保育士から事務職への転職がおすすめな3つの理由とは?事務職の種類やメリットについて解説

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現在、保育士をしていて事務職への転職を考えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

保育士はやりがいがある一方で、「責任が重い」「プライベートの時間が確保できない」といった不満の声があります。

一方、事務職は未経験でもチャレンジしやすい環境になっています。

また、専門的な知識も必要ないため気軽に始められる仕事です。

この記事では、保育士から事務職への転職に悩んでいる方に向けて事務職の種類やメリットについて紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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【保育士から事務職への転職】保育士から事務職への転職がおすすめな3つの理由

保育士から事務職への転職がおすすめな3つの理由は以下の通りです。

保育士から事務職への転職がおすすめな3つの理由

・未経験でも応募できる求人が多い

・研修制度が充実している

・ビジネススキルが身につく

それぞれ詳しくみていきましょう。

未経験でも応募できる求人が多い

事務職への転職がおすすめな理由の1つ目として「未経験でも応募できる求人が多い」からです。

事務職と聞いて「パソコンでのデータ入力、書類の作成・処理等、知識が必要なのではないか。」と思う方もいるかもしれません。

しかし、事務職は同じ作業の繰り返しで慣れていけば、取り組みやすい業務です。

そのため、事務職は未経験でも始めやすい仕事です。

研修制度が充実している

事務職への転職がおすすめな理由の2つ目として「研修制度が充実している」ことです。

企業が研修制度を取り組む理由として、人材育成や従業員の意識・スキルアップを図ることが目的です。

研修制度として「新入社員研修」「中堅社員研修」「スキルアップ研修」とさまざまな研修制度があります。

事務職では、業務スキル・知識が学べる環境が整っていることが多いでしょう。

そのため、事務作業に不安を感じている方でも安心して始められます。

ビジネススキルが身につくから

事務職への転職がおすすめな理由の3つ目として、ビジネススキルが身につくからです。

事務職は担当する仕事が広範囲なため、多種多様なスキルを磨くことができます。

例えば、電話対応での「コミュニケーション能力」、書類作成・処理を行う際の「作業の正確性・スピード」です。

そのため、1保育士から事務職へキャリア形成を図りたい方にとっておすすめな職種です。

【保育士から事務職への転職】事務職の種類7選

事務職にはさまざまな種類があり、主な種類は以下の通りです。

事務職の種類7選

・一般事務

・医療事務

・営業事務

・経理事務

・人事事務

・貿易事務

・総務事務

それぞれ詳しくみていきましょう。

一般事務

一般事務とは、一般企業の事務仕事です。

OA事務(OA事務とは、オフィスやパソコンを使って文書作成を行うこと。)書類の作成や保管、データ入力などの業務を行います。

そのほか、電話や来客の対応や郵送物の発送・管理なども担当します。

ほかの事務職と比べて専門性が低いので、比較的ハードルの低い種類の事務職といえ流でしょう。

医療事務

二つ目に紹介する事務の種類は、医療事務です。

医療事務とは、病院などの医療機関の事務の仕事を主に行います。

業務内容として、患者の医療費の控除分を健康保険組合などに請求するレセプト業務や受付、会計、電話対応、患者の診断内容・結果を記載します。

レセプト業務とは、組合健保や協会けんぽ、市区町村などの健康保険の保険者に診療報酬を請求する業務です。

医療業務はルールが多く、レセプト業務を行う際は、専門知識が必要です。

しかし、作業自体は難しくありません。

事務仕事が初めての方でも始められるため、応募する方が多いです。

営業事務

三つ目に紹介する事務の種類は、営業事務です。

営業事務とは、営業の際に使用する発注書や請求書の書類管理や発送、お客さんの対応などを行います。

営業成績を分析し、数字の面で営業職のサポートなどを行う業務もあります。

営業職は「商品を販売すること」「営業事務はその商品の管理や顧客対応」など、営業職を担う大事な業務です。

経理事務

四つ目に紹介する事務の種類は、経理事務です。

経理事務とは、会社のお金を管理する業務です。

例えば、現金の支払いから受け取り、伝票の仕分け・処理、経費精算を行います。

その他、直接銀行へ行ってお金の振込などを行うこともあります。

事務の中では特に数字を扱うスキルが求められるため、簿記や会計に関する専門的な資格を有していると有利でしょう。

資格を保有することにより、月次決算の補助や月次・四半期・年次決算など重要な仕事を任せてもらえます。

人事事務

五つ目に紹介する事務の種類は、人事事務です。

人事事務とは、従業員の雇用や保険の管理を扱う業務です。

