者も一定数いるため、給与が低い場合は離職してしまうというケースが珍しくないです。
給与が低いことが新卒者の離職率をを高めてしまう一つの原因になっているといえます。
入社前のイメージと違う
会社の雰囲気や仕事のやりがいなどは、当然入社してからでないと分かりません。
就活の段階では企業側も人材を確保するために多少よいイメージを持ってもらえるように気を配りますよね。
ところが、聞いていた話と違ったり明らかに想像と異なるようだと新入社員は戸惑ってしまうでしょう。
「入社してみたら雰囲気が最悪だった」・「研修の充実が強みと聞いていたのにすごく適当だった」など悪く見えてしまうと働く気持ちも無くなってしまいますよね。
逆にイメージが悪くても、実際に働いてみて働きやすいと感じることもゼロではありません。
企業側は可能な限り、就活の段階で事実やありのままの様子を就活生にお伝えする必要があります。
イメージだけが先行し、実際に働きにくいと感じてしまうことにメリットはないでしょう。
入社前後のイメージに苦しみ、結果的に離職を選択する新卒者もいます。
新しくやりたいことができた
長期的に同じ仕事をし続けることは、素晴らしいことであると同時に本当に大変なことですよね。
仕事に慣れてしまったために刺激がなくなり飽きてしまう人は多くいるのではないでしょうか？
あるいは仕事をする中で他の業種の人と関わったり、他の分野を勉強する機会があるかもしれません。
他のものに触れることがよい刺激となり、新しいことにチャレンジしたくなった人が離職という選択をする場合があります。
新しいことへの挑戦はいつでもワクワクしますよね。
不安も募りますが、その先の未来を創造すると困難にも立ち向かえるでしょう。
新卒入社後働きながら次のキャリアについて考える人も多く、資格の勉強や未知の分野について学びながら離職する準備を進めます。
ポジティブな理由であると考えることができ、企業としても応援してくれたり背中を押してくれることもあるでしょう。
離職理由の中では数少ない前向きな理由ですが、新たなキャリアに向けて旅立つ新卒者もいるのです。
家庭や個人的な問題を抱えている
仕事をするにあたって、生活に影響を与えることは職場の環境だけではありません。
個人的な事情や家庭環境も影響します。
例えば何か大きなけがや病気をしてしまうと、やむを得ず離職をしなければならなくなってしまうでしょう。
あるいは家庭の事情で引っ越したり金銭的な問題で転職をしなければならないケースも考えられます。
本人は長く働くつもりでも、思いがけず離職を強いられるパターンもあるのです。
労働に対する価値観の変化
新卒で入社した当初は仕事に慣れることが精いっぱいで、お金やキャリアについて考える時間すら確保できないかもしれません。
しかし仕事に慣れてくると、考えたり勉強できる時間が自然に生まれます。
改めて仕事について考える時に、仕事に対する価値観が変化する可能性は十分ありますよね。
なぜ働くのか、その仕事を続ける先に何が待っているのかなど根本的な部分で悩んでしまう人はよくいます。
自分のやりたいことがしっかりとできていれば悩みは出てきませんが、悩むということは今の仕事に何か不満や物足りなさを感じている何よりの証拠といえるでしょう。
新卒であれば経験値が少ない分年齢的にも十分行動に移せる範囲なので、悩みを解消するために離職をするという選択は間違いではありません。
【新卒の離職率】企業が講じるべき離職予防対策7選
新卒者がどのような理由で離職してしまうかについて、主な原因を解説してきました。
内面的なことも多く、企業が離職を防ぐためにできることは限られているでしょう。
しかし、それは適切な策を講じることでネガティブな理由での離職が減らせると解釈できます。
次に企業が新卒者の離職wp防ぐために講じるべき7つの策について説明していきます。
キャリア支援窓口や新入社員サポートを充実させる
まず「キャリア支援窓口や新入社員サポートを充実させる」ことが重要です。
新入社員、特に新卒であれば社会に出てくること自体に慣れておらず不安が多いことでしょう。
業務的な教育はもちろんですが、礼儀やマナーや精神面・金銭面などの教育やサポートが充実していれば少なからず彼らの不安を軽減できます。
勉強したいことや取りたい資格があれば、積極的に企業側が斡旋してあげれば取り組みやすくなりますよね。
仕事や人間関係などの悩みを相談できる窓口があれば、気持ちが楽になり働きやすくなるでしょう。
これから貴重な戦力として働いてもらうのであれば、新人の段階で丁寧で手厚いサポートをしてあげましょう。
新卒者の早期離職の防止につながります。
社員のメンタルケアや体調管理を徹底する
離職原因の一つに体力や精神の問題を挙げました。
体調管理は社会人であれば自己管理として当然のことであり、自分でできることはたくさんあるでしょう。
同時に企業が社員の体調や精神面をサポートすることも可能です。