新卒採用・退職・異動の際の手続きや、従業員の給与の計算が主な業務内容です。

貿易事務

六つ目に紹介する事務の種類は、貿易事務です。

貿易事務とは、海外との取引をする事務職です。

主に輸入・輸出時になどに対象となる取引先と連絡を取ったり、輸出する品の配送業務の手配、商品を保管するため倉庫の管理が必要になります。

海外企業と取引することが多く、書類を英文で作成したり、英語でのコミュニケーションが必要になることもあります。

そのため、比較的専門性が高く、英会話でのコミュニュケーション能力があると有利です。

総務事務

最後に紹介する事務の種類は、総務事務です。

総務事務とは、総務部で働く事務職のことです。

業務としては会社によってさまざまですが、来客や問い合わせの対応・社内文書の作成・経理など様々な業務を担当することが多くなっています。

他の部署が行えない分野を引き受けるため、会社全体をサポートする重要なポジションでしょう。

【保育士から事務職への転職】保育園から事務職へ転職する6つのメリット

保育士から事務職へ転職したいと考えている方がいるのではないでしょうか。

事務職へ転職することによるメリットは以下の6つがあげられます。

事務職へ転職することによるメリット

・残業が少ない

・体力的負担が軽減される

・収入が上がる可能性がある

・自己成長ができる

・新しい人脈を築ける

・キャリアアップのチャンスができる

それぞれについて詳しくみていきましょう。

残業が少ない

事務職は、残業が少ないことです。

子どもたちが保育園にいる時間帯は、保育活動がメインの仕事となります。

子どもたちが帰宅した後に保育活動以外の作業などを始めることも多いため、残業が発生しやすい環境になっています。

また、保育士は人手不足のため、一人が抱える業務負担が多くなります。

人手不足であるにも関わらず、残業代は支払われず「サービス残業」が浸透しています。

一方、事務職は持ち帰り仕事がなく、社内で完了する仕事になっているため、残業は少ないのが特徴です。

体力的負担が軽減される

事務職は、基本的にデスクワークでの仕事になります。

そのため、保育士に比べ、体力的負担が軽減されます。

保育士の場合、子供たちと遊んだりするため、精神的にも疲れが出やすいでしょう。

事務職では、黙々と作業が行えるため、体力的負担が軽減されるのです。

収入が上がる可能性がある

事務職は、保育士に比べ、収入が上がる可能性があります。

年収が大きく開くわけではありませんが、事務職の平均年収が数十万円高いと把握しておきましょう。

事務職では残業は基本的にないため、就業時間に対する収入は事務職の方が圧倒的に高いと考えられます。

収入面で不満がある保育士にとって、事務職へ転職することは、大きなメリットとなるでしょう。

自己成長ができる

事務職として活躍するためには「コミュニケーションスキル」「作業の正確性・スピード」「PCスキル」とさまざまなスキルが必要です。

保育士では経験しない業務のため、慣れるまでは大変かもしれません。

しかし、上記のスキルを身につけることで、自己成長に繋がります。

事務職は自己成長ができる環境に適しているでしょう。

新しい人脈が築ける

事務仕事は、同僚や取引先企業の方とも関わりが持てます。

保育士では、幼稚園での関係しか築けません。

しかし、事務職では、社内・社外関わらず、関わりを持ちます。

そのため、多くの方と繋がり人脈を築けるでしょう。

キャリアアップのチャンスができる

事務職は、個人のキャリアアップが期待できます。

書類作成・データ入力等こなせる仕事が増えれば、会社から評価も高くなるでしょう。

そのため、事務職の仕事を完璧にこなせるようになれば、昇格といったキャリアアップのチャンスが図れるでしょう。

【保育士から事務職への転職】保育士から事務職へ転職する3つのデメリット

メリットも多様にある一方で、もちろんデメリットも存在します。

デメリットについて紹介します。

事務職へ転職することにより主に以下の3つのデメリットが取り上げられます。

3つのデメリット

・やりがいを感じられない可能性がある

・イメージと異なる可能性がある

・AIにとって代わられる可能性がある

いかについて深堀していきましょう。

・やりがいを感じられない可能性がある

事務職に転職することで、仕事のやりがいを感じられない可能性があります。

保育士を志望した方の多くは「子どもと関わる仕事がしたい」という方が多いでしょう。

しかし、事務職に転職してしまうと子どもと触れ合う機会がありません。

また、事務職はデスクワークでの仕事が大半なため、活発的な仕事を好んでいる方にとってはとても辛い仕事になってしまうでしょう。

そのため、子どもの成長にやりがいを感じられる保育士にとって、事務職の仕事にやりがいを感じにくいかもしれません。

・イメージと異なる可能性があり

事務仕事は残業が少なく、基本的に書類作成やデータ入力といった基本スキルがあればこなせる仕事と考えている方が多いかもしれません。

「残業がない」「基本スキルで通用するから難しいスキルは必要ない」という理由から転職したにも関わらず、契約内容と違ったり、思っていたイメージと違ったりという可能性があります。

また、理不尽な業務をやらされたり、人間関係が上手くいかないこともあります。

事務職の仕事は決して楽ではないことを認識しておきましょう。

・AIにとって代わられる可能性がある

パソコンで作業する事務職は、AIの発展によりとって代わられる可能性があります。

AIは、作業の効率化ができたり、人間より正確に業務を遂行できたりします。

もちろん、人間にしか行えない作業もあるため、仕事がなくならないとは言い切れません。

しかし、事務職に転職することは、職を失う可能性が高くなると言うことです。

一方、保育士の仕事は、いくら技術が発展しようが、ロボットに置き換えることは難しい業種と言えるでしょう。

上記のことを考えると、事務職よりも保育士の方が将来性があるかもしれません。

【保育士から事務職への転職】事務職へ転職する際の必須スキル

保育士から事務職へ転職する際に必要なスキルは、以下の通りです。

保育士から事務職へ転職する際に必要なスキル
  • タッチタイピング
  • オフィスソフトのスキル
  • Googleドキュメントやスプレッドシートのスキル

それぞれのスキルを詳しくみていきましょう。

・タッチタイピング

転職する際に必要なスキルの一つ目として、タッチタイピングが挙げられます。

タッチタイピングとは、手元を見ずに、PCに文字を入力するスキルです。

必須スキルではありませんが、タッチタイピングを習得すると、作業効率が上げられるでしょう。

事務仕事は、パソコンでの入力作業・書類作成が主な仕事です。

入力作業が遅いと、同僚に迷惑をかけてしまうかもしれません。

転職の際に有利となるタッチタイピングのスキルを身につけておくことをおすすめします。

・オフィスソフトのスキル

転職する際に必要なスキルの二つ目は、オフィスソフトのスキルです。

オフィスソフトのスキルとは、エクセルやワード、パワーポイントなどを使いこなせるスキルです。

オフィスソフトのスキルを身につけることによって、資料作成やデータ入力などの作業ができます。

・Googleドキュメント・スプレッドシートの操作スキル

転職する際に必要なスキルの三つ目は、Googleドキュメントやスプレットシートのスキルです。

Googleドキュメント・スプレッドシートは、多くの企業で使用されています。

オフィスソフトのスキルに加えて、Googleドキュメント・スプレッドシートも容易に操作できるようにしておきましょう。

【保育士から事務職への転職】事務職へ転職する際に役立つスキル

保育士から事務職へ転職する際に役立つスキルは、以下の通りです。

保育士から事務職へ転職する際に役立つスキル
  • 会計スキル
  • フィグマのスキル
  • キャンバのすき
  • 英語力

それぞれのスキルについて、詳しくみていきましょう。

・会計スキル

事務職へ転職する際に役立つスキルの一つ目として合計スキルです。

会計スキルとは、決算書からお金の流れやその会社の状況を読み取ることができる能力です。

ように、簿記の知識を必要とします。

会計スキルは事務職だけではなく、さまざまな業種で活躍の場を広げられます。

例えば、経理・法務事務・銀行事務です。

事務職へ転職希望の方はぜひ会計スキルを身につけておきましょう。

・フィグマのスキル

事務職へ転職する際に役立つスキルの二つ目としてフィグマのスキルです。

フィグマとは、ブラウザ上で簡単にデザインできるツールです。

ホームページ・WEB広告用のグラフィックデザインの作成、プレゼン資料の作成で使われます。