大きな企業は抱える社員も多いため全員の体調を把握することは難しいでしょう。
例えばスマートフォンやPCなどで体温や体の調子を入力しデータ化するシステムを作っておけば、一括管理でき楽になります。
そして仕事やプライベートで感じるストレスを発散するために、社内イベントを企画したり無駄なルールをなくすなど工夫することで精神的な負担も軽減可能です。
心身の健康は仕事だけでなく生活の基本なので、企業でできるサポートは積極的に取り入れるとよいでしょう。
ミーティングや面談で意識や目標を共有する
「ミーティングや面談」は組織を運営するうえで極めて重要な役割を果たします。
企業は一つの目標に向かって、様々なメンバーを抱える大きなチームですよね。
考え方や能力はそれぞれ違い、一つにまとまることはそう簡単なことではありません。
ミーティングや面談は、メンバーが意識や目標を再確認しつつ自分の意見や提案などを示しながら方向性をあわせていく重要な機会です。
ただ仕事をするだけでなく、社員として主体的に参加するという意識が生まれ生産性の向上や団結力につながるでしょう。
ミーティングや面談では、なるべく発言しやすい空気を作り意見や改善点などをまとめておくことが大切です。
現代ではオンラインでも行えるため、働き方に合わせて適宜ベストな方法を選択してください。
組織運営ではお互いの認識を共有しておくことがポイントです。
不当な労働やハラスメントなど違法行為をなくす
「不当な労働やハラスメント」は会社内にあってはいけません。
度が過ぎると法律や人権を侵害することになり、最悪の場合行政処分や運営停止などの事態に発展する可能性もあるでしょう。
新入社員だからといって、雑に扱うことは許されません。
もちろん他の社員に対しても同様のことがいえます。
不当な労働やハラスメントは、多くの場合はっきりとした原因があるはずです。
根本的な原因を取り除くことで未然に防ぐことができるでしょう。
社内環境の改善につながり、新卒者だけでなくみんなが働きやすさを感じやすくなります。
会社運営で違法行為はもってのほかなので、必ずケアするようにしてください。
スキル・資格・実績を適切に評価する
離職してしまう原因として、給与が低いことや人事評価が適切でないことがあります。
特にやる気に満ち溢れ成果をあげている人ほど、頑張りや貢献を評価してあげる必要があるでしょう。
一般的にいう評価とは、給与額や報酬を指します。
資格や仕事での実績は評価対象としては分かりやすく、特定の資格を所有している人の給与額を挙げたり適宜インセンティブを支給したりすることで評価を表せるでしょう。
もし希望するポジションや役職があるのであれば、必要な能力を伝えたうえでチェック項目を用意することで試験のような形式で評価できます。
長く働くにはやりがいが原動力になりますよね。
お金だけがやりがいではありませんが、せっかく働くのであれば能力を適切に評価してもらいたいものです。
定期的に人事評価をする機会を設け、昇給や表彰という形で表現してみるとよいでしょう。
上司の意識や能力の改善を試みる
「上司の意識や能力」も新卒者の離職を防ぐうえで重要な要素です。
彼らは上司の働き方や教わったことを見ながら徐々に仕事に適応していきます。
もし上司が無能だったりだらけていたりしたらどう感じるでしょうか。
「なぜ能力の低い人に教わる必要があるのか」「自分もいずれ同じ道をたどるのか」というようなネガティブな感情を抱くでしょう。
優秀な上司の下で働きたいと感じる人は極めて多く、自分の能力向上や意識の改善にも大きく関わります。
上司は新卒者の教育をする一方で、自分の働き方や仕事の質を改めて見直す必要があるでしょう。
人事評価について言及しましたが、チェック項目や試験などを実施することで年齢やキャリアではなく実力がある人が活躍できるというシステムを構築できるでしょう。
上司の立場にある人も、常に高みを目指すことが企業全体によい影響を与えます。
社員への時間や金銭投資を惜しまない
「社員への時間や金銭投資」は、企業によってはなかなか自由が利かないことでしょう。
利益が上がらなければ、むしろ人件費を削ることも視野に入れる必要があります。
しかし新卒者を育成する時間や費用をケチることは得策とはいえません。
ある程度のレベルまで引き上げれば、自走できるということが期待できますよね。
個性や能力を活かす方法は自分自身で会得していくため、一度育ってしまえば立派な戦力になっていくことでしょう。
初期段階で教育を怠ってしまうと、人材が確保できずむしろ離職につながってしまいます。
将来を見据えて新卒者への初期投資は惜しまず、長期的な視点で育成していきましょう。
【新卒の離職率】新卒者が離職率の低い職場を選ぶためにすべきことは？
企業が新卒者の離職を防ぐためにすべきことについて解説しました。
新卒者としても、なるべくよい環境の企業で働きたいと考えるでしょう。