フィグマは場所を選ばずに、画面の制作ができるため最近では多くの企業が活用しているツールです。

事務職へ転職希望の方はぜひフィグマのスキルを身につけておきましょう。

・キャンバのスキル

事務職へ転職する際に役立つスキルの三つ目としてキャンバのスキルです。

キャンバとは、フィグマ同様画像デザインソフトです。

キャンバには、豊富なテンプレートがあり、SNS・マーケティング・教育向けと多様なジャンルから選びデザインできます。

フィググマ同様に多くの企業が活用しているツールです。

事務職へ転職希望の方はぜひキャバのスキルを身につけておきましょう。

・英語力

事務職へ転職する際に役立つスキルの四つ目は英語力です。

英語力とは、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つのスキルを総合的にしたスキルです。

現在は、グローバル社会になっており、海外とのやりとりが増えていくでしょう。

その際、英語力を身につけていれば、高い評価を会社から得られます。

海外とのやりとりができるようにリーディング・スピーキングには特に力を入れておきましょう。

【保育士から事務職への転職】面接でよく聞かれる質問

面接でよく聞かれる質問は、以下の通りです。

面接でよく聞かれる質問
  • 自己PR
  • 転職した理由
  • 志望動機
  • 前職

それぞれの受け答え方について詳しくみていきましょう。

・自己PR

面接時によく聞かれる質問の一つ目に、自己PRがあげられます。

自己PRとは、応募先企業で活かせるスキルや強みを紹介することです。

そのため、自分が持っているスキル・強みをアピールしましょう。

・転職した理由

面接時によく聞かれる質問の二つ目に、転職した理由があげられます。

転職した理由を聞かれた際は、嘘偽りのない真実を伝えましょう。

ポジティブな転職や成長のための転職であることをアピールすることが重要です。

保育士でのネガティブな発言は避け、現在のスキルや経験を新しい職場で活かしたいという前向きな姿勢を示すと良いでしょう。

・志望動機

面接時によく聞かれる質問の三つ目は、志望動機です。

今後のキャリアプランや将来のビジョンを考え、企業を選ぶことが大切です。

志望動機を明確にして「どうしてこの企業で働きたいのか」「この企業で何をしたいのか」を面接時に伝え、アピールすることをおすすめします。

・前職

面接時によく聞かれる質問の四つ目は、前職です。

「保育士を通じて何を得ることができたのか」「保育士で学んだ仕事を事務職でどう活かしたいのか」をアピールしましょう。

保育士としての経験の活かし方を明確にすることが重要になるポイントです。

・将来のビジョン

面接時によく聞かれる質問の五つ目は、将来のビジョンです。

将来のビジョンは、目標とするキャリアアップや成長したいスキル・経験について具体的に伝えることが重要です。

転職先の企業に合わせた回答を事前に準備するとよいでしょう。

企業のビジョンや文化と自分のビジョンの整合性を取ることが重要です。

まとめ

今回は保育士から事務職へ転職する際の種類やメリットについて紹介してきました。

事務業界についてしっかり調べ、スキルや経験の活かし方を事前に明確にしましょう。

また、自分が転職したいと思う目標を考え、それを伝えられるように準備しておくことが必要です。

面接では、志望動機・自己PRなどについて質問されることを想定し、しっかり対策をとっておきましょう。

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