何度も転職したり壁にぶつかったりすることは避けたいですよね。
離職率が低い職場は社員の満足度が高いことを示しており、企業選びの際に参考になるでしょう。
就活で離職率が低い企業を選ぶときにどんなことをすべきかについて4つのポイントを紹介します。
面接の際に逆質問してみる
面接はほとんどの企業で実施されており、就活生は1回以上受けることになるでしょう。
面接中に企業側から質問を求められる「逆質問」の時間があります。
自分が疑問に思うことや確認しておきたいことは、逆質問して情報を積極的に集めるようにしてください。
変な質問や要項を見ればわかるような質問はできるだけ避けましょう。
離職や転職について直接聞くことは場合によっては失礼にあたるため、社員サポートや職場の雰囲気などについて聞いておくと内定時の企業選びの参考になります。
企業の情報収集を徹底し比較する
「企業の情報収集を徹底し比較する」ことで、離職率の低い企業を選ぶことにつながります。
企業の基本情報だけでなく、実際に働いた経験のある人の口コミや感想もインターネットで閲覧可能です。
良いことだけでなく悪いことも書かれている場合が多いため、フェアな視点で比較できるでしょう。
離職率が高い企業には何か大きな原因がある場合が多く、ネガティブな情報を集める方が参考になりやすいかもしれません。
離職率の低い企業に就職したからといって自分が快適に働けるとは限りませんが、少しでも可能性を下げることには直結するでしょう。
就活期間は少し長めに取り、企業説明会にたくさん足を運びながらじっくり比較検討することが重要です。
キャリアプランや目標を決めておく
働く目的や意味が人によって異なることはごく自然なことですよね。
管理職まで昇進したい・お金を稼いでいい生活がしたい・能力を高めて社会に貢献したいなど、いろんな形があってしかるべきです。
ゴールや目標は、仕事だけでなくほとんどすべての分野で必要といえます。
長く継続するためには、大きな理由が必要だからです。
自分の中で人生隊のキャリアや目標を決めておくことで、その仕事をする意味を自然と見出せますよね。
言い換えると、その仕事をするから最終目標に到達できるともいえます。
まだ学生を卒業したばかりで長い人生のことを考えることは簡単ではないでしょう。
しかしながら自分の人生を決めるのは自分であるということに変わりはありません。
最初から目標に沿った企業選びをすれば、離職の必要性を下げることが可能です。
数年単位の目標で構わないので、具体的な目標を決めておくことをおすすめします。
家族や友人にアドバイスを求める
「家族や友人にアドバイスを求める」ことも活用してみましょう。
特に親であれば社会人の大先輩にあたります。
少なからず様々な経験や苦労を重ねているはずですよね。
関係性も近いため、体験談やアドバイスを求めやすいといえるでしょう。
学生時代の友人であれば就活のタイミングが同じになるため、一緒に情報を集めたり希望する業界の話を共有したりできます。
就活は一人で頑張る必要はありません。
頼れる人には積極的に相談してアドバイスを求めてみてください。
ただし話を聞くときはしっかりと聞き、適宜メモを取るなどアドバイスを有効活用する工夫が必要です。
【新卒の離職率】新卒者が離職時に活用できる退職代行とは
新卒入社して頑張って働いても、離職しなければいけないときが来る可能性があります。
退職する時には可能な限り円満にスムーズに退職したいと思いませんか？
そのような人に「退職代行」について説明します。
退職代行とは、本人の代わりに他愛職に関わる一連の手続きなどを代行してくれるサービスのことです。
退職代行サービス会社や弁護士が個人でサービスを提供するような形があり、料金体系やサービス内容も様々。
会社への退職申請や書類の作成・煩わしい手続きなどを代行してくれるので、面倒なことをすることなく退職ができるでしょう。
その期間に転職準備や休養など時間を有効活用できるため、退職が不安な人にはぴったりのサービスです。
ただし、退職代行サービスを利用したがために企業とトラブルになったという実例が報告されており、必ずしも完璧な退職を保証しているわけではありません。
インターネットの口コミで比較検討が可能なので、初めての退職が不安な人は活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
新卒者の離職というテーマで両社の視点から解説してきました。
離職が悪いという考えは一切無く、特別ネガティブなイメージを持つ必要はありません。
誰にでも起こり得ることです。
しかし面倒なことも多く、必要ないのであれば避けたいという事実もあります。
不可抗力であるケースもあるため全て御ケアすることは不可能です。
この記事を参考にして、新卒者・企業双方が離職に対し理解や認識を深めるきっかけにしてください。